GOMIstation

2025-1

2020年01月

10000年ぶりの超雑記


■きちんとミスをしていこう

四面楚歌になってしまったように感じることは人生なんどもあるわけですが、そうなってしまうといの一番にできなくなってしまうのは「行動」です。正確に言うと、「新しい行動」です。使い慣れているお店以外を使わない、行き詰まってもなにか方法を模索したりもしない、極度にミスを怖がっている。怯えている。

ミスというのはとうぜん友達です。できないことが自分にたくさんあるというのは、言い換えれば、伸びしろです(まあこれ自体勘違いな気もします)。できたり体験したりすることがまだまだ残っている、つまり色んな機会がある。割と最近、この辺については改善されてきた。「~しない」とネガティブな標語になるとこれはこれで良くないわけ、なにをしたいのか、なにができるようになりたいのかが明確でないので。ということで、「新しい行動」についての個人的な原則は次の標語に整理した。

自信をもって、積極的に、ミスをする、期待はしない(希望はもて)

with Confidence,Actively,make a Mistake,have No Expectation(Hope)

CAMNE,H
カムネ・エッチということで(意味不明



■作画やアニメの「語り」とは?

語ってる語ってないでウダウダ言ってる人たちが多い。もうそういうのぼくは面倒なので、じぶんの基準を説明しようと思う。ぼくの基準はひとつだけです。

自分に嘘をついて話していないかどうか=素直に話しているかどうか

これだけです。もうずっと変わっていない。なんとなく楽だからと名前で系統的に言ってしまうことはぼくもあります(それ自体の方法は問題ないですよ、いちおうですが)。もうこりゃ嘘なんですよ、まあこれでいいだろうと自分を騙して話している。そんな内容に価値はありません。

素直に映像を見て思った/感じたことを言っているかどうか、それだけです。さいきんよく見ますけど、変な理屈こねても仕方がないんですよ。理屈や根拠は大事だけど、いちばん大事なのは画面を見たときにどんな気持ちになったかなんです。感動して心を動かされた、よく分からないけれどワクワクした、興奮した、それを言葉にするのが「語り」です。つまり、「感動や興奮を具体的な言葉にしてみようっていう試み」まで含めて語りなんですよ。内容じゃなくて試みていることがとても重要。

WBC2009のイチローの勝ち越しタイムリーに至るまでの流れって、映像を見るとともに出てくるでしょう。当時韓国最高の抑えが出てきてムネリンが凡退して、それからツーアウトでイチローの打席になって。決勝、興奮のど真ん中で、どんな心理状態だったかなんてのはわかりません。それでもイチローは他の選手なら振ってしまいそうなボール球にも落ち着いて見送っていた。きわどいところはファールに何回もしてて、別にイチロー優位であの打席は進んでなかった。捉えた瞬間、確実にセンター前に抜けた、勝ち越し点が入る。内川らがホームでガッツポーズする中、まだイチローはクールだった。勝ち越したときの興奮と、やっぱり僕らの期待にこたえてくれた、イチローのセンター前タイムリー。そこに痺れたわけですよね。

なんか気の利いたこと言ってやろうとか思っちゃうこともあると思うんです、みんな。そりゃそうだ、こんな競争社会で生きてくれば誰かよりも優れた(ような)ことを言いたいわけで。でも、それってそれっぽいだけで内容なんて手垢まみれでしょう。あなたにしかない、あなただから感じた内容に価値があるわけです。あなたが画面を見て感じて、思ったことを言葉にすることに最も価値がある。だから、みんな気軽に語りましょう。自分を騙して見栄を張るくらいなら、「うまい」「なんか分からんがすごい」だけでもよっぽど価値があるとぼくは思いますよ。誰にでも言える内容なんて、別に価値ないんですよ。この前のぼくのダンベル記事とかね。あれは見栄を張ってしまった。



■変革1/部屋
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まだ焦げた毛布を使っている。ケチすぎる。
濃いめのブラウンで統一したんですが、流石に殺風景ということで部屋全体の改造をする予定。右端は羽毛布団です。ケーブルとかもむき出しでなんか最低限って感じの部屋なので、もうちょっと集中できる感じにしたい。

