鈴原サクラが可愛いとか思ってる奴はちょっと来い 

1年前ぐらいにはてなダイアリーで書いた記事なんですけどね、僕の文章力の無さとかで誤解されてる部分もありいちいち個別に対応してもコメント返ってこねーし、ちょっとここで詳しく書きます。

まず、あの記事は、ほぼネタ記事です。「後釣り宣言してんじゃねーよ、バーカ!」と言われそうですが、あの文体を見れば分かってもらえると思っとりました。それは僕の文章量の欠如によるもので、僕の責任です。ごめんね。

その次に、僕は鈴原サクラを貶そうという目的であの記事を書いたわけではありません。当然、とっかかりとしては「エヴァファンから持て囃される、鈴原サクラという存在」にイライラしていたのもありますが、文章の主旨としては新世代(サクラ、他乗組員たち)と旧世代(アスカ、ミサト、リツコ)の性格の差異や旧世代の性格の変化について書いていたつもりです。

 
新世代のメンバーとしては、「鈴原サクラ」「北上ミドリ(ピンク唇)」「多摩ヒデキ(根暗そうなヤツ)」「長良スミレ(頼れるお姉さん)」などのヴィレ乗組員が該当します。一方、旧世代の人間は、ネルフメンバーにヴィレの「高雄コウジ(ハゲ)」とかがそうですね。


じゃあ、新世代ってどんな感じの性格なんだ?というところから説明します。

まずは、新世代の特徴として、該当声優さんのインタビューからとりあえず要約引用。

沢城みゆき(鈴原サクラ役)

サクラという子は、若さとかニュージェネレーションということが彼女のアイデンティティだから、気張っては逆効果だなと。<中略>最初のシーンが一番手間取りました。可愛くやってみたら、「もう少し仕事が出来る感じで」となり、きちっと働いてみたら「年齢が上がり過ぎた」となり、優しくしてみると「あくまで淡々と働いて」……と全然的に当てられなくて。結局、仕事中は割りとプレーンに、みたいなところに私の解釈では落ち着いたんですが。
勝杏里(多摩ヒデキ役)

庵野監督からは「今風の危機感のない、ゆとり世代的に」と、役の方向付けをいただきました。確かに台本でも、プロフェッショナルのクルーのくせにマニュアル片手に「これでいいんだよな?」みたいな感じなんです。
伊瀬茉莉也(北上ミドリ役)

庵野監督には「ゆとり全開で」と指示されたんですが、「その世代で良かった」と思いつつ、ナチュラルに演じました。世間一般が思う「ゆとり世代」をお芝居で具現化しようと。めんどくさがりで、ちょっと難しいことは嫌がる。目上の人に対してもタメグチで……といったような(笑)<中略>緊迫している状況下で声が張りがちになると、庵野さんからダメが出るんです。「もっとダルそうに、早く帰りたい気持ち全開で」なんて(笑)それでぶっきらぼうに読むと、「いいね!いいね!」と喜んでくださって。
 
新世代、ニュージェネレーションのキーワードは、
・ゆとり世代
・今風の危機感のない若者
・冷めた目

といった感じでしょうか。


新世代の性格というのは、危機感が欠如している感じや、緊急時の状況に対しても冷めた目(プレーン・クール)で俯瞰的な態度です。つまりは、「今風なゆとり世代」というワードがガッチリくるのかな。

旧世代というのは、とにかくプロのオペレーター・軍人であり、「当事者として」業務を遂行しようとします。それは、「序」「破」などで現れています。例えば、ミサト。「序」でラミエルの攻撃を受けつつ、苦しむ姿を見ておれず、エヴァを無理やり回収します。同居人としての情、エヴァパイロットとしての利用価値、それらも含むとは思いますが、とにかく「自分の問題」として考える。新世代であれば、シンジが苦しんでいようが、自分の事を再優先するんですから、あんな必死さは出ない。命は救おうとするだろうけど、それはあくまで単純に業務であり、自分の問題ではないと自己中心的に考えるでしょう。

要するに、当事者問題として考えるか、あくまで他人の問題であるから、そこまで自分が関わる必要もないかと考えるかの違いです。というかね、こんなのは「エヴァQ」のオペレーター同士のやり取りを見れば、大体分かるんですよ。旧世代は、命をかけて必死にやってる、けど新世代はどこか軽くてテキトー。新世代は、「まあ、何とかなるだろう」的な精神でオペレーターをやってるんです。 


