GOMIstation

2025-1

2019年04月

報告の記事を書く余裕があれば、アニメについて書けと言われるのは重々承知の助。「盾の勇者」「ウテナ」は隙間があったら見ます。


■友人にブログがバレました\(^o^)/

同窓会のときに書いた懸念が形となって出てしまった。いや、なんだろう、この感覚は。やっぱりなあ、リアルとネットは分けたい。そういうのがどうしてもある。ニフティ世代やデジタルネイティブ世代は違うのだろうけれど、ぼくはリアルが入った途端に、感触が異なってしまうのでないかといったことがやや怖く。つまり、リアルにおける姿や印象の情報がネットのそれと接続されたときには、良い方向にも悪い方向にもひどくバイアスがかかってしまいそうなのだ。

たとえば、ネットで仲良くしてもらっている人々とリアルで交流したとすると、そういった人々がとんでもなくひどいことをしようとするときに、果たしてストップの一言がかけられるかどうかが微妙なのだ。もしもクリエイターであったならば、その人の作品に身内びいきが入ってしまわないか心配なのだ。そういった観点で、そういったバイアスを減らすべく、接続を極力避けてきた。まあ、その辺は変わりつつあるような気もする。


まあこのような話よりも、「どういった人物」にバレたかどうかが読者は興味があろう。興味がなくても、まあ暇つぶしに読んでみてくれ。

そう思うので、かれについて取り上げる。かれとは小学校3年からの付き合いで、もう二十年来の仲だ。おそらく親友といって差し障りない。かれの家にいっては、かれの父親がいない間に、パワプロをやり、桃鉄をやり、だらだらと過ごすことが多かったようにおもう。ぼくの家庭は門限が厳しかったがために、わざとパワプロを終わらすと「手を抜いたな」と言われ、門限ギリギリ家路についた後、「怒られなかった?」と嬉々とした様子で固定電話をかけてくる、わがまま放題の悪ガキ大将であった。

小学校のとき既にかれは身長が高く、まあモテた。脚も速かったし、そんなもんだ。けっして顔はすごくよい方ではない、ただ会話・交渉は巧みである。そういった類のものを使わせると手に負えない。人によって戦術を変え・・・といったレベルではなく、もはや言葉を自分の手足以上に器用に使える。おまけに、足も速い。モテないはずがないだろう。かれの度重なる恋人の登場や、他の友人の恋模様を、まあさまざまにおれは傍観していたので、観察眼や分析は磨かれたように思う。なにも嬉しくない。

さて、ここからは推測であるが、かれの本質は、おそらく「寂しさ」である。かれは誰にでも取り入れられるし、仲良くなることは可能であるが、それ以上につまらない会話や交渉、社交辞令にうんざりしているのではないか。すなわち、他人と接し相手の心を開かせるのは非常に得意であるけれど、そういったことは本当はしたくないのではないか、ということだ。これが何を意味するか。ストレスの蓄積である。おそらくかれは、他の人が思っているよりも、内心つまらない時間が日常でとても多い。そういったものまでもすべて隠しつつ、また興味もない他人と興味もない会話を楽しげにしなければならないのだ。大変そうだ。隠しているものごとが多すぎるのだ。

かれにはうまいことやられたと思っている。どうやって彼を貶めようか、とおれこそ楽しくブログを書き始めたはいいが、なんとなく、かれの本当の姿(=普段あたかも楽しいように演じているピエロ)を知っていると、どうにも無茶なことは言えない。あと、かれは荒唐無稽なアイデアを言い出す。たとえば、「デリヘル経営って風営法届け出さずにできないかな?」のようなことを言い出す。まあ、ぼくはかれに「だれかがやっていない時点で、おそらく成立しえない。風営法を知らないぼくらが話しても時間の無駄である」と、きわめて本音と論理で返すのだけれど、「今日はやけに全面否定だな」と少し不機嫌になった。いま考えてみると、かれにとってはただの世間話であったのかもしれない。ぼくがマジに返しただけである。かれはただ、その成立するかもしれない事業に対して、あれやこれらを、日常のつまらない会話ではなく、おもしろく語りたかっただけだろう。それにしても、全否定はよくない。ネットでは諭され、リアルでもやや怒られるということは、おそらく、本当に直した方がいい部分だ。


