
[うちのメイドがウザすぎる!#6]
ミーシャが肩をすくっとさせる、舌で追いかける仕草、つばめのキスに至るまでの角度、フェティッシュを超えて一種の執着心を感じさせる。石膏デッサンみたいに確実なる立体で動かしている。ラストのデフォルメも上手いですよね、リアルもどっちも描ける。
小松さんもアニメ業界も詳しく知らないのでなんともなんですが、こういうのはもう全原画でやるんでしょうか。それとも、動画マンにめっちゃ割ってもらうんでしょうか。

うどんこねこね。腕をまくるときの、オバケの入り方とかブレ線とかいいですよね。小松作画では、こういう地味にめんどいアングル(1*)のキャラ顔をさらっとこなすのがすごい。しかも、立体的に動かそうとしている。
[追記]小松さんみたいな人が、個性が出てるっていうんですよね、悪い目立ち方をしない、悪目立ちしちゃう人は個性を出そうと出そうとしすぎてて考えが足りない。小松さんの作画は、世界観を壊さない、それでいて自分の動かしたいようにやる。考えがあるように思う、アイマスのプチ・シューにしても。
(1*)カメラは俯瞰ショットだけれど、キャラの顔はアオリ
参考文献は下記ブログ様を参照ください。Twitterに転がっている意見はあまり参考にならない。
実に4年ぶりの原画でした。ぼくは天メソ11話の布団に包まる芝居が好きなので、今回取り上げてみた次第。あまり大したことは言えてないですが、かれの素晴らしさが伝わればけっこう。有志の方が作られたMADをご覧いただければ、小松作画のすごさはテキストを超えて伝わると思います。
”たいぷはてな”ではなく、”小松勇輝”としてアニメの世界に戻ってきてもらいたい。もちろん、たいぷはてなを否定しているわけではなく、内包して戻ってきてもらいたい。自分がそのように渇望する人間は殆どいません。黒田結花とかれぐらい。