で、鈴原サクラが可愛いと思わない理由にいきます。

先述した通り「新世代」の代表者である、鈴原サクラは、危険物のようにシンジを扱います。危険物・腫れ物扱いした上に、「(シンクロ率が0%を受けて)良かったですね~もうエヴァに乗らなくても大丈夫です」と言う。シンジにとっては、エヴァパイロットであることがアイデンティティ、自己の支えだったことは言うまでもありません。もし(「序」「破」における)シンジの活躍を知らされていないにせよ、「シンジがエヴァパイロットであった」ということは知っているのだから、これは配慮に欠けているどころの問題ではない。「新世代」の自己中心的な考えが、言動のあちらこちらに出てるんですよ。だから、サクラは今のゆとり世代の一部と同じように可愛くないし、むしろムカつく。

サードインパクトに何かあったから、ああいう言動になるのも仕方がないと思う方もいるかもしれません。でも、シンジがこの地球をぶっ壊した張本人であるとか、そういう説明を受けていたとしても、「旧世代」はエヴァパイロットとしての重責を果たしてきたシンジに対して、冷たい反応をしていない。むしろ「旧世代」は同情的な態度を示しているのに、北上は唇を噛みしめる。ラストのアスカとか見ても分かるでしょ?

そらね、二次創作同人でオナニーの対象だとか、公式イラストが可愛いとか、そういう目線で見れば愛おしい存在になるかもしれない。けど、「エヴァ」はシンジの物語であり、シンジに自己を重ねるような話です。そういう見方では、鈴原サクラという新世代の人間は、まさに鬱陶しいとしか言いようがないのです。

要するに、旧世代は、科学的なものを自分たちの支配下に置きながらも、「人の意志」「奇跡」とかそういう非科学的なものを信じている。新世代はクレバーで、冷めた目で事態の進行を見つめている。どっちがいいとか悪いとかはないんですよ、別に。ただ、シンジ君目線から見ると旧世代のクレバーさは憎悪の対象となるよねってことです。


後、僕が言いたいのは、これぐらいは理解しようよってことです。というかお話を勘違いしてる人もいる。ここまで酷いとは思ってなかった。もっとエヴァファン賢いと思ってた。ミサトのDSSチョーカーの意味が分からない人がいる。申し訳ないけど、パンフとか関連書籍とか、関連Web記事とか読んでるの?それこそ、多分全集も原画集も買ってないと思うんですよ。ネットや2chの考察スレが全てなんすかね。「みんなのエヴァファン」とか「エヴァ速」とか、まとめブログみたいなのばっかり見てるのかなあ。自分なりの感想であれば、どんなに拙くてもいいと思うのが僕の意見です。まとめブログなんかの意見に肯定するようになるよか、100万倍マシです。

「Q」はキャラの心情的には、そんな難しい話でもないのに、問題となった記事にはこんなツッコミが入ってるんですよ。



 ノンタンノンタン 2013/09/07 19:46「心をないがしろ」って、単に業務をこなしただけだろ

シンジ君に優しくしない奴はみんな敵だってか?笑えるね 

  あばばばあばばば 2014/01/20 22:54シンジは一度「世界がどうなったっていい!」っと、全人類を敵にまわし、トウジのことだって裏切ってます、サクラにはきっと14年間伝えられずにいた怒りや苦しみなどがあったと思います、それをあんなに優しく対応してるんですよっ?
もう少し考えましょう

 名前名前 2014/08/10 13:57トウジの事は裏切ってるだろ
それに優しいと感じたり優しくないと感じたりするのは人それぞれだろ 


別にさ、それぞれ思いがあるだろうからいいけど、話を振るんなら最後まで付き合ってくれよ。どんな意見でもいいですけど、自分の意見を表明しといて返答しないのは双方向性の放棄ですよ。煽ってストレス発散したけりゃ、それこそ2chでしてください。で、今日コメントされた方、文句があれば、この記事にコメントしていただければきちんと話します。別に、あなたの意見を否定しようとか、そういう考えではないので。

ちなみに二個目の反論としては、全人類をそもそも敵にまわしていない。シンジがゼルエルを倒さなければ、(信号は0号機に変わっているので)どの道サードインパクトは起きていた。だから、綾波を必須とする初号機の覚醒は必要不可欠だった。3個目は、具体的にどこでトウジを裏切ったんですか?申し訳ないが、記憶がない。