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A conclusion is the place where you got tired of thinking.

2022年03月

うちの親父がカリスマであった、塾講師として、とてもハイレベルなところにいた、というのは何度もお話をしていると思います(※知らない方に簡潔に説明すると、3つの塾を、それぞれ、違う地域で、違う年代で作り、そして、すべての塾を成功させました)。

今回は、合否、つまり「受験の結果」についての、言及という点で、ぼくは塾と講師を語りたい。

言い切りますが──
塾・予備校・講師は、結果を出すことがすべてです。保護者・ご父兄はそれなりのお金を払い、子供を預けているのですから、「合否は悲しいけれど、人生には左右しない」なんてことを言ってしまうヤツは、もう塾講でも講師でも先生でもありません、ただの教えてる風なヤツ。指導員って名前にすればいい。講師を名乗ってはいけない。



いや、じっさい、ぼくは親父の塾を閉めるさいに、やってしまったことがあるのです。こんな事態になってしまって申し訳ない、しかし、(岡山の県立)高校のレベルには大して差がないよ。そのようなニュアンス、つまり、「落ちても大丈夫だよ」ということを言ってしまったのです。

この不遇な事態において、かれらには、どうしても幸せになって欲しかった。さいごには、「いや、直前期に言うことではありませんでした。ごめんなさい、すべてを出し切り受かるのが最も良いです」と言いましたが、中途半端なことを言ってしまったことに変わりはありません。

「落ちても大丈夫だよ」というのは詭弁です。塾に通う必要性がなくなるからです。結果を出す、志望校・目標校に受からせる、そういったことを目的として、塾に通ったり先生に教えを乞うわけでしょう。落ちても大丈夫であれば、最初から塾なんて必要ないではないですか。ダメですよ、なにがあっても言っちゃダメです。


迫田っていうバカがYouTubeにいましてね
sakota

まあこういうのは、もうあふれてるバカ、いろんなところにいるバカ


・合否で人生は決まらない
・ぼくも失敗したから気持ちがわかる
・でもいまの人生はハッピーです^^→だから、合否は気にしても仕方ない


といういキレイゴトを並べるわけです。この3つは必ずクズが言うセリフです。覚えておいてください。「講師は、その名の通り、お師匠さまたれ」、と以前から言っておりますが、やはりそうです。合否で人生は変わりますよ。それを最も端的に示した、講師・玉置全人(たまおき まさと)先生のお話がこちら。




素晴らしいですよ、お師匠さまです。これが師です。
これと教えることが重なって、「講師」になるのです。
(※学歴ではない、というところもミソです)

もしくは、「接点t」で有名な…
接点n
(※「接点」の検索候補、面白すぎる)



代ゼミ講師・荻野暢也(のぶや)先生の今年のブログでもわかります
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とくに好きな部分だけ引用させていただきますが─

私はよく「ひとりでご飯が食べられるようになればいい」と生徒には言うようにしています。

正直なところそれが本音です。

だから人それぞれですが、悔いのないように限界まで頑張ってあとはなるようになると受け入れたらいいのです。人生の成功の仕方とは人の数だけあって少なくともたった一つではありませんから。

ノブヤの個室 - もう一年頑張る受験生へ
引用元:https://ameblo.jp/nobuyavader/entry-12731415878.html
これはぼくの恩師の先生もおっしゃっていて、とても突き刺さりました。自分の親父もそうでした。とかく、カリスマと謳われたり、名講師と呼ばれる方は、このような考えをもっています。優しさをもって、厳しいことを言うのです。

「令和の虎 受験生編」で、あの中身がバカばっかりだったの分かったでしょ?賭け麻雀してたんだから、かれらのことなんて、センセイなんて呼んじゃいけないんですよ。賭け麻雀じたいが問題というよりも、そんな時間があるんだったら、荻野センセイやうちの親父みたいに、プリントの改善をしたり、生徒の質問に付き合うわけです。

だから、かれらは、いいとこ指導員、わるいとこマアただのバカです。
年間200万~1000万の授業料を請求する、医進系予備校・塾も同じたぐいです。どうしても医者にならなくてならない生徒を引き受けている聖人のような感じでしょう。別に医者じゃなくてもいい、と荻野先生は上段でおっしゃっているけれど、かれら(医進系)はもう詐欺みたいなもんじゃないですか。そもそも、「令和の虎」なんてクソみたいな番組には、出る時間がないんです、本当の「講師」ならね。だからかれらのことは、繰り返しますが、いいとこ指導員です。お師匠さまの文字をもった、師ということばをつけて呼ぶに値しません。


