GOMISTATION

足が絡まっても、踊り続けて



_SS500_
まずは話の流れから。

マケドニアのフィリッポス王は、ギリシアの統一を果たそうとしていた。
そこで、マケドニアによる統一を阻もうとするアテネ側に与する2都市”ビザンティオン”と”ペリントス”に狙いを定め、海と陸両方からの攻めを始める。
ビザンティオンは、フィリッポスが、ペリントスは、パルメニオンが、それぞれ陸から攻め込んだ。
海、つまりマケドニア艦隊には指揮官はいなかった。陸戦を得意とするマケドニアにとっては当然のことであったのだが…


まずは、対ビザンティオン攻城戦である。

アッタロス率いる、攻城隊はビザンティオンの堅い守備によって阻まれ、投石機など当時としては最新の攻城兵器を用いるが、城壁破壊はできずにいた。結局、分散していた「もぐら攻め」 の隊を東に集中させることで、攻略しようと軍議でフィリッポス王は決める。

そこで、伝令が軍議へと突然やってくる。
「ペリントスを攻めていたマケドニア艦隊がやられた」と。
当然、ビザンティオンにもアテネ艦隊は来襲することが予想される。しかし、ここではビザンティオンの方が比重として高く気づかなかったのだろう。

アテネ艦隊の指揮官は、弁論家で政治家の「フォーキオン」 であった。
このフォーキオンは、戦の指揮において堅実かつ着実であり、また冒険家ではなく、確実性を重んじる指揮官であった。
しかも、ペリントスの前には、 エウボイアという島があり、その島の三都市をまたたく間に開城させての、ペリントス来襲であった。
まさに、この知将フォーキオンあってこそのアテネ艦隊とも言える。

エウメネスは軍議後、ふと気付き、フィリッポスに進言するが時既に遅し。
フォーキオン率いるアテネ艦隊は、ビザンティオンにやってきたのだ。

三段櫂船の軽さ、歩兵の軽装、それによる機動性、そして操船の練達度のあまりの違い。これらをもってして、マケドニアは海戦においてアテネに完敗する。 
しかも、対岸にはアテネの陸援軍も配置され、ビザンティオン攻城戦は諦めざるを得ない状況となる。

この2ヶ所での戦において、ペリントス、ビザンティオンどちらも攻めるには堅い都市であることも判明し、またマケドニアにとっては海戦での圧倒的な差を見せつけられた形となった。



そしてマケドニアの首都、ペラに帰ろうぜとなるかと思いきや、もう一つ戦が始まる。
ビザンティオンの北部、スキタイのアタイアスの王国は隣国イストリアとの戦いにより疲弊しきっていた。
そこへ、マケドニア軍(陸)がやってきているではないか。
この陸軍を使えば、イストリアを挟撃することができると考えた、アタイアスはフィリッポスに援軍の見返りとして王位を継承すると言い出しだのだ。
マケドニア、スキタイの王フィリッポスとなれば、アテネどころではなくペルシアにも対抗できるかもしれない、そのためフィリッポスは進軍を決めた。


しかし、マケドニアが北へと向かう途中、イストリアの王が急死し、イストリアの勢力は見る見るうちに萎んでしまった。これでは、もはやマケドニアの手を借りる必要もない。 ということで、王位継承の話もなくなり、遠征費など出さぬということで、フィリッポスの逆鱗に触れることとなる。

そして紀元前399年、マケドニアVSスキタイの戦が始まる。
しかし、当時においては最強陸軍のマケドニア。
一方的な展開で勝利を収め、捕虜2万、良質な馬2万を率いて帰る。 



ところが、遠征帰りに地元のトリバロイの人々には、マケドニアがスキタイから分捕った財宝があるという誤報が流れており、フィリッポスは敵襲により太ももに大怪我を負う。

エウメネスは斥候、偵察や追跡を果たす役割を自ら担い、アッタロスの気絶を利用し、各将軍へと命令を下す。
その結果、何とかトリバロイは退いていった。
しかし、マケドニアとしては、この戦で捕虜の大半を失い、フィリッポス王の大怪我というまさに痛すぎる損害であった。





ということで読み終わりました、ヒストリエ8巻。

2つの都市を攻め込もうぜということで始まった戦でしたが、ビザンティオンは堅すぎるわ、ペリントスにいる艦隊はフォーキオンに落とされるわで、全くの完敗でした。

エウメネスが進言した、帆と帆柱を外すという軽量化作戦があったとしても、あの練達度が高いアテネ艦隊には勝てなかったろうなあと思いましたが、それにしてもフィリッポス王は油断し過ぎ。 ビザンティオンにかける思いが強かったのは分かるんだけども。

