■プロ野球 大詰め
さて、ヤクルトとの一騎打ちが始まった。差は2ゲーム。巨人は残り7試合。
日程としては、24日広島戦(ホーム)、26.27日ヤクルト戦(ホーム)、28日阪神戦(甲子園)、10/1.2横浜戦(横浜スタジアム)、そして10/4ヤクルト戦(ホーム)だ。
まずなんといっても、直接対決での取りこぼしは許されない。
ヤクルトとの残り3つ全て巨人が勝利したとしての優勝ラインはこんな感じだ。
ヤクルト 巨人
76勝 5-0(.539) 3-1(.535)
75勝 4-1(.531) 2-2(.528)
74勝 3-2(.524) 1-3(.521)
73勝 2-3(.517) 0-4(.514)
72勝 1-4(.510)
71勝 0-5(.503)
引き分けを含めればこの限りではないが、相当に厳しいのが分かるだろう。巨人はヤクルト相手に3連勝したうえで、この数字なのだ。単純な確率論にはとどまらない。
ヤクルト3タテ+他チームとの勝敗を3-1以上でなければ、優勝は厳しいだろう。そうだ、とにかく厳しいのだ。V4がそこまで来ている、一時は離れすぎてしまったが、この土壇場で可能性が浮上する辺りまさしく正念場と言えよう。 さて肝とも言える、先発の予測からしよう。
24日広島戦 マイコラス(予告先発)
26日ヤクルト戦 高木勇人(中5日)
27日ヤクルト戦 菅野智之(中4日)
28日阪神戦 ポレダ(中4日)
01日横浜戦 マイコラス
02日横浜戦 ?
04日ヤクルト戦 菅野智之()
今年の先発陣に最後の奮起をしてもらう時がきた。ポレダ中4日はおそらく強行するだろう。 こうなると、10/2横浜戦の先発は予測しにくい。高木勇人は横浜をめっぽう苦手にしていて、防御率は6.83だ。終盤の大事なゲームということであれば、回避せざるを得ないだろう。
そうなると、現在一軍登録ではない、大竹、田口あたりが筆頭である。横浜はロペス、バルディリス、筒香、梶谷と左右に偏りなくレベルの高い打者が揃っている。ということであれば、右打者の多さから大竹か。もしくは2人を長いイニング使う起用法もあるかもしれない。対横浜戦のデータを見てみよう。
大竹 1試合 0.00 7回 被安打3 失点0 自責0
田口 2試合 5.14 7回 被安打10 失点4 自責4
大竹は9/13(東京ドーム)に7回無失点の好投を見せている。対して田口は7/15(浜スタ)で4回2失点。9/5(浜スタ)には救援として、3回を投げ自責2。これを見る限り、先発は大竹が濃厚と言えよう。しかし、忘れないでいただきたい。10/2は魔境「浜スタ」である。ここは落とせないだけに、リリーフ陣も総動員だろう。
肝心な試合は、24日の広島戦、そして、26-27日のヤクルト戦である。この3試合は、当然のことながら、3つとも勝たなくてはいけない。24日の広島戦で負け、ヤクルトが勝てば、M4が点灯する。まずはここだ。そして首位直接対決。ここ2つを勝つと、今の段階よりは少しハードルが下がる。逆に一つでも負ければ、ゲーム差が埋まることはなく勝機はない。とにもかくにも今週が最も正念場と言えよう。
最近でよく見られるスタメンは次の通り。
1(中)立岡、2(ニ)片岡、3(遊)坂本、4(一)阿部、5(右)長野、6(左)亀井、7(三)岡本、8(捕)小林
一時期不振に陥っていた亀井は、最近5試合で打率.500をマークしている。対して、片岡、坂本、長野ら主軸は不調。岡本はまだ未知数だが校長。立岡は普通。