慮りと優しさをもち、人生単位で物事を考えて、率直に生徒に言葉を投げかけてくれる人、それが講師です。

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さて、
配信ではたびたび言っておりますが、ぼくは幼稚園児~20代前半まで異常なほどの少食でした。すき家の並盛でもいっぱいいっぱいな感じ。ですので、高校生~20代前半までは55kgの体重であり、ガリガリでした。少し体重が増えたていど(58kg弱)で草野球の動きが悪くなり、いやあ太るって怖いな~とはそこそこ思っていました。


しかし、アラサーを迎えてどうなったかというと、


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( ^ω^)ご覧のとおりじゃよ


 体重:72.6kg(+15kg)
体脂肪率:23.1%(+10%)



まるでオークス後のリリーノーブル(*)のようだ…20代後半から食欲はふつうのていどになり、ようやく「食べられる!」と嬉しさを噛み締めていたらこうなりました。

ごはん美味しい( ^ω^)
思春期に味わいたかった( ^ω^)
発育がおそいんよ( ^ω^)

昔は、外食を嫌がって「俺を残して、みんなでいってきて」レベルでしたから(※車酔いもありましたので…;けっきょく連れていかれました)。

(*)(アーモンドアイと同期、オークス後の活躍が期待されたが、故障のためいったんリハビリへ。しかし、馬体重の増加が止まらずに(580kgぐらいまでいってた)引退、繁殖入り。初仔は流れてしまったようで…2番仔は父モーリスらしい、無事に生まれて欲しいですね。)



まあ痩せよう、少しは運動しようと思いながらも、人間そんなに行動には移せないじゃないですか?人間の意志の弱さというのはぼくがいちばんよく分かっている。アニメ記事、今年ぼく出しました?怒っていいですよ、期待してた人たちは。


そんなときに、結婚式を無事に終えた、友人Sから話がありまして
まあ一言で言うならば

(©Production I.G/1998 NADESICO製作委員会)

「(良いからだを目指して)勝負だ…!」ということです。
だから、まあ対決ということになりました。よろしくお願いします、Sくん。


ただね、マアぼくはひとつこれは「強すぎるコマ」があるだろうというのは、「奥さん」の存在です。独身一人暮らし零細企業ヒラvs妻帯者一部上場企業勤めですよ。いやあ、ここまでなら、ぼくが卑屈すぐるだけですよ。その話をしたときには、マア新婚らしく


<いちれんの会話/S夫婦>
(お互いに現状の身体の写真を見せ合おうということになり)
S「背中の写真撮りづらいな…」
S奥「しょうがないな、ちょっと背中見せて、撮ってあげる~♥
S奥「あした伊勢神宮いくんよ~♥ね~♥
S「じゃあ、大浴場いってくるわ(ガチャ」
S奥「じゃ、またね~♥(ガチャ」


( ^ω^)・・・
( ^ω^)


(  ゚ ω゚)「畜生めがああああああああああ」



ということで、ぼくはこの勝負、負けるわけにはいきません(もう負けているとかいうクソみたいなことは言わないでください)。ぼくなりのプランや情報もありますが、みなさんの情報も頼りにしています。ぜったいに勝ってみせます。56す。


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競馬とは、まあ単に馬が強い・カワイイというのもありますが、馬券が取れないと苦しむときもあります。もっと正確に言うと、「予想」がまったく的確ではなかったときに、「もういいよ!わたし、競馬やめる!(*)」となります。
(*)ツイッターのダイワという人がやっているアイマス競馬ネタ。本人が勝っているときにもするので、ぼくはあまり好きではない。



まさしく苦しんでますねえ…( ^ω^)
まあ連敗が重なるとネガティブにもなり、自分の予想に自信もなくなっていくものです。ですが、重要なのは結果の良し悪しよりも、そこに行き着く思考の過程の振り返りなのです。

つまり、
「競馬とは、反省がいかにうまくできるかのゲーム

といっても過言ではありません。


競馬に少し慣れてきたけれど、馬券がうまくいかないときに、ぼくはとりあえず反省会をしようと思い立ちブログに書きました。これが俗に言う、「教訓戦(*)」です。
(*)将棋の感想戦から思いつきました


・どうしてこの馬を選べなかったのか?
・あの馬を過大評価してしまったのはどうしてか?
・この馬は距離が長かった/馬場が合わなかった
・次に出てきたときには、どういう評価をすればいいのか?


