GOMI→STATION

守りに入るな、自信満々に失敗しろ

2013年09月

ここどなたが描いてるんですかね~。素晴らしくてGIF化したい。
「Q」のアバン並に気持ちいいシークエンスです。

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髪のバタバタ具合と、顔周辺の演技が凄くカッコイイ。
本当に風を感じられるような、臨場感ある作画だなあと感動。

途中の煙も良かったですね。
若いメタさんは、エフェクトに触手つけたがるような気がします。
触手っつーのは、あれですね。飛んで行く煙のコトです。
多分橋本敬史さんあたりの影響が強いような気がせんでもないです。 


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「監督不行届」の中で、庵野監督が語っております。
(※監督不行届っていうのは、安野モヨコさんが描かれた時折フィクションも交えつつ、カントクくん=庵野秀明との日常を紹介するような非常に面白い漫画です。)

いわゆるオタクの内包的特徴を挙げると、内向的でコミュニケーション不全、つまり他者との距離感が適切につかめないとか、自己の情報量や知識量がアイデンティティを支えているとか、執着心がすごいとか、独善的で自己保全のため排他的だとか、会話が一方的で自分の話しかできないとか、自意識過剰で自分の尺度でしか物事をはかれないとか、ナルシスト好きだとか、肥大化した自己からなりきり好きであこがれの対象と同一化したがるとか、攻撃されると脆い等々、とかくネガティブイメージの羅列になってしまう

<監督不行届 P139~143 庵野監督 カントクくんを語る>

グサグサっと刺さってしまいますね。
箇条書きすると、こんな感じ。

☆オタクの内包的特徴

①他者との距離感がつかめない、内向的でコミュニケーション不全
②自分の情報量や知識量がアイデンティティを支えてる
③執着心が強く、独善的、つまり簡潔に言うと”自分勝手”
④自意識過剰で、自分の尺度でしか物事をはかれない
⑤自己陶酔することや、肥大化した自己をもつ
⑥⑤の結果、あこがれの対象と同一化したがる
⑦攻撃されると脆い


まあ外ヅラな特徴は、勿論人の姿かたちのことですから挙げようはないですね。
”偏見”としての特徴なら、あると思いますけど。


これはオタクの精神特徴をすごく上手く説明してるなあといつも思うわけです。
オタクでないにしても、これに当てはまる人は多いと思いますし。
(※つまりは、オタク予備軍)

僕も、昔からこんなにアニメ見てるわけじゃないんです。当たり前ですけど。
でも、自分の精神特徴は昔から変わってないだろうし、これからも変わらない。
「オタク」になる前の自分と、「オタク」になった後の自分ではおそらく精神的に、内在する心的な変化はほとんど無い。知識面での違いはあったとしても、心とか価値観はそんな変わってないと思うんです。

じゃあ、「オタク」ってなんなんだろう?
そういう疑問が出てきたんです。単純に、そういう人達の集団を分類したもの、と言われればそれまでなんですが。

やはり、「オタク予備軍」である人は結構な数いると思うんですよ。
だれでもっていうわけじゃないですけど、上の要件を3つでも満たしてたら「オタク予備軍」です。
その対象がアニメに行くか、漫画に行くか、SFにいっちゃうか、舞台にのめり込むか、電車にいっちゃうかだけの違いで、「オタク」になると思うんですね。

それも一つのものだけでなくて複数オタクを兼任する人も相当数いるんですよ、多分。
(※ちなみに上のジャンル全部のオタクになっちゃったのが庵野秀明)

例えば、「SFアニメ、映画」、これだけでジャンル二つ重なりますからね。
「エヴァ」何か観た日には、ミリタリー系からSF、果てはキリスト教までヘタすると「オタク」の対象となる(笑)

これらは、単純にはマニアになるってだけのことなんですけど。自分の中では、オタクの中にマニアが内包されてるイメージです。つまり、マニアはオタクの一つの要素でしかない。



簡潔に結論を述べますと、オタクになる可能性はだれでも十二分に持っているということです。
(※全くオタクになりそうにない、ギャルの姉ちゃんでもブランド品には詳しいでしょ?あれを想像してもらえると、理解は進むと思います。)

釣りでもバイクでも、麻雀でも、将棋でも、何でも、その道を極めるわけではなくて、詳しくなるだけですけどね、オタクは(笑)
だから、トップレーサーにはなれないし、麻雀プロにも、将棋の名人になれるわけでもない、というかそこを目的としていない、もしくは頓挫した。

ただ「このバイクのその部品がどうのこうの」とかのうんちくや、「麻雀での牌効率」だとか、こう趣味的な楽しみ方をするんだと思います。作画オタクであるならば、絵は描けないけど、「この人の絵の特徴はすぐ分かる」とかですね。 

