GOMIstation

2025-1

カテゴリ: 2014年アニメ

まあ1話なので、どうにも言えませんが、よく分からないアニメ。
なのに、何か面白そうに期待してしまうアニメ。
制作は、Studio 3Hz(IG派生)というところで、これが初元請け作品らしい。

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登場人物の紹介、というのが1話ではメインになることが多いですが、この「天体のメソッド」では、それが凄くスマートでいい。露骨な人物紹介じゃなくて、何というか実際にキャラが動いて物語が動いているという感じというか。作為的でなく、自然で衝動的な演出というか。まあよく分からん。


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ノノカとノエルの再会を中心にキャラがそれぞれ映されていきます。まあ、何というか「ノノカー」というのを聞くと、某麻雀漫画を思い出したり、青髪すましキャラを見ても某麻雀漫画を思い出したり、修一というダンボールを見ると、今季のチャンス✕クソデブ死体蹴りマンを思い出したりと、ちょっと他所に目が行っちゃいました。


脱線はここまでにして。
正直に言って、(いい意味で)掴みどころがない作品だなあと感じています。

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「円盤」というものが存在はすれども、それを象るのは第3者のリアクションのみで、しかも具体的な言及は無し。円盤によって、街は良くなったり悪くなったりしてると、何とも抽象的で曖昧な感じ。だけども、前述の通り、浮かんでいる「円盤」と少年少女たちがどう繋がってくるのか、ということがこれから描かれると思うとすごく期待できる。


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ノノカは、この街に戻ってきたようですね。それは、おそらくお母さんの病状悪化に関連があって、大病院で治療をしてもらうとか、もしくはあの「円盤」が何か悪さをしてるとか、色々な可能性が考えられますね。で、主人公の周りのキャラ(回想に出てきた子どもたち)も疎遠になっている描写もあったりして。約1名は覚えていたんだけど。まあ1話だけじゃ分かんないっすね。


繰り返しますが、他のキャラにしても、その映像における、「動かし方」がとてもナチュラルで違和が感じられない。1話という感じがせず2期目と言われても、違和感ないくらいにキャラが作品に馴染んでいる。対して、脚本は唐突さや理不尽さに溢れてはいるが、進行方向は真っ直ぐでキレイな構成になっている。

これは、1クールでしたっけ。
どういう風に展開していくのか楽しみですね。




そんで映像面。


OPは豪華メンツですね。
北川、野中、田中さんと。

野中パートは「グリザイアの果実」につづいて、よく分かりません。進化してんでしょうか。
ただ、ノエルの手に星が止まって、ブワアとなるエフェクトは野中っぽいです。その後の、ノエルが手を上げるあたりは田中作画だろうけど。北川さんについては、全く分からん(女の子上手いよねぐらいの認識しかない)ので、北川ファンに期待します。


で、本編ですが、これまた分からん。
多分いま世界で百番目くらいには野中作画の映像を見ていると思うんですが、全然ですね。

野中パートは、ノエルを追いかけようとする、玄関でのくだり辺りかなあと思います。

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4枚目の走りは、少し違う感じですけど、これまた上手いですね。
後、ノエルに会ってのラストは多分、田中作画であろうし。

まあ、そんなところですかね。
野中さんは働きますねえ。2013きんモザ~未確認くらい働くんじゃないのかな。

(※「fate」→「グリザイアの果実」→「天体のメソッド」ときて、段々感想が雑になってきてるのが、分かるだろう?まま、大目に見てやって下さい。こんなに気合入れるのも、1話だけだと思うんで。後は、気に入ったシーンのスクショとか本当に適当になりますので。)

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原作はエロゲということで、エロス・ポルノも存在して当たり前という感じ。制作は、8bit。シネスコ(画面サイズ)での作画ということで、珍しいですね。まあパンチラ、パンモロ、エロスの嵐。