…というふうに原因を探ります。そして、教訓戦「なにをどう考えても選べない馬」に対しては、いっさいこれからの予想の考慮に入れません。大事なのは、「印を打てる可能性が少しでもあった馬」です。この可能性に対して予想精度を上げていくことが最も重要なのです。


一例
2018年:日本ダービー(東京・芝2400m)

iaki予想
◎:15ステルヴィオ(C・ルメール)
○:05キタノコマンドール(M・デムーロ)
▲:06ゴーフォザサミット(蛯名)
✕:12エポカドーロ(戸崎)

注:10ステイフーリッシュ、02タイムフライヤー、13グレイル

74予想
10ステイフーリッシュ
15ステルヴィオ
12エポカドーロ
05キタノコマンドール

まず結果です。

1着:17ワグネリアン(福永j)
2着:12エポカドーロ(戸崎)
3着:コズミックフォース(石橋脩)
4着:エタリオウ(ボウマン)※進路妨害でペナあり
5着:ブラストワンピース(池添)

悲惨な結果に。(1*)これだけの前残り馬場にもかかわらず、全競馬ファンが開始2ハロンで思ったのは、「えっジェネラーレウーノ逃げないの?」「えっ戸崎先行していくの?」「えっワグネリアン好位にいるんだけど?」という気持ちじゃないでしょうか。

今回は福永jがうまく競馬を運び、最後で差し切りました。ぶっちゃけ壁とかよくわかんない。ただいつもの(馬群に)詰まってあたふたは池添だったね。うまく馬群を捌いて、やや内側に出し1着。20年の挑戦が実を結んだ結果となりました。まずは、福永祐一騎手おめでとう。サラブレッドの家系に生まれ、コネ永だの散々に揶揄されてきましたが、いえば長嶋一茂と同じポジションにいたわけで。そのプレッシャーは僕たちが思うものよりも大きいものがあったと思います。死の8枠に入りつつ、この結果は誰しもが驚くものではないでしょうか。

ただ、レース自体の主導権を握ったのは、まぎれもなく戸崎圭太です。展開で勝ったと鼻で笑われた皐月賞勝ち馬をきちんと先行させて、積極的な競馬を見せた。ダノンを完全に封じ込めたのは、エポカドーロがいたからです。ネットではネタにされがちな二人ですが、その二人がダービーでこれだけの展開を見せつけたのはすごい。

一方で、(2*)クソ騎乗を見せつけたのは、一番は田辺だね。ジェネラーレウーノであれば、この前残り高速馬場において、大逃げで十二分に勝ち負けできた。2番目あたりには、川田池添が上がるのではないでしょうか。まあでもブラストワンピースはややマークされてた感じもあります。もう一度見直さないと駄目ですけど。ダノンに乗った川田はなぜ先行しなかったのか?それが理解不能、というか多分できなかったんですよ。(3*)足首の故障でそこまで走れる状態じゃなかったのに無理やり出走させた感じがある。

この辺は日本競馬の良くないところだと思いますけどね、ヤリヤラズっていう言葉がありますが、そもそも出られない状態であれば、出走は取り消したほうが馬のためにも予想のためにもなる。この前のオークスではリリーノーブルは軽い骨折で済みましたが、これだけの高速馬場でトップスピードに乗った馬が少しバランスを崩しただけでも故障は発生する。JRAがスーパーホース、野球でいえば、大谷翔平のような存在を作ろうとしているのは、もはや明確で、そのためによくここまで危ない馬場を作れるなと思う。地方競馬の締め出しもきついし、4*)調教をきちんと測定しないし、まあきわめてパチンコなんかよりも不明瞭ですよ。


(5*)自分の予想では、ワグネリアン以下8枠は完全に無視していました。本命でなくとも、△ぐらいでは抑えておくべき。買い目が増えたとしても。コズミックフォースは無理です。何度馬柱を見ても、買い目に追加できない。印を打てない。ゴーフォザサミットは伸びに欠けました、もう少し先行して欲しかった。

