GOMI→STATION

さむくてエモい時期です

2014年04月

「老人Z」の監督などで、有名な北久保さんのaskで興味深い発言がありました。

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http://ask.fm/LawofGreen/answer/108172670159 


王立が1987で、AKIRAが1988なので可能性としてはある。

けど、庵野さんと本谷さんの交流って聞いたことないなあと。
ここで少し整理してみます。
 

■庵野サイド
ダイコンフィルム(1981-1984)→ガイナックス(1984-2006)→カラー(2006-)
          →グラビトン(?)

■本谷サイド
日アニ(1982-1984?)→アートランドⅢ(-1986?)→AIC(1987-1989)→GONZO(-1991?)
                      →D.A.S.T(?) →ゲーム業界

■両者参加作品
・「メガゾーン23(OVA/1985)」
・「真魔神伝バトルロイヤルハイスクール(OVA/1987)」 
・「王立宇宙軍 オネアミスの翼(劇場/1987)」
・「紅狼 HONG LANG(OVA/1993)」

これぐらい。
あんまり接点がないように感じます。しかし、「遺言」や「のーてんき通信」を読まれた人だとご存知だと思いますが、ガイナックスは一時期パソゲーの方に力を入れていたこともあるのです。(トップ以後とか)
まあ、これも両者の交流を証明するものではないので、なんとも言えませんが…
(※というか、そもそも交流が無くても、技法を確かめることはできるか…)

とりあえずは、「王立宇宙軍」の本谷パートでも探してみようかなあとか思ってます。
シロツグのバイクシーンだとか、列車の煙だとか色々候補はありますが、どれも確定には至ってないです。もうちょっと、特徴と照らし合わせてみます。



実際問題、Twitter始めてるんだし、本人に聞けば一番早いんでしょうけどね。
ナイーブな問題のような気がして、失礼じゃねえのかなあと。 
後、ボク超小心者なので… 


寄生生物が、人間を宿主にするという設定は昔からありまして。
そのパターンは、おおまかに二分することができます。

1つ目のパターンとしては、『宿主(人間)の姿形にそのまま、寄生し乗っ取る』というもの。
比較的、ホラーとSF要素が強い作品が散見されます。
このパターンの具体的な例は、「ボディ・スナッチャー」シリーズとか、「遊星からの物体X」とか、また日本の漫画でいくと、岩明均の代表作「寄生獣」とかが該当します。

宿主に寄生した別生命体は、元の宿主のフリをするというのが定番。

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(寄生獣 1巻より引用)


2つ目のパターンとしては、『宿主の体を乗っ取り、寄生生物個体の姿を発現させる』というものです。
まあ、要するに、寄生生物がクモのような生き物だとすると、人間の体を破壊して、クモになっちゃうってことですね。こっちは、比較的パニック映画が多いです。 題名は忘れたんですけど、ある洋画が一番印象に残っており、なおかつトラウマです。女の人の背中から、クモの足が生えるんですよ…怖すぎる。

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そして、本題のアニメ「ブラック・ブレット」ですが、後者のパターンの作品です。
「ガストレアウイルス」に感染してしまうと、化け物の姿(クモとか色々)の「ガストレア」に宿主が乗っ取られてしまうというものです。

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で、この幼女は「呪われた子供たち」の一人で、ガストレアウイルスを保菌しています。保菌していますが、抑制因子も持ってるので、ガストレアになることなく、超人的な力を得ることで「イニシエーター」として街を守る…という感じです。


建前はこうですが、実際には、一旦「呪われた子供」と知れると、差別的な対応をするに留まらず、小学生でさせも「敵」とみなします。これは、昔で言うと公害被害者への差別であったり、ハンセン病患者への差別と同じです。ハンセン病の方は、その病気の特性ゆえ、皮膚がただれたりします。それを見た人たちが、「自分にも感染するのではないか」という無知からくる恐怖心によって、薬品をドバドバ入れた風呂に患者を入れたりと、とんでもない差別にあっています。

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この「ブラック・ブレット」においても、その差別構造は同じで、「空気感染することなどあり得ない」と科学的に証明されていますが、実際にガストレア感染者の惨事を見ると、感情が理性を上回り、差別へとつながります。世の中にあふれる差別は、感情や根拠のない被害妄想によるものがほとんどです。

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主人公は、この差別や状態をどう解決していいか分かりません。ですので、2話のとき変態仮面から自分の葛藤をズバリ当てられ、何も言い返せなくなってしまいます。ここは、もうちょっと何か欲しかった。変態仮面の仲間になっても、いいぐらいの気持ちの寄り方だと思うんですよね。聖天子は何をするわけでもなく、キレイ事ばっかり言ってて現実を見てない。何のために戦ってるのかが、よく分かんないなら、一旦変態仮面の仲間になってもいいと思うんですよ。ガストレア退治はできるだろうし。その後で、しっかりと自分の気持ちが固まれば、元に戻っていいと思うんですけどね。まあ、原作読んでなくて言うのもアレですけど。