まあ、このような人間に、おれのプライベート中のプライベートである6年間もやっているブログを見られるということは、もはや公衆の面前で素っ裸にされるのと同じことなのだ。まあかれの嫌いな部分といえば、なにをしなくても国語の点数が良かったことくらいだ。嘘です、まだまだあるわ。20年近く女を取っ替え引っ替えして、青春を謳歌したことも憎悪しております。小学校のころ、バレンタインデーになると、かれのいえの玄関のドアノブにチョコが何個もかかってるんだぜ?信じられる?。ムカつくな、という方が無茶である。こちらに紹介してくれたことは何度あるが(「これ自体に感謝しろ!」というのはもっとも)、なんでかおれが女と喋れないのは、読者のみなさんも御存知の通りで。気の強い女性は未だに苦手だ、これは完全に姉が原因だ。まあ、なぜかれと友人なのか、未だによく分からない。ひとつ言えることは、おれは小学校のときから虚弱であった。小学校のとき林間学校に行ってもそれは変わらず、具合がやや悪かったが、そんな自分をひとつたりとも笑わずに、それとなく慮ってもらったことは、鮮明に覚えているしずっと感謝している。こういう気恥ずかしいポエムが書けるのも、ブログの特権だ。


さて、かれはまったくとして、アニメや漫画といったサブカルチャーには関心がない。ここまでの話を読めば分かるとおり、まったくとして、アウトドアで活発な人間だ。アニメの演出や、作画なんて言ってもかれはおそらくまったく知らないし関心をもっていないだろう。これからも関心はもたないと思うけれど、そんなかれや、かれとおなじくアニメやサブカルチャーに関心がない人々に、ほんの少しでも関心をもってもらえる、好奇心をくすぐる記事を書けたらいいかなとは思う。もちろん、既に「ゴミステ、更新してねえかなあ」とたびたび来てもらっている方々にも同様である。さいきんはまったく書けていなくて申し訳ない。新作アニメについて一言二言ていどの記事は作りたいが、いかんせん暇がない。

一言二言くらいの感想記事は上げるとおもう・・・期待はしないでください。以上です。

一部の方には伝えていましたが、実は自分の親父が逝去しておりました~
享年50代後半くらい、わけーよなあ

ブログや配信で言おうかなとかずっと思ってたんだけど、なんか言わない方がいいかなあネタにしてるみたいで嫌だなあとかアレコレいろいろ考えましたが、まあ配信で話すと少し気が楽になったので、書いた次第。案ずるより産むが易し。あ、よくそういう状態で同窓会とかに出る気になったな~と配信で突っ込まれたんですが、少し違うんですよ。久々に会う不安や期待もあるけれど、いろいろやってみようかなと、あとで行っとけばな~とか後悔したら嫌だなあと思うようになったので。


2年前ぐらい。ブログでいうと、「宝石の国のプリヴィズ」の記事のあとでした。あのあと新幹線乗って、遺体確認して、通夜・葬式して、という感じで瞬く間に過ぎ去っていったよ。そういう意味では忘れられないアニメになったなあ、まあ嘘なんだけど。この記事書くまで記憶にもなかった。漫画は買ったけど、すごく面白いね!フォスの変化は辛いけれど。

弔事は末っ子ですが僕が書きました。形だけの文章だと通夜参加者にも親父にも失礼というか、もったいないと思ってエピソードを交えて書きました。喜んでもらえたとおもう。こういうところでブログの経験が生きたね!笑。無駄じゃなかった!笑。相当に捻くれている自分ですが、親父とはよく似ていて、家族の中でいちばん気があったし意見も合うことが多かった。大きな喧嘩もたくさんしたけれど、もう話せないと思うと、それだけで息が詰まる。みんな家族が元気であれば、可能な限り少なくとも話はした方がいい。顔だけでも見てあげた方がいい。大事にできなかった自分が言うのはダメかもしれないけれど、大事にしてあげてください。

もうオカンも還暦すぎなんで、覚悟はある程度しているんですけど、この前も骨折って入院したりで不安定でした。そういう意味で、ブログは、一時期もうどうでもいいかなあとか思っていたんですが、まあこれからもアニメや映像を見続けていくだろう。それは間違いないなと思ったんで、まあなんというかゆっくりとした航路にお付き合いいただければと思います。ずっと前から不定期ですけど、これからのテーマは「いろいろやる!悩んだら記事にする!悩む前に記事にする!そしてオタクを怒らせて炎上する!」といった感じのテキトーさでやっていければなと思います。

しかし、こういうときのソーシャル系ボタンは使えないなあ。この記事に、「いいね!」「拍手」とか心理的にできるわきゃないだろう。そういう意味では、ツイッターのハートマークへの変更は先見があったのかもしれません。クッソどうでもいいね!まあともかく、これからも面白い楽しい記事を書いていきたいので、よろしくお願いします。



【追記】
みんなわかってるね!!おれが上のような記述をした時に拍手を押せる人、おれの心を分かっている笑。いやじっさいは違うのかな、まあどっちでもいいか。というか、普段から読んでくれてありがとう!これ忘れてました。好感度上げとかないと・・・笑

今更ながらようやく。別件で触れる機会があり、重い腰を上げ見た次第。

主人公・スバルは、コンビニ帰りに突拍子もなく異世界へと飛ばされる。異世界でチンピラに絡まれているところを謎の銀髪少女に助けてもらい親睦を深める。ごたごたを繰り返しながらも、己のもつ変わった力で苦難を乗り越えていく。といった話。




