今回は、2016秋アニメの「フリップフラッパーズ」のエフェクトについて。8話はオマージュ満天の回でしたが、良エフェクトも多かった印象。


やや新し目のエフェクト(以下、新興エフェクト)が目立ったかなあ
例えば、これ↓


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どこが新し目かというと、色の使い方です。
これまでは、フォルムで主に煙の動きを示し、温度表現は色に任せてたんですが、
ご覧の通り、こっちは色主体で煙の動き+温度表現をするんですね。
そこら辺が新し目な感じ。効率重視。


以下、類似エフェクト群

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(中野昭慶フラッシュも見どころ)


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表面のディテールの動きによって、温度の移り変わり+爆発の動きを表す
こういった新興エフェクトでは、ディテールの形やフォルムよりも、動きやタイミングに重点が置かれている。なので、タイミングのセンスに、爆発のクオリティが依存するわけですね。



あとはなんだろう・・・こういった新興エフェクトを書いている人たちは、アニメ的なデフォルメされきった線やフォルムから脱却して、別方向のリアルを目指しているのかもしれない。これらのエフェクトの注目すべきポイントは、フォルムなしで爆発を表現している点。

定形をもたないので、フォルムはその場に応じて変化させられる。ディテールも同じで、「このような形」というものが存在しないので、どのようなシーンでも汎用性が高く柔軟に対応させられる…という辺りが新興エフェクトの強みだと思います。短所としては、やや平面的でのっぺりとした画面になりがちな所。(定形フォルムやディテールをもたないまま)立体的に描写できるかどうかが、鍵だと思う。
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