「ブラック・ブレット」自体の設定で真新しいモノはないんですが、コンパクトに1話で説明しててグッと引き寄せられました。情報はちょっと詰め込みすぎぐらいの感じの方が、楽しいです。



作画の方にいきましょう。

とにかく凄かったのは、1話。
オレンジCG。

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これは、結構良きものです。
ガストレアのCGもスゴいんですけど、エフェクトの方もそこそこ。
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ぬるぬる感さえ無くせば、もっと良くなると思ったりしてます。
それでなくても結構いいですけど。

昔どっかで、吉成兄の方は、「CGによるエフェクト作画の模索を進めている」みたいなモンを見たんですけど、これがそうなんですかね。これ見ちゃうと、エフェクトのCG化も進んでいきそうに思いますね。

2、3話のアクションは見事。野中ではないと思いますけど、上手い。
1話の野中パートは、多分食事シーンのどこかじゃないっすかね。
メンドイのでgifにはしませんが。

CGヤバイとばかり言ってきましたが、手書きの煙もやはり素晴らしいモノが多く。
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特に3話。エンジュが地面を蹴る時の煙とか、 ガストレアが倒れる時の煙とか、結構写実的で個人的には大満足。最近、煙や爆発はデフォルメ方面に振れてきてると思っていたんですけど、まだまだ写実で描きたい人がいて安心です。

後は、音響の話。
鷺巣(音楽)×野口(効果)という庵野作品コンビなのに、あんまり誰も触れないという謎。
2話の、変態仮面のバリアーをぶっ叩く時の音とか素晴らしいのに。


まあそんなとこです。 
機会があれば、4~6話でまとめてまた記事にするかも。 

エフェクトには興味を持つ人が少ないようなので、アクションの方を取り上げる作戦。

最近すごく話題なアニメーターの一人。

「ゆるゆり」 「きんいろモザイク」で、脚光を浴びる。
動画工房かと思ったら、JC出身で現在は不明という(フリーランスかも)。
基本的に、アクションアニメーター。 

中割が少ないのに、何故かぬるっとリアルな感じを表現したり、
ツメ方をきつくすることで、タイミングを誇張したり、画全体にダイナミックさを出したりしてる。

…と色々特徴を探しましたが、よく分かってない。
独特のタイミングを持っていて、どんなアニメーターか掴むのが難しいです。

完璧に金田系というタイミングの作画でもないし、どうだろうなあ。


後、野中正幸を調べる中で、この方のブログ記事が非常に興味深かったです。
スカスカした感じ - Mal d’archive 

作画に直接関係するわけではないですが、こういう見方もできるんだなあと。
アニメ作画と、全く違う他の文化を比べるってのは面白いもんですね。


■「問題児たちが異世界から来るそうですよ?(2013)」 #6

カメラを追い越していく、大胆な登場シーン
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中割り自体も少なく、ツメ方が効いている作画。
このツメによって、大胆に登場シーンを演出する。


待ちきれない様子と首振り
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髪の毛と、スカートの振れ方で慣性を表現。
ツメ方普通、もしくは若干後のような気が。
髪の毛の行って帰ってが、すごく上手い。


ぶん投げるぜ
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そこそこきつめのツメ方。
投げられる人が、どーんといきなり来る感じで画面に迫力が増す。



■「未確認で進行形(TV/2014)」 OP

黒板シーン1
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ここも中割り少なく。
その代わりに、行動が終わった後の動き(慣性による動き)を上手く描いてる。
特に後半のこの2枚が、上手い。

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黒板シーン2
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ふるふる手首の動きが上手い。
この2枚が、画面全体をまとめている感じ。

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今回はこれまで。
野中さんは、髪のリアクションとか、微細な表情の変化とか、服の揺れ方で、慣性を表現してるんじゃないのかなあと今は思ってます。だから、実は枚数を使わずリアルにやるという点では、うつのみやさんに近かったりするのかもしれない。 

まあ、アクション作画に関しては、個人的にまだまだ不勉強なところが多いので、誰か突っ込んでくれたら嬉しいなあと思ったりしとります。アクションムズイ。

まだまだ調べ中ですが。
ちょっと他にも、gifがあるので貼っとく。

破片と煙(AKIRAより)
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パイプの細かな動きと、破片の落ち方がいい。
大きな破片は早く、細かな破片はゆっくりと。
「王立」の打ち上げシーンを思い出すような、破片の動き。


割れるガラスの様子がこっちのガラスに映る(メガゾーンより)
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何か珍しいカットですよね。
ただガラスが割れる作画なら、「マクロスプラス」とかでもあったんですけど。
対面のガラスに、それが映るのは珍しい感じが。


