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戦え/A conclusion is the place where you got tired of thinking.

カテゴリ: その他のアニメーション

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■公式サイト http://animatorexpo.com/ 

ニコ生(10/26)の発表(東京国際映画祭)より
・自由な場をまずは提供したい
・アニメーターに好きなようにやってもらう
・大体30話数ぐらいを予定
・1話数5.6分程度


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企画立案・エグゼクティブプロデューサー:庵野秀明
エグゼクティブプロデューサー:川上量生
プロデューサー:緒方智幸(カラー取締役、『巌窟王』制作デスク)


第1話「龍の歯医者」11/7

【監督】舞城王太郎
【アニメーション監督】鶴巻和哉
【キャラクターデザイン】小坂泰之
【アニメーションキャラクターデザイン・作画監督】亀田祥倫
【アニメーション制作】スタジオカラー
(引用元:http://animatorexpo.com/news/1) 


株式会社カラーと株式会社dwangoの共同事業(有限責任事業組合方式)。プラットフォームをニコニコ動画(ニコニコ生放送)として、毎週金曜日に無料配信する予定らしいです。 

さらに、作品監督と氷川竜介(明治大学大学院客員教授)による当該アニメ作品の解説も翌週月曜日に配信予定です。あれですかね、「BSアニメ夜話」的な感じでしょうかね。マッキーや亀田さんがニコニコ生放送に出るのかもしれないと考えるとワクワクしますね。


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ちなみにこのタイトルロゴは、題字:宮崎駿、()と棒人間の部分:庵野秀明という『風の谷のナウシカ(1984)』の巨神兵カットを思い出させるような共同作業となってます。色んなアニメーターの作品が見られるようで、増尾昭一作品ももしかしたら…などと少し期待をしております。
 

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まあ知ってる人がいるか分かんない作品ですが、これは僕の昔からのお気に入りでして、今回改めて観直してみると、そのすさまじい映像は変わらずでした。

ドラミちゃん ミニドラSOS!!! Wikipedia



まずはあらすじから。

時は2011年。子どもの頃の、のび太が勝手に未来デパートに注文した「ミニドラ」が間違って、のび太の子どもの「のびスケ」に届く。それからミニドラとのびスケたちは遊ぶが、ドラミちゃんに返還を求められる。パパ(のび太)がよく話す「冒険」をしたい3人はドラミちゃんから逃げて、ミニドラの力を使おうとするが…


そうなんです、2011年なんですね。ドラえもんが誕生する100年前。だから、ドラえもんがいる時代の便利な道具というのはまだできていないわけですが、確実に未来は進歩しているわけです。今作では、その未来感が的確かつ程よい感じに、随所に盛り込まれていて、とてもいいSFアニメになっています。いやあ完璧です。これは原作漫画がないオリジナル作品なわけですが、本当にすごい。

監督は、「おねがいマイメロディ」などで知られる、森脇真琴さん。最近だと、「ミルキィホームズ」で知っている方が一杯いるのではないでしょうか。ちなみに、2014秋アニメでも「デンキ街の本屋さん」で監修を務めます。久しぶりのシンエイ関連のお仕事ですかね。

原画は木上さんの他にも、林・東海林・藤田さんなど、シンエイ実力者揃いの作品です。




木上作画として有名なのは、のびスケのビー玉シーン。
(※これはソースなんでしょうか。当時のアニメ雑誌とかですかね)

ビー玉
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で、まああんだけ上手い木上さんが他に描いてないわけもなく。
ここらへんが木上作画じゃないかなあと。



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ラスト2個は純粋に良いと思ったので、違う可能性大ですが。上から2つは、エフェクトのあのスッと消える感じとかが根拠っぽい根拠です。木上作画(エフェクト)はまだまだ少ししか見てませんが、破片の多さが目に留まりました。なので、この辺もかなあと。



ガラス破壊
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破片だけでなく、割れた本体のガラス部分の描き方も非常に上手い。重力には沿っていない(と思う)が、のびスケたちから見た「重さ・怖さ」を上手く表現してる。おもたい動きはそのため。後は水のエフェクトが、地味にこれまた上手い。この水エフェクトは、水圧で耐え切れなくなってきての水なんですが、シャシャっとした感じが木上さんっぽいですよね。