まあ、これから安田記念がありますが、ちょっと
(6*)本格的に馬券の買い方、買い目を改善しないといけない。ここからは気持ちで買っちゃうと負けるので、抑える馬は抑えて広く買うのか、それとも買い目を絞ってやるのか。個人的には、馬連+3連複に魅力を感じてますけど、そこは地方競馬で練習しないと無理ですね。馬券はセンスがいる。
今回はエポカ、ワグネリアン、まあなんでもいいんですが、単複で勝負をかけるべきだった。それがいちばん悔いの残らない賭けになったと思います。

なにこの真面目さ…( ^ω^)
競馬はじめて2ヶ月ですよ、これ。本人がいちばん驚いとるわ

1*
展開予想の反省と感想ですね
ジェネラーレウーノ田辺はマジでなんで逃げなかったんだろう…今でも思うけど、田辺ェは追い込みのときに頼りになりますね。逃げはロゴタイプぐらいか。いや、コパノリッキーもいるからなあ…下手なわけじゃないんだろうけど。中長距離の逃げがちょっと感覚的に難しいのかな。


2*
この頃からちゃんとクソ騎乗はクソ騎乗扱いしてますね、ぼくはいっさい容赦しません
その代わり、好騎乗には逆の反応になります
当たり前だよなあ?


3*
「無理やり出走させたのでは?」というか、「そもそも走れる状態にはなかったのでは?」というところですね。皐月賞を回避したんですよ、ダノンプレミアムは。弥生賞を圧勝した後に、蹄(ひづめ)の状態が悪さが分かって、皐月賞パスしてダービーに専念ということだったんですけど。だから、ばっさりと切ってますね。すごい。今のぼくだと多分、切れないw


4*
2022年、ようやく栗東・美浦ともにCW(Cコース・ウッドチップ)、坂路(すごい坂のコース)、自動計測が設置されました。手計測なんてありえないよなあ。過去のおれよ、お前は間違えてはいないぞ。


5*
印を打てたなあという馬と、「こんなもん打てへんわ!」っていう馬をきちんと分けてますね


6*
おまえそれ、本気で思ってなかっただろ(※たぶん、馬の選択に全力でした)。だから、すぐには解決しないからな
(なんで二頭軸3連単おじさんになってたんだ…)
4年後ぐらいにようやく他人を見て改善しだすからな、覚悟をしておけ

でも、やっぱり馬券にはセンスがいる…と今でも思います
センスある人って、馬連とか馬単とかキレイな買い方でバシッと仕留めるんですよ。あれはすごい



閑話休題、教訓戦は夏競馬でとくにやりました。2018年は基本的にほとんどのレースでやったはず。そこで、教訓戦でもっとも振り返るときに大事なことはなにか。

ぼくは「もっとも自分が重要に感じた、3つの大きなミスだけを教訓とすること」にしました


キーンランドC+新潟2歳S/教訓戦;接戦2(2019)
教訓戦
苦手なレースでは無理をしない
印を馬券を買うときに思いつきで変えない
★2歳は、最初の(ちょっと気になる馬の)直感を信じる
基本的、当たり前の事柄から


札幌記念+北九州記念/教訓戦;接戦(2019)
教訓
★軸馬に困ったら、最も「自分が」評価している馬にする
安易に人気馬に逃げない、自分を信じること
★大穴を狙いすぎない、絞ることを優先
周りに流されない、自分でした評価を信じるメンタルのこと



関屋記念+エルムS/教訓戦;猛追(2019)
今回の教訓
★当たったからといって燃え尽きない
展開予想をしたら鞍上が嫌でも、印は優先
★夏ダートは過去実績を重視?
鞍上(乗るジョッキー)に苦手な感じがあっても、印の評価には入れない



…という感じです。参考になるだろうか、なれば幸い


教訓戦/振り返りをたくさんこなしてきました。もっとも重要なことは2つあります。

1つ目は、「(まったく思考せずに)軽んじた馬(※いっけん、ほぼノーチャンスであろう馬)」に対する認識と評価であると感じます。2018年の日本ダービー、8枠・福永のワグネリアン、同年の宝塚記念のノーブルマーズ。2020年の鳴尾記念のパフォーマプロミス。

考え終わった後に、2、3度、本当に見落としはないのか?ペーパーテストのように、繰り返し、見直しをすることがきわめて重要に思います。競走馬たちが、次走に向けて、距離を変えてみたりするように試行錯誤の連続です。ピタッとはまれば、ぐんぐんと伸びていく。ぼくたちは馬と同じなのです。