先頭バッターは立岡で固定していくだろう。ここは変えられない。3、4も変えにくい。岡本は使うのであれば、7番だろう。仮想スタメンとしては、2番が問題になる。出塁率、打率ともに低い片岡よりは、今乗っている亀井を使いたい。しかし、バントの機会が増えるのもまた事実であり、亀井のバッティングを活かせない。セカンドを守れるのは、吉川、寺内と豊富だ。亀井のバッティングを活かすのであれば、彼らの出場も伺えるだろう。
チャンスメイクを得意とするのは、亀井、立岡である。対して、得点圏を得意とするのは、長野、坂本、アンダーソンら。阿部、長野を原が下げるとは思えないし、この2枠に対しては諦めも必要かもしれない。しかし、一応、自分の理想打順を提出する。
1(中)立岡
2(ニ)寺内、片岡、吉川 or(右)亀井
3(遊)坂本
4(一)アンダーソン、阿部
5(右)亀井、長野
6(左)大田、長野、亀井
7(三)岡本
8(捕)加藤、小林
9投手
まず、アンダーソンは9月に入って打率4割台と調子がいい。外す理由がない。それに一塁守備という観点で見ても、阿部よりアンダーソンのほうが優れている。体裁を気にしないのであれば、4番はアンダーソンだ。2番は昨日のサヨナラ打を放った寺内も候補に入れたい。バント、守備、走塁全てにおいて高水準であり、2番打者としては適切だろう。吉川は守備に秀でているが、打撃にムラがある。もしくは、ここにライトで亀井を入れる選択肢もある。しかし、これは博打だろう。立岡が出れば、亀井はバントを余儀なくされる。
5番に亀井を据えるのが今の時点ではベストだ。出塁率、打率ともに高水準で言うことなし。しかし、得点圏で打てないのが気になるところではある。6番は、大田を起用したい。最近5試合の打率も3割後半と非常に安定している。7番は、大部分岡本だろう。彼があまりに打てない、ということがあれば、寺内、吉川の出場も考えられる。
キーパーソンは、アンダーソンと亀井と坂本だ。彼ら3人の働きによって、勝敗は左右される。原がアンダーソンと大田を起用するとはあまり思えないが、期待をしたい。まずは明日の広島戦だ。
さて、ヤクルトとの一騎打ちが始まった。差は2ゲーム。巨人は残り7試合。
日程としては、24日広島戦(ホーム)、26.27日ヤクルト戦(ホーム)、28日阪神戦(甲子園)、10/1.2横浜戦(横浜スタジアム)、そして10/4ヤクルト戦(ホーム)だ。
まずなんといっても、直接対決での取りこぼしは許されない。
ヤクルトとの残り3つ全て巨人が勝利したとしての優勝ラインはこんな感じだ。
ヤクルト 巨人
76勝 5-0(.539) 3-1(.535)
75勝 4-1(.531) 2-2(.528)
74勝 3-2(.524) 1-3(.521)
73勝 2-3(.517) 0-4(.514)
72勝 1-4(.510)
71勝 0-5(.503)
引き分けを含めればこの限りではないが、相当に厳しいのが分かるだろう。巨人はヤクルト相手に3連勝したうえで、この数字なのだ。単純な確率論にはとどまらない。
ヤクルト3タテ+他チームとの勝敗を3-1以上でなければ、優勝は厳しいだろう。そうだ、とにかく厳しいのだ。V4がそこまで来ている、一時は離れすぎてしまったが、この土壇場で可能性が浮上する辺りまさしく正念場と言えよう。 さて肝とも言える、先発の予測からしよう。
24日広島戦 マイコラス(予告先発)
26日ヤクルト戦 高木勇人(中5日)
27日ヤクルト戦 菅野智之(中4日)
28日阪神戦 ポレダ(中4日)
01日横浜戦 マイコラス
02日横浜戦 ?