風圧で割れるガラス(マクロスプラスより)
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本谷作画ではありませんが。
これまじまじ見ると、途中までYF-21を鏡像で描いて、次にはパッと実物で描いてる。

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これ面白いなあ。
こういう風にやっても違和感ないので、アニメならではの表現ではないかと思います。


ここから、AKIRA本谷の原画の一部を見つけたので紹介。


ドーム崩壊のシーン
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影の付け方が美しい。
これ手前の方の煙は、分けて描いてないんですかね。
てっきり、セル別にして描いてると思ってた。

本谷さんがまさかまさかのTwitter開始ということで、少し紹介。

板野、庵野、増尾、村木などが、写実系エフェクターであるのはご存知だろう。このブログでも再三にわたって取り上げてきた。本谷さんも、そのカテゴリーに入る。しかも、煙に関しては、最も写実的で他の追随を許さない綿密、緻密なエフェクトアニメーションをするのが、本谷利明である。あくまで持論ですけど。

「AKIRA(劇場/1988)」の煙を見た時の驚きといったら、もう言葉では言い表せないぐらい。ゆったりとわずかながら動きつづける煙、煙の圧力で外れたパイプが暴れる様は、この上なく感動した。写実を極めたアニメーターだと思っている。しかし、「AKIRA」以降は、「グランディア(1997)」 など、ゲーム業界で活躍することが多くなり、アニメにはほとんど参加しなくなっていた。AKIRA組には、こういった人が多く、本谷さんも例に漏れず参加作品は少ない。しかし、「ゼクスイグニッション(TV/2014)」で、久々にTVアニメで原画を4話も担当し、往年のファンを驚かせた。主な代表作は、「AKIRA」「王立宇宙軍」「真魔神伝」。


クリエーターズファイル第123回 野田弘一
http://web.archive.org/web/20080102163818/http://www.gpara.com/contents/creator/bn_123.htm

これは本谷さんのインタビューではなく、 「グランディア」の設定デザイン等を務めた野田弘一さんのインタビュー記事。数年前には、本谷さんの記事も見れていたが、今はすでに消されてる様子。せめてキャッシュが残っていればなあ…

<ついき 2014/04/21>(大匙屋さん提供。アリガトウ。)
クリエーターズファイル第122回 本谷利明
http://web.archive.org/web/20040304051934/http://www.gpara.com/contents/creator/bn_122.htm

というわけで、本谷さんのインタビュー記事。
プログラムに興味があるというのは、凄く意外な印象を受ける。


さて、本題の本谷作画を時系列で見ていこう。


■「メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い(OVA/1985)」

爆発とぶわっと煙
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ここはタイミングも優れているばかりでなく、その後の煙の動かし方もいい。
爆風の流れに沿って、動いている。
また、爆風によって散らかる紙片、破壊される看板の細かさ、飛び散るガラスの破片。
これらのディテールによって、画面の写実性はますます高まる。


爆風からの建物破壊
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街路樹と手前の自転車の動きで、爆風を描写し、後から煙がついてくる。
「さくらや」の看板の崩れ方も、ぐしゃあと崩れていき非常にリアル。
倒れる信号機もまた、ここでは爆風の表現に効果的だ。


■「ヘル・ターゲット(OVA/1987)」

衛星ビームからの本谷爆発1
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透過光が少し主張しすぎて、肝心の爆発が見えづらい。
爆発のリアルな回転が、上手い。
爆発本体のディテールは少なめ。ギザギザの影のようなものを入れることが多い。


本谷爆発2
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画面が右に動きながらの爆発。難しいカット。
動画は、なめらかな感じ。そこまでタイミングは誇張してない。
要所要所に透過光を入れて、リアリティを高めている。


本谷爆発3&煙
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ゆっくりと爆発している様子。核爆発を望遠で眺めた感じ。
やっぱ、「ナウシカ庵野爆発」を思い出してしまう。
当時、本谷さんと庵野さんの交流はあったんでしょうか。


消え行く衛星描写
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ここは確定ではないけど、多分本谷さんだと思う。
これが、また核爆発っぽい。
煙を出しつつ、壊れていくのが核爆発の現象として見られます。


参考資料(リファレンス):核実験の映像集




■「AKIRA(劇場/1988)」

ドーム出現の煙
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本谷煙の基本は、2色で煙はゆっくりと滑らかに広がる。
この場合は、少し尖りつつ広がっているのが分かる。


ドーム出現時の崩壊シーン
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地面の崩壊スピードと破片がリアル。
画面右側の装甲車の動きが、崩れる地面と合わさってすごい。