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序盤から頻繁に出てくる、パンモロ、パンチラ、ツンデレ、メイドなどは、「主人公の周りに存在する女の子は、それぞれ既存的な萌えキャラである」ということを念入りに描写するための要素である。これによって、「転校生の風見だけが、(アニメの作品において)普通の高校生ではない」ということをより明確にし、ハーレム系作品の匂いを醸し出すことになる。


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しかし、その実は、Cパートで明かされてたように、全員アブノーマルの可能性があり、既存的な萌えキャラ描写はミスリードであったことが分かる。執拗なまでのエロス描写は、あくまでも、このCパートのためのものであり、見返してみると、エッチな感じ(性的に興奮を覚えるよう)には全く描いていない。


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そして、もう一つミスリードがある。それは、「主人公以外では、サカキだけが普通ではない」という描写。主人公や学園長が「普通」というキーワードの連呼は、「普通ではありません」と言っているようなもので、「主人公の他にもアブノーマルなキャラが存在すること」は、誰しもが薄々感じていたことだろう。そこに、Bパートでサカキというアブノーマルなキャラが入り込んでくる。ここで一旦、伏線回収(「主人公の他にも~」)の安心・安堵をするが、それもつかの間。そのすぐ後、Cパートでは、「キャラ全員アブノーマルかもしれない」という状況になり、それを瞬時に理解し驚くことになる。サカキ以外は、「既存的な萌え要素」を目眩ましにして、アブノーマルを隠していたにすぎないのであった。

この構成は、感心するほど上手い。

すなわち、1話で目指したところは、「普通」「既存」「陳腐」の刷り込みによってのミスリードと、伏線回収(サカキ)という安心感を利用したミスリードの2本によって作られた、Cパートでの「全員アブノーマルの可能性」であろう。そこに至るまでの、描写の精度は高く、これは非常に評価できるだろうと思う。



映像的には、(緩急という点において)カット割りが凄くいい。レイアウトがいいかどうかはよく分かりませんが、コンテは普通のアニメよりも推敲してる印象を受けました。後は、ちょいちょいある3DCG表現もさほど違和なく。


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総作監、総作監補佐、作監、作監補佐が約20名にもなってしまったのは、前述の「シネスコ」での作画にまだ慣れていないと見るのが妥当でしょう。だから、あり得ないスケジュールとかそういうわけではないと思う。絵はキレイで良かったと思いますよ。デフォルメキャラの動きも良かった。


飛び込みバレットタイム
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45度回転バレットタイム。
1話からメンドイことやりますね。でも面白くて良かったです。



野中パートはイマイチ分かりませんが、おそらくミチルと風見の会話シーン辺り。
(【追記2014/11/07】※大島縁さんかも…?)

慌てるミチル

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手のワキワキ感とか、それに引っ張られて動く体全体のアクションがいいですね。gif2つ目の最後の手首たまらないっすよね。上手い。この後デフォルメのミチルが机をなぎ倒していくところは、また別の人だと思いますが、あそこもいいです。



後は、最後のこの辺かも。

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gifはメンドイので割愛ですが、まあブラブレの方を見てもらえれば多分分かる。
エンジュちゃんのアレね。 



という感じです。
まあ野中目的で見たんですが、意外と面白そうだなあというのが今感じてるところです。

さて、新fateが始まった。僕はさして見る気は無かったのだけど、「DEEN」版との比較というのは面白そうだし、「ufotable」版に期待を持って見るべきだろうと思い、感想を残そうと思い立った。前期の終わりでの発言は、全て忘れてもらいたい。アニメに限らず、何事も始まってみないと分からない。(※今更気づいたことは、謝罪しかない。ごめんなさい。毎回やってるね、これ。)


まずこの#00は、「プロローグ」という体である。衛宮士郎がセイバーを召喚するまでの、凛主観(目線)の物語であり、当然ながら「DEEN」版とは違った印象を与えている。これは、視聴者に対する配慮ともとれる。いきなり本編からでは、「DEEN」版との比較に溺れてしまう人が多いと想定したのだろう。そこで、「これは、全く違うリメイク作なのだ」ということを印象付けるための、#00であると感じる。 