04日ヤクルト戦 菅野智之()
今年の先発陣に最後の奮起をしてもらう時がきた。ポレダ中4日はおそらく強行するだろう。 こうなると、10/2横浜戦の先発は予測しにくい。高木勇人は横浜をめっぽう苦手にしていて、防御率は6.83だ。終盤の大事なゲームということであれば、回避せざるを得ないだろう。
そうなると、現在一軍登録ではない、大竹、田口あたりが筆頭である。横浜はロペス、バルディリス、筒香、梶谷と左右に偏りなくレベルの高い打者が揃っている。ということであれば、右打者の多さから大竹か。もしくは2人を長いイニング使う起用法もあるかもしれない。対横浜戦のデータを見てみよう。
大竹 1試合 0.00 7回 被安打3 失点0 自責0
田口 2試合 5.14 7回 被安打10 失点4 自責4
大竹は9/13(東京ドーム)に7回無失点の好投を見せている。対して田口は7/15(浜スタ)で4回2失点。9/5(浜スタ)には救援として、3回を投げ自責2。これを見る限り、先発は大竹が濃厚と言えよう。しかし、忘れないでいただきたい。10/2は魔境「浜スタ」である。ここは落とせないだけに、リリーフ陣も総動員だろう。
肝心な試合は、24日の広島戦、そして、26-27日のヤクルト戦である。この3試合は、当然のことながら、3つとも勝たなくてはいけない。24日の広島戦で負け、ヤクルトが勝てば、M4が点灯する。まずはここだ。そして首位直接対決。ここ2つを勝つと、今の段階よりは少しハードルが下がる。逆に一つでも負ければ、ゲーム差が埋まることはなく勝機はない。とにもかくにも今週が最も正念場と言えよう。
最近でよく見られるスタメンは次の通り。
1(中)立岡、2(ニ)片岡、3(遊)坂本、4(一)阿部、5(右)長野、6(左)亀井、7(三)岡本、8(捕)小林
一時期不振に陥っていた亀井は、最近5試合で打率.500をマークしている。対して、片岡、坂本、長野ら主軸は不調。岡本はまだ未知数だが校長。立岡は普通。
先頭バッターは立岡で固定していくだろう。ここは変えられない。3、4も変えにくい。岡本は使うのであれば、7番だろう。仮想スタメンとしては、2番が問題になる。出塁率、打率ともに低い片岡よりは、今乗っている亀井を使いたい。しかし、バントの機会が増えるのもまた事実であり、亀井のバッティングを活かせない。セカンドを守れるのは、吉川、寺内と豊富だ。亀井のバッティングを活かすのであれば、彼らの出場も伺えるだろう。
チャンスメイクを得意とするのは、亀井、立岡である。対して、得点圏を得意とするのは、長野、坂本、アンダーソンら。阿部、長野を原が下げるとは思えないし、この2枠に対しては諦めも必要かもしれない。しかし、一応、自分の理想打順を提出する。
1(中)立岡
2(ニ)寺内、片岡、吉川 or(右)亀井
3(遊)坂本
4(一)アンダーソン、阿部
5(右)亀井、長野
6(左)大田、長野、亀井
7(三)岡本
8(捕)加藤、小林
9投手
まず、アンダーソンは9月に入って打率4割台と調子がいい。外す理由がない。それに一塁守備という観点で見ても、阿部よりアンダーソンのほうが優れている。体裁を気にしないのであれば、4番はアンダーソンだ。2番は昨日のサヨナラ打を放った寺内も候補に入れたい。バント、守備、走塁全てにおいて高水準であり、2番打者としては適切だろう。吉川は守備に秀でているが、打撃にムラがある。もしくは、ここにライトで亀井を入れる選択肢もある。しかし、これは博打だろう。立岡が出れば、亀井はバントを余儀なくされる。
5番に亀井を据えるのが今の時点ではベストだ。出塁率、打率ともに高水準で言うことなし。しかし、得点圏で打てないのが気になるところではある。6番は、大田を起用したい。最近5試合の打率も3割後半と非常に安定している。7番は、大部分岡本だろう。彼があまりに打てない、ということがあれば、寺内、吉川の出場も考えられる。
キーパーソンは、アンダーソンと亀井と坂本だ。彼ら3人の働きによって、勝敗は左右される。原がアンダーソンと大田を起用するとはあまり思えないが、期待をしたい。まずは明日の広島戦だ。