AKIRAドーム出現前のパイプ煙1
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AKIRA本谷といえば、やはりパイプが外せない。
押し出された煙によって暴れるパイプの挙動が、自然でリアル。
また手前のチューブや、土台が崩れるのも細かく描かれる。

ちなみに、AKIRA本谷パート全般に言えることがある。
後ろに描かれる煙はbookではなく、わずかながら形を変え動いている。


パイプ煙2
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煙の圧力に耐え切れず、外れるパイプ。
この煙の密度は、どう表現していいものか分からない。
とにかく緻密、綿密なほぼ1k作画である。


ドームからのビームによる誘発連続爆発
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透過光を使いながら、上手く連続爆発を描写。
ここでは、タイミングのセンスが光る。
また、触手がいっぱい伸びたりするのも本谷爆発の特徴の一つ。



本谷さんは、大体こんな感じ。
言い方がアレですけど、煙に関しては基地外レベルでうまい。
リアル系の極地!青山さんが若干似ているかなあ。

あの本谷さんが、テレビアニメに帰ってくるとは思っていませんでした。
これから、撮りためてある「ゼクスイグニッション」早く観たいと思います。 

遅くなりました。

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とうとう最終回。でも特に変わらないというアレ。
ウオミーとシノ、さらには他数名も巻き込んでのタカトシ彼女争奪戦。
ラブコメの、”ラブ”の部分が今回やっと出てきました。

何故かいるウオミーお姉ちゃん
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この作品って事実上のハーレム作品なのに、意外と叩かれませんよね。
多分それは、「生まれ持った才能」があるかないかだと思うんですよ。
「IS」とか「SAO」って、主人公オレツエーな作品じゃないですか、だけど、タカトシは基本的に頭はそんなに良くないし、運動も微妙、仕事は雑で、見かけもそんなイケメンでもない。
でも、スズを一例にして見てみると、最初は恋愛感情を抱いているはずもなく、お荷物程度に思ってるわけですが。だんだんと、タカトシの素直で一生懸命な優しさや思いやりに触れて、心をひらいていくようになったと思うんですね。

何を真剣に考えているんだ俺は。でも、本当に少しはあると思うなあ。
世界で唯一の男性IS操縦者とかをアニメで見ると、かけ離れすぎてあんま自己陶酔に行かないんじゃないのかと思います。(※IS自体は、何故かとんでもないコンテンツになっちゃってますが。)


スズと残り湯洗濯
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お風呂のお湯を取るホースがあるのに、何故かバケツ。
原作ではどうだったかなあ。確か無かったと思うんですが。


こたつとコトミ
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ここのこたつのシワがいい。もふもふ感でてますよね。


ふらんべ
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なかなかエフェクトキレイでした。
3枚リピートっぽいです。


謎実写恵方巻き
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本当に謎です。
何を持って、「現実」を視聴者に突き付けたのか。


生徒会役員共?
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ここは、結構踏み込んだシーンだなあと。
会長もマリアもいなくて、代わりにコトミがいる。 
最後は、時間軸を巻き戻して誤魔化しますが、ここはタカトシが3年生の時の描写。
(※つまり、2年時→3年時→1年時という風に時間軸が素早く変わっている。)
サザエさん時空かと思ったら、そのループにも終わりがあるんだよと、
リアリティあふれる描写をここでしてるわけです。 

ここで僕らは、作品に対する「終わり」を感じるんです。 
ああ、そういえば最終回なんだなあと。
フェードアウトすることで、余韻を出すカメラ。
これは、すごい上手く感じました。


おっぱいモミモミ
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これ、8枚リピートとかじゃない。
バンクを上手く使って、単純なリピート作画にしてないんですよ。
何のこだわりだよ。でもすげーよ。



という感じで、おしまい。 
「生徒会役員共*」お疲れ様でした。 

さて、「うる星サーカス」から大分経ちましたが、ようやくあのパートの結論が出せそうです。ホロホロさんコメントで色々と教えてもらって、本当にありがたかったです。A子とかイクサーとかナンジャラホイって感じだったので。この場を借りてお礼を。

まあ、もう本当に大分経ってしまって申し訳ないですが…
リンクも一応貼っておきます。

1、「うる星」庵野サーカス
2、増尾爆発と庵野爆発について
3、増尾パートを色々探検してきた 80年代編


まずは、「A子」の増尾パートを見ていくとします。

■「A子」増尾サーカス
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増尾爆発。まん丸球形の爆発+破片の細かさが際立っています。ペプシが飛んでたりしますが、今回は、関係ないので置いとく。ここでまずは、「POP」「イクサー」と比較して、増尾さんの特徴を画像で簡単に紹介。


増尾爆発の作画特徴集
増尾アウトライン比較

破片は細かく少なめ、独立した球体を描かない。これら2つは、前回の記事でも触れましたね。前回は、こっちの言葉足らずで、増尾爆発のフォルムの特徴の一つ「カエルの水かき」というのが分からなかったと思う。今回はバッチシ画像も用意したので、きちんと説明します。

