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足が絡まっても、踊り続けて

ヒナまつりとは、まあヒナが可愛いだけのアニメです。嘘です、アンズちゃんが一番可愛いです。今回は、爆発サイコー人間としては、珍しくアクションや芝居作画を取り上げます。


アバン格闘1:荒木涼作画
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バシバシと相手の攻撃をいなし、スキができたら即座に突く。全体的に、動きは速く目で追えないところもありますが、キレイに捌いているな、ということは伝わる。ここは、要するに、マオの強さが分かればいいわけですから。

アバンは主に荒木涼さん。名前は知っているていどの認識でしたが上手い。

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突き飛ばされた後に体勢を立て直し、反撃に移るまで。服のしわに注目。服のしわカゲの移動によって、重心の動きや、予備動作(※殴る前の振りかぶりみたいなもんです)を示す。これがひとつ、竹内調の特徴的なところかなと。


アバン格闘2:荒木涼作画
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マオが殴るとき、オバケ・ブレ線が見られますね。この辺も特徴かなー。んで、吹き飛ばされるシーンがありますよね。このやわらかく吹き飛ばされるところもけっこう大事。すぐにフェードアウトせずに割と画面に残る時間が長い。よって、目に残る。飛び散る汁もいいアクセントになってますね。

汁は打ち上がっているんで、倒れる人より後に落下するはず。ですので、これは理に適ったシーンかなと思います。あとは、まあ、この辺のしわにも注目されたい。

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蹴り上げられた膝下の服が上に寄り、しわが大きく動く。


ワタシノスマートフォンガー:竹内(哲也)作画
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竹内作画です。特徴である、しわの多さ・大きさは、スマホ達人の服を見るとよく分かりますよね。ときどき、ミシュランみたいになる。荒木さんと違うのは、中割りの多さですかね。スマホ達人が、慌てるときに首を小刻みに振るわけですが、ここの枚数が多い。荒木はシーン全体重視かな、一方で竹内はカット単位で芝居重視な感じ。



竹内調の特徴はだいたい分かったと思います、整理しとくぞい。

竹内調(竹内哲也作画)の特徴
1、大きめのしわのカゲで体の動きを示す
2、小刻みな動きが多いため中割りが多くなる
3、ビクビクんみたいな動きでランダムさ
4、ブレ線の多用


あと、ヒナまつり全体に言えることですけど、しわが目立ちですねえ。

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さいきん気付きましたが、しわって、服と体の密着具合の表現ですね。もしくは、服と服の間です。その間に、どれだけ空気が入っているかで、しわ作画(しわの大きさ・多さ)って決まるのかな。じっさい、ヒナを見ると服のサイズが合ってないんで全体的にしわが入っている。新田のパンツはあまりしわないですが、背広は割としわが入っていますよね。





アバン以外の良い作画も見ていきましょうかね。


ヨッコラセ:?作画 ★
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新田がイモムシ収納みたいなのに足をかけて裏返す。裏返す時に、腕・肩甲骨に力を入れて、腰で持ち上げていることが分かる。あとは、裏返した後に、よろけてんのが良いんですよ。重心崩しそうなところ、わずかだけど崩した。それが分かるように作画しているのが写実的で良いですよね。



暴力団カチコミ1
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新田の転び、ここはタイミングが上手い。急いだために足がもつれて、画面左に倒れ込む。


暴力団カチコミ2:?
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物量オンパレード。倒れ込んだ構成員が、ちょっとバウンドしているところに注目。落下した・倒れ込んだ後に、ベタッと地面に着かない。きちんとリアクションを考えて作画する。そんなところも竹内さんの特徴かなあと。いや、ここ竹内さんかどうか分からんけどね。


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破片フェチとしては、手前に大きなガラスがあって、奥に小さな破片があるのが良いです。電話コードが伸びてバウンドしていくの良いなあ。欲を言えば、地面に着いたときには割れて粉々になって欲しいですけど、それは要求しすぎかな。


指ピッ
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ここ割とタイミングがおもしろかったので。けっこうパッキリしてますよね。間の枚数が少ないのもありますけど、反動的な絵があるからパッキリとなっている。

総決算として作る予定、時期未定。

増尾MAD3(未完成版)


方向性がまったく決まっていない状況なんで、まあゆっくりと粘土こねこねしていきます。バソダイチャネルによって消された(正しくは閲覧不可とされた)増尾MAD1の作画を見てもらいたいので、あっちと被る部分もあるよ。というか、「MADOX」「ナディア」あたりはガッツリ入れようかなと。まあ、ほんとまったく決まってない。どうしようかね。