47分と約2話分あるが、殆どは凛による「fate」舞台の説明である。「fate/zero」との繋がりを意識しているようにも感じる。アバンでは、凛パパ(遠坂時臣)との回想を。Aパートでは、凛の基本的な説明と、人間関係、無人の学校と、ワカメと。Bではアーチャーの登場とイチャイチャを。Cでは転換としての、ランサーの登場。Dでは、セイバーの登場での引き。順を追って見ていく。



アバン+α

アバンは、「fate/zero」からの繋がりを持たした構成になっている。

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遠坂時臣と凛の回想をストロボのように演出することで、凛の夢でありながら、視聴者はスムーズに物語に入っていける。これはおそらく「fate/zero」視聴組を意識しての演出。というか大半は、そういった人だろうし。プラス、凛のお目覚めシーン。布団の動きが何か良かったです。けたたましいアラームは、物語の「起」。


Aパート

ロングショットを多用することで、#00は落ち着いた話数になっている。特にAパートでは顕著。同時に伏線としての、ロングショットでもあり、Bパートから活かされることになる。 

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43]00]
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ここからどのように展開されていくかは不明だが、おそらく衛宮士郎視点だろう。それが次の#01であり、#00との時間的重なり(時間軸の違い)を見せることで、「点」が繋がって「線」へとなっていく。まさにトレースオン。


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44]52]

ワカメ他、登場人物の紹介と描写。シロウの顔(目)を隠すことで、他のキャラとは一線を画していることを描写する。凛主観ならではの描写。他には、桜の紹介や、モブの紹介等ありましたが、さして言うことなし。桜は、そういえば、学校では、「遠坂先輩」っていう呼び方でしたかね。「DEEN」版は、遥か彼方に記憶があるので、見直さなくては…



Bパート 

16]18]
25]31]

綺礼からの留守電シーン。ちょっと面白いものになっている。当然、ここでは、凛の右横に固定電話がある。そして、凛が右に向き直し、留守電の再生を押す。そうして、留守電にポン寄りするが、これが面白い。ここまでのシーンはほぼ全て客観的な視点であったが、凛の目線で描くことにより、ここで初めて純粋な凛主観になる。 そうして、物語の「承」を告げる。

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ちなみに、その次のカットがこれ。上の留守電アップが無くても、一連のシーンとしておかしくはないだろうと思う。ただあそこに、強い凛主観のカットを入れることで、「変化」をもたらしている。今までのは前座にすぎない、という感じの変化をもたらす。


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そうして、アーチャーの召喚に至る。部屋をハチャメチャにする、登場というのは昔からあるやり方で、とても面白い。「異物が物語に入ってきた」というのがすんなり分かる。その他、イチャイチャは割愛。両者とも、性格が気難しいことの描写、だと思う。


Cパート

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02]12]

そんで、違和を覚えたのがこのシーン。まあイマジナリーラインの問題なんでしょうか。凛とアーチャーの位置関係を示すのに、この一連のカットはちょっとダメな気がする。


ちょっと図解。
fate見取り図 

このシーンを俯瞰で見ると、多分こんな感じ。(※凛の左は階段)


で、イマジナリーラインは、こういう風に想定されるはず。
fate見取り図4



で、各カットごとに検討していくと。

fate見取り図147]
fate見取り図254]
fate見取り図302] 

というような感じ。だから、やっぱりイマジナリーラインを超えて、カット割りをしちゃってる。最初は、イマジナリーラインの奥側でカット割りをしているのだけれど、最後のカットで手前側に来ちゃってる。代案としては、①奥側の通路から、ラストのカットのようにやるか、②凛をなめてアーチャーを映すかの2つだと思う。


19


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きたねえ。まあ多分言いたいことは分かってもらえると思う。

綺礼の公式ネタ化は何だか、ちょっといただけない気がします。まあ「fate/zero」でも少しあったんですが、今回はモロですよね。綺礼は真面目にやってるだけで面白いので、安易にネタ要員にするまでもないと思ってます。それが綺礼のシリアス・ギャグだと思うし、作為的なキャラ作りはさほど必要じゃないと。まあでも、プロローグですから、そんなね、真剣にならなくてもということかもしれません。