増尾爆発の外のラインの描き方
アウトライン説明 増尾

こういう感じです。なんとなく分かるかなあ。
爆発の外のラインを1色で繋げたがるのが、増尾爆発(85-87)の特徴だと僕は感じる。外のラインを一色でつなぐエフェクトを全く描かないアニメーターはいないだろうけど、この時期の増尾さんは、この手法を頻繁に使ってるので特徴になります。


今回新しく発見したのは、爆発の球体の内側に、三日月状のカールしてる線(※以下、ムーンライン)があるということです。庵野さんも時々その線を描く時があるんですが、ちょっと違う。ホロホロさんのコメントの太さ細さもそうですけど、もっと根本的な違いがあります。

ムーンライン(増尾さんの場合)
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図2図3

上下で連動してるので、見比べてみてね。
ムーンラインを描く時は、三日月ドーナツ(参照:図2)か、細長い三日月カール(参照:図3)を入れる。(※もしくは、その両方を使って描く)

ムーンラインの具体例
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増尾さんは、こんな感じに描きます。


ムーンライン(庵野さんの場合)
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庵野さんは、さほど爆発にムーンラインみたいなディテールを加える人ではない、というのがまず最初にあります。描くとしても三日月ドーナツ(図2)の方であり、細長いムーンライン(図3)の方に関しては、ほとんど爆発の中に入れません。

もう一つの大きな違いとして、庵野さんが、ドーナツ三日月(図2)でムーンラインを描くときに、時々短くクワガタ状になるというものです。要するに、爆発の球体の中で、一部分だけにムーンラインを描くということです。(参照:図4)

庵野特有のムーンライン
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■「メガゾーン」庵野爆発
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また、このクワガタ三日月は、増尾さんのムーンラインと違い、爆発の中で動き回ります。
逆に言うと、こんな作画を増尾さんは絶対しません。ムーンラインを描くなら描くで、きちんと細長いヤツ(図3)を入れてきます。


■「A子」戦闘機の増尾爆発
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上のgifから抜き出した金田調のエフェクトカット
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そんでイクサーを調べている時は微妙だった、金田調のエフェクトカットについて。「POP」「イクサー」「A子」と3つの増尾さん初期参加作品で、ここまで多く見られると、この時期(85-87)増尾さんが金田系のカットインをエフェクトに使っていたことは確定のようです。


増尾爆発の金田調エフェクトカット集
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(「イクサーⅠ」より)

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(「イクサーⅢ」より)

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(「POP」より)


増尾、庵野爆発の個数比較
爆発球形個数 比較

また、この時期の増尾さんは、比較的爆発を描いても、球形の個数が少ないのも特徴です。
庵野さんが6、7個平気で描くのに対し、増尾さんは3個が一番多い印象があります。



以上の事を踏まえて、もう一度問題となった作画を見てみましょう。

■「うる星156話」サーカスと連続爆発
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問題の作画です。結局このパートは誰が描いたのか?


結論から言うと、庵野秀明だと思います。

当時、庵野さんは板野一郎の影響を受けて、リアルに傾倒していた時期です。とにかくリアルに、写実的な作画を目指していました。目指す途中で、細長いムーンライン(図2)みたいなものは、描きたくなかったのではと思います。その証拠に、「超時空要塞マクロス」「メガゾーン23」や「風の谷のナウシカ」の中で、庵野さんは爆発にディテール(ムーンライン等)を殆ど加えていません。

庵野作画 爆発集
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これは僕の推測ですが、写実性を目指す中で一体どんな風に描けばいいのだろうかと、試行錯誤の時期だったように感じます。副産物として、大量の破片の描き込み、タイミングのセンス等が磨かれました。


■「メガゾーン23」庵野爆発
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■「風の谷のナウシカ」庵野爆発
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「王立」の時期になると、庵野爆発の写実は黄金期を迎え、爆発は細かくリアルに描かれています。 余計なディテールは、爆発をむしろデフォルメにしてしまうので、それを避けたかったのではないのかなあと。


つまり、「うる星サーカス」が描かれた1983.4年当時は、庵野爆発はまだ未完成であり、しかも写実にこだわったので、爆発を細かく描けなかった(※爆発に余計なディテールを足すことが出来なかった)時期だと思うんです。そういう理由で、このサーカスと連続爆発は、庵野秀明の作画だと思います。

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増尾さんだったら、この爆発内部にムーンラインを少なくとも一本は入れるだろうし、それをしないのならばドーナツ三日月をすると思う。こんだけ、中身スカスカにして描かない。


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後は、やはり破片の大きさですね。
こんなに大きな破片を、増尾さんが描くとは思えない。


Q、あの「金田っぽい」カットインは何だったのか?
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完全なる推測で申し訳ないんですが、これって作監とか演出の人が足したんじゃないのかなあと思います。(そういうことは、ありえるんですかね?)前回の記事で、この2枚を抜いても違和感無くみれることは明らかでしたね。80年代後半~90年代は、やっぱり金田作画イケイケの時代だったと思うんですよ。だから、演出の人が「この爆発は、金田さん(もしくは山下)みたいなカットにしろ」 とか言って、ああなったんじゃないのかなあと。全部推測ですよ!



