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さむくてエモい時期です

カテゴリ:2014年 アニメ > ブラック・ブレット

何か触れる人が少ないので。いいと思うんだけどなあ。
全部1話。

急ブレーキとジャンプ
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髪の毛の回転具合が上手い。
止まりきれないので左足をついてジャンプ。


ジャンプ2
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「破」の2号機みたいなジャンプ。
ここはアクションよりも、エフェクトに注目。


回し蹴りと足ブチン
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パース強調でのアクション。
髪の毛えらいことになってる。


着地1
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グッと着地してる感じがいいですよね。
この後ジャンプするので、最後足に力が入ってます。
ここ描いた人うめえなあ。


ライダーキックとガストレア破壊
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ここも凄くパース強調で。
破壊された後のガストレアの体液エフェクトに注目。

同スロー
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着地3と煙
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着地の時の髪もふんわり重力に従ってる感じでいいですが、ここは煙。
教科書のような写実系の煙です、上手い。
実際に動かすのは、結構難しいはず。
2話でも似てる煙が出てくる。多分、これから有名になる人。


それともあ・た・し?
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ここが素晴らしく上手い。この動きは、多分野中。そうでなくても上手い。
髪の動きと、肩の動き方で重心移動を表現してる。
今回は、手に注目。


同スロー1
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手が脱力してから、握り拳になる。
これ上手くないっすか。

同スロー2
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髪の毛の後からついてくる感じと、肩の動き。
そしてなんといっても手、手首の動かし方が上手い。


ちょっと急ぎ足ですが、こんなもんで…
2話のアクションも需要があれば、記事にするかも。

寄生生物が、人間を宿主にするという設定は昔からありまして。
そのパターンは、おおまかに二分することができます。

1つ目のパターンとしては、『宿主(人間)の姿形にそのまま、寄生し乗っ取る』というもの。
比較的、ホラーとSF要素が強い作品が散見されます。
このパターンの具体的な例は、「ボディ・スナッチャー」シリーズとか、「遊星からの物体X」とか、また日本の漫画でいくと、岩明均の代表作「寄生獣」とかが該当します。

宿主に寄生した別生命体は、元の宿主のフリをするというのが定番。

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(寄生獣 1巻より引用)


2つ目のパターンとしては、『宿主の体を乗っ取り、寄生生物個体の姿を発現させる』というものです。
まあ、要するに、寄生生物がクモのような生き物だとすると、人間の体を破壊して、クモになっちゃうってことですね。こっちは、比較的パニック映画が多いです。 題名は忘れたんですけど、ある洋画が一番印象に残っており、なおかつトラウマです。女の人の背中から、クモの足が生えるんですよ…怖すぎる。

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そして、本題のアニメ「ブラック・ブレット」ですが、後者のパターンの作品です。
「ガストレアウイルス」に感染してしまうと、化け物の姿(クモとか色々)の「ガストレア」に宿主が乗っ取られてしまうというものです。

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で、この幼女は「呪われた子供たち」の一人で、ガストレアウイルスを保菌しています。保菌していますが、抑制因子も持ってるので、ガストレアになることなく、超人的な力を得ることで「イニシエーター」として街を守る…という感じです。


建前はこうですが、実際には、一旦「呪われた子供」と知れると、差別的な対応をするに留まらず、小学生でさせも「敵」とみなします。これは、昔で言うと公害被害者への差別であったり、ハンセン病患者への差別と同じです。ハンセン病の方は、その病気の特性ゆえ、皮膚がただれたりします。それを見た人たちが、「自分にも感染するのではないか」という無知からくる恐怖心によって、薬品をドバドバ入れた風呂に患者を入れたりと、とんでもない差別にあっています。

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この「ブラック・ブレット」においても、その差別構造は同じで、「空気感染することなどあり得ない」と科学的に証明されていますが、実際にガストレア感染者の惨事を見ると、感情が理性を上回り、差別へとつながります。世の中にあふれる差別は、感情や根拠のない被害妄想によるものがほとんどです。

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主人公は、この差別や状態をどう解決していいか分かりません。ですので、2話のとき変態仮面から自分の葛藤をズバリ当てられ、何も言い返せなくなってしまいます。ここは、もうちょっと何か欲しかった。変態仮面の仲間になっても、いいぐらいの気持ちの寄り方だと思うんですよね。聖天子は何をするわけでもなく、キレイ事ばっかり言ってて現実を見てない。何のために戦ってるのかが、よく分かんないなら、一旦変態仮面の仲間になってもいいと思うんですよ。ガストレア退治はできるだろうし。その後で、しっかりと自分の気持ちが固まれば、元に戻っていいと思うんですけどね。まあ、原作読んでなくて言うのもアレですけど。

「ブラック・ブレット」自体の設定で真新しいモノはないんですが、コンパクトに1話で説明しててグッと引き寄せられました。情報はちょっと詰め込みすぎぐらいの感じの方が、楽しいです。



作画の方にいきましょう。

とにかく凄かったのは、1話。
オレンジCG。

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これは、結構良きものです。
ガストレアのCGもスゴいんですけど、エフェクトの方もそこそこ。
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ぬるぬる感さえ無くせば、もっと良くなると思ったりしてます。
それでなくても結構いいですけど。

昔どっかで、吉成兄の方は、「CGによるエフェクト作画の模索を進めている」みたいなモンを見たんですけど、これがそうなんですかね。これ見ちゃうと、エフェクトのCG化も進んでいきそうに思いますね。

2、3話のアクションは見事。野中ではないと思いますけど、上手い。
1話の野中パートは、多分食事シーンのどこかじゃないっすかね。
メンドイのでgifにはしませんが。

CGヤバイとばかり言ってきましたが、手書きの煙もやはり素晴らしいモノが多く。
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特に3話。エンジュが地面を蹴る時の煙とか、 ガストレアが倒れる時の煙とか、結構写実的で個人的には大満足。最近、煙や爆発はデフォルメ方面に振れてきてると思っていたんですけど、まだまだ写実で描きたい人がいて安心です。

後は、音響の話。
鷺巣(音楽)×野口(効果)という庵野作品コンビなのに、あんまり誰も触れないという謎。
2話の、変態仮面のバリアーをぶっ叩く時の音とか素晴らしいのに。


まあそんなとこです。 
機会があれば、4~6話でまとめてまた記事にするかも。 

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