GOMIstation

2025-1

2019年06月

『僕のヒーローアカデミア』ヒロアカ3期第1クールノンクレジットOPムービー

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原画:高橋しんや

奇抜なポーズの連続が、なぜか繋がって見えてしまう。やわこい間接の運びと重心の動き。それが高橋しんやの魅力らしいが、よくわからないので、これがどうして起きているかを考えていくぞ!


重要なのは、体勢の崩しと、右腕のひねりこみ。

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ここで注射器の女の子が体勢を崩すのがいいんですよ。右手を大きく広げて注射器を投げる準備をする。だから、体勢が崩れてしまうし体が沈み込む。



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体が沈み込んだ後、内側に右腕をひねりこんで胸を張って、投げる力を蓄える。



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そしてスローイング。右腕ひねりこみの力をそのまま、左腕に移す。このような(全体を通して、「力がどのように移動していくのか」という)流れがあるから、奇抜なポーズの連続であっても、やわらかく繋がって見えるのではないか、そう考えました。



スローでもう一度

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とりわけ表情もエロい。ハートマークのショックコマのあたりで、ジト目で見つめられる。その後に、元気いっぱいに口を大きく開けて注射器を投げる。小悪魔的。というか、記事書いているこのあたりで、「あ、この子レフティや!」って気付きました。なんという。



復習として再掲

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高橋しんや、うめえなあ。

5000年ぶりのエヴァネタ

今は作画とかアニメを扱っていますが、まさしく黎明期といえる、2012~2013年くらいはエヴァQとその考察だけをしているブログでした。他のアニメなんて取り上げたことはなかったんですよ。めっちゃエヴァオタ、まあ成人してから初めてまともに見たアニメが「エヴァ序」ですから、衝撃も受けます。むしろ、衝撃しかなかった。プラグスーツがシュッとなるだけで興奮していた。


シン・エヴァ公開日予測 最終修正版

こういうのをガンガン書いてた。で、ひさびさに予告とか見ると、割とまだまだドキドキする。というか、めっちゃ興奮してました。いやあQのアバンすげえカッコええなあと、うっとりと見とれていた。冒頭発表の7月6日も楽しみ。

でだ、本題は、シン・エヴァンゲリオンの公開日。これの予想。これまでは上記の記事のように「シンジのDATの数字」が関係していると思って推測していました。もはや新劇場版でもなくなったので、関係ないだろう…そう当初は思いましたが、いや違う。まだ関係性はある。そう思うのはこちらの画像。


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『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT 1(冒頭10分40秒00コマ) 0706版』世界同時上映決定!

これはエヴァファンのみんなにとってかっこええ感じのアイコンですよね。新劇からの人も、昔からの人も、コアな人もライトな人もみんな含んで。まあ宣伝やないう感じなんですけど。マティスUBなんてのはとうぜんとして、ぼくたちの予想を毎回超えてくる庵野・轟ペアによる宣伝はもっと奇抜で斬新だったはず。それは破の宣材を見れば分かる。



じゃあ、この画像が持つ意味って変わってくるんですよ。

予想01

新劇エヴァにおける、数字のデザインというのは極めて大事です。「EVANGELION:3.0」とかめちゃくちゃ重要な数字のときにしか、数字のデザインをいじったりはしてこなかった。こんなとこでいじってくるということは、めちゃくちゃ重要かもしくはなんらかの意味をもたねばなるまい。

予想02

つまり、こういうことです。これは「2020」をそのまま下の「0706」にずらせて被せろということ

どうなるかは、もちろんお分かりですね?

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27→26

数字が小さくなっていっている。エヴァQまでは「DATの数字」が大きくなっていきました。エヴァ序では「1」(公開日:2007年9月1日)、エヴァ破では「27」(公開日2009年06月27日)、エヴァQでは「28」(公開日:2012年11月17日、月日足し算)



そして今まで登場していない数字、四半世紀もアニメを騒がせ続けた、「エヴァ」と「ヱヴァ」の総決算と考えれば自ずと答えは一つに絞られる。そう、最終2話のラスト


26

ここだ!ここに違いない。ここが公開日だ!