特にオチも無いんですが、まあオタクやマニアって増殖してるし、ただ単に呼び方が違うだけで沢山いるんじゃないのかなあってことを今回は少し考えてみました。

ではでは。


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youkoso_tikyusann



さて、「ようこそ地球さん」を読み終わった。
この作品は、星新一の入門編とも言える作品らしく、二つの短篇集を組み合わせて作られたものらしい。
そのため短編は全部で41話あり、SFを中心とし、様々に物語は展開していく。

読むきっかけになったのは、間接的には「エヴァ」かもしれない。
庵野秀明、山賀博之、赤井孝美、など今現在40~50代のクリエイターに大きな影響を与えたと言っても過言ではない、「SF」というジャンル。
そのジャンルを見ていないと、いやむしろ見ておけば彼らに与えたモノがどんなものであったか、少しでも掴めるような気がしたからだ。
別に媒体は本でなくてもよくて、映画でもアニメでも良かった。
だから「ザ・フライ」も見たし、「アルジャーノンに花束を」も読んだ。
まあ、ぐだぐだ言わずに「SF」にハマりつつあるかもしれないだけだが。

さて、作品の中で面白かった短編を二段階で紹介しよう。

特に面白かったのが、
『待機』
『不満』
『神々の作法』
『空への門』
『霧の星で』
『友好使節』
『ずれ』
『小さな十字架』
『悪をのろおう』
『通信販売』
『開拓者たち』
『復讐』
『最後の事業』
『殉教』
であった。それぞれについて述べようと思うと、大変な文章量になりかねないので割愛。

次点で、
『弱点』
『桃源郷』
『すばらしい天体』
『セキストラ』
『西部に生きる男』
『早春の土』
『処刑』
などが面白かった。


僕が読んでいく中で、 頭には色んな作家が浮かんできた。
それは「楳図かずお」であったり、「手塚治虫」「藤子不二雄」であったりした。 
何だか似てるなあ、というよりは、本質的に同じモノを描いてるような気がした。

星新一は、おそらく漫画界にも影響を与えたんだろうなあと少し思ったりもした。
(※ワンダースリーをご存知の人は納得して貰えると思う)

そうして、星新一も何らかから影響を受けている。影響の連鎖によって、作品がどんどん作られていくというのはとても面白い。 今も、様々に影響しあってることだろう。

何が言いたいのかというと、直接的には活字嫌いの人にとっては読みやすい作品であるということ。
間接的には、宮崎駿の引退なんて大した問題ではないはずだ、ということ。


もう72歳である。「風立ちぬ」制作時に、一回入院したとも聞く。
健康面でも、創作意欲面でも、作りたくないと本人が言えばそうなるのが必然ではないか。
それを、「宮崎さんじゃないとだめだ」なんて引き止めるのは浅はかだと思うし、後進への期待なんてこれっぽっちも持っていないことが分かって腹が立つ。

「宮崎駿みたいなのはもう出てこない」とか「◯◯さんが生きていれば…」とか言う奴は大抵何も知らない。
過去に執着し、現実を見ようとしていない。
これからのアニメーションを支えるかもしれない若手なんて山ほどいる。
それこそ、この前「OP、ED」で紹介した「立川譲」さんだったり、『むろみさん』の「吉原」さんだったり「新海誠」だったり、まだまだ眠っている才能は山ほどある。

同じくこれからピークを迎えるであろうベテランもいる。
ジブリスタッフでは、「賀川愛」「近藤勝也」「高坂希太郎」など長年作監等を経験してる人もいる。
それから、「リトルウイッチアカデミア」で好スタートを切った「吉成曜」もいる。
「マクロスプラス」で監督を務めた「渡辺信一郎」もいる。
「東のエデン」「精霊の守り人」で監督を務めた「神山健治」もいる。
「庵野秀明」「鶴巻和哉」「前田真宏」「細田守」「湯浅政明」もいる。

心配なんて必要はない、と僕は考えている。
そして、現実的にジブリは解散させることができない状況にまで陥っている。
であるとすると、必然として踏ん張って頑張ってくれるであろう。

宮崎駿というとてもとても大きな天才を失うことは、同時にそれを埋め合わせる半ば強制的な努力の始まりだと思っている。
いつまでも宮崎駿に頼ってはいられない時代はとうに来ていたのだ。
目を背けていただけでとうに来ていたのだ。
だからこそ、これからの努力が大事なのではないか、そう思っている。
 

色んな人が様々に交差して、影響しあって作品は生まれていく。
これまでも、これからも変わらない真実だと思っている。


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