■スロウスタート(OP.02.03話)

圧巻の野中作画もそうだけど、全体的にA-1とは思えない。なにがあったんだろう。


ジャーンプ:野中作画(※推測)
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カメラ左PAN+背景TUTB?→(ACつなぎ)→オバケ

パースが崩れず、違和感が全くないのが良い。力感なく、軽くジャンプするところに、運動神経の良さが表現されている。なんかに似てるな~と思ったらコレだった。


(「宇宙戦艦ヤマト2199(2012/劇場)」)
(※初代ヤマトにもあったと思うけれど、探しても出てこない)


Bパート身体測定~アイス食う前までは、野中作画でしょう。「エロマンガ先生」の野中作画でもあったけど、さいきんはオバケを多用している。「未確認で進行形」「マギ」「ゆるゆり」の頃(※2013-14あたり)は散見されましたが、近年は写実傾向にあったのか、あまり確認されず。


オバケいうんは、こういうヤツですね

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完全に離れている方が代表的だけど、まあこまけえこたあいいんだよ。


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(「エロマンガ先生(2017/TV)08話」:野中作画)

まあ、めっちゃ速い動きのときに使う残像と思ってください。今回は、このオバケが肝なんで。最近やけに多用しているんで、注目して見ていく。




ソフトボール投げ その1 ★★
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予備動作とフォロースルーのような写実的な動きに、ややデフォルメ・漫画チックな動きを入れる。簡潔に言うと、これが野中作画だ。

重心の傾きや、それに伴う髪の毛の移動、肘・肩など関節の動き、投げる瞬間に重心が一挙に前になる。まあ普段から言っているとおり、このへんが野中は上手い。


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ここだと、投げる前の準備(体全体の重心が後ろになって、肩を大きく引いているところ)が予備動作で、投げた後の動き(慣性)がフォロースルー。投げる直前に、オバケが入っている。




ソフトボール投げその2 ★★★
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02話ベスト野中作画。ドヘタクソなハナちゃんのソフトボール投げ。予備動作は、エイコちゃんと比べると、肩ではなく体だけを捻っている。肩はほとんど引いてない。両手で投げた後のフォロースルーに、オバケが発生する。オバケはさきほど軽く触れたが、ここでは「腕の振り」に当たる。


そんで、「ハナちゃんカットのオバケってなんであるんだろう?」と感じた。無くても良さそうじゃん。エイコちゃんのカットは、腕が振れている(※投げるのが上手い)のを表現するために、オバケを使っているのかなと。そうすると、ハナちゃんのカットには特に必要ではないんよね。


この場面のメインである、「ソフトボール投げ」はそもそも何なのかを考えてみる。ソフトボール投げにおいて、最も腕を強く振るのは、「ボールを投げる直前/瞬間」であると思う。少なくとも、ボールを投げた後ではないだろう。二人のオバケを比較してみようぜ。


★二人のオバケ比較
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同スロー
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(※オバケが2枚フォロースルーとなっているが、予備動作と脳内変換たのまい)

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運動神経が良いエイコちゃんは、投げる直前の予備動作にオバケが入っている。その一方で、ドヘタクソのハナちゃんは、フォロースルーにオバケが入っている。すなわち、エイコちゃんは、ボールを投げる直前/瞬間に、もっとも腕を振っていて、ハナちゃんはボールを真上に投げた後に、もっとも腕を振っていることが分かる。



つまるところ、運動神経の良し悪しを、オバケで表現している。だから、ハナちゃんのときにも、「変なところでめっちゃ腕振ってる」のを表すために、オバケがある。あとは、「ヘタクソな動き」って表現するのが難しいんですよ。かっこいい感じなのはナンボでも誤魔化せますけど。


あと、ドヘタクソなハナちゃんが辛く映らないのは、「キョトンとするハナちゃんの絵」が入っているから。これがそのままの絵だと、ちょっとシリアスになってしまう。僕らが深刻に受け取ってしまい、ネタにならない感じというか。デフォルメされたミッフィーみたいなハナちゃんの絵が入っていることで、なるほどハナちゃん可愛いなとなるわけ。ネタとして消化できる。


単純に体のねじり方や、肩の引き方を見るだけでも、上手いですよね。野中は良い。よく観察して自分の中で解釈しているのが、作画から伝わってくる人はそうそういない。野中作画は下に貼っているやつが分かりやすいので興味があれば是非に。




またそのうち、野中作画は体系化した記事を出します。「ゼロ魔F」~「バイブリーPV」あたりまでを、時代別に整理します。お楽しみに~

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