参考・特徴記事:第三勢力、黒田結花のエフェクトについて少し
http://royal2627.ldblog.jp/archives/43928746.html

黒田結花、アニメーターをやめていたと残念に思っていたんですが、そんなことはなく。しかし、シリーズ通しての参加は久しぶりで「ブラック・ブレット(2014)」以来、5年ぶり。嬉しい限りです。ハレルヤ!彼女は不世出のエフェクトアニメーターですから。


#1 盾覚醒
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盾の勇者がキレて覚醒する脳内イメージ
おどろおどろしい雲と直線的な雷でダークな面に堕ちていく
奥の雲の配置、すなわちレイアウトが光る



#4 戦闘その1
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重たい斬撃を与えて受けてなので、地面に強く踏ん張った脚の衝撃が残る。そんなのを示した砂埃のエフェクト。少ないディテールながら、煙の立体と流動を表現する。


戦闘その2
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吹き飛ばされた後のレイアウトの素晴らしさ。着地したときの衝撃がエフェクトとなって画面に迫る



闇落ちその1
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ブラシあり煙

ブラシが使われているエフェクト作画。さいきんはあんま見ないなあ、ブラシありのエフェクト。庵野さんとかよくやってましたが。これだけで暗黒面に堕ちた感じがわかるよね




#7
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紫エフェクトの立体感やブクブクとした膨張感がいいですねえ。なぜローディテールにもかかわらず、こんな風にできるんだろう。まあ球体っぽく煙が動いているので、そういうのが関係しているのかもしれません。


ここらへんから木が倒れるあたりまでは黒田結花でしょうね



・木の倒壊その2
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木の一部が落ちた後、それを包み込むように煙が左方向にひしゃげて押し出される。



木の倒壊その3★
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密度が高いエフェクト。じんわりとしたタイミングとフォルムで周囲の空間を圧迫していく

[追記]
ここ2つ目の木が倒れる直前がすごい。倒れていくときの風圧が煙の動きに影響している。右の煙見ると分かりやすいんですが、持ち上げられるかのようにふわっとなってますよね。だから、周囲の空間を圧迫していくように見えたのか。



とりわけすごかったのが次の2つ
4話は必見


#4戦闘その3★★
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重たそうな煙。主人公に覆いかぶさるぐらいの勢いなのは、第2王女に反則された後なんで、そういうきつめ・辛い立場にあるのダメージ表現なんでしょうね。



闇落ちその2★★★
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煙の動きだけで闇落ちが表現できるアニメーターってなかなかいないですよ。じわっと動きながら沈んでいくので、盾の感情を代理してるんですよ煙が、エフェクトが。つまり、感情や情緒をエフェクトで表現しているんです。コンテはとうぜんあるだろうけど、それを完遂できる黒田結花ってとんでもない

田中宏紀はライトなアニメファンにも人気なアニメーターです。人気なのは分かるけれど、彼の本質はずっと理解できていなかった。派手で分かりやすいな~という評価でした。心から恥じ入る気持ち。ストライクウィッチーズを見て、唖然としました。特に、5話と10話は、田中宏紀作画の最高峰とも思います。これは惚れるなと。

彼の作画は、ストパンを見ているか見ていないかでがらっと印象・評価が変わる。田中宏紀においてストパンはきわめて重要度が高いと考えます。

もはや確固たる地位を築いている田中宏紀について、今更ですが書いていこう。



<1、田中宏紀の作画:パターン化>


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(5話Bパート-田中01)

ダイナミックに腕を振って、しなやかに走るシャーリーとルッキーニ。なんでこれだけ枚数と1シーンで、女の子がウキウキしながら、元気に海に飛び込もうとするまでの表現ができるのか。

ちょっとスローにしてみよう


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シャーリー・ルッキーニともに、腕は体の前で大きく動いてますね。女の子走り。走りに付いてくる髪の毛やおっぱいのリアクションもいいですが、ここは(我慢して)腕だけ見てください。やわらかい動きなのに、じつは単純で2つのパターンを繰り返している。


これ見ると分かる

ストパン05-010ストパン05-011

腕の角度に注目してください。びーんと「直線」に伸びているか、肘から先が曲がって「直角」になっているかの2つなんですよ。これを繰り返して、エネルギッシュな動きを表現している。



カメラ追い越しリーネちゃん(12話-田中02)
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腕はあるていど固定しておいて、手首はプルンプルンと



もうひとつの具体例として、みんな大好きおねえちゃんも


クロール・バルクホルン(5話-田中03)
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クロールっていうところがいいよね。この時期のバルクホルンの厳格さを表す。
この時期はね・・・

