GOMIstation

2025-1

カテゴリ: 監督・演出

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2022、新年初コメ勝利者です( ^ω^)
福男みたいなもんですね、ここで言うならゴミ男

棒術はやっぱ興味ひかれると思うんですよね~みんな
探し方は、慣れもありますけど、常にメモっとくんですよ~。ネタになりそうなものや、面白い表現を見つけた瞬間に、たとえば、マンガ読んでたらスクショしたり紙にメモったりする。これで蓄積されていくので、「探す」というよりは「引き出しから出す」とった方が正確か。まあそれでも、2、3週間にわたって調べていることもよくあることで。けっきょく、地道でメンドウクサイものです。

守護天使はコメントをいただいたので、調べました。割と気になったので、自分も。作画もコンテも演出もいいですよ。タイミングも面白いので、男の子のカットとか、そこら辺のタイミングが良い。


で!オールタイム・ベストOP3はどうしてなかなか難しい(^ω^メメ)
しかし、面白い題材でした!
これはすげえなあと。選出がきわめて困難でした。OPって短いんですが、それじたいでなにか特集やネタになるようなものは自分では見つからなかったので。OP、ほかはMV・CM、この辺がアニメーションの商業的な意味合いで重要になっているので、ちょっと追ってみたい気もします。

書いてる本人もずぶずぶの素人じゃぞ?( ^ω^)素人バンザイ!素人どうしでの意見交換がいちばん重要です。意見交換がなかったら、ぼくは増尾さんのことをここまで知ることはできなかった。ぼくは筆者ですが、あくまでも記事を出しているだけ。ぼくに権威とか感じてはダメです。自分の意見をいちばん大事にしてあげてください(※ちなみにぼくはプロの意見もほとんど気にしません。書き手側から見える世界と、受け手側から見える世界は違うので)。



そんなことより、
さて!OPオアニメ・オールタイム・ベスト3は次のとおり

※選定基準は
*歌・曲の力でゴリ押していないもの
*作画・絵の力でゴリ推していないもの
*本編との関係性も含めて優れているもの
です。歌だけ「は」優れたOPとかありますので…

<OPアニメ・オールタイム・ベスト3>

◎、月刊少女野崎くん [2014]OP「君じゃなきゃダメみたい」
◯、シュタインズ・ゲート [2011]OP「Hacking to the Gate」
▲、ガッチャマンクラウズ [2013]OP「Crowds」、
☆進撃の巨人 [2013]ED02「great escape」、だがしかし[2016]OP「Checkmate!?」

絞れねえや!まあ◎◯▲がベスト3ですね。
堂々の1着入線はやはり野崎くん、後続を振り切って5馬身差の圧勝。
これはパッと浮かんだなあ


◎月刊少女野崎くん[2014] 「君じゃなきゃダメみたい」


コンテ:りょーちも / 原画:渡邊祐記、三谷暢人ほか
曲:君じゃなきゃダメみたい / 作詞・作曲:オーイシマサヨシ

やはり特殊なマンガのコマ割りカット
「カレカノ」オマージュな小さい格子の使用

コメディ調に進んでいくOPアニメ。その中でサビ後半に至るときに、「恋しよっ!」→「野崎くんが千代ちゃんを抱き上げる」の流れが気持ちいい。ここがいちばん強烈です。コメディ調・デフォルメに進んで行く中で、唐突にくるのでインパクトが大きい。

ラストも野崎くんを奥側に配置しておいて、千代ちゃんを右からINさせて追いかけさせる。これがいいなあ、ボーイミーツガールなストーリー、片思いなパラス千代ちゃんの良さがよく出ていると思います。



◯シュタインズ・ゲート [2011]OP「Hacking to the Gate」


コンテ:浜崎博嗣 / 原画/坂井久太、大島縁ほか
曲:Hacking to the Gate / Vo:いとうかなこ / 作詞・作曲:志倉千代丸

ほぼ言うことなしの2着。
自分の人生上でもトップのアニメーション作品。ゲームも好き。OPはやっぱり序盤かな~序盤のモノクロタイトルから、図形が展開する。ぐにゃあっとこう時空に吸い込まれる感じがいいですよね。その後も、いくつもの平行世界を示唆するであろう、キャラクターの細かい残像、オーバーラップの表現が良い。

後半のセミとトンボが好き、いいですよね。寿命が短いかれらは、シュタゲそのもの内容と、舞台である夏を想起させる。




▲ガッチャマンクラウズ [2013]OP「Crowds」


OP監督・演出:吉邉尚希 / 原画:橋本敬史、ヨツベ、嶋田和晃
曲:Crowds / 作詞・作曲:WHITE ASH

ここは4、5着と僅差だったか、そんな3着
ドラムとの小気味良いカットの切り方がやはり見事ですねえ、ガッチャマンクラウズOPは。あとはここまで自然体に実写映像を使われると閉口する他なく、CGメカ・エフェクトともに良く、キャラも立ってる(※開始7秒でキャラは紹介しきってるw)。1期は累くんとベルク・カッツェの物語なので、ここが強調されているのもいいよなあと。

