GOMIstation

2025-1

カテゴリ: エフェクト作画

さて、今回は劇場版マクロス「愛・おぼえていますか」の増尾作画です。なお御礼記事も兼ねています。私信ですが、いろいろとありがとうございました。

増尾昭一はこの作品で、作画監督補として参加されました。「超時空世紀オーガス」のメカとエフェクトについては一人原画でした。ですので、「愛・おぼ」に関しても、同じような役職、すなわち、メカニック・エフェクト作画の修正補助だったろうと思います。だいたい飯田史雄さん(「王立宇宙軍」作監、「ヤダモン」漫画)と一緒にやったんじゃないかな。


ちょっと調べてみるとこんなツイートがありまして(辻壮一さんは、元アニメ雑誌編集者で現在はKADOKAWA勤務)


まあ全て劇マクのことかは分かんないですけど



今回もすべてパートは推測です。1984年といえば、増尾キャリアにおいては初期です。ですので、金田調のタイミングを残しつつ板野調のフォルムへと変換されていった時代と捉えてもらえれば、おおよそ問題ありません。白コマとディテールの少ないフォルムが特徴です。

前後作品は
「超時空世紀オーガス」「幻夢戦記レダ」「メガゾーン23」「POPCHASER」あたり


総攻撃の直前
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球形フォルムと、ショックコマ。ただ破片とディテールが少し増尾昭一っぽくない。
この時期は、まあキャリア初期なので、破片が多目ではありますが。
ややディテール多いので、微妙ですね。




ラスト付近ミンメイと1
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この形状、白コマの入り、ディテールの入り方。増尾作画っぽい。
爆発表面上にほぼ模様なく、ブラシを輪郭に沿って使う。
で、下記のような(赤部分)、こういうディテールが多いです。
タイトルなし
爆発と爆発の間、おそらくそれが重なった際に発生するカゲを表現したものかな



あとはこの辺も気になる
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ちょうどオーガスのときにも、「独立した球形で作る煙」「球形が合わさって結果的にデコボコに見える煙」の2つがありました。まあ黎明期なんで、試行錯誤されていたことは間違いないですが。




ラスト付近ミンメイと2
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これも同様に。爆発表面は、透過光がほとんどですよね。
ちなみに序盤でもこのカットはありますが、その際は白コマが入っている



ミンメイデート
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白コマ入ってないのが微妙ですが、タイミングはこの時期の増尾昭一
オーガスの時と広がる速度が同じですねえ
しかし微妙です。修正がかかったのかも



以上です。作監補なので、あまり原画パートを断定するほどの材料はないのですが気になっていたので取り上げました。この時期はキャリア初期なので難しいですねえ。

なんか異様に前記事バズって驚き。僕の主張を丁寧に理解してくれる/汲んでくれる方もたくさんいて、ありがたい限りです。

まあ今回は、ふだんどおりエフェクトについて述べていこう。プリヴィズばかりが話題になりましたが、そもそも、「宝石の国」はあれよりも良いカットが多いんですよエフェクトも。
(※gif多いので、読み込み重し/負荷かかるかも注意)



1話:フォスを守るシンシャ ★
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スロモの中で、毒液CGが球状に広がる。水銀みたいなエフェクトでレイアウトが上手い。その後、毒液地面に落ちて(ここは作画かも)、草花を枯れさせるカットを入れることで、生死を対比させている。




1話:小笠原ダイヤ
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これはええバッティングフォームや…サンキューダイヤ

冗談は置いといて、「宝石の国」においては、こういう感じにエフェクトはけっこう控えめ。派手な爆発・煙なく、脇役に徹している。まあ、キャラクター/世界観が重要な作品なので、どっかんどっかん派手にしたらまずいという判断でしょう。たぶん。



OP:あわあわフォス
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全面の泡作画でフォスは消えていく。泡がワイプも兼ねていて、映像がシームレスに。わりとディテール少なめだけど、泡の流れに違和感なし。




3話:フォスの再生
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このフォス再生シーンはモーフィング(※ある形から別の形へと変わっていくこと;メタモルフォーゼともいう)ですね。生命の再生というのはやはり極端な変化なので、メタモルフォーゼは本来の意味として、ここにピッタリはまる。



6話:疾走ダイヤ
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オレンジCGエフェクトといえば、こういう感じのエフェクトが僕の中でのイメージ。エフェクトの形はV字状が基本形。あと、ここは、ジャンプした後に残る、残像みたいな煙がスピード感出してる。


亡国のアキト(劇場/2013)第2章PV
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「亡国のアキト」だと、メカが走って着地して同じような砂煙が立つ。KFの足元に注目されたい、基本形はこんな感じ。年々フォルムやタイミングが良くなっている気がする。