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ストパン05-036ストパン05-037

基本となるのは、やはり「直角」と「直線」ですよね。



001田中宏紀-腕・肘角度


直線、直角といえば、金田系(※アクションが決めポーズから決めポーズへと移る作画系統;金田伊功)ですね。田中宏紀は金田系っぽいけど、タイミングとかパースは金田系ほどはっちゃけていない。田中宏紀が金田系フォロワーがどうかは知らないけど、基礎は踏襲しているに違いない。それで、金田系の基礎ってなにかというと、「決めポーズのパターン作り」だと僕は思うんですよね。


・「ハ」の字の形:腕、足
ストパン05-068ハの字-01
(5話-田中04、05)

・「ヘ」の字の形:手首
手首-ク01手首-ク02
(5話-田中06、07)

このように手首を書くことによって、腕全体を退屈にせず柔らかさを出す

推測するに、田中宏紀は、たとえば「走り」については上記のようにパターン化していた。この時期にはすでに完成させていて、後はタイミングとディテールを中心に調整していたのではないかと。現象の映像や実写などから、いろいろなパターン・ストックを作っていった。




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(10話-田中08)

ストパン10.mkv_snapshot_19.07_[2019.05.31_07.01.45]ストパン10.mkv_snapshot_19.08_[2019.05.31_07.01.48]

この時期も今もそうですけど、「髪の毛」は彼の最たる特徴の一つですよね。ストパン研究の間に、盾の勇者を見てたんですけど、「あ、今のは田中の髪の毛じゃないかな」って感覚的に分かった。そこで、なんで分かったんだ?と。田中アクションなんて、ほとんど興味なかったのに。

僕らが、田中宏紀の髪の毛に気づける理由は、他のシーンとまったく異なっていたりするのもそうだけど、いちばんは作画の特徴が出ているからですよね。つまり、田中宏紀はすでにこの時期に多くのパターンを持っていて、いっけん縦横無尽な「髪の毛」にも実はパターンがあると思うんですよ(※ストパンだけでは分からなかった。「つ」の形っぽいんだけどな~確信に至れない、また分かれば書くかも)。




<2、パターン化の利点>

パターン・ストック化の利点は2つほどあります。まずは、原画を書くスピードが速くなる。この時期、田中宏紀はガンガン書きまくっていた。元々の手の速さというものもあるでしょうけど、流石にそれで全部片付けるのは少し強引ではないかなと以前から感じていたところで。もうひとつ、こっちの方が重要で、あるていどパターンが決まっていると、他のことに時間を使える。

つまり、レイアウトやタイミングなどに多くの時間を使える。ということは、そのクオリティは他よりも段違いのものになるはず。だから、次のような作画が可能になったのかなと。


サーカスするルッキーニ!(10話-田中09)
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ふんだんにカメラを動かすレイアウト。海面から始まり空中に至り、終盤では最初と反対方向まで画面を回す。センスもあるだろうけど、田中宏紀だって最初からこんな画面は思いつかないと思う。


他のアニメーターも(パターン化)してないわけじゃないけど、田中宏紀は確実に多くの引き出しを持っていた。そのおかげで、レイアウトの検討やカメラワーク、タイミングについて、大幅に他の人よりも考えられた。だからこそ、たくさんの仕事をこなせたし、その中においても、クオリティの高い作画ができた。いっけん天才と言われることが多いけれど、実は多くのパターンを彼は持っていて、かつ改善しているからこそ、今もなお最前線で戦えているのではないか。そのように思います。

<参考文献>
・田中宏紀パート?集Ver1.1

報告の記事を書く余裕があれば、アニメについて書けと言われるのは重々承知の助。「盾の勇者」「ウテナ」は隙間があったら見ます。


■友人にブログがバレました\(^o^)/

同窓会のときに書いた懸念が形となって出てしまった。いや、なんだろう、この感覚は。やっぱりなあ、リアルとネットは分けたい。そういうのがどうしてもある。ニフティ世代やデジタルネイティブ世代は違うのだろうけれど、ぼくはリアルが入った途端に、感触が異なってしまうのでないかといったことがやや怖く。つまり、リアルにおける姿や印象の情報がネットのそれと接続されたときには、良い方向にも悪い方向にもひどくバイアスがかかってしまいそうなのだ。

たとえば、ネットで仲良くしてもらっている人々とリアルで交流したとすると、そういった人々がとんでもなくひどいことをしようとするときに、果たしてストップの一言がかけられるかどうかが微妙なのだ。もしもクリエイターであったならば、その人の作品に身内びいきが入ってしまわないか心配なのだ。そういった観点で、そういったバイアスを減らすべく、接続を極力避けてきた。まあ、その辺は変わりつつあるような気もする。


