頂いたコメントを少し整理

☆伊藤浩二(いとうこうじ)
80年代の代表的な作品としては「プラレス3四郎」「星銃士ビスマルク」「超獣機神ダンクーガ」辺りが挙げられると思います。

奇抜なタイミングのエフェクトと街の破壊シーンが見どころの
激闘!パワー ドアーマー」、

定規で描かれたようなフォルムの金田調のエフェクトの動きが特徴的な
夢次元ハンターファンドラ レム・ファイト編」でのファンドラとヨグソゴスの戦闘、

ミサイルの噴射やエフェクトのリピートの使い方が面白い
魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞」のホテルをゼロ戦が飛び回るシーン、

テカテカのハイライトが印象に残る
プロジェクトA子2」でのクイーンマルガリータの合体シーン、

まさに暴走作画といった感じの
うる星やつら176話(153回)」終盤の飛鳥の暴走シーンがあります。

(「パワードアーマー」、「夢の中の輪舞」以外の担当 パートは憶測です)

「デジモンアドベンチャーtri.」を始め、伊藤さんは近年の作品でも金田系の動きやエフェクトを作画されることがあるようです。


・「A子」のパート[追記]
「A子」の伊藤浩二さんのパート(クモメカがビルを崩しながら登場する辺りからの街での戦闘シーン)の煙作画に関しては、増尾さんに似た丸煙のほか、立ち上る煙などにテレコム調?の煙も一部見られます。

テレコム作画回の「名探偵ホームズ」などに似た形の煙が見られるので、テレコム作画からの影響もあるのかもしれません。

また、伊藤さんの煙や爆発作画に関しては「無責任艦長タイラー」や「マクロス7」の作画を担当されていた90年代では、増尾さんの煙とは違ったスタイルの太いカギ爪のような影(花びらのような形状に見える?)が付いたクリーム状?の煙や爆発に変化しているので、こういった伊藤さんの作画のスタイルの変遷に関しても気になるところではあります。


・「激闘!パワー ドアーマー」E
TVアニメ「特装機兵ドルバック(1983)」のOVA。

・「夢次元ハンターファンドラ(1985)」E
カナメプロダクション制作のOVA。 レム・ファイト編はこのOVAの1本目。

・「魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞(OVA/1985)」E
第一作の番外編OVA。

・「プロジェクトA子2(OVA/1987)」
紹介していただいた中で唯一見ている作品。なお記憶は欠損しているので、また見直さないといけないもよう。ただなんとなく件の合体シーンは覚えてる。

・「うる星やつら176話(153回)」
80年代を飾った高橋留美子作品。最後に見た「うる星」はお祭りの回だったかなあ。久しぶりのうる星なので楽しみ。


☆合田浩章(ごうだひろあき)
他のグラビトンのメンバーだと、80年代の合田浩章さんの作画と思われる煙、爆発作画には他では見られないような独特の形状が見られます。
合田さんが参加した「星銃士ビスマルク 5話」のビスマルクと敵との戦闘シーン(但し、ショックやビームのエフェクトに関しては金田調です)や、
「機動戦士Zガンダム 18話」でガンダムMk-Ⅱが最後のマリンハイザック(青いザク)をサーベルで撃破した後の爆発と、直後のフォウの背後の煙で、その特徴的な作画を見ることができます。
(上記の合田さんのパートに関しては、「ビスマルク5話」が大張正己さんのツイートからの推測、「Zガンダム18話」に関しては憶測ですので、ご注意ください)


・「星銃士ビスマルク」05話
グラビトンの伊藤浩二、合田浩章も参加したロボットアニメ。

・「機動戦士Zガンダム」18話
いわずもがなのガンダムシリーズ第2作目。

後は適当に有名どころ調べたりして、作画の特徴やらを掴んできます。記事にもしたいが、忙しい時期なので出来るかは分からん。まあ頑張ります。