木上さんといえば、芝居メーターの感じが非常に強いのではないでしょうか。「けいおん」「涼宮ハルヒの憂鬱」「Canon」とかそういう感じですもんね。特に、手の芝居がすげえ上手い。グッと押し出す手のひらの表現とか、手首の動きとかいいですね。





その他、ちょっと回りこみにも関係するお話を少し。

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ここでは、「迷宮プラネタリウム」という道具を使っているので、スーパーが迷路のように巨大になっています。 原作コミックで言うと、「ホームメイロ」と同じ(※ただしホームメイロの場合は、その迷路内部で道具が使用できません)。まあ、とてつもなく広くなっちゃってるわけですよ。広大に。それを描写するための、180度回転回り込み背景動画の使用だと思います。

これによって、のびスケたちの目線で、僕らも、スーパーの変貌ぶりを感じることができる。これが、のびスケたちが困っている様子を俯瞰でTBをやるだけでは、多分僕らは彼らを可哀想としか思えない。子どもは、もっとダイレクトに映像を享受するので、これはすごくいい表現手法だと思います。



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この180度回り込み前面背景動画はこれもありますが、それは上と同じような使い方です。のびスケたちが理解できる範疇を超えた、未知なるものに大しての驚きとか呆然とした感じを表現してる。 



後、面白かったのは、これ。

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1カット目では、「のびスケに見つかった」という部分を強調するために、スネ樹がのびスケに付けた「ミニ雷雲」に焦点が行ってるわけですが、2カット目では、瞬く間にのびスケに対するジャイチビ・スネ樹の恐怖心を演出するために、少し俯瞰のアングルになってるんですね(のびスケを大きくみせるため)。しかも、TBしながら、カットを割ってるので面白い。



これぐらいかなあ。後は、ドラえもん作品だけど、絶対ドラえもんが出てこないとか、そこは分かってる。今だと、「ドラ泣き(笑)」だから、こんな作品だと最後にドラえもん出しちゃいますよ多分。出てこないで、「想像に任せる」、ということの重要性は分かっている人は少ないので。


まあ総合すると、とても面白い作品なので、未見の方は是非に視聴してみてください。

「Under the Dog」というアニメが、今制作資金の募集中です。
公式サイト
公式 キックスターター  

監督は、アクションアニメが好きな人で知らぬ人はいないであろう、安藤真裕。
原作・脚本は、「428~封鎖された渋谷で~(canaan原作)」などで知られる、イシイジロウ。
キャラクターデザインは、ゲームなど多方面で活躍されている、コザキユースケ。

【OTAKON 2014】イシイジロウ氏原作SFアニメ『UNDER THE DOG』Kickstarterプロジェクトが始動!コザキ氏、由良氏と共に「OTAKON 2014」へ登場
安藤真裕、コザキユースケら参加──SFアニメ『UNDER THE DOG』始動  

この2つの記事が、全体の情報がまとまってるかな。

ちょっと上記のリンクから引用を。 

由良浩明(引用者注:プロデューサー。録音監督等で活躍)さんは「製作委員会方式はクリエイターを制限する側面がある。制限をなくしてつくりたいと思ったときに、Kickstarterで出資を募ろうと思った。新しいアニメの作り方、クリエイターにとって自由な場をつくりたい」と熱く語り、『UNDER THE DOG』にかける想いが並々ならぬものであることが伝わってくる。
ということで、「吉成アカデミア2」よろしく、製作委員会方式をとらずに、クラウドファンディングで制作資金を調達する方式です。この時点で、賞賛したい(※もちろん、これだけで作品の内容を全肯定するわけではない)。まあ、安藤真裕さんのネームバリューとかあるんだろうけど、ゲーム業界方面からこういうのが始まるっていうのが何か色々と感じます。

9月8日まで、制作資金の募集は続けており、2014/08/24現在は24万ドル(約2400万円)。後2週間で、半分ですね。そんで、パイロット映像というか、ティザー映像があって、なかなか見応えがあるものになってます。