7話:氷河割りアンタークチサイト ★★
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宝石全体の中では、異質なタイミングのカット。波の発生とか、大胆なタイミングだ。パッキリしてますよね、いきなり氷山が割れて波が噴出してくる。見てるこちらに間を与えないというか。



4話:王ポイ捨て ★
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異色のエフェクトその2。カートゥーンアニメみたいなエフェクト。CGって基本は写実的ですけど、ここではコミカルにデフォルメされている。それがカートゥーンっぽさ、2Dアニメっぽさを出しているのかなあ。ここはおふざけシーンなので、そういった感じが合っていてベリーグッド。





5話:波打ち際 ★★
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オレンジCGに水のイメージはあまりなかったんですが、これはめっちゃ上手いですね。細かい波粒や、ちょっとした渦巻き、それぞれの波のぶつかりなんかもよく出来ている。フォスの身体にぶつかった後に形を変えるとこなど、この辺はCGの得意分野でしょうけど、それでもすごくよく出来ている。



4話:引き上げられるフォス
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その一方で、こういった「密着する物体作画」みたいなものは、CGにとっては苦手なんだと思う。何とかしようとしてるのは伝わるけれど、龍角散のCMみたいになっている。これはまあ、オレンジだけじゃなくて、CG業界全体で苦労しているところだとおもいます。


たとえば、これもそう

3話:海から上がるボルツ
宝石の国A03-01-300

陸に上がるとき、ボルツに付いた海水はあまり流れ落ちない。もうちょい、地面にびちゃびちゃ落ちてもいいもんだけど。宝石だから、そんなに海水は身体に付かないという演出かもしれん。




3話:ダイヤ疾走ふたたび
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オレンジCGは、こういった「カメラぐるぐるカット」が以前から多い。以前は、ぐるぐるした結果、「このぐるぐる必要だった?」っていうカットが存在してたんですが、これバッチリですよね。未知の生物と戦っていて、滑りながらも必死に応戦。最後は、虚を突いて、上空からの突撃かかと落としで破壊。ぐるぐるした意味あった。





6話:金剛先生ビーム ★★
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ビームが着弾した瞬間、後ろに広がっていく煙+カメラのQTB(※急激なカメラの引き)で、迫力ある画面に。金剛先生は最強っぽいので、エフェクトにもいろんな色が入っている。青・紫と寒色系中心な感じ。3カット目はわかりにくいんですが、ダブラシを重ねて多層さを出している。




6話:呆然フォス+切り裂きボルツ ★
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これはカット/カメラワークも良かったんで長めに。カメラがフォスに迫ってきて、真俯瞰(※真上)のアングルになる。ボルツの髪ワイプによって、いきなり入ってきたボルツの勢いは止めずに繋げる。

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エフェクトは、切り裂く瞬間の火花を見てもらいたい。意外とド派手ですよね。流線形のフォルムで放射状に広がる。直前に、双子アメシストがやられているのでカタルシスがあります。



2話:孤独なシンシャ ★★
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いやあ、これすげえんだわ。わかるかなあ。

「彼には居場所がない」っていう金剛先生の後に続くカットだから、ここでは存分に孤独になってもらわないとならない。シンシャは画面の中央に座っているけれど、他にあるのは自分を孤独にしている毒液だけ。そんな毒液のCGが、嫌気が指すほどじんわりと、にじみ出ることによって、彼の抱えている孤独の長さや深さを表現する。素晴らしい1カット。


3話:危険察知シンシャ ★
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毒液を糸にして、怪しい光の元へと向かわせる。板野サーカスのようなカメラワークが、画面にスピード感をもたらす。2カット目、いきなりカメラが動くので、見ている人はそれに釘付けになり没入する。





8話:ポイ捨て爆発 ★★★
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宝石でいちばん好きな爆発カット。担当したCGアニメーターを知りたいレベル。

最初に爆発して、その後すぐにもう一回爆発する。真っ白な透過光が放射状に広がった後に、ピンクの爆煙へと変化していく。ここのタイミングが上手いんですよ。一回ちょっとタメてるんで、爆発の威力が増すように映る。ピンクの爆煙はカゲ2色で立体感を醸し出し、画面奥へと大きく広がる。




「宝石の国」において、エフェクトCGは、前述したとおり、脇役に徹しています。顕著だったのは、3話のフォス再生シーンくらいですから。んで、もうこれはとうぜん、この宝石の世界観を崩さないために、しっかりとコントロールされている。その中でも、なにか寄与できないかと常に模索している。

それが素晴らしい。特に2話のシンシャのカットなんかは、光のゆらぎも含めて、細かいことやっているんですよ。3話の疾走するダイヤも、つるつると滑って水が跳ねていますよね。つまり、こいつらは未知なる生物で宝石の国にとっては異常事態なんだぞ、というのをエフェクトでそっと示しているんですよ。