ガッチャマンメンバーはそれぞれ、仲良いレイアウトがほとんどな一方で、累くんはずっと孤独・孤立。ベルク・カッツェからは束縛されている。この対比、めっちゃいいですよね。やっぱり良いOPには理由があんだわなあ。ちなみに、ぼくはO・Dがいちばん好きです。



僅差4、5着(掲示板)も紹介

☆進撃の巨人 [2013]ED02


コンテ・演出:立川譲 / 原画:三輪和宏ほか
曲:great escape / 作詞・作曲:cinema staff

進撃の巨人のOP・EDはほとんどすべてよくできていますが、立川譲コンテのED02は圧巻。EDですが、やはりこれは圧巻です。まだいろいろなネタバレがされていない(できない)中で最小限の示唆をして、最大限の効果を発揮している。クルミが転がっている理由はよく分からないけれど。

だって、これたしかライナーとか壁外人類がいるってネタバレされてない序盤のときのEDですよ?すごくない?


☆だがしかし[2016]OP「Checkmate!?」

コンテ:平川哲生
曲:MICHI(作詞・作曲も兼)

これねえ、そうとうに迷った。カメラの使い方がめっちゃいいのよ。実験的なカメラもある上に、それが成功している。カメラ演出だけなら、すべてのOPを抜き去る。まるでブロードアピールのような、ごぼう抜きを見せる(意味不)

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アコギとベースで始まってバイオリンに行くのかっこよすぎん?その後、すっとドラム入っていくし、おかしいよこの曲作った人。パステルカラー+蛍光カラーで変化するタイトル、色の使い方もうんめえなあ。

39秒からのカメラ・ワーク
Q・Zoom→Follow・PAN3連続

ここのカメラワークがええんねんやな…これマジで好き

山田尚子といえば、小刻みで丁寧な省略コンテを切る、というのが一つのイメージになってきた。


「聲の形(2019)」でのワンシーン

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ここはとある映像を石田くんに見せるのが最も大事なところで、それ以外はぶっちゃけどうでもいい。だけれど、ほかの部分を無下に扱うわけではない。きちんと玄関から入り、おばさんい挨拶する。そういった段階を踏んでいるのが丁寧でいい。

1:石田の家に到着

おばさんに挨拶する

(石田の部屋に上がっていく)

2:屋根裏部屋の直前のはしご

3:カーテンシャッで石田の部屋に到着

(タブレットを取り出す動作)

4:ユヅル「極秘映像を入手した」;ここでもうタブレットを取り出している

5:石田(なんだなんだ)

6:机に置いて一緒に見る


こういう流れ。わずか6カットでここまで丁寧にできるのがスゴイ。大きな省略はないけれど、小刻みな省略、つまり、まあ必要なかろうという部分を的確に省略している。ユヅルが階段を上がったり、タブレットを取り出したり、という部分。

目的地は「とある映像を一緒に見る」にあるので、そこに向かって無駄なく、小刻みにカットを切ることでテンポを加速させる。けれど、突然ユヅルが石田の部屋にジャンプするみたいな、そういった大きな省略じゃないのが山田尚子演出の魅力の一つなのかな。丁寧だよね。


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「私の声ヘン?」の後のシーン。石田が「やってしまった!」という焦りで、スタンドを上げて(2カット目)自転車に乗る(3カット目)。見送りながら、いやいや言わなきゃと焦って自転車のリアキャリアを掴む西宮(4カット目)、急制動でびっくりする石田(5カット目)、西宮どしたん?の石田(6カット目)、止めたはいいがどうしようの西宮(7カット目)



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あまり説明いらないと思うがいちおう
こんがらがった感情でダッシュ帰宅(1カット目)、荷物ドサー(2カット目)、ベッドダイブ(3カット目)、なんかあったのか?と聞くユヅル(4カット目)、メールで返答する西宮(5カット目)、メールを見るユヅル(6カット目)、まじかよびっくりのユヅル(7カット目)

付け加えるならば、西宮を映す画面はベッドで落ち着くまで、ずっと動きっぱなし。ふだんの西宮とは違う、躍動的な動きがある(3カット目は俯角アングル)。一方、ユヅルは傍観しているので、客観的な水平アングルによって止まったままで描写されている。動と静の対比がいいよね。



小刻みなカット割りでテンポを加速させると、ギャップで止めのカットに没入してしまう。最初のワンシーンでいうと、映像を見るシーンに長い止めのカットがあるんだけれど、それに見入ってしまう。小刻みな省略はこういう点でも効果的に見える。ここが一つ、山田尚子演出の魅力の大きな一つであろうなと思う。