Dパート


20]21]
30]

ここから、前述した通り、Aパートでのロングショットが活きてきます。上手いですね。この背景描写は。「ケとハレ」的な対比構造が逆転してるのも面白い。普段は、生徒がたくさん登校している風景が当たり前(=ケ)なのに、この#00では、ハレになってる。それは先に、ハレ(=珍しい)であるはずの「無人の学校」を見せてるから。面白い。


まあ後は、ランサーと戦闘したり、セイバーに出会ったりで終わります。戦闘シーンは、ちょっと速かったかなあ。ああいうスピードでもいいんですけど、もっと決めコマ的なものが個人的には欲しいです。ああいうの見ると、動体視力はよくなると思いますけど。

ufotableは、夜のバチバチっとした火花が上手いですね。あれですごく画面の情報量が増すので、一挙にリアルに近づく。後は、どうでもいいんですが、ランサーってあんなゲス顔するサーヴァントだったんですかね。


という感じで、「fate stay/night #00」の感想終わり。次回からは、シロウ目線だと思いますが、詳細を調べてないので、凛目線かもしれません。まあ、どちらにしろ少し楽しみです。 

ちょっと驚いた。

■『四月は君の嘘』 カバーソングCM第2弾(「鱗(うろこ)」ver.)30秒
 





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「エヴァ」ほどセル主張してないし、他のアニメで出てくる電柱ほど背景に溶け込んでるか浮いちゃってるわけでもない。これは多分CGですね。グラフィニカという、前身がゴンゾのデジタル部の会社なので、コンポジットとか撮影後の特効とか、そういうのが得意なのかもしれない。

グラフィニカ http://www.graphinica.com/ 

まあそれだけなんですけど、この電柱見た瞬間にうおっとなりまして。この驚きに近いのは、「言の葉の庭」の冒頭PVを見たときですね。あれは、AE等の多用なんですけど、凄まじくインパクトがあった。そこまでじゃないけど、少し驚きました。面白い電柱だなあと。

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「四月は君の嘘」は、音楽をモチーフにボーイ・ミーツ・ガールを描いてる作品です。少女漫画チックな感じ。でまあ、アニメ化もされるし、これを機にクラシック音楽に興味を持つ人も多いだろうと思って作成した次第。

公式(講談社)の楽曲のまとめ方が、クソすぎたので作ったわけでは決してない。決して。


1巻

■「ハトと少年」 久石譲


「天空の城ラピュタ」で、パズーがトランペットで演奏するシーンで登場する劇中曲。作曲は久石譲。「四月は君の嘘」劇中では、宮園かをりが、鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)で演奏している。


■「ヴァイオリンソナタ第9番 クロイツェル 第1楽章」ベートーヴェン


東和音楽コンクールでの課題曲。穏やかな導入から、するどく尖ったテンポの速い主部へと移動するソナタ形式の楽曲ですんごい長い曲。ベートーヴェンの中期傑作らしい。元々、ベートヴェンが付けた題目は、「ヴァイオリンとピアノが台頭で競い合う」という主旨のもので、どちらも対等なのが特徴としてある。


■「きらきら星変奏曲」モーツァルト
 

カフェで初登場。「四月は君の嘘」においては、頻繁に出てくる楽曲。この作品の象徴的楽曲とも言える。原曲は18世紀のシャンソンであり、その後イギリスの詩人による替え歌が童謡として世界中に広まり、今に至る。ちなみに、原曲タイトルの邦訳は「あのね、お母さん」。原曲歌詞には、「四月は君の嘘」を彷彿とさせる部分が多く見られる。

また、ケッヘル番号は265である。ケッヘル番号とは、モーツァルトの作品を時系列順に並べた時の認識番号であり、世界で作品を示すときには書かせない番号。いえば、数学のような共通言語の感じですね。