■『Under the Dog ティザー映像』


制作は、キネマシトラスとオレンジ(CG)。『ブラック・ブレッド』等の体制と同じ。key animator(原画マン)というクレジットになってるのは、佐藤雅弘と石井百合子と伊藤秀次さん。全員、安藤監督作品の常連ですね。

この映像においては、多分佐藤雅弘がメインのアクションで、伊藤秀次は爆発と他キャラのような気がする。石井百合子さんは序盤の女の子とかですかね。(※初見では、爆発は阿部望かと思ったけど、タイミング全然違った。言い訳ですけど、この2人の爆発ちょっと似てる気がする。)


空から銃を撃ちながら、降りてくる主人公
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空中において、下半身(太ももや足先の)微妙なバランスを取りながら降下しているのがすごく伝わってくる。上手い。空気を足で掴んでいる感じが、ものっそい良い。足の広げ方の多少の差が、それを表現してる。


着地と敵キャラの落下
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画面にスッと入ってきて、鉄骨に着地。画面動もいい感じですが、やっぱ髪の毛がいい。遅れてくる髪の毛のリアクションは、『canaan』でも触れたとおり、やはり重心の移動がビジュアル的に分かりやすい。後は頭部の動きも同じく。また、敵キャラの崩れ方・落ち方も自然かつ、しつこい感じがしなくて良い。


壁を使い避けて攻撃するアクション
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銃弾を避けるために壁伝いに走り、体をねじって敵の方へ。壁から壁に移るときが、すごい。画像を見て分かる通り、この2枚で(壁から壁への)移動を表現してる。キャラの背中が全面に映るような作画がもう1枚要るような気がしてならないけど、それは多分蛇足で、この2枚でシーンは綺麗に繋がっている。後は、敵を蹴る時の無駄の無い機敏な動きとか、連鎖的に敵が殲滅されるのは『canaan』とよく似ている(※安藤真裕が、単純に好きなのか)。そして、敵を蹴る時に若干無理をしたので、着地の時に重心が若干ズレている描写もまた非常にスゴイ。(※佐藤雅弘を分析的に見たのは「canaan」のみなので、ここは的外れかもしれない。)


首切りアクション
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スッとジャンプして、倒立し首を掴んでから、切り裂くまで一瞬。最近だと、『黒塚』を思い出したりします。倒立状態になってから、切り裂くまでずっとキャラは敵の方をしっかりと見たままで、プロの傭兵感がバシバシと出ている。野球で言うと、最後までボールから目を離さないのと同じ。


CGバイクと爆発
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爆発するタイミングに一面デジタル効果の光エフェクトが広がって、衝撃波のように爆発のスケールやその爆発の瞬間自体を誇張している。爆発表面の温度表現(白→黄→赤→黒)も素晴らしく、また破片も(これはCG込みかもしれないけど)、画面の情報量的に良い感じ。後、一発目の爆発の後の破片は、画面右下に流れるように散ってる。これは多分、主人公のバイクが後退する場所に焦点がいくように計算されていて、画面に集中できると共に、その集中・没入のおかげで次の爆発がいきなり来るように感じられる。


ヘリ爆発
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これも上と同じく。破片は伊藤秀次っぽく、長方形とやや正方形の組み合わせで。画面に押し寄せる爆発は、言うまでもなく臨場感を増し(※対岸の火事であったモノが、あっという間に目前に広がる)、しかもデジタル的な撮影処理のおかげで、ダブラシ煙がいい感じに爆風を表現してる。ここは画面のレイアウトもよく、手前のビル内部がセルに移り変わる時も違和感は全くといっていいほど無い。爆発と熱風でねじ曲がるの描写しているであろう、ビル内部の描写もいい。(※余談ですが、「Q」で判明していなかったカッケエ爆発は、伊藤秀次であると今は思った。)


かっこいい。キネマシトラス+オレンジ制作ということで、当然CGにも期待できるだろうし作画も良さそう。一応暇があれば、キックスターター公式サイトも訳したい。(※まあ、CIA的には市場は日本には無いという事なんだろうけど。バイオ4とかのゲームが海外で大ヒットするように、やはりキックスターターの対象は海外の人でしょうけど。)