今回ほぼゼロから増尾作画を調べて、スゴい苦労しました。(※gif作っちゃ見て確認、お仕事他に無いか確認、スクショしたのをWFVで見て確認とか…動研の人はすげえなあと改めて思ったよ…)けど、「お!なんだかこの人の作画の特徴が分かってきた!」 みたいな快感を得られるのが楽しくてですね、やってよかったなあと(*´∀`) 庵野爆発についても、分かりきってる感じだったんですが、全然知らないことばっかりで、むしろ覚えた方の事が多いですね。

こんな過疎作画ブログですけど、30人くらいは見てくれてるということで、この「うる星サーカス」一連記事については、お疲れ様でした。途中で、gifのサイズ変更とかで見難い箇所もあったかと思いますけど、そこは勘弁を。いろいろと試してるので…まあ本当にお疲れ様でした。

もうすぐ、「うる星サーカス」に関係する記事を出します。
その前に改めて、増尾さんについて少し整理をしたいと思ったのがこの記事です。

まずは、80年代後半(85~87)の増尾・庵野両者のワークスを再確認。

★両方とも参加
・「POPCHASER(OVA/1985) 原画」 
・「メガゾード23(OVA/1985) 原画」 
・「うる星やつら(TV/156話) 原画」
・「王立宇宙軍(劇場/1987)」
→庵野は、スペシャルエフェクトアーチスト、作画監督(共同)、原画
→増尾は、助監督、原画

★増尾昭一のみ参加
・「戦え!!イクサー1 Act.Ⅰ、Ⅲ(OVA/1985)」 
・「プロジェクトA子(劇場/1986)」 

★庵野秀明のみ参加
・「バース(OVA/1984)」(※ナウシカ、愛・おぼと同じ年) 
・ 「風の谷のナウシカ(劇場/1984)」
・「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(劇場/1984)」

という感じ。
増尾さんは、スタジオジャイアンツ出身。
このスタジオには、摩砂雪や鈴木俊二も同じく在籍していました。

増尾昭一は、庵野とくらべて、キャリアのスタートは少し早いです。庵野が、大阪芸大で自主制作をしている頃には、「六神合体ゴッドマーズ(TV/1981)」などに、既に参加してたりします。 
写実系のエフェクト・メカの作画を得意としている印象ですが、初期には金田調のカットインも目にすることもできます。

「愛・おぼ(劇場/1984)」で、庵野秀明と出会います。そして、大きな転機となったのは、おそらく「グラビトン」設立のとき。このスタジオの設立参加に、庵野を誘いました。同じ時期に庵野は、摩砂雪・大月P・樋口真嗣らと出会っているので、後の作品への影響を考えると、「グラビトン」は重要なスタジオなわけです。

ガイナックスの前身はよく、「DAICON FILM」と言われますが、実際には、グラビトンも大きく関与してると思います。アマチュアからの流れが、「DAICON FILM」だとすると、「グラビトン」は、プロ側の流れではないのかなあと。
(※とすると、スタジオジャイアンツはもっと重要なわけですが、キリがないので)

2000年以降は、デジタル・エフェクトの第一人者として、庵野監督を支えています。
というか、増尾昭一がいないと「新劇」はできていません。
それぐらい、重要な人物です。 

★王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987/劇場):庵野秀明 
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写実黄金期の庵野爆発&煙。
煙に対して4色を使用。破片も細かく。
地味に中央のハイライトがいい味を出している。


★プラネテス(2003/TV):橋本敬史
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OPでの橋本作画。橋本さんらしく、煙は少し写実的。
ノンクレ版あったかなあ。


★キルラキル(2013/TV):吉成曜(※推測)
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フォルムは完璧に吉成。もしかしたら、すしおかもしれない。
でも総作監だったら、こんなの描く余裕ないっすよね。
デフォルメ調なんだけど、タイミングは凄くリアルに。
最近のお気に入り。


★キャプテン・アース(2014/TV):柿田英樹
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一枚絵でも、柿田と分かる作画。
タイミングから作画まで、すんげーデフォルメ。
一回爆縮するときは、スゴい良いと思う。