この「宝石の国」にとって、エフェクトCG・作画は名脇役であります。一部の優れたカットだけでは、アニメや映像は成立しません。細かいところまで熟慮されたカット、すべてを含めて、映像は初めて完成します。なんか、宝石の国と似ているとは思いませんか。ボルツだけいても、宝石の国は守れません。フォス、シンシャ、みんながいて、はじめて守れて楽しんで生活ができる。同じように、一部のプリヴィズだけで映像なんて完成しないわけです。なんて当たり前のことを言ってるんだ。いや、とにもかくにも、最後まで楽しませてもらいたい。

情報提供いただきました


■文豪ストレイドッグス(TV/2016)

10話:CG黒煙ゆらゆら
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透過光の入れ方に注目されたい。黒煙は、内部で熱を循環させながら、巻き上がっていく。それを表現するために透過光を黒煙表面に入れて、時間が経つと消えていく。ガヤのパーティクルも良い。あとは、煙が塊ごと(中心部と外側部分)では微妙にタイミングが異なっていてフォトリアル。

ちなみに、CGディレクターは太田光希さん。2009年頃からボンズ作品でCGを統括されているみたい。



15話:車ドカン ★
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富岡隆司作画(※推測)

爆発した瞬間から、ショックコマを挟んで一挙に広がる爆煙。それに伴って、衝撃波が手前へとやってくる。臨場感が出る。爆発中心はやはり高温度ということで、透過光に。破片は放射状ですね、衝撃が球形な感じなのかな。

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いろいろ言ったけど、いちばんは、広がる瞬間の大胆さが良い。フォルムがいきなり変わるけど、まったく違和なく繋がる。そこが気持ちいい。


富岡隆司AMV


富岡隆司さんは今回初めて知ったのですが、べらぼうに上手い人のようで。このMADだと、CANAANのシーンとか痺れた。ヘリが上昇しパースが刻々と変化しながら上がっていく中で、不安定な体勢から銃撃するカナンの描き方が良い。あと、アップになるとタイミングが大胆になる。




23話:床バウンド
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注目したいのは、それぞれの煙が、ぶつかったところで発生して広がっていくところ。床で発生した煙がまず広がり、壁で発生した煙とぶつかって勢いが和らぐ。これはラストの天井の煙まで続く。天井から落ちてきた破片とキャラによって、煙の形は変わる。キャラのときは包み込むようになってる。

劇場作品「GREY」における、エフェクト作画を追っていこうと思います。


■GREY デジタル・ターゲット(劇場/1986)


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(本編エフェクトその1):前島作監(※推測)

モコモコとした山のようなディテールを作り、タコ足煙を伸ばす。透過光はほとんど使わず、ハイライトで爆発の高温を表現する。前島作画・作監はそんな感じだと思う。



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(本編エフェクトその2):鈴木作画・作監(※推測)

その一方で、爆発同士をひとつの塊とみなし、ブラシを使ったカゲのディテールが見られるのが鈴木作画・作監でしょうか。タコ足も爆発に直接つながっている(※前島作画のように、爆発本体から独立したものとはなっていない)。破片はさほど差がない。クレジットを記載しておく。

エフェクト作監:前島健一、鈴木伸一
原画(抜粋):荒木英樹、山根まさひろ、南伸一郎、本谷利明、古橋一浩

このように、本編のほとんどのエフェクト作画は、作監である前島・鈴木さんによるものでしょう。クオリティ高く統一感が出ている。裏を返せば、統一感がないところが本谷利明パートと言えなくもない。まあ、消去法的でちょっとアレなんですが。


以下全て、本谷作画。もちろん推測なので、参考までに。


★戦闘機ぐしゃどかーん
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強烈なショックコマ+緻密な戦闘機の破壊描写。「メガゾーン」における本谷作画の緻密さを思い出すほど、破片が細かい。フォルムはわりと球形で、ディテール少なめ。ここは少し本谷作画とは異なるような気もする。中野フラッシュのようなショックコマは、おそらくメガゾあたりで知り合った増尾さんから模倣したんじゃないかなあ。


★立ち昇る煙
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カゲ2色のリピート作画ですが、密度が本編のそれと違う。だいたい分かってもらえたら良い。


★爆発ダブルアクション
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前島・鈴木両名はほとんど透過光を使わないように思います。ですので、このシーンは異質に映った。タコ足煙もただ伸びていくだけではなく、しっかりと重力に従って落ちていく。あとは「AKIRA」のタイミングにめちゃ似てるんですよね。



★ミサイルドカーン
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じゃっかんですが、タイミングが違っている。透過光や黒いカゲの使い方が、前島作画のそれとは異なって見える。まあこれは、本谷作画の前島作監修正かもしれません。


