■「Hey! カロリーQueen(だがしかしED)」


(※下の段落は母音を表してます)


<頭サビ>
キミを味わいながらfall in Love
          イ

<Aメロ>
甘いチョコの香り 口の中でふわり
       イ       イ
初めてのくちづけは カカオマス
               エ
ラムネはまだはやい 刺激的なしゅわり
        イ        イ
だめだめ でもでも ああがまんできない
 エ エ エ エ          イ

ポップミュージックで韻を踏むのは、おそらく基本なんだと思いますが、
やしきんは何かやけに「イ」と「エ」音が多いんですよね
(※「甘い~」「ラムネ~」が分かりやすい)

「カカオマスね」みたいに、
「ね」を「エ」音として使って、少し余韻を出す傾向もある


<Bメロ>
禁断の果実ねイェイイェイ
     エ イ+エ イ+エ
カラフルCandyつまみ食い
      イ    イ
あたまの中 何か出てる

主にセロトニン
 イエ  イ
サビ前最後の強い母音も、「エ」「イ」


<サビ>
Hey!カロリーQueen
エ       イ

乙女のウエストには
                             ア
愛と夢と欲望がのってるの
ア ウ  ウ
こういう風に、最初と最後でやや韻を踏んだ感じにもなってる

後サビのパートは基本的に、
大きく発声できる「ア」「オ」音を含んだリリックが多くなります

それは、やしきんも例外ではなく、
キミを味わいながらfall in Love」を見ると、「を」「ながら」「fall」「love」なんかで
強く発声できるように「ア」「オ」音を配置している

3行目はよく分からん。
『愛と夢と欲望がのってるの』
こんな風に3単語並べるのもよくやるんだけど、内部でなんか上手いことなってるのかなあ

Hey!カロリーQueen
エ      イ
止まらないやめられない
    イ     イ
魅惑 ワクワクの国 Sweets Land
イ       イ   イ
キミを味わいながらfall in Love
イ オ    ア オ イ ア
これですよ、やしきんといえば3行目
前述の通り、3単語並べて、なおかつ「イ」で韻を踏む




<ちょっとした推測>
それで、ぼくがやしきんのリリックから思うのは、
「エ」や「イ」音がアイスのコーンみたいな働きをしているところ

アイスってめっちゃ美味しいじゃないですか
でも、アイスのみで食えって言われても、けっこう後半はしんどくなってくる
そこにコーンみたいな中和剤が入ると、口の中がいい感じにさっぱりする
食べた後の口の中が、コーンによって元に戻るんですね

こういう働きを、「エ」「イ」はしているんじゃないのかなと
だから、やしきんの曲は飽きないんだと思う
他にもいろいろあるだろうけど、取り急ぎ