後は、「FREEDOM」とかにあったような気がします。
確か、あれは橋本さんだったかなあ。 
探せば、こういう打ち上げシーンの煙はもっとあると思います。


OPで興味を持った次第。(※作画言及だけ見たい人は、後半を見てくれれば)
TVアニメ「CANAAN」公式サイト 


佐藤雅弘のOP作画を見てから、CANAAN自体に興味が湧いたので。 
個人的には、「SAC」と「フルメタ」を足した感じの作品でしたよ。
フルメタの要素としては、カナン本人。
SACの要素としては、社会的な利権の構造やら。
消えた村のビジネス利用とか、NGOおばさんの外交とか、そんなとこですね。

原案:奈須きのこ、構成、脚本:岡田麿里というフェイトSNタッグの脚本面。
作画面は、監督:安藤真裕。コンテ(3.5.7):岡村天斎。
そういや安藤姓もメーター多いですよね。
天斎コンテ回はやっぱいいですね。スピード感が違う。


感想ですが、もっとガンアクション、戦闘シーン多めの方が良かった。
#1,2見て、スゴい感動したんですよ。
うお、すげーこんな動いて、こんなアクション派手なのかと。 
したら、それ以降は説明パートが多くなっていっちゃって、
ほぼ三文字(※韓国・中国系のアニメの人)原画オンリーも2話ぐらいあったかなあ、 

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そんな悪くはないですけど、作画的には楽な方の回でした。
まあ、三文字オンリー原画とか今回初めて見たんですけどNE。
でも、このクオリティ保てるのはスゲーなあ。 



お話の方ですけど、三つ巴のような形に、利権が絡んだ少し複雑な説明が、
きのこ調の小難しいセリフとして乗っかってくるので、一見少し分かりづらい。
つーか分かりにくい。
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「カナン」「大沢マリア」「蛇(アルファルド)」、この3つを中心として、物語は展開されます。
ここに、NGOおばさんとか、サンタナサイドとか乗っかってくるので、ますますカオス。


最初は、事態を飲み込めないマリア目線でお話が進んでいきます。 
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だけど当然、見る側はマリアの目線だけではなくて、NGOおばさんとか、サンタナとか
色んな目線で見れるわけで、常にマリアの上に立って進行を見守れる。
そこに、置いてけぼりにされてない安心感を感じるわけです。
それでいて、謎はうまく隠して、見る側を食い付かせる。


まあそれでも、1クールでやるには大変じゃなかったのかなあ。
最終話まで見て分からなかったのは、マリアとカナンの過去ですね。

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二人がどんな風に出会ったのか、時を過ごしたのかの描写がもっと欲しかった。
描写はあるにはありますけど、流石に少なすぎる。
カナンがマリアに心を許したきっかけとか知りたいんですよ。

後は、カミングズらがいなくなった後の、「蛇」を描いて欲しかったですね。

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何か自然消滅的な感じで、それはないだろうと。
「ダイダラ社」という、隠れ蓑にも社員やら戦闘員やらはいるわけでして。
彼らのその後をきちんと描くべき。

原作は、チュンソフトのゲームということで。
wiki程度の知識なんですが、もっと原作は違うものみたい。
渋谷がメインの舞台だし、カナンとか出てきませんしね。
アニメはスピンオフな感じ。


テーマは、「目」ですね。これは間違いないと思う。
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共感覚を持つカナンには、全てが見通せます。
その人固有の色から、人の感情もすべて色で見える。
だから、カナンは全てを見通してるつもりなんだけど、
実はそうではないということが、8話で共感覚を一度失ってはじめて理解します。

「ありのままを見つめろ」というシャムに言われた言葉を思い出し、気付くわけです。


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その一方で、マリアも「カメラのレンズ」を通して色んなものを見る。
だけど、本当に嫌なことからは目を背けたりするんですね。
ウーアウイルスの感染者の死体とか。カナンの気持ちとか。
本当は見なきゃいけないことがあるのに、自分を騙したままで見ようとしない。
だから、アルファルドから「お前は欺瞞だ」と言われるわけです。 
最後には、アルファルドに写真を撮っていいか(=真実と向き合う)と聞くに至るまで
自分から逃げずに、正直になります。

カナンもマリアも見なきゃいけない現実、事実、状況に向き合うようになるんですね。


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皮肉にも、実はシャムが死んだ日から、いつも冷酷非情なアルファルドが
何も向き合って来なかったというのが、最後に判明します。
過去にすがることで、自分を騙していたんですね。
アルファルドがシャムを殺したのは、多分カナンへの嫉妬からなんでしょうが、
それも全部カナンに責任転嫁しようとする。防衛本能の合理化ですね。
お前があの場にいなければ、シャムは死ぬことは無かった、と自分の心を守ってます。