いろいろ調べていくと、青色・紺色系が全体のテーマカラーとしては良いようです。まあいろいろ考えている。デスクトップの配線もうちょっとキレイにまとめて透明なやつでクルクルしようとか。ベッドフレームでかいので小さいのに買い替えてもうちょっと空間作ろうとか。まあ当然、資金にも限度はありますが、やれるところまではやる。ごちゃごちゃしているので整理もしたい。あとは作業用机が今カドにあるんですが最悪です。確実に物置き場になってしまう。

無題のスプレッドシート_01
配信では度々出していたが、ブログでは本邦初公開の予定図
窓がでかくてねえ困るのよ、特に夏場は方向見ればわかる通り、こりゃあやべえんですわ。遮光シートみたいなもの買ってみたんですが、ほとんど効果は感じられず。去年は蒸し焼きでした。二重窓にすることはできなくもないけど、資金がね・・・そりゃあそう

・PCデスクはもうひと回り大きいやつ
・ベッドフレームブラウン系の色で小さめ
・カーテンは紺色系で落ち着いた雰囲気に
・ベッドカバーも同じく合わせる
・ということは、布団も同じようにカバーを買うか、紺色で合わせた方が良さそう
・枕カバーは濃い目の紺色だとおもう
・L字の余っているところにはゴミ箱とか置くかも
・シェルフやデスクワゴンはやっていくうちに検討

という感じ。まあやってみないと何も始まりません。ちょっと楽しくなってきている。変化させてより自分の部屋になっていく、馴染んでいくようになるのが面白い。いや、たぶん過程なんだろうなあ。まあ進捗はちょくちょく出すかもしれない。

ある日、女子高生・紗倉ひびきはダイエットのためにシルバーマンジムに通い始める。ジムで同級生や先生と出会い、ときにはよく分からないライバルとぶつかりながら、初めてのジムに戸惑いながらも筋肉を鍛えていく青春群像劇。という感じの物語。


画面雑感の前に、スタッフについて少し

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監督:山﨑みつえ
キャラクターデザイン:菊池愛
脚本・シリーズ構成:志茂文彦
制作:動画工房

脚本家の志茂文彦(しもふみひこ)さんは、ここ20年ぐらいずっと最前線にいる感じですね。近年だと、「NEW GAME!(2016)」「りゅうおうのおしごと!(2018)」「すのはら荘の管理人さん(2018)」などでシリーズ構成・脚本を担当。気になった方は過去作を見ることを推奨。
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画面・作画についてですが──やはり特筆すべきは、あのことですよね。お分かりの方も多いと踏む。









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ジーナが可愛かった!(完)
いやあ、やっぱねえ。アルビノ、ショートカット・ボブ、ツリ目。これでほぼ120点。ストレートヘアーで50点。ボブ×ストレートヘアーだと掛け算になるので6000点。とにかく、かわいい。他のキャラとかどうでも良くなってしまった。世界史の先生は好きだよ!やっぱり…ショートカットを最高やな!


ジーナの服/ファッション
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目を引いたのは11話のジーナの服。かわいいよね~


最近のリアルな流行としては、ボア素材のパーカーやジャケットがあるんですが、これがまあ小汚くて辟易していた。

クソダサボア

基本的にダルダルなのでスタイルがよく見えない、清潔感がない、使い古した人形みたいな色合いが多くて暗い印象を与えるの三重苦。センスもクソもあるかいな。世の女性はジーナ・ボイドを見習え。


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(だらしないひびきとの対比)


11話のジーナは、
・スキニーパンツ/濃い目のカーキ
・首元にワンポイントの無地インナー/オレンジ
・ややショートなジャケットコート/濃い目の赤



シンプルな色合いとスキニーのタイトさにより、スタイルがよく見えて濃い赤がキレイに映える。全体的に落ち着いた雰囲気になり、他の3人と比べると大人っぽくなる。
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ジャケット・コートの参照例
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これはちょっと長めだけどやっぱ胴回りのスタイルがよく見えますね
5000円って安いな~良い


