「甲鉄城のカバネリ」 http://kabaneri.com/

制作:WIT STUDIO
監督:荒木哲郎(「進撃の巨人」監督)
キャラ原案:美樹本晴彦(「超時空要塞マクロス」キャラクターデザイン)

キャラデ・総作監:江原康之(「進撃の巨人」原画)
総作監:浅野恭司(「PSYCHO-PASS」作監)、丸藤広貴(「アクエリオンEVOL」総作監)
3D監督:藪田修平(「進撃の巨人」3D監督、※CGは多分マッドボックス)
色彩設定:橋本賢(「千年女優」など今敏作品に多数参加)

各所で言われている通り、アホほど豪華メンツ。後、「ビジュアルエフェクトアニメーター」っていう役職が載ってたんですけど、あれは何をする人なんでしょうか(※摩砂雪を真っ先に思い出したのは俺だけじゃないはず)。CG・撮影関係ですかね。

松本幸子-アニメ@wiki
http://www7.atwiki.jp/anime_wiki/pages/13902.html

撮影監督で主に参加。後述のグラデーション影(「監獄学園」みたいな)や艶出しハイライトみたいなディテールアップの人かな。メイクアップアニメーターとかでもクレジットされているので。

スタッフについてはこれぐらいにして、以下かんたんに雑感。




カバネというゾンビちっくなバケモノがいて、噛まれたら感染していく。そして、この世界観での切腹(局所的な手榴弾での自害)を命じられる。後半はパニック映画ですね。



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基本2号影+ハイライト、時々3号影+グラデーション+劇画タッチによるディテールの量は尋常ではないです。はっきり言わなくてもガイキチレベル。普通はどっちか捨てる。


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これらグラデ・影・ハイライトを統括管理するための役職が、「ビジュアルエフェクトアニメーター」ですね。頬のチープコスメ、アイラインのディテール、目の中のハイライトも含めて。撮影監督1人では管理しきれないから作ったんだと思います。大変なことするなあ。



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「停車駅が減れば早く着く道理だ」。新幹線みたいなこと言ってますね。拠点は他にもあるのかな。


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函館の夜景みたい。ブラタモリで特集してましたが、あの夜景は、火事の延焼を防ぐために、道幅を広くした結果生まれたものでした。Bパートでは火事どころではないけど。


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姫様(ピンク)のセリフで、「甲鉄城がくるのは~」とありました。このセリフだけで、城が可動式のものと分かり、冒頭で走っていた列車がその城と理解できる。「くる」っていう二文字だけで全部を理解させるのはすごい。

世界観は、産業革命直前の雰囲気にオリエンタル的な要素を足した感じ。武士は、カバネを呪いであったり、タタリ・穢れの類として排除する一方、主人公は「いーや、これはウイルスが原因だね」と科学的に対処しようとする。この溝が埋まっていくのかどうかが、今作の一つのテーマと思う。これはあれですね、「JIN-仁-」における南方先生みたいなもんです。


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ここの雲BOOKの密着マルチはすごい良かった。空全体に厚みが出てました。


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この辺は個人の好みですが、もうちょっと鋭角的じゃないでしょうか炎は。



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(いたそう)
お話で僕がいちばん気になったのは、主人公が噛まれてからの展開。

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前述のとおり、主人公は科学的な人間です。「ウイルスが脳に届かなければ(カバネになることはない)」と推測して、セルフ首絞めに及ぶわけですが、ここでも進行は食い止められない。いくら圧迫してもウイルスは脳へと向かって進む。

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それで、どうやってカバネウイルスを食い止めたかというと、過去回想からの「もう繰り返さない」という意志によって。ここで主人公に死んでもらっては困るというのは重々承知ですけれど、科学的な人物が、意志という非科学的なものでウイルスを跳ね返す、というのはあまり納得できない(し盛り上がらない)。彼の過去を僕らはまだ知りませんから、投影のしようがない。冒頭からさんざん理系アピールしてるんだから、「科学のちからってすげー!」となるようにフルパワー利用で解決して欲しかった。

意志での解決をあったとしても、アシタカみたいに右腕は呪われて欲しかった。それなら納得がいく。意志というもので命は助かったけれど、いつカバネになってもおかしくない可能性も持ってしまった。最初はみなから忌み嫌われるが、みな(非科学的な人間も含めて)が納得するような”答え(例えば、右腕を縛り、それでも頭に昇ってきたらバトロワみたいな首輪で吹っ飛ばす)”を出して初めて、意志で跳ね返すシーンは妥当になるんじゃないのかな。

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もしかしたら、「意志で跳ねかえした」というのはまったくのミスリードで、この石ころがキーアイテムなのかもしれない。



☆ばくはつとか

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衝撃波がいい。あとは、後半、爆発の温度が下がっていくとこで透過光を入れるのは珍しいなあと思った。冷めた後の隙間にある火種の表現なのかな。もうちょっとじんわりやっても良かったけど、これはこれで。

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こういう広角で遠近感効かせたQTBモロ好み。カッコイイ



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