最初にも貼ったけど、一応もう一度キックスターター(制作資金を送れる)のページも貼っておく。 
『サイコパス』とか、ガンアクションやSFが楽しめる人には合うと思う。

公式 キックスターター 

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こちらの記事へ頂いた、熱いブコメへの返答です。(※ブコメはこちらから引用)

wow64
なんでニコニコにはレターボックス付けてシネスコで上げなかったんだ?そっちの方が気になる。
確かに、一理ありますね。シネスコで上げてれば、こんな事は起きなかったですし。まあ理由としては、ちょっとでも映像的なネタバレを防ぎたかったんじゃないのかと。「Q冒頭」も、同じくビスタですし。ネタバレ回避が理由として、最も近いかと。

ricenoodles
あいかわらず作画クオリティどうのこうのはつまらない話。アニメそのものよりその周辺で何を語れるかっていう80年代的文脈の焼き直し
前半は同意です。えっ80年代はそんな話ばっかだったんですか?僕としては、むしろ00年代の方がそういうイメージが強いんですが。初めて知りました。


underd
連続するアニメーションの中から一枚を切り取って指摘する事自体がナンセンスとは思っていますが、それを前提として比較画像を見ても違いがわかりませんでした。全く変わらず鼻は長く見えます
まあ色々と誤解されてるんで、結論言っちゃいますね。鼻が長く見えるかどうかは、主観的な問題であり、水掛け論にしかなりませんので、どうでもいいんです。鼻が少し長かろうが、その1カットを拡大解釈することで、公開前・放映前に「作画崩壊している」という風潮を流すのはダメだろうという意見です。ちょっと文意が伝わりにくかったでしょうかね、ごめんね。


eteru
陰謀論要素が加わっている分、青二才くんよりやばそう。まとめブログを嫌っているようだか、その周辺で見かけるいわゆる「ネトウヨ」「鬼女」と似た印象をうけた 
青二才さんを知らないので、何とも言えませんが、もう一度文章をよく読んでください。あなたが思い違いしている「陰謀論要素」なんてモノはありません、存在しておりません。コンテクストをしっかりと追っていけば分かるはずです。それでも理解できなければ、それは僕の文章力の無さに帰結しますのでどうしようもないですが。それは、ごめんね。あなたには、全く責任はありません。


haruways
まるで小姑のような記事
「まあ、こんなトコにホコリたまってるわあっ!ちょっとあなた~」みたいな感じですかね。ごめん、言いたいことが正直良くわかんないです。ブコメの人は、文章力ありますね。僕には読解できないので、申し訳ないですけど。



何か思う所があれば、コメント欄でお願いします。何なら、ツイッターでもいいです。会話ができれば、何でもいいですよ。ブコメは双方向性が欠如しているので。 

日テレオンデマンド エヴァTV放映予告
日テレ金曜ロードショー 公式サイト
(後でちょいちょい画像追加します多分)


1、「シン・エヴァンゲリオン劇場版(完結作)」の公開時期・公開日の告知

これはもう確実に。3週も枠とったんだから、最後の新規開拓のつもりでしょう。
そこで、公開日もしくは公開時期を出さないはずはない。

2014年内は、宣伝・配給の関係でほぼ無いと思います。
(※あるとすれば、大晦日)

そうなってくると、2015年の可能性が大なワケですが、いくつか候補があります。

■DATに合わせた日付
この記事でだらだらと垂れ流してますが、要はDAT関係。
これだと、2015年4月25日、8月29日

■作品内における史実の日付
・サキエル襲来:6月22日
・シンジ誕生:6月6日
・人類補完計画開始:12月31日(2014年)


2、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の予告公開

これまた可能性大。
30秒程度だと思いますが、TVで流れる予告としては最後だと思います。
どんな内容かは分からん。
ハチャメチャなのを期待してます。


3、「ナウシカ2」の製作決定・特報的なモノ公開

これはちょっとサプライズとエヴァファンへの牽制の意味合いで期待。
エヴァ予告が流れるかと思ったら、ナウシカ2かよ!と。
そうなったら、それはそれで面白いっすね。
多分、ほぼ無いけど。