そして、思ったのは最後の遠征帰りの奇襲の時に、さっさと他の部隊も斥候出せやと。エウメネスだけじゃん。どっかの一つは物見を出していたようですが。
個々の将軍の力が弱すぎやしませんかと感じました。

ざっとこんな感じです。 

岩明均さんって確か、アシ使ってない上に手の集中が上手く効かないらしくて(アフタヌーン6月号あたり)
もっと読みたいんですけどねえ。
多分、次は2014年の秋、冬頃じゃないかなあとか思っとります。

「ヘウレーカ」みたいなのも大好きです。 

ではでは。 

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(※画像はオムライス様から)
まずは、「ブーン系小説」というジャンルのお話からしたい。

ブーンというのはこいつのことである。→( ^ω^)
このブーンや他の一行AAを使ってお話を展開させていく、それがブーン系小説である。
ちなみに、( ^ω^)の名前は「内藤ホライゾン」といい、これは実際にスレで本当に適当につけられた名前なのだ。
(※当時のログをあさると面白いよ!)

さて、本題に入っていこう。
ブーン系小説のまとめサイトは、多かった。しかも、ノンアフィで頑張ってらっしゃる所が多かった。
何故過去形になってしまうのかというと、他SS(ショート・ストーリー) の波に飲まれ、既に全盛期の頃の勢いはなく、衰退の影すら見えるからだ。
その中でも、特に有名なのが「オムライス」であったり、「ブーン芸VIP」であったりするのだが。
(※この後紹介する作品のリンクは大抵そのどちらかである。興味を持ってもらえたなら、是非他の作品も読んでもらいたい。)

では、作品の紹介に入っていこう。



1、( ^ω^)ブーンがさよならを告げるようです
http://boonsoldier.web.fc2.com/sayonara.htm 

メタ的に描かれるブーンの存在。
2chにおける、ブーンの存在意義を再確認する作品。




2、( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
http://boonsoldier.web.fc2.com/arufa.htm 

「アルファベット」と呼ばれる武器を使い、「ヴィップ」「ラウンジ」「オオカミ」の三国が覇権を争う物語。
綿密な戦術描写、戦闘描写がすさまじい。
2006年から連載が始まり、ようやく2012年に完結を迎えた。言わずと知れた名作である。

でも、なげえ。とにかくなげえ。 
100話超という長分量でも読めないことはない。時々内容を忘れたら、読み返せばいいのだ。



3、
( ^ω^)悪意のようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/468-top.html 

「ツン」「ブーン」「しぃ」「ドクオ」を中心とする、ある”殺人”の話。
時系列がぐちゃぐちゃになっており、最初は全くの謎であるが徐々にそれが解明されていくのは快感。
色んな事情、感情が交差するサスペンス。



4、( ^ω^)ブーンが二者択一するようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/532-top.html 

二者択一、迫られる選択。
理不尽なまでにその選択は続く。
最後の選択は、果たしてブーンは。



5、 lw´‐ _‐ノv「世界が終わるようですよ」( ・∀・)「なんと」
http://nanabatu.web.fc2.com/boon/sekaiga_owaruyoudesuyo_nanto/1363188793_01.html 

なんと2013年の作品、しかも良作ときてたら読むしか無い。
SF作品、海面が急上昇して地球には住めなくなってしまうお話。
宇宙へ逃げる人、死を待つ人、暴徒と化す人、そして…



6、( ^ω^)もまた、歯車になるようです
http://localboon.web.fc2.com/082/01.html 

これだけは言っておきたい、作者は天才。
5と同じく、SF作品。就職できずで、宇宙にある施設へとやってきたブーン。
そこに待ち構えていたのは…
漫画化はよ(他力本願



7、( ^ω^)8月31日のようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/430/001.html 

一発ネタ。その焦燥感とリアルさのクオリティは高い。



8、( ^ω^)がアフロにしたようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/52-top.html 

最高の出落ちと。そのAAの面白さは最高級。
必ず、あなたは最初のAAで笑う。確実だ。



9、( ^ω^)(´・ω・`)('A`)こたつ話のようです
http://aozorahorizon.gob.jp/30004/ 

まったりほのぼのおしゃべり物語。
面白いです。 
何といっていいのかは分からないですが…
雰囲気がすばらしい。



10、('A`)ドクオが穴にはまるようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/385/001.html 

「アフロの人」の作品である。
咲-Saki-SSや他のSSでも多く見受けられる、穴にハマってしまうシリーズのおそらく元祖。
現行の流れとは違って、カオスではあるが…
またそれも素晴らしい。 





以上10作品の紹介でした。
基本的にはシリアス、サスペンスが映画でも好みなので、そういう方面の作品の方が好きなのは多いです。
でも、復讐モノとか結構一杯ありますしね。けっこうもう陳腐。