こうなると、足元も気になってくるのが自然の摂理ですが、
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スニーカーかなあ、ちょっと厚底なローファーな気もする。でも、ジーナってロシア(モスクワ)に住んでたじゃん。じゃあ、けっこうしっかりした防寒靴を履いていたのではないか。つまり、ショート・ブーツの線が濃いと思う。朱色のソックスも見えてないしなあ、けっこう深めな感じ。どうだろう?

ともかくとして、ジーナはとてもかわいかった。良作でした。



画面雑感のはずが、ジーナ雑感になってしまった。

まあ、画面・作画は、
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フォロースルアンドオーバーラッピング・アクションをがっつりと意識して描かれている。このアクションは原則のようなものです。髪の毛が遅れてついてきたり、ポーズを決めたジーナは止まるけど髪の毛は左右に少しだけ動き続ける。そういうことを指します。

1つ目は、顔の前で左手にポーズを決めるじゃないですか。その前の艶やな予備動作がハラショーですよね。2つ目は、関節の動きもタイトな服によって、1つ目より少しだけ重たい感じになっている。1つ目のOPみたいに、いつも滑らかに関節描けばいいとか決して思ってない。ジーナが踏ん張るときに、お腹や左の肩・脇腹あたりが(タイトなジャケットの影響を受けながら)止まらずに少し動き続ける。これスゴイうまいよね。

新企画。果たして振り返りはするのか。
馬的にいくぞ!マークが分からない人のためにいちおう説明
◎:本命、◯:対抗、▲:単穴(そこそこ強い)、△連下(まあまあやろ)、☆注、大穴

2020冬アニメ
ID:INVADED(監督:あおきえい、キャラデ:碇谷敦/NAS)
ソマリと森の神様(監督:安田賢司、キャラデ:伊藤郁子/サテライト)
ドロヘドロ(監督:林祐一郎、キャラデ:岸友洋/MAPPA)
虚構推理(監督:後藤圭二、キャラデ:本多孝敏/Brains・Base)

△映像研には手を出すな!(監督:湯浅政明/サイエンスSARU)
△恋する小惑星(監督:平牧大輔/動画工房
☆痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います(監督:大沼心/SILVER LINK.)
★押しが武道館いってくれたら死ぬ(監督:山本裕介/エイトビット)



ID:INVADED(監督:あおきえい、キャラデ:碇谷敦/NAS)
※オリジナル
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あおきえい×碇谷敦の黄金タッグ、脚本を舞城王太郎が担当する異質さ
PV時点では文句なしにお話も面白そうだ、これは間違いなかろう



ソマリと森の神様(監督:安田賢司、キャラデ:伊藤郁子/サテライト)
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素朴な背景とレイアウトの良さが光る。お話は知らんが画は確実に良いぞ!


ドロヘドロ(監督:林祐一郎、キャラデ:岸友洋/MAPPA)
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「ドロヘドロ」は原作から気になっていたので。スチームパンクな世界観もスゴク琴線に響いた。なにより思っていたよりノリが軽いのが良い。


虚構推理(監督:後藤圭二、キャラデ:本多孝敏/Brains・Base)
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「虚構推理」は単純にタイトルに惹かれた。嘘です、ロリに惹かれました。PV第3弾のジャズが良かったですね。思ったよりミステリーが好きなのかもしれないと思い始めた今日このごろ。




△映像研には手を出すな!(監督:湯浅政明/サイエンスSARU)
湯浅作品は趣味に合わないんですが、とりあえずレイアウトは抜群に良いです


△恋する小惑星(監督:平牧大輔/動画工房
もはや「制作:動画工房」というだけで抑えなくてはいけない感じになってきましたね。「生産牧場:ノーザンファーム」という感じ、わかるひとにだけ分かれば良い。2019夏アニメでは「ダンベル何キロ持てる?」が好評を博した。今更見ましたけど、いやあ面白かったですよ。