2巻

■「序奏とロンド・カプリチオーソ」サン=サーンス


第6回東和音楽コンクールで登場。ヴァイオリンと管弦楽の協奏的作品(※独奏者とオーケストラが、共に演奏する種類の楽曲)。楽曲はゆったりと始まるが、「クロイツェル」と同じく、ヴァイオリンは鋭く速くなり、複雑な演奏になる。中盤ぐらいからは、聞いたこともある人が多いんじゃないのかな。終盤からは、再び複雑で速いヴァイオリンの演奏が畳み掛ける。



3巻

■J・Sバッハ 平均律 1巻13番


毎報コンクールで相座兄の選択課題曲。「バッハの平均律」とは、バッハが弟子の勉強・練習のために作った曲集です。1巻に24曲あり、2巻作られました。この後、出てくる「ショパンのエチュード」は、これに触発されて作られたものです。(※毎報コンでは、それぞれ選択課題曲を平均律とエチュードから1曲ずつ選択する設定になっています。そのため、この後もバッハとショパンの楽曲が相次いで登場します。)


■ショパン エチュード Op.10-4
 

こちらも相座兄の選択課題曲。出だしから超絶に速い。指がつりそうな楽曲ですが、終盤に至るまで、そのテンポは減速することなく、展開されます。なるほど、技術が確かめられそうな難しい曲なのが分かりますね。



4巻

■J・S・バッハ 平均律 1巻3番


井川の選択課題曲。本当に練習のための曲という感じの楽曲。明るい調子から始まるけど、鍵盤を叩くには相当に技術が求められると思う。なにせテンポは速いし、それでいて複雑。井川が有馬に対抗して、選んだのも納得ができる。


■ショパン エチュード Op.25-11「木枯らし」
 

井川の選択課題曲。井川の選択したバッハの楽曲もさることながら、こちらも非常に難度が高そうな楽曲。聞けば分かるとはこのこと。序盤こそ、ゆったりとして始まるが、その後はさながらジェットコースターのような譜面がこれでもかというぐらいに畳み掛けてくる。最後に至るまで、そのジェットコースターの勢いは衰えることなく、駆け抜ける。



4、5巻

■バッハ 平均律 1巻13番(左が前奏曲、右がフーガ)


毎報コンの有馬の選択課題曲。フーガは、井沢・相座兄と比べると、難易度は落ちるが、それでも素人目にはテンポをしっかりと保つのがムズカシそうに感じる楽曲。腕がひねり返って、終わっていく感じ。前奏曲の方は、コミカルなリズムと鍵盤の弾み方で面白い。 


■ショパン  エチュード Op.25-5


これも有馬の選択課題曲。序盤から悩みと葛藤が感じられるこの楽曲は、まさしく作品内において、もがき苦しむ有馬に重ね合わせてしまう。この選曲は、そういう意味で非常に素晴らしいと思う。



5~7巻

■「愛の悲しみ」クライスラー
 

ガラ・コンサートにおける、宮園と有馬の演奏曲。非常にヴァイオリンが響きわたる楽曲で、イ短調によって切なく別れのような楽曲となっている。一部、虚勢とも思えるような、高音が響く部分があるのがまた美しい。これも選曲が上手い。


■「薔薇のアダージョ+ワルツ(「眠れる森の美女」)」チャイコフスキー
 

(※上がアダージョ、下がワルツ)

くるみ学祭における、相座妹と有馬の連弾曲。元々、これはバレエ音楽です。お芝居のための伴奏曲なので、そういった雰囲気が、抑揚やテンポに非常によく出ている。連弾というと、『エヴァQ』が話題になりましたが、相当な難易度の高さで有名なものですね。終盤は、バレエ音楽らしくすっきりと終わる。 


音楽は赤点近かったんですが、何とか踏ん張ってまとめました。もしも「ここ違うよ」という場所がありましたら出来る限り速くに直すので、遠慮なく言ってやってください。

「四月は君の嘘」、アニメ楽しみです。 

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