4、ジブリと業務提携しちゃうよ的な公式発表

これも、ほぼ無いレベル。
今までも、動画スタッフとかCGスタッフとか協力関係にあったから、事実上は殆ど業務提携レベルなんだけど、公式に発表することで、「ジブリの後継者」=「カラー」という狙いがあるかもしれないっすね。ジブリの制作部門が解体されちゃったからといって、カラーに賀川、高坂、近藤、遠藤等のベテラン原画マンがスライドすることは当然あり得ません。だけど、動画スタッフ、撮影スタッフ等はスライドするんでは。そこら辺は日テレ以下のお偉いさんが考えることなので、的外れな可能性も大。細田、新海の成熟や、吉原、吉成、立川の台頭もあるので。まあ、日テレは新海には唾つけてるでしょうね多分。



大体こんなとこ。


Q、新劇場版って一体何が楽しかったんだ?

こんな問いがあったとするならば、それはもう「コミュニケーション・ツールとしての享受」という回答が真っ先に頭に浮かびます。皆でプロモーションを享受する、謎を予想する、突然のピアノ予告に驚く等々、お祭りだったんですよ。賛否両論のレベルを超えて、形而上的な庵野秀明論や「Qに対する罵詈雑言、情報錯綜、駄作宣言」にまで発展する様は、まさしく「エヴァ新劇バブル」と呼ぶにふさわしいものだったと思います。それを含めて、「新劇エヴァ」は完成されるんですよ多分。

そして、「Q」というタイトルの意味が僕はやっとはっきりしました。(※そこには、字面的にカッコイイという要因もあるけど)「俺らって、何で新劇エヴァを楽しんでんの?」という受け手側の目線と「俺らって面白いもん作ってんの?」という作り手側の目線のダブルミーニングなんですよ。だから、答えとなる「シン」のアレも2本線になってる、と僕は勝手に結論付けました。(※まあ、これは単純に意味があると思ってしまえば、どんな文字列にも意味を見出だせてしまうようなもので、軽く流してください。僕が納得しただけです。)


こういう、チラシの裏に書いとけよという文章も、「シン」の感想を除けば、最後のエヴァ記事だろうと思って許してください。


「Q」にしろ、作品間隔の空きにしろ、これらは庵野監督の意図的な手口なのかもしれません。こんだけ作品と作品の間を開ける、妄想(根拠が持てる)の余地がない内容にする。これらのことによって、真に「エヴァの呪縛」から制作者も受け手側も解放されるのかもしれません。

「くっだらねえ妄想広げるくらいなら、お前らクリエイティブなお話の一個でも作ってみろや!」みたいな。そういう意味で、同人ゴロも考察厨も根本は変わらないと最近気付きました。しんかいさんの「動ポモ批判」もあったけど、あれスゴイいい記事ですよね。東は中身なんかいらねえオタクどもと思ってるけど、しんかいさんはそれじゃノベルゲー等に関しては矛盾してておかしくね?的な記事だった気がします。(※間違ってたらごめんね)

僕は、あの記事にはほとんど肯定できる。部分的に僕の意見は少し違ってて、多分「クッキー☆(東方二次創作)」みたいなね、気持ち悪さがテレビ版のエヴァファンにはあったと思うのよ。内輪でやる分にはいいけど、それでも度が過ぎてるみたいな。 設定だけ使うわけでもなく、物語をとことん突き詰めるみたいな。もうそこまでするんなら、他に作品作れやっていう。

まあ、なんというか、コアな見方をした後に、客観視を超えて俯瞰的な見方をすると、すげえエヴァって面白そうです、という事が言いたい。だから、もう本当に上手く言えなくて申し訳ないけど、庵野秀明の14年間というかね、集大成だから、もうパンツどころか、薄っぺらい人の皮も全部脱いで欲しいと思ってます。

そんでもって、本当の「完全新作」を期待しています。 

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