2つ目は、「次走に対しての馬の評価を定めておく」ことです。今回はうまく走れなかったけれど、距離が短く/長くなれば印を打つ。逆に着内には来たけれど、実力を安易に決めつけない。つまり、馬の本質を見抜くことが大切です。ぼくはアーモンドアイに対して「マイルではなく、2000~2400mで最も力を発揮できる」と評価をしていました。そういう感じ。


競馬でもっとも大事なのは、信じる気持ちと、それを実行することです。連敗はメンタルに来ますが、トータル収支が大切です。中日ドラゴンズの監督・落合博満は「『1-10』で負けてもただの1敗、落とさない試合をしっかりと落とさないことでペナントレースは勝ち抜ける」と述べていました。



けっして自分の考えを押し付けるわけではありませんが、今はなによりも信じる気持ちを取り戻して欲しい。そういう風に思います。


3月13日に行われた、金鯱賞(G2/中京・芝2000m) は大阪杯(G1)への前哨戦だ
注目は、昨年、大阪杯の舞台でコントレイルとグランアレグリアをなぎ倒したレイパパレ、エリザベス女王杯でキズナ産駒初G1勝ちを飾ったアカイイト、などが出走していた。そんなG1馬2頭の中、1番人気に支持され見事勝ちきったのは、重賞すら勝っていない馬だった。ジャックドールだ。

2022/金鯱賞


ジャックドール号は、父モーリス 母父Unbridled's Songという血統構成
ミスプロ5×4、ノーザンダンサー5×5というクロス

(※父モーリスは、1600~2000mで圧倒的な戦績を残した。マイルG1を4つ、秋天、香港C、合計6つのG1を取った名馬である)

さて、ジャックドールは前走・白富士S(東京・芝2000m)でも逃げ切りを果たしており、今回が試金石と見られていたが、むしろもっと強いレースを見せた。ラップを見ていただこう。

金鯱賞/ラップ
12.5 11.0 12.2 11.9 11.7 11.7 11.6 11.0 11.3 12.3

※これは1ハロンあたりのラップだ。1ハロン=200mだから、10個ある

最初の3ハロン、かれは35,7秒で通過した。ここまではミドルペース、それでもまあまあ速い。注目されたいのは、それ以降、最後の1ハロンを除いて11秒台で逃げ続けたことだ。基本的に、これはありえないと思っていい。どこかの区間で、12秒台を入れる、いわゆる「息を入れる」行為をしなければ、ふつうの馬は最後まで持たない。バテて下がってしまう。

極めつけは、最後の4コーナーを曲がるところの1ハロン区間が「11.0」という点だ

そう、先頭で駆け抜けている馬が、ラストのコーナーでさらに加速したのだ。これには手も足も出ない。ありえない。逃げ馬が有利ではない、現代の日本競馬で、このようなことはありえない。この金鯱賞は、もちろんゲームではないのだ。


「前の馬、逃げ馬が有利なレース展開であったのでは?」


じっさいはそんな次元ではなかった

2番手で競馬を進めた、シフルマンは相当にジャックドールをつついた(楽な逃げ方をさせなかった)が、かれはこの息も入らぬラップに敗れしんがり負け。さらにその後ろで続いた、ギベオンは1.8秒も離されての5着に敗れた。

G1ホースである2頭はどうだ?レイパパレは4番手の追走でやっとだった。最後はさらに差が開き2馬身差の2着。中団につけたアカイイトは、いつもの切れ味鋭い末脚を発揮する脚もなく、3着に敗れた。

サイレンススズカ
タップダンスシチー
ダイワスカーレット
アイネスフウジン
キタサンブラック

どの時代も逃げ馬は人々の心を魅了する。そういう逃げ馬の夢をぼくらは追い続けている。武豊をして最強と言わしめたサイレンススズカ、佐藤哲と言えばのタップダンスシチー、かれらと遜色なく、中京のターフを最初から最後まで先頭で駆け抜けた。G1馬2頭を蹴散らして。

どこまでも後ろの馬に影すら踏ませずに、もしかしたら勝ち進むのかもしれない。そんな興奮に近い、期待が膨らむ。ジャックドールはそういうレベルの馬だ。

大阪杯では昨年の年度代表馬・エフフォーリアとの対決となる。それもあるが、ぼくは、かれを怪物と断言したい。こんなにすごい馬は今なかなかいない。今からかれがどのような走りをするかが楽しみで仕方がないのだ。

(*元々のタイトルは「あの夢のつづきを見せてくれるのか」でした)

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