しかし、時系列的に見て「ああこのSSこれパクリスペクトしてんな」とか分かると面白いです。
こんなちっちゃな世界で互いに影響し合ってんのを見ると、現実はもっとなんだろうなーと思ったりもします。

ではでは。 

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エヴァンゲリオン展 http://www.asahi.com/event/evangelion/ 

8月7日から展示が開始されています。
そんで、本日行って来ました。
(※写真とかは、特に撮ってきてません)

雑感

まず、レイアウトの説明だったり、絵コンテ・イメージボードの説明だったり、エヴァの歴史だったり、色んな説明のオブジェクトがありました。

「新劇場版」だけではなく、TVシリーズで使用されたセルも展示されてしました。
 また、貞本義行によるコミックスの複製原稿もあったりして中々面白い。こんな風にトーン貼ってるんだなあ、とかあんまり漫画詳しくないですが感心したりしてました。

そして、お目当ての原画コーナーへ。

基本的には、本田雄さんと橋本敬史さん、松原秀典さんが多めだったような気がします。
(※というかその他は殆ど分からなかった。)
本田雄さんの原画、修正原画は圧巻でした。ウマすぎる。

でもですね、一番衝撃を受けたのは「エフェクトコーナーがあったことです。

興奮のあまり飛びつきましたよ、ええ。増尾さん、橋本さんを中心として綺麗な原画が並んでいました。
これに関しては本当に予想外。最高。 

第8使徒の破裂後水エフェクトとか、ドグマ内の煙だったりとかもうたまりません。

欲を言えば、もっとエフェクトシーンを載せて欲しかった。
(※例えば、「Q」冒頭の爆発シーンだったり)

それでもいいコーナーでした。

さて、2番目に楽しみにしていた「Q」のコーナーへ。

…少ない!少ないよ!20枚ぐらいしか無いんじゃないの!?

全集やら、原画集を持ってる大半の人は、「Q」を目当てに来てるんじゃないのか!?ふざけんな、カラー!
しかし、冷静に考えると、そんなに設定集なんかを持ってる人は少ないわけで。 

この「エヴァ展」は、ライト層のために開催された、とここでようやく気が付きました。
そう、完結作のために少しでも興味を持って貰いたい。
「設定集」 なんかにはお金を出したくないけど、そういったものを見てみたい。
こういった人達をメインターゲットにしているわけです。

つまり、「全集」やら「原画集」やらを持っていて、原画もそれなりに楽しむけど、本当のお目当ては「Q」という人達は釣られてしまったわけで。そんで図録も買ってしまうわけで。



商品売場の戦略

結論から言います。こっちのメインターゲットは20代後半~30代、40代の方々です。
若い世代よりも、比較的お金に余裕がある人を対象にしています。

バックで、8000円とかもう僕は無理ですよ。出せません。
Tシャツとか、ポスターは若干迷いました。まあ少しは買いましたけど…

キーホルダーが800円の段階で察するべきなのです。
複製原画が1万?貞本義行の複製原画が4万?(ムリムリ

それでも、クリアファイルは今回安いですね。368円でしたよ。
他の商品はもう少し値段を下げてもらいたいとも思いましたが、これで多分いいのです。

若い世代は、見るだけ。パッケージ買うだけ。原画展見るだけ。
そんで、少しお金に余裕のある世代には「グッズ」を買ってもらう。

これでいいんです。

後「エヴァ」のどこに重きをおいているかも、大事な購買要因の一つです。
センスを重きにおいているのなら、図録なんて買いません。服を買います。コップを買います。バックを買います。
「作品自体」ならば、図録だったり、ポスターだったり。

すなわち、その人その人で興味のある、「買ってもいい」という対象が微妙に違ってくるんですね。

だから、僕にとって「図録」は3000円分の価値があるんです。でも、これが他の人から見るとゴミ同然の価値だったりする。

当たり前のことかもしれませんけどね。



「エヴァ展」総括

先述しましたが、やはりいちばんの対象者は「10代後半ライト層」だと思いました。

もちろん彼らには経済的な余裕がない人が大半です、しかし原画を見る権利は700円、ローチケならば400円で手にすることができる。
精密な、綿密な、緻密な作画を見て感動する。面白いと思う。「T光ってなんだろう?」という疑問が発生する。それでいいんです。

そして、「グッズ」なんかを買うのは大人に任せておけばいい。
そういうスタンスな気がします。 

けっして、大人だけを対象にした展示会ではないなと感じました。
実際に、中高生も多くみかけましたしね。

いい展示会になっています。コアユーザの方も楽しめると思います。 

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