巷ではスバルは「性格が悪い・クズ」と評判でしたが、そうとは思えなかったなあ。彼自身が死んだときに、「死に戻り」をするタイムリープ能力が発現する。この「死に戻り」のキモは、「他者にその能力のことを話すことができない」ということですよね。このことによって、彼は彼一人で問題に対処しなければいけない。少なくとも、精神的には相当キツイはず。

とあれば、13話ラストのスバルの感情爆発は受け入れられる。



リゼロ13-01リゼロ13-02

少なくとも、性格クズとかいう評価にはならない。エミリアは「また何も言ってくれないの・・・」「言ってくれなきゃ分からない」とスバルに連言するわけですが、彼は死に戻りについて喋ることができない。死に戻りによって回避した残虐な結末に至るまでの「過程」をスバルはすべて持っていますが、他の人達は覚えていない。このような状態において理解者を求めるのは当然です。しかし、エミリアによって、主従の関係も理解も否定されてしまった。ここで彼の精神は限界を迎えてしまった。

異世界に来てからスバルは自分の存在意義を、「エミリアを救うこと」に見出すしかなかった。そういう点で、感情の爆発に至るのは、当然だとおもう。少なくとも、自分ならそうなってしまう。エミリアに対して、あの状況に至り、それでも優等生のように、あるいは無機物のように感情やエゴを出さない方がよほど変に感じる。エゴをぶちまけるのを見て、なんで性格悪いとなるのかよく分からない。こういうのを見ると、毎度毎度思い出す記事があります。


アニメ視聴をつまらなくする傾向について-大匙屋

「こんな醜態を晒すヤツは嫌だ」っていう変な感情がですね、受け手側にあるんじゃないのかな。だってみんなも醜態は晒してきたはずでしょ?無様な正当化も、八つ当たりもしてきたはず、それなのにスバルを「性格クズ」とかいうのは言語道断だと思う。

僕はこれを「イイコイイコちゃん現象」って呼びたいんですけどね。みんなイイコイイコ、優等生として見られたい。そういう願望をアニメを見る際に持ち込んでしまう。つまりは、エミリアに対して、スバルみたいに傷つけたり、エゴをぶつけたりする人物にはなりたくない。彼の醜態を見たくない。そんな気持ちがあるが故に、「スバルはクズ」と評価を下してしまう。それはなんというか、キレイなところしか見たくない、みたいな部分に繋がりますよね。



さて、本題に戻ります。

これから数話に渡って、スバルが「解決することを諦める」のも然るべきかなと。彼は絶望してしまった。最大の理解者に拒まれたわけですから、そうなるのも当然。レムに対する逃避行の提案も、彼が抱えてきた精神的な負担を見ると、とても理解できる。だから、原作においてもアニメにおいても、レムが人気になる理由はよく分かりますよね。世の中の誰にだって「話せないなにか」はあるはずで、それ込みでレムは理解をしてくれた。

こういう言い方はあまり好みませんが、スバルは「シュタゲ無印において、牧瀬紅莉栖がいないオカリン」だと思えば理解は速い。あの聡明なクリスティーナがいない、助けてくれる人がいない、その辛さは想像に難くないハズ。スバルくんに対する僕の見方はこんな感じです。



物語の方ですが、まあこっちはあんまり言うことがない気がします。

4つのブロックに分けることができます。

1、盗品エルザ編
2、ロズワール邸編
3、白鯨編
4、ベテルギウス編

当時の既刊は9巻で、そこまでをアニメ化。いろいろ伏線は敷いているけれど回収できるわけもないので、とりあえずエミリアとの誤解を解きラブラブチュッチュするまでを描きたかったと思う。いちばん力を入れたのは、絶望に至るまでのスバルの行動とそこからの再起、あと白鯨戦ですね。

白鯨戦はぶっちゃけなんだろう。なんか物足りなさがあったなあ、ここは絶対見せ場ですので。400年苦しめられてきた、14年間妻への復讐に待ち焦がれた、そういったのはもう僕の勝手な願望・欲望ですけれど、もっと狂気に染まったものを見せられると思っていたので。全体的にヴィルヘルムよりレムが強く見えちゃうのは正直いただけない。

20話の滑走後の初撃は良かった。うまかった、タイミングがとくに。

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ここ誰だろう、すごく独特なタイミングでしたよね


作画的にはラスト25話の田中宏紀作画でしょう。後日、余裕があれば。

あとリゼロでは、こういった演出がよく見られた

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キャラSL(ラスト25話は+ポン寄り+OL)

これがキャラの情緒表現でよく使われていた印象
顔が隠れた部分からスタートするので、なんかうまいこといくんでしょうね

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