庵野秀明が原画を担当した作品は、有名どころで行けば「風の谷のナウシカ」であったり、少し最近であれば「フリクリ」「トップをねらえ!2」であると思いますが。

今回は、あまり触れられてない(と思う) 「うる星やつら」の原画について紹介していこうと思います。

(※「うる星やつら」自体は多分みんな知ってると思うので、説明は省きます。 )


さて庵野秀明が担当したのは、156話『ヨロイ娘の恋! 乙女心はグラグラゆれて』のサーカス部分。

お話の内容は、アスカ=男性恐怖症ヨロイ女が、お見合いをする!という所から始まります。
それから色々あって、ヨロイを脱いで、ブラコンで。。。みたいな感じです。

話もいろいろとおかしいんですが、まあ昭和ということで…


作画に入って行きましょう。

サーカス①(約250枚)

20140111164200

2個目が本来の意味でのサーカスですね。
ミサイルの軌道が綺麗ですね。
最近のサーカスは直線的なものが多い印象なんですけど、しっかりと曲げて描いてますよね。
ここにおける「曲げる」というのは、サーカスの追尾で「曲がる」ということではなくて、飛んでいるミサイルの煙の跡にしっかりと空気が感じられるように「ゆらゆら曲げている」ように描いているということです。そこが素晴らしい。



サーカス②と連続爆発

20140113215413

ここも多分庵野さんだと思うんですが(爆発から見て)
サーカスしながらのメカ書き上手いです。
連続爆破と破片が鬼ですね。すごい。

2014-02-15
コメントでご指摘を受けました。
このパートは増尾昭一さんの原画らしいです。
よく見ると確かに金田な感じなカットですね…失礼いたしました…m(__)m


2014-02-15 再追記
ちょっと調べ中です。判明したら追記します。


一応もらったコメントを掲載しておきます。
とても作画に詳しそうな方なので、ありがたいです。

「サーカス②と連続爆発」の部分に関してはエヴァとも関わりが深い
増尾昭一さんの作画だと思います。
庵野さんも増尾さんも板野一郎さんの影響を受けた丸い爆発を描かれる
(ことがある)方なので、煙から受ける印象が似ているのだと思います。

この時期のお二方の煙作画は、増尾さんの方が煙のアウトラインの部分や
煙の中で動いている線のような部分が細く、庵野さんの場合だと、そういった部分がより太い線(模様)で表現されているという傾向があるので、
その点である程度は判別することができると思います。(分かり辛い表現ですみません)

また、この時期の増尾さんに金田伊功さん調(正確に言うと山下将仁さんや
田村英樹さん調?)のエフェクトを多用される傾向があるのに対して、
庵野さんにはそういった傾向があまりないという点も大きな違いだと思います。「サーカス②と連続爆発」の中だと爆発時に入っている赤い直線的なエフェクトや、
一瞬入る黒バックの三日月や円のようなエフェクトがこの金田さん調のエフェクトになっています。 
コメントありがとうございます。
とても参考になりました。



サーカス③と爆発

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サーカスの軌道と、どどどんと下からせり上がってくる爆発が素晴らしいです。
破片の散らし方が庵野さんっぽいですね。





ここは庵野さんではありませんが、難しい作画を上手くやってるなあと思ったので。
こういうゆっくりとした動きは、実際書くのは相当難しいようで…

ラムちゃんくるくる

20140113215415 



ざっくりとですがこんな感じです。
気が向いたら、後で動画とかスクショを作っときます。

ではでは。