報告の記事を書く余裕があれば、アニメについて書けと言われるのは重々承知の助。「盾の勇者」「ウテナ」は隙間があったら見ます。


■友人にブログがバレました\(^o^)/

同窓会のときに書いた懸念が形となって出てしまった。いや、なんだろう、この感覚は。やっぱりなあ、リアルとネットは分けたい。そういうのがどうしてもある。ニフティ世代やデジタルネイティブ世代は違うのだろうけれど、ぼくはリアルが入った途端に、感触が異なってしまうのでないかといったことがやや怖く。つまり、リアルにおける姿や印象の情報がネットのそれと接続されたときには、良い方向にも悪い方向にもひどくバイアスがかかってしまいそうなのだ。

たとえば、ネットで仲良くしてもらっている人々とリアルで交流したとすると、そういった人々がとんでもなくひどいことをしようとするときに、果たしてストップの一言がかけられるかどうかが微妙なのだ。もしもクリエイターであったならば、その人の作品に身内びいきが入ってしまわないか心配なのだ。そういった観点で、そういったバイアスを減らすべく、接続を極力避けてきた。まあ、その辺は変わりつつあるような気もする。


まあこのような話よりも、「どういった人物」にバレたかどうかが読者は興味があろう。興味がなくても、まあ暇つぶしに読んでみてくれ。

そう思うので、かれについて取り上げる。かれとは小学校3年からの付き合いで、もう二十年来の仲だ。おそらく親友といって差し障りない。かれの家にいっては、かれの父親がいない間に、パワプロをやり、桃鉄をやり、だらだらと過ごすことが多かったようにおもう。ぼくの家庭は門限が厳しかったがために、わざとパワプロを終わらすと「手を抜いたな」と言われ、門限ギリギリ家路についた後、「怒られなかった?」と嬉々とした様子で固定電話をかけてくる、わがまま放題の悪ガキ大将であった。

小学校のとき既にかれは身長が高く、まあモテた。脚も速かったし、そんなもんだ。けっして顔はすごくよい方ではない、ただ会話・交渉は巧みである。そういった類のものを使わせると手に負えない。人によって戦術を変え・・・といったレベルではなく、もはや言葉を自分の手足以上に器用に使える。おまけに、足も速い。モテないはずがないだろう。かれの度重なる恋人の登場や、他の友人の恋模様を、まあさまざまにおれは傍観していたので、観察眼や分析は磨かれたように思う。なにも嬉しくない。

さて、ここからは推測であるが、かれの本質は、おそらく「寂しさ」である。かれは誰にでも取り入れられるし、仲良くなることは可能であるが、それ以上につまらない会話や交渉、社交辞令にうんざりしているのではないか。すなわち、他人と接し相手の心を開かせるのは非常に得意であるけれど、そういったことは本当はしたくないのではないか、ということだ。これが何を意味するか。ストレスの蓄積である。おそらくかれは、他の人が思っているよりも、内心つまらない時間が日常でとても多い。そういったものまでもすべて隠しつつ、また興味もない他人と興味もない会話を楽しげにしなければならないのだ。大変そうだ。隠しているものごとが多すぎるのだ。

かれにはうまいことやられたと思っている。どうやって彼を貶めようか、とおれこそ楽しくブログを書き始めたはいいが、なんとなく、かれの本当の姿(=普段あたかも楽しいように演じているピエロ)を知っていると、どうにも無茶なことは言えない。あと、かれは荒唐無稽なアイデアを言い出す。たとえば、「デリヘル経営って風営法届け出さずにできないかな?」のようなことを言い出す。まあ、ぼくはかれに「だれかがやっていない時点で、おそらく成立しえない。風営法を知らないぼくらが話しても時間の無駄である」と、きわめて本音と論理で返すのだけれど、「今日はやけに全面否定だな」と少し不機嫌になった。いま考えてみると、かれにとってはただの世間話であったのかもしれない。ぼくがマジに返しただけである。かれはただ、その成立するかもしれない事業に対して、あれやこれらを、日常のつまらない会話ではなく、おもしろく語りたかっただけだろう。それにしても、全否定はよくない。ネットでは諭され、リアルでもやや怒られるということは、おそらく、本当に直した方がいい部分だ。


まあ、このような人間に、おれのプライベート中のプライベートである6年間もやっているブログを見られるということは、もはや公衆の面前で素っ裸にされるのと同じことなのだ。まあかれの嫌いな部分といえば、なにをしなくても国語の点数が良かったことくらいだ。嘘です、まだまだあるわ。20年近く女を取っ替え引っ替えして、青春を謳歌したことも憎悪しております。小学校のころ、バレンタインデーになると、かれのいえの玄関のドアノブにチョコが何個もかかってるんだぜ?信じられる?。ムカつくな、という方が無茶である。こちらに紹介してくれたことは何度あるが(「これ自体に感謝しろ!」というのはもっとも)、なんでかおれが女と喋れないのは、読者のみなさんも御存知の通りで。気の強い女性は未だに苦手だ、これは完全に姉が原因だ。まあ、なぜかれと友人なのか、未だによく分からない。ひとつ言えることは、おれは小学校のときから虚弱であった。小学校のとき林間学校に行ってもそれは変わらず、具合がやや悪かったが、そんな自分をひとつたりとも笑わずに、それとなく慮ってもらったことは、鮮明に覚えているしずっと感謝している。こういう気恥ずかしいポエムが書けるのも、ブログの特権だ。


さて、かれはまったくとして、アニメや漫画といったサブカルチャーには関心がない。ここまでの話を読めば分かるとおり、まったくとして、アウトドアで活発な人間だ。アニメの演出や、作画なんて言ってもかれはおそらくまったく知らないし関心をもっていないだろう。これからも関心はもたないと思うけれど、そんなかれや、かれとおなじくアニメやサブカルチャーに関心がない人々に、ほんの少しでも関心をもってもらえる、好奇心をくすぐる記事を書けたらいいかなとは思う。もちろん、既に「ゴミステ、更新してねえかなあ」とたびたび来てもらっている方々にも同様である。さいきんはまったく書けていなくて申し訳ない。新作アニメについて一言二言ていどの記事は作りたいが、いかんせん暇がない。

一言二言くらいの感想記事は上げるとおもう・・・期待はしないでください。以上です。