■明けましておめでとうございますん

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今年もメインはエフェクトだろうと思います。時々、自分が曖昧にしてる部分(レイアウトと構図の違いとか)を記事にしていくだけでしょうかね。後は野球のこととか、こういった雑記とか。それくらいだと思う。まあ、それなりによろしくお願いします。後、情報やテキストに致命的な間違いがあったら、遠慮なくコメントで怒鳴って頂けるとありがたいです。嘘です。なるたけ優しく諭してください。



■年末の魔物と「話数単位で選ぶ」

年末に書いたエフェクト記事がバカ受けしたようで。300ブクマ、400ツイートとかいくようなもんじゃないと思うんですが。まあ売れるものは売れるという感じで。橋本敬史さんとか北久保さんにまで波及してしまったようで恐縮です。

あの記事を書くきっかけは、主にブロガーの間で2010年頃から流行ってる「話数単位で選ぶ、年間アニメ何とか」があまり好きでは無かったからです(直接のキッカケではありませんが、遠因ですね)。

みんなで同じことやって、同じような内容の記事書いて、何の広がりも実りもないんですよ。じゃあ何のためにやってんだろうと色々考えたんです。その結果、普段は色々なことやってる人たちが、年末だけは同じことやってその多様性を見る、ということが主な目的なんだと思いましたが、それでも僕としては了解できなかった。実際問題として、多様性がなく画一的で魅力的でない。もしくは「統計を取る」というのが目的だったら、Twitterでやった方がリソースが確実に多いんだから、そっちでやればいいと感じてた。

まず、この「話数単位」はとても閉鎖的です。なぜかというと、あの記事を読むためには今年のアニメを相当数見ているという前提が必要だからです。そんな人沢山いるわきゃない(※ましてや話数単位で覚えている人など皆無)。だから、これはブロガー間でのお遊び、アクセスしてくれる人をわざわざ除いての「自己満足」なんだなと結論付きました。じゃあブログでやる必要性はなくね、と思ってしまう。アニメと同じで、見る人がいるからブログというのは成立している。そうじゃなかったら、メモ帳にでも書いていればいい。オンラインにわざわざ載せる必要がない。見る人の存在を無視して、内輪でやってるのが非常に気色悪い、というのが実直な感想だった。

「話数単位で選ぶ」こと自体そんなにいいなあとは感じませんが、これは個人の嗜好なので、置いといて。それを集団でやるということに何の実りがあるのか分からなかった。みんな自由に自分の好きなように年間のまとめをすればいいのに、と感じていた。 だから、アンチテーゼのつもりで、大晦日にヒイヒイ言いながら年間エフェクト記事を書いたんですよ。ここまでじゃないけど、受ける公算はあったし、そうあるべきだと思ってました。

何が言いたいかというと、気持ちの悪い閉鎖性を伴った馴れ合いは僕は好きではないということです。「話数単位で選ぶ」をやった人の中で、アニメの面白さを知ってもらおう、こんな見方もあるんだよということをわずかばかりでも伝えようとしている人は、残念ながら某氏(1名)しか居なかったように感じます。ウェブログの一番の特権である「自由」や「多様性」を捨ててまで、あんなことをする人たちの気持ちが僕には理解できません。

ついでに推測として言及しておくと、これはオタクの悪い部分が出ていると思うんですよ。知識だけで推し進めていく、「知識の優位性」、これは、「所有の優位性」と言い換えることができます。俺たちはこれだけアニメを見ているんだよ。これだけ、演出家、アニメーターの名前を知っている。演出技法を知っている。何か業界人しか知らないことを知ってる。そういう人でないと論評してはならないし、そうでないヤツの論評を許すなんてことはできない。そう言っているように感じるんです。それが、閉鎖性を増すということに気付けないというのが何とも悪いとこだなあと。アングラな趣味であるのならば、この考えはむしろ正しいんですが。



■CGエフェクトのこれからと、アニメ艦これ1話

参考資料が少なくてアレなんですが、「CANAAN」から、「ブラック・ブレッド」「楽園追放」までで大分進化した感じがある。たった5年なんですが、凄いなあと。「ブラック・ブレッド」1話のクオリティなら、ええとこまでいけるんちゃうんかと。あれCGなら本当すごいと思うんですよ。オレンジすげえなって。「亡国のアキト」は1章しか見てないんですが、あんな煙あったかなあと(見直さないと…)。あっちはメカの方がすごかったから、あんな面白く動くんだと当時は結構驚いてた。

そんで昨日から、「アニメ艦これ」が始まったわけですが。あれの作画ではないエフェクトは、セルにAEとかでテクスチャ載せてるんですかね。もしくは、CGなのかなあ。混合だったような気がします。ただ、いいエフェクト作画にボカシが乗っかってるのはちょっとなあと…。あのボカシは何のためでしょうね、分からん。魅力半減してる気しかしない。ただ単にボカしたからといって、写実的になってるわけでもないし。

言っても変わらないんですが、やっぱり艦に変身してもらいたかったなあと個人的には思ってます。水に飛び込むと、女の子が艦船に変わるんですよ。らんま1/2で良いんですよ。そんで、アルペジオみたくメンタルモデルにすれば良かったと凄い思う。そしたら、増尾昭一も嬉々として参加したはずなのに。陸に上がったら、女の子に戻って日常風景を描けばいいじゃないですか。Win-Winですよ(意味不明)。まあ、増尾昭一は見本市に期待します。