GOMISTATION2

結果はすべて、世界によって決定される

カテゴリ: 2017年アニメ


やっと、今期アニメをいくつか視聴、流行からは程遠い場所にいます。ダンチで面白いのは、進撃の巨人2ですね、これほど、すんなりと2期に入っていけるとは思っていなかった(ほとんど内容覚えていなかったので)。#26冒頭5分程度の簡潔なあらすじは、もっと評価されてもいいなあ。

でまあ、ちょいちょい気になった作画をPickupしていこう。お話はこの上なく面白いから、ほとんど言うこともない。悲しかったのは(こいつええキャラやなと感じた)ミケさんの即死。それだけや。

★OP 布
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個人的にOPは布が良かった。

両方に共通しているのは、布の質感、柔らかい感じが良い。リヴァイ兵長のクラバット(スカーフみてえなやつ)は素直に首元に着地する一方で、ミカサのマフラーは跳ね返っており、それぞれのリアクションが丁寧。

荒木監督作品は二号影がデフォになってますね、立体感がきちんと出る。カバネリほどの過剰さは感じないけど、これでも大変そう。


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あとエレンの革靴も。グッと伸びているのが芸コマ。


布といえば、#27のサシャのスカート

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馬に乗って風を受けて、なびくスカート

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落下後に踏ん張って、脚の形どおりにスカートの形が変わる、それを影で表現する



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これ布要素は無いんですけど、ローアングルから俯角へと回り込むのが良かったんで、ついでに




ああそうだった、#32の煙だったメインは

#32 超大型巨人の煙
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セルルックな煙 上手いなあコレ

CG煙は色数が多くなってしまうことが、画面から浮いてしまう原因の一つだと思っていたんですが、これは上手く色数を抑えて(3~4色程度)いるので、それを克服している。煙の動きやタイミングが、均一じゃなくて良いなあ、へしゃげたり、膨らんだり、それぞれがアトランダムに動いている。

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冴えカノ2期です

まあぶっちゃけ、ぼくは1期で満足しきっていて(彼らの旅路はこれから続いていくんだ的なエンドで良いと思った)、2期はいらない、必要ではない、蛇足じゃねえかなあと。そういう考えの元、2期を見たわけですが、必要かもしれねえ、いや微妙だなあっていうのが、今の率直な感想です。

先に言い訳しておきますが、考えながらに書くので、文章が長くなる。3行以上読めない人ばかりでしょう。だから、メイドラの記事と同じく、読み飛ばして良いです。たぶん面白くないんで。



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冴えカノの面白い部分は、ゲーム制作の中での衝突やその解決、まあそういった所だと思うんですが、2期1話でも結構、普段見過ごされがちな所に突っ込んで作ってますよね。



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1年前に、エリリは倫理くんに勧められて、霞詩子の「恋するメトロノーム」を読み感動した、そして作者にも敬意を抱いた。サインを欲しがり、本棚に丁寧に飾った。そのラノベも含めて倫理くんと語り合いと思う中で、屋上でイチャラブする女、詩羽先輩が登場し、彼女の存在にひどくイラつき、ドギツく当たるわけですが、なんと詩羽先輩は、作者、霞詩子その人であった。で、葛藤するわけです。


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エリリにとっては、作家としての霞詩子はサインを欲しがるほどに大好きだけれど、現実でトモヤとイチャラブされる詩羽先輩は嫌い。嫌いというか、私のトモヤを取るんじゃねえみたいな、嫉妬心がある。こりゃあ、「作者と作品の関係」について、よく踏み込んでるなと思う。

インターネットが発達し、SNSで作者が発信できるようになると、僕らはたびたび、幻滅しました。ドギツいネトウヨ発言を日々垂れ流すアニメの作画監督とか、五体不満足で、立派な本を出しといたくせに、不貞行為をしてネットでは言い訳を繰り返す人とか、まあ数知れません。こういったのは、ハロー効果っていいますね。



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で、エリリは、自分のプライドとして、詩羽先輩には頭を下げてまでサインをもらいたくない。「作品は好きだけれど、あいつは認めたくない」と。そんな中、詩羽先輩も、エリリの存在(私の倫理くんを困らせて!)に苛立ち、彼女の美術部の個人部屋へと赴きます。で、詩羽先輩もエリリが同人作家であることに気づく、いや、そんなことよりも衝撃だった、彼女のイラストの妙を認めざるを得なかったのは、イーゼルに立て掛けられていた、キャンパスの絵でしょう。



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詩羽先輩はそのとき、素直に感動してしまった。作者がいかに偏屈であっても、クズであっても、どうであれ、圧倒的なものを見せられて感動してしまえば、素直に認めざるをえない。「作者と作品は分ける」というよりも、「作品がすさまじければ、作家がどうとか関係ない」という風に判断をした。そして、1年後に、お互いにサインを求めた。これは、「作者と作品の関係」に対する一つの答えですよね、素直になれよと、それがよく描けていたと思う。

「冴えヒロ」と呟いた人を片っ端からブロックしていく、どっかの難ありキャラクターデザイナーも、僕は絵に惚れているので、まあ関係ありません。そういうことですよね。
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たぶん、今回の記事は大半の人には理解できないと思うので、読み飛ばしてもらって構いません。僕の趣味で書くだけなんで。


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(「小林さんちのメイドラゴン」08話)

まあ言うまでもなく、トールの人外的な動きを表現している。これを見て、思い出した、正確に言えば、ニコニコのコメントであったのが、「フォルテSPと似てる」というもの。フォルテSPなんて、誰も分からんでしょう。

「ロックマンエグゼ」というゲームがあったんですよ、遠い昔に。で、そん中に出てくる、裏ボス的なもんがフォルテSP。こいつが極悪に強くて、だけど、まあカッコイイんだわ。


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(「ロックマンエグゼ4」対フォルテSP戦)

化物みたいに強いキャラっていうのは、圧倒的じゃないといけない。目で追えるような速度じゃダメなんよ。このgifは遅くしてるからね、ゲーム本編だともっと速い。まあ、このフォルテSPは見て分かるとおり、残像が2つある。


25]

メイドラの残像は、OLの応用だと思う。こっちは残像が3つ。同じセル素材をダブラシて、タイミングを変えている。ただ、そのタイミングがうまいっすね。



残像は、あまり目に見えるような形、具体的な形となって、表現はされてこなかったように思う。そもそも、残像っていうのは、「キャラの移動がクソ速くて、前の状態が目に残る」ってこと。それは、もっぱら、ブレ線、ブラー、オバケ、流背なんかで再現されてきて、デフォルトになってた。

高速移動表現とsmears-ReadMe!Girls!の日記・雑記 
この記事は大変に興味深かった。自分が見落としていた表現もちらほら。
なるほど、確かに流線や土煙も、あとは流線背景なんかも使われますね。面白い。


そんで、メイドラみたいな方法では、あまり表現されてこなかったと思うわけ。で、なんで、こんなに執着しているか、というと、今までの残像、よく知られた残像とは違っていたから。ただそれだけ。

<参考文献>
高速移動表現
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