「君の名は。」で大ヒットを叩き出した新海誠の最新作。余談ですが、新宿南口が(天気の子口)になっていてギョッとしました。半端ないですね。

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新海誠は「なにかの差」をテーマやモチーフとして、映画を作る監督と自分は思っています。

君の名は。→地方と都会
言の葉の庭→少年と女性教師(年齢差)
秒速→時間


今回は「貧富/犠牲」です

序盤は、家出少年・ホダカはネカフェ難民やホームレスのような生活を送っていました。そこを助けてくれたのは、ブンヤのおっさんでしたね。おっさんは衣食住を与えてホダカを保護し、ホダカはそれに応えて働いていた(ここで労基法うんぬんはナンセンスかなと思います)。就活お姉さんもいたので、3人できれいに回っていた。バランスが良かった。とりあえず、ホダカは最悪の貧困から抜け出せた。ここがとても重要です。


「晴れ女」の段になると、今度はホダカとヒナ、ヒナの弟の3人でたくましく儲けます。利益をわざわざ、現金で描写したのはそういうことだと思う。なぜかというと、序盤からスマホやタブレットが頻出しており、描写もきわめてこだわっていた(SEなど)。「晴れにします!」サイトでも、ネット上での取引が主だったはず。だから、あれは意図的な描写です。この辺で、自立してきた感じがあった。

それで自分で現金を得たはいいけれど、保護者なし3人で暮らすにはまったくとして足りなかった。児相が来て、警察も来てしまった。自立して3人でやってきたのに、貧困からは抜け出せていなかった。そういう風にホダカくんは思った。それがほっといてくれよ!という言葉につながる。

警察から逃げた後、ラブホテルにおいて、退職金をもとに備え付けのインスタントなどを買う。これがかれらにとっては、最高のぜいたくであり、わずかな時間でしたが、富豪になった。ラブホテルという舞台に逃げ込んだのも、ホームレスとは真反対のきらびやかな世界を映したかったから。


最後の決着あたり、おっさんと就活お姉さんの心境はよくわかりませんが、まあ勢い重視だったんでしょう。まあ、おっさんはよく分からない。セリフではいっさい出てきませんが、あえて言葉にしたくなかった可能性もあります。



最初に「なにかの差」を設けて、描くと述べました。その正体は、少年少女の恋愛を妨げるものです。今回は貧富・犠牲というテーマで、貧富がホダカとヒナの恋愛を妨げ、それを乗り越えていく、という物語だった。ヒナが生贄になることを拒んだ。そこの流れは分かるけれど、おっさんと就活お姉さんの立ち位置があまり良くなかった。こいつらはホダカを警察や行政から守るかどうか、みたいなとこなんだろうか。


映像的には新海誠の撮影が光っていましたね。作画や映像にかんしては、圧倒的に前作の方が素晴らしかった。そういう意味では、やや退屈なフィルムに映りました。次回作に期待したいです。

かぐや様のチカダンス、すごく話題になってますね。藤原書紀の頭のおかしさを示すような、トリッキーなリリックとメロディに乗せて、チカが踊る。中山直哉さんという方がロトスコープを用いて描かれたそうで。特に良かったのは、「スカートの動き方」ですね。


・かぐや様は告らせたい:チカダンス(2019)#03ED
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ロトスコといえど、このストンと落下する感じ。実写映像から画をうまく拾ったんだろうなあ、ギャザースカートの重力を感じる。




さて、スカート作画にはいろいろあるのだぜ。チカダンス並に、それ以上にスゴイのもあるのだぜ。


・CLANNAD 〜AFTER STORY〜(2008)#ED
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これはフレアスカートですね。スカートが波状にうねるとだいたいフレアスカート。とんとんとジャンピング気味なので、スカートがダイナミックに動く。そのダイナミックさに合わせて、影の入れ方も激しくなっている。



・電脳コイル(2007)#OP
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OPの1カット、本田雄による作画
走ってきてゆっくりと止まるシーケンス。ゆっくりになるに従って、スカートの跳ねがだんだんと小さくなるところがポイント。スカートの跳ねが大きいことで、けっこうな速度で走ってきたのを伝える。


#02
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サッチーから逃げるところ。フレアスカートっぽい。必死に逃げる脚に合わせて、動くスカート。特にヤサコ(メガネ)のスカートの動きに注目。


同スロー
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動きを見ると、二人のスカートの素材・布地が異なっているのが明確にわかりますよね。ヤサコのはやわらかく、フミエのはやや硬め。なんかラーメンみてえだな。



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同じく02話から。本田雄による作画。重心の移動がスカートの動きによって示されている。


同スロー
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いったん右に寄ったため重心が傾き、スカートが右方向に跳ねる。ここが上手い。