フラワーガーデン計画は、アメリカのCIAと「蛇」が行った人体実験です。
CIAとしては、ウーアウイルスが臨床実験がしたかった。
「蛇」は、第二のカナンを作り出したかった。
というわけで、両者の利害は一致してたわけです。
ですが、アメリカの外交にとっては、隠しておきたい事実でも当然あります。

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対テロ国際会議で、アメリカの大統領が「ラブアンドピース」と声高に主張した後に、
アルファルドが「対テロ国際はお遊び」と皮肉るのは、こういうわけがあるんですね。
結局、テロを利用したくせに、お前ら何言ってんだと。


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NGOおばさんがやってるのは、表ではカナンの依頼主ですが、
本当はアメリカへの脅しと、それによって外交を日本ペースでやることが目的です。
サンタナに餌をやり、消えた村事件(=フラワーガーデン計画)を表舞台に出すことで、
唯一抗ウイルス薬の開発に成功した製薬会社の大沢賢治の力をアピールする。
これで、抗ウイルス薬を武器に、アメリカに強く出れるというわけですね。

ここが、社会派アニメの代表作SACぽいたる所以です。
村井ワクチンが製薬会社の利権によって潰された事実を、笑い男が表に出そうとし、
利権の恩恵を受けている製薬会社、医師会は隠そう必死になる構造と同じなんですね。
SACでは、純粋にその事実に怒って笑い男は行動しますが。


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で、NGOおばさんは、外交の損得しか頭にありませんから、
アルファルドからボナー(ウーアに感染し、特別な能力を持った人)実験のデータをもらうと、
カナンらがいるのに、早々に「ファクトリー」の攻撃を依頼する
だから、実は劇中では一番利口かつ冷酷な人物で、アルファルドがかわいく見える。
エリート官僚おそろしや、といったとこでしょうか。

だけど、いかんせん、この利権と外交の構造が劇中ではわかりにくい。
神山監督の脚本とかシリーズ構成はスゲエうまかったんだなあと、改めて思います。

ウイルス利権をめぐる話題も、分かりやすいように説明するにはやはり少し尺が足りない。 
カナンとマリアの過去も含めて、2クールあれば…とは感じずにはいられないませんね。
でも、カナンに主題を置くのか、社会的な話題に主題を置くのかで、
物語のテイストは大分変わってくるので難しいですね。
そういう意味でも、SACはすんげえ上手いんだなあと。
キャラを立たせて、少し入り組んだ話も分かりやすく説明ってのは意外とすご技。
そういや、神山監督って今何してるんでしょうかね。



作画の方ですけど、良かったのは#1.2.5.7.11.13かなあ。
特に最初の二話は、前にも言ったようにスゴく良かった。

モブはこれでもかというぐらい手書きで動かすし、エフェクトもいい。
アクションカットや映像の情報量も多くて楽しい。
最初に異国の世界観をきちんと描写するので、スムーズに入っていける。


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今作の特徴の一つとして、CG処理された背景があります。
このコントロールルームのシーンは、パースは画面が引くにつれ、
ちょっと俯瞰になっていきます。
つまり、パースが変わってくるわけですね。
だから、普通の背景では対応できないので背景をCG処理します。
具体的には、パースが変わる所のテクスチャを何やかんやするらしいですが、
素人にはそこまで分からん。
まあとにかく、CG背景はめちゃ多いです。



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また爆発、煙といったエフェクトに関してもCGが多用されています。 
アルペジオみたいなオールCGではありませんが、エフェクトの9割はCGです。
ですが、少しまだ手書きには及ばないかなあという印象。
ぬるぬるしすぎてアニメで培われてきたタイミングとかが、どうしても出せない。
メカの方はそこそこ上手くいってる気がしますけど、
エフェクトのCGはまだまだ違和感ありますね。



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作画としては、このランランのビールを開けるシーン。
これが上手いなあと思ったので。
地味ですけど、細かい仕草が再現されててスゴい。
栓を抜いた後、手に栓が残っているのが分かるんですよね。
うおっ、細けえとこまでスゲーと。


後は、細かいディテールと各戦闘シーンですね。
ここはもう言うことなしで、素晴らしいです。

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(#7 戦闘機内部のディテール)

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(#7 戦闘機本体のデザインワークとエンジンのデジタル表現、爆弾のディテール)

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(#5 着弾時の煙、CGではない煙のうちの一つ)
 

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(#6.10タイトルカット きのこらしい当て字遊び。実は毎回エンドで出される)

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(#13 戦闘シーン)

後は、佐藤雅弘パートですね。(後でgif追加します)
アルファルドが輸送車から逃げるシーン。
これは良かった。アクションの申し子です。

SACとかフルメタが好きな人は楽しめるんじゃないのかなあ。
後は、フェイト・ゼロとかですかね。
見てなくて言うのもアレなんですが、多分これに近い。
きのこ調のセリフが嫌だと感じなければ、楽しめると思う。

まあそんな感じです。




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