ここまでくればキレイな数字で締めたいはず。

公開予定は2020年、その中で26日、かつ土曜日は

9月26日、12月26日
(1月25日、6月26日)

この4つだけ。そして、異常な雰囲気となってしまう、オリンピック開催時期を避けたいと思えば、答えは一つ。

2020年12月26日

ここが大本命です。

しかし、2007年からリアルに14年近くかかるというのは、もう運命みたいなもんだなあと。あと10分アバンはなにをやるのかな、ぼくはぜんぶひっくり返して、序からやり直すような気もします。もしくは、空白の10年を描くかもしれない。考え出すとキリがない…ここが「1.0+3.0」の「1.0」部分かもしれません。とにかく、いよいよ決着がつくので楽しみです。

すごいなあと感嘆していたんですが、あまり触れられていないので取り上げ


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腰のあたりに注目。エーリカは大きく腕を振って、その勢いのまま前傾重心で全力ダッシュ。一方で、シャーリーはルッキーニをおんぶしながらなので全力ダッシュせずに、後傾重心でエーリカに追いつくように追走している。着地するたびに、腰で重さをキャッチしている感じ。

2人の走りを書き分けていて芸コマ。服のなびきや髪のリアクションもいいなあ。

参考・特徴記事:第三勢力、黒田結花のエフェクトについて少し
http://royal2627.ldblog.jp/archives/43928746.html

黒田結花、アニメーターをやめていたと残念に思っていたんですが、そんなことはなく。しかし、シリーズ通しての参加は久しぶりで「ブラック・ブレット(2014)」以来、5年ぶり。嬉しい限りです。ハレルヤ!彼女は不世出のエフェクトアニメーターですから。


#1 盾覚醒
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盾の勇者がキレて覚醒する脳内イメージ
おどろおどろしい雲と直線的な雷でダークな面に堕ちていく
奥の雲の配置、すなわちレイアウトが光る



#4 戦闘その1
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重たい斬撃を与えて受けてなので、地面に強く踏ん張った脚の衝撃が残る。そんなのを示した砂埃のエフェクト。少ないディテールながら、煙の立体と流動を表現する。


戦闘その2
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吹き飛ばされた後のレイアウトの素晴らしさ。着地したときの衝撃がエフェクトとなって画面に迫る



闇落ちその1
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ブラシあり煙

ブラシが使われているエフェクト作画。さいきんはあんま見ないなあ、ブラシありのエフェクト。庵野さんとかよくやってましたが。これだけで暗黒面に堕ちた感じがわかるよね




#7
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紫エフェクトの立体感やブクブクとした膨張感がいいですねえ。なぜローディテールにもかかわらず、こんな風にできるんだろう。まあ球体っぽく煙が動いているので、そういうのが関係しているのかもしれません。


ここらへんから木が倒れるあたりまでは黒田結花でしょうね



・木の倒壊その2
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木の一部が落ちた後、それを包み込むように煙が左方向にひしゃげて押し出される。



木の倒壊その3★
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密度が高いエフェクト。じんわりとしたタイミングとフォルムで周囲の空間を圧迫していく

[追記]
ここ2つ目の木が倒れる直前がすごい。倒れていくときの風圧が煙の動きに影響している。右の煙見ると分かりやすいんですが、持ち上げられるかのようにふわっとなってますよね。だから、周囲の空間を圧迫していくように見えたのか。



とりわけすごかったのが次の2つ
4話は必見


#4戦闘その3★★
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重たそうな煙。主人公に覆いかぶさるぐらいの勢いなのは、第2王女に反則された後なんで、そういうきつめ・辛い立場にあるのダメージ表現なんでしょうね。



闇落ちその2★★★
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煙の動きだけで闇落ちが表現できるアニメーターってなかなかいないですよ。じわっと動きながら沈んでいくので、盾の感情を代理してるんですよ煙が、エフェクトが。つまり、感情や情緒をエフェクトで表現しているんです。コンテはとうぜんあるだろうけど、それを完遂できる黒田結花ってとんでもない

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