☆痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。(監督:大沼心/SILVER LINK.)
大沼心なら、どんな作品でも大体面白くしてくれるだろうという信頼度
2020春アニメもディレクター作品が決まっていますね。


注:押しが武道館にいってくれたら死ぬ(監督:山本裕介/エイトビット)
舞台が故郷なのでちろっと目は通します。

ID: INVADED 公式サイト

NAZによる制作。数少ないオリジナルアニメ。監督にあおきえいを据え、キャラデザには碇谷敦(板垣敦)を採用。衆目を引いたのは、なんといっても脚本:舞城王太郎でしょう。「龍の歯医者」「ハンマーヘッド」以来のアニメ作品参加。なによりテレビシリーズにがっつりと参加するのはこれが初めて。


碇谷キャラデが目を引きますねえ
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リアルなお話に、すごくリアルなキャラデというのはそれだけで辛くなってしまう。碇谷キャラデぐらいデフォルメされているくらいが、少し遠目から作品を見れるんですよ。リアルなキャラデだと自己投影しすぎてしまう。それが分かってないから、「没個性リーマン主人公」みたいなキャラデが氾濫しているわけです。これはけっこう良い判断材料ですよ。お話はどっちにせよ、ダメなデザインだなってすぐに分かる。


1話のテーマは「欠損」だったので、ダイレクトに犯罪者の無意識って感じがして良いですよね。絵として良かったのは、圧倒的にAパート前半。

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三回ポンバック
同ポジから三回それぞれ引いた絵を作る。
レイアウトはこういうふうに連続して良いものが作られるときもあります。ラストカットはそれ以外も中央に枠が作られるように、物が配置されていて良い




やっぱり1話はここだなと
Bパートのぐるぐるパズル組み立てや、カエルちゃんから外れていく犯人のシーンも爽快感があっていいけれど、酒井戸が起き上がるところのシーン。ここが個人的には最も良かった。

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戸惑いや混乱だけならば絵で表現するのは大して難しくないですが、そこから落ち着くまでを描こうとすると一気に難易度が上がる。酒井戸の混乱~落ち着きまでの描写はそうとうに良かった。酒井戸がイラついて壁を殴る。当たらないはずの手が壁に当たっている、それに酒井戸が気付く。


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同じように足を救出する。バネの感じがいいんだろうなあコレ。足元がバラバラで不安定な世界に安心を与えてくれる。この一連の流れはスゴク良かった。

いま流行りのアニメがこれなので、実質的には最新作レビューと同じようなもの

フルメタル・パニック(2002)の24話についてですが、これは何度見てもここしかない。宗介とガウルンの船内バトル佳境だろう。ヴェノムを奪取した後のガウルンが自爆を思いつき、宗介の機体にだいしゅきホールド。その後、ハッチが開いていった後の船上シーン。





煙が写実的になったため、2000年代の増尾作画というのは非常に分かりやすい。ただこの時期になると、同時にボカシの効果がつき始めるので、もったいないなあと思うことはあります。それこそ、エヴァ序の煙はマア悔しさすら覚える。デジタル初期ですから仕方がないんでしょうけど。






煙の動き方にエヴァ序を感じることができたなら、
それが増尾昭一の煙だ
覚えておくように




ダナンの船内、船上戦闘は描いているのか、メカのバトルは描いているのか
という部分は微妙ですね



24話はメカアニメーターがこぞって参加している。ゴンゾ最後の花火。

フルメタル・パニック 24.mp4_snapshot_44.50_[2020.01.10_02.37.41]
重田智/吉田徹/牟田口

ひいレベルが高い。ラブライブの監督もいらっしゃいますね


このへんはタイミングはわりとパッキリしているので増尾さんかもな、と思った。まあ増尾さんはアーム・スレイブよりもダナンを書きたかったはず。3DCGで描くと分かっているダナンを描いて遊んでいたはず。ダナンの模型を作ってCG班を喜ばしていたはず。間違いない

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