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カテゴリ: 2022年アニメ

「チェーンソマン」、始まりましたね。制作はMAPPA。監督は中山竜。
キャラデは杉山和隆、悪魔デザインには押山清高が並んだ。

公式サイト
https://chainsawman.dog/


原作:藤本タツキ、「チェーンソマン」、毎週大人気で幕を終えました。いまは2期目に入ってるんだっけ?1期だけ読みましたよ~とても良かった。マキマさんすこなんだ。

1話については、緊張度合いが高く、ダレ場なく。やや退屈なフィルムに映りました。まあそこはいいにしても、「画面の緊張からの解放」がなかったのがあまり良くなかったかなあ。ヤクザゾンビを、すべて倒しきった後のデンジくんすら苦しそうなのは論外。論ずるに値しない。




マアそれは置いといて、本題にいきましょう。


上妻晋作さん参加と聞いて飛んできました。
パートはよく分からなかったけど、ここかなあ~と
※作画シーンはすべて推測です




・ゾンビヤクザ日本刀グサー
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上妻晋作作画(※推測)

刺されてから、一瞬おくれるデンジくんの反応
ゾンビヤクザは日本刀を普通に持ちながら、顔面は平行に虚ろに(カメラ方向に)

(ここのTBは何でしたのかよく分からない…)



吐血するデンジとポチタ ★
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上妻晋作作画(※推測)

吐血のエフェクトがブロック状なのが面白い

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きれいに消えていきますね~上妻さんの炎はもっと溜めてから消えるので、
血はもっと速く落下して画面から消えるという感覚なんだろうか




・デンジくんダウン ★
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上妻晋作作画(※推測)

いっしゅん踏ん張るが、耐えられず膝が折れる
膝が折れて地面に着くまでの溜めがうまい で、連動して動くデンジの髪の毛
頭まで垂れるタイミングはパッキリと、明らかに再起不能という感じ

ここは後ろのゾンビの動きにも注目
刀を抜いてから、だらあ~っと下がる右腕と頭、肩
身体上半身の脱力感をここまで出せるか





あと、食パン

Bパート明け、デンジ回想シーンの食パンの作画は上手かったですね~


・食パンポチタ
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ポチタの飲み込んで、食べる所作、かわいい





以上です。

繰り返しになりますが、本編の演出は、フィルムが緊張していた印象でした。「チェンソーマン」という物語はとても分かりやすく、「欲求と本能」と捉えていますので、その部分が演出されていなかったのはもったいなかったかな~と個人的には思います。「抱かせろ」はもっと猥雑でもいいよね~っていう話。原作の良い下品なところが出てなかったし、画面はあまりにも暗すぎた。

ただ、マアこれからだと思うので、マアそこはかとなく期待していきたい~



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リコリス・リコイル、話題ですね
話題には乗っていけ精神で見ましたが、すごかった…( ^ω^)

これを超える1話はマアそうそう出ないでしょう
それぐらいのレベルじゃねえかなあ、とおもう




*タキナがDA(組織)から追放処分されるまで
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追放処分とその理由を3カットで終わらせ、



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DA組織トップの処分理由のグダグダした話はそのまま続きながら、
タキナはDAの寮から新しい配属先へ移動する

この流れるようなカット割り!


極めつけは7カット目で、タキナへのそれぞれのDA隊員?の思いを1カットで描写
うんまい!( ^ω^)



──さて、改めて振り返って欲しいのですが、1話ではとんでもない数の端役が出てきます
・DAのトップ
・DAの同僚
・刑事
・センセイ(ミカ)、ミズキ
・アラン機関のボスっぽい人
・ウォールナット
・依頼者の女の人
・拉致する下っ端

…とこれだけの人物が登場するのですが、ぼくらはほとんど混乱しません。

なぜなのか?
それは、「画面内の人数」をコントロールしているからです。


例1
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初対面のタキナとセンセイ、ミズキのシーン


例2
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刑事をタキナに紹介するチサト

はい、察しの良い方はもう分かりますね( ^ω^)
そうなんですよ。どれも初登場時は「3人以下」に整理されている。
画面内のキャラクターは極力3~4人以下にしている、リコリス・リコイル1話



例3、4
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ヤクザへの訪問 / 依頼者との話し合い


この画面内の(情報量)コントロールにより、登場人物多くても、物語が追える
つまり、テンポよく(物語が追えないことがなく)楽しめる、ということです。




*チサトのいつもの風景に付き合うタキナ
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タキナ(幼稚園→日本語教室) / マッチカット
(※マッチカットとは、似たようなモノから似たようなモノを使って、画面をシームレスに切り替える技法のことです。満月→月見バーガー、みたいな)

ここではタキナの顔から、タキナの顔へジャンプ。しかし、シーン・状況はめっちゃ変化してる。そう、場所じたいが変わってる。この状況の変化からは、とつぜんな・唐突な印象を受けますよね。それがマッチカットという技法の面白いところ。




マッチカットといえば、映像のテンポを支える重要な技法の一つ
テンポといえば…このシークエンスも良い( ^ω^)


*タキナの勘違いを制止するチサト ★
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ここのカット割り・作画は上手かったですねえ


タキナ、怪しい匂いをヤクザから感じる

カバンから拳銃を取り出そうとする

左手で軽く制止するチサト

なぜ止めるんだと言わんばかりのタキナの顔(付けPAN)

このシーンでは、チサトが左手だけでタキナを制止しているので、チサトの底知れない強さが示されます。いいシークエンス。


同スロー
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左手はパーで、サッと押しただけ、というのもチサトの自然な強さが出ていて良い。
目線はヤクザの組長と合ったまま。つよそう(小並感)




◆テンポで分かