15]

ちょっとアク強かった。これは賛否分かれるだろうなあと録画見ながら思ってたら、一週間が風のように過ぎ去っていきました。遅れてゴメンネ。4話もすぐに(三連休には…)記事にする予定。(※メソッドはまだ見てない。見る気も起きない。)

アバン:カフェで食べる2人

A:トゥインクルと有馬がピアノ弾けなくなった原因
・グラフィニカいいなあ
・有馬の受賞歴については、もっと演出で盛り上げて欲しい
・伴奏に任命

B:伴奏への強制と走りだす有馬
・楽譜の貼り方よかった
・テンポもよかった
・明暗の表現(キリ
・二人乗りに厳しい世の中

 
脚本・作劇・構成

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59]02]

有馬が何故ピアノが弾けなくなったのか、ということが判明する回でした。で、そこから宮園にピアノ伴奏に任命され、伴奏をやるように椿共々言われまくるわけですが。一向に「してみようかな」というアクションすら見えない、社交辞令でもその場しのぎの発言でも全く言えない。だから、彼にとっては、ピアノを再開することは「絶対あり得ないこと」なんですね。


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それは例えば、このカフェでの表現でも示されています。
このカッとショックを受ける感じ。巧いですよね。タイミングも良かった。


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後は伏線としてのバスの宮園かをりですね。
ここは原作よりも巧いと思う。


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14]15]

屋上での明暗シーンは誰にでも分かるような演出だったので、今一度ぼくが改まっていうことでもないと思うのですが。有馬が深い暗闇の中にいて、椿や宮園は明るい日の下にいるというのが表面的な表現です。ですが、ここはレイアウトでの演出を少し解釈したい。ここでこれだけ左に配置されているのは、誰しもが「有馬公生の立場になりうる」ということの示唆だと思います。つまり、その個々人の立場というものは非常に不安定で、固定的ではないということです。





作画・画面設計・カメラワーク

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46]41]

A1はキャラ絵がすごく安定しますね。今回は、というか4話まででもほぼ全く崩れてない。それがいいことかどうかは分かりませんが、まあ大変なことで労力もかかっているだろうと思います。こういうことを軽視する人が大多数ですけど、この絵を保つのって大変ですよ。びっくりするほど崩れない。もっと輪郭なんて簡単に崩れるのに(※むしろ崩れろ、と思う。僕としては、いろんな人の「動く」絵が見たいので、総作監制度がいいシステムとはあまり思えません)。

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「ほらやっぱり幸せなピアノじゃない」のシーンは宮園かをりTBしながら、(OLしながら)有馬にTUしてもらいたかった。というか、その画面しか想定してなかった。このシーンの宮園にTBやTUしなかったというのはぼくにとっては非常に意外で、何でかというと、その次に弾けなくなるシーンとの「画面の硬度」によって、対比ができると思っていたから。

弾けなくなるシーンでは有馬公生がビクッとするわけですが、そういった「硬さ」を画面でも出してもらいたくて、対して、弾けているシーン(店員や子ども、宮園が幸せなシーン)では「柔らかさ」を画面で表現して欲しかった。この2つの対比があると想定していたので、特にカメラ指示が無かったのは本当に意外でした。


今回はこれぐらいでしょうか。後、暴力ヒロイン云々で騒ぐ輩がいますが、それはまた別の記事で(次の4話ででも)言及したいと思います。「うる星やつら」とか「鋼の錬金術師」、「らんま1/2」とか有名ドコロでもあるんですけど、何故かこの辺はスルーされるのに苛立っています。あのフレーズは、作品のアジテートのためとしか思えないんですけどね、今のところ。


後これはどうなんだろう。

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完全対称ではないんですが、それが合ってるのがどうかイマイチ分からない。鏡像はもっとベターと平面的になるべきな気がしますが。まあ些細なところなので、どうでもいいかもしれませんが。右目が映ってると何か少し違和があります。