んで、80年代前半のエフェクト作画は、絶賛「金田系」祭りです。田村英樹などが代表的ですかね。どこかしら、金田作画を基調にしたものが多い。ということは、板野系(球形を中心とした爆発作画)などは必然的に目立ってしまう。初期の本谷作画は、球形を集めたもの(※メガゾ2あたりになると、フォルムが固まってくる)ですので、今回のようになったのかと思います。にしても、初期の本谷利明作画はぶっちゃけ分からんところが多いなあ。

「王立宇宙軍」には、シロツグの同僚たちがロケットの打ち上げ失敗ビデオ見ているシーンがあります。このシーンの爆発はとても見事なんですが、ある疑問があったので考えてみる。全部で3カット。



■「王立宇宙軍(劇場/1987)」/劇中ビデオ3カット

打ち上げ失敗その1:庵野作画(※推測)
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モノクロなので少し見にくいですね。じんわりと横に広がる煙、カゲ2色。当時の庵野作画とフォルムもタイミングも似ているし、まあこれは庵野秀明によるもの(作監修正の可能性も含む)と考えてよい。これは別に問題ない。作監の庵野がやっただろう。


打ち上げ失敗その2:増尾作画?(※推測)
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さっきのヤツとは、タイミングも煙の形もカゲも違っている。手前に進んでくる煙がめっちゃ良いんですが、増尾作画のように思います。助監督の増尾なら、これも問題ない。問題は次のカット。



★打ち上げ失敗その3:?作画
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これめちゃ上手いっすよね。劇中ビデオに使われているのがもったいないくらいに、爆発のタイミングといい、カゲの付け方といいキレイ。んで、疑問に思ったことなんだけど、なんでこんなキレイな爆発をここにもってきたのか。そういった点が引っかかったんですよ。こんなに上手い爆発を書ける人なら、ラストの戦闘シーンでもたくさん書いてもらった方が良いに決まっている。

でも、このようなフォルム・タイミングの爆発はラストのシーンでは見られないんです。当時、若手スタッフ主導で進めていた王立なら尚更書いてもらった方が助かるはずなのに。とすると、それができなかった理由があるのではないか。

その一つとして、これを書いたのは、作画から見て本谷利明さんではないかと思うんですよ僕は。


コントラスト調整版:本谷利明作画(※推測)
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そう、あの本谷利明です。この時期の彼の参加作品は、「AKIRA(1988)」「ヘル・ターゲット(1987)」という感じ。当時の本谷作画が緻密で写実的だったのは、言うまでもなく。カゲ2色で、ゆっくりとしたタイミングでタコ足煙が伸びていく。上の爆発と比較してみましょう。


ヘル・ターゲット(OVA/1987):本谷作画
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なんとなくわかりますかね。爆発のフォルムが大小入り乱れており、メインは大きな楕円となっている。煙と煙の間の濃いカゲの入れ方や、タコ足煙や滞留の感じが似ている。

王立ビデオパート検証

水色の円はトゲトゲの炎のディテールで、赤色は濃いカゲの部分ですね。トゲトゲディテールは意外と見過ごしていました、もしかしたら、この時期の本谷爆発の特徴かもしれない。

それで、この爆発が本谷さんだと思ったのは、もう1点あって。成人漫画家の森野うさぎさんによる本谷利明インタビューのこの部分を読んでもらいたい。

★お手数ですがいままでやられた作品を教えて下さい。
(中略)
森「アニメのほうは?」
本「これは多いから、じゃ、映画だけね。
「オネアミスの翼」原画。ちょっとだけしかやってない。プロデューサーとけんかしてすぐに辞めた。
パイロットフィルムの時の方が、カット数が多いくらいだ。ガイナックスと相性が悪いな、俺。
Gが頭文字の会社とはけんかばっかりしてるな。ガイナックスとかゲームアーツとか。」
http://www4.plala.or.jp/croh/gvdb/morino99dec26.html から引用
こういうソースを信用しすぎるのもあれなんですが、「鋼の鬼」「AKIRA」であれだけクオリティの高い煙や爆発を書いている本谷さんを、当時のアニメ演出家が使おうとしないわけないんですよ。これは間違いない。例外なく、ガイナックスも参加を打診したけれど、まあ途中でトラブルった。

――ここからはかなりの推測になりますが、ガイナが本谷へ参加を打診した。んで、王立で原画を何カットか書いている途中で、プロデューサーと揉めて辞退。本当はもっとガッツリやってもらう予定だった。こういう流れだったと推測。だとすると、この本谷原画ってガイナックスにとっては、「扱いにくいモノ」ではないですかね。本人は辞めちゃった、けど、すげえ上手い爆発の原画が残っている。辞退したからといって、これを処分するのはあまりにもったいない。活かしたい。そういうわけで、あの劇中ビデオシーンに使われたのではないかと思うのです。


まあ、とにかもくにも、こういったわけで、その3については本谷作画だと思います。王立宇宙軍の本谷パートがずっと気になっていたので、今回少し記事にしました。

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