まあこのような話よりも、「どういった人物」にバレたかどうかが読者は興味があろう。興味がなくても、まあ暇つぶしに読んでみてくれ。

そう思うので、かれについて取り上げる。かれとは小学校3年からの付き合いで、もう二十年来の仲だ。おそらく親友といって差し障りない。かれの家にいっては、かれの父親がいない間に、パワプロをやり、桃鉄をやり、だらだらと過ごすことが多かったようにおもう。ぼくの家庭は門限が厳しかったがために、わざとパワプロを終わらすと「手を抜いたな」と言われ、門限ギリギリ家路についた後、「怒られなかった?」と嬉々とした様子で固定電話をかけてくる、わがまま放題の悪ガキ大将であった。

小学校のとき既にかれは身長が高く、まあモテた。脚も速かったし、そんなもんだ。けっして顔はすごくよい方ではない、ただ会話・交渉は巧みである。そういった類のものを使わせると手に負えない。人によって戦術を変え・・・といったレベルではなく、もはや言葉を自分の手足以上に器用に使える。おまけに、足も速い。モテないはずがないだろう。かれの度重なる恋人の登場や、他の友人の恋模様を、まあさまざまにおれは傍観していたので、観察眼や分析は磨かれたように思う。なにも嬉しくない。

さて、ここからは推測であるが、かれの本質は、おそらく「寂しさ」である。かれは誰にでも取り入れられるし、仲良くなることは可能であるが、それ以上につまらない会話や交渉、社交辞令にうんざりしているのではないか。すなわち、他人と接し相手の心を開かせるのは非常に得意であるけれど、そういったことは本当はしたくないのではないか、ということだ。これが何を意味するか。ストレスの蓄積である。おそらくかれは、他の人が思っているよりも、内心つまらない時間が日常でとても多い。そういったものまでもすべて隠しつつ、また興味もない他人と興味もない会話を楽しげにしなければならないのだ。大変そうだ。隠しているものごとが多すぎるのだ。

かれにはうまいことやられたと思っている。どうやって彼を貶めようか、とおれこそ楽しくブログを書き始めたはいいが、なんとなく、かれの本当の姿(=普段あたかも楽しいように演じているピエロ)を知っていると、どうにも無茶なことは言えない。あと、かれは荒唐無稽なアイデアを言い出す。たとえば、「デリヘル経営って風営法届け出さずにできないかな?」のようなことを言い出す。まあ、ぼくはかれに「だれかがやっていない時点で、おそらく成立しえない。風営法を知らないぼくらが話しても時間の無駄である」と、きわめて本音と論理で返すのだけれど、「今日はやけに全面否定だな」と少し不機嫌になった。いま考えてみると、かれにとってはただの世間話であったのかもしれない。ぼくがマジに返しただけである。かれはただ、その成立するかもしれない事業に対して、あれやこれらを、日常のつまらない会話ではなく、おもしろく語りたかっただけだろう。それにしても、全否定はよくない。ネットでは諭され、リアルでもやや怒られるということは、おそらく、本当に直した方がいい部分だ。


まあ、このような人間に、おれのプライベート中のプライベートである6年間もやっているブログを見られるということは、もはや公衆の面前で素っ裸にされるのと同じことなのだ。まあかれの嫌いな部分といえば、なにをしなくても国語の点数が良かったことくらいだ。嘘です、まだまだあるわ。20年近く女を取っ替え引っ替えして、青春を謳歌したことも憎悪しております。小学校のころ、バレンタインデーになると、かれのいえの玄関のドアノブにチョコが何個もかかってるんだぜ?信じられる?。ムカつくな、という方が無茶である。こちらに紹介してくれたことは何度あるが(「これ自体に感謝しろ!」というのはもっとも)、なんでかおれが女と喋れないのは、読者のみなさんも御存知の通りで。気の強い女性は未だに苦手だ、これは完全に姉が原因だ。まあ、なぜかれと友人なのか、未だによく分からない。ひとつ言えることは、おれは小学校のときから虚弱であった。小学校のとき林間学校に行ってもそれは変わらず、具合がやや悪かったが、そんな自分をひとつたりとも笑わずに、それとなく慮ってもらったことは、鮮明に覚えているしずっと感謝している。こういう気恥ずかしいポエムが書けるのも、ブログの特権だ。


さて、かれはまったくとして、アニメや漫画といったサブカルチャーには関心がない。ここまでの話を読めば分かるとおり、まったくとして、アウトドアで活発な人間だ。アニメの演出や、作画なんて言ってもかれはおそらくまったく知らないし関心をもっていないだろう。これからも関心はもたないと思うけれど、そんなかれや、かれとおなじくアニメやサブカルチャーに関心がない人々に、ほんの少しでも関心をもってもらえる、好奇心をくすぐる記事を書けたらいいかなとは思う。もちろん、既に「ゴミステ、更新してねえかなあ」とたびたび来てもらっている方々にも同様である。さいきんはまったく書けていなくて申し訳ない。新作アニメについて一言二言ていどの記事は作りたいが、いかんせん暇がない。

一言二言くらいの感想記事は上げるとおもう・・・期待はしないでください。以上です。

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