・四月は君の嘘(2014)#20
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西井涼輔による作画
ややデフォルメ調に描かれている。スカート見事だなあ、揺れ+伸びが上手い


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左右にスカートが揺れて、ジャンピングに合わせてスカートも一緒に伸びて、着地したら横に膨らむ。



・進撃の巨人2ndseason(2017)#27
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村に帰る途中のサシャ。スカート長いのでロングフレアかな。それより大事なのは、巨人の間をすり抜け落下した後の動き。膝の形にスカートが変形し、立ち上がるときにスリムに変化。技巧光る。


#27 ★
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ローポジションから俯角への回り込みショット。サシャの鬼気迫った表情もそうですが、回り込みながらスカートが大きくなびくことで、画面全体に緊迫感をもたらし最大の山場を醸し出す。






ざっと見たけど、スカート作画のだいたいはこんな感じ。他にもたくさんあるでしょうけれど。ここで紹介したのは工夫されているのが分かる。けれど、これらを差し置いて、常軌を逸した「どうやって描いたんだ?悪魔とプリーツ契約でもしたか?」と思うくらいのスカート作画がある。




それは西井涼輔による「恋愛ラボ」のプリーツ作画です



・恋愛ラボ(2013)#1 ★★★
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プリーツスカートを書かせたら右に出る者はおるまい

スカートは最初だらっとしている。左足からダンボールに乗り、引っ張られる力の描写はさも当然のように着地した衝撃のリアクションまでスカートに反映させて揺らしている。精緻・繊細という言葉が似合うスカート


 
#12 ★★
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サヨは普通に走っているのでスカートはまとわり付くように動くくらいですが。キャピキャピしているリコのプリーツは左右に大きく跳ねる。体の動きは描ける人はいると思うけれど、リコの変な動きに合わせて装飾品であるプリーツを破綻なく描き切っている。最初のスライディングも含めて


チカダンスにハマっている人も、何気なしに覗いた人も覚えてもらう言葉は、板野サーカスならぬ「西井プリーツ」です。とんでもないよね西井涼輔のプリーツスカート作画。

<参考資料>
作画オタク2名との配信-ニコニコ動画



新海誠最新作。キャラデの田中将賀は、Z会CM「クロスロード」からのご縁でしょう。作監は、ジブリ作品などで有名な安藤雅司。




・彗星来訪
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彗星には青のイメージがありますが、ここでは先端になるつれ赤色に。大気圏に突入しているということなのかな。下から3本目の彗星に注目。これだけ失速して早めに落下している。これで画面が平坦なものになるのを防止している、と同時にリアリティもある。



・工場爆破
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橋本作画(※推測)。タタキにこだわりを感じる。従来のタタキというのは、粉塵エフェクトを表すものであり画面全体に効果をかけるものでした。「君の名は。」のこのカットでは、エフェクトだけにかかっているように見える。おそらく、星空を邪魔しないための措置。

煙はまんま橋本さん(でこぼこなフォルムに楕円ディテール)だと思うけど、爆発はすごい変わってる感じがする。橋本爆発のフォルムって、煙と同じででこぼこななんだけど、タコ足煙がある、みたいなイメージだった。後、ここまでディテール少ない橋本爆発は初めて見た気もする。



22]

渇き。」の大平作画っぽい感じ。かすれた描写が思い出させたのかな。かすれている部分はどういう技術でやっているんだろう?普通に線画なんだろうか。気になる。


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43]

手前に物を置きピンボケさせて、より奥側のキャラ/状況を強調。特に2枚目はレイアウトが素晴らしい。画面左下の葉っぱが画面を引き締めている。


18]

伸びる影の先端をボカしているのが地味ウマ。たぶんハッキリと輪郭を描写すると、夜の部屋の雰囲気って出ないんだろうなあ。



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1000年に一度の彗星来訪を巡る物語。七夕かな。キービジュアルとタイトルを見た時は、また「秒速」の頃のような無個性なキャラ2人で描くと感じて、がっくりしていた。というのも、前作「言の葉の庭」は年齢差のある恋模様を具体的なキャラクターで描いていて、今までの新海作品とは一線を画していたから。以前の方向性に戻ってしまうかもしれないのは、残念だなあと思っていた。

ただ、特報や予告が出るにしたがって、その不安は解消されていきました。主人公2人に個性がある。これだけで安心しました。安藤雅司さんの絵も良いですね、鼻が立体的に描かれてて好み。

さて、新海作品には「差/ズレ」が一貫してテーマにあります。「秒速」では”時間”が、「言の葉の庭」では”年齢”がそれぞれありました。今作は「クロスロード」で展開した、”地方と都会”というズレを使って彗星来訪の物語を描くようです。

私見ですが、「言の葉の庭」はそこそこ一般人にも受けたはず。だから、これまでで最も多くの人が期待している人と思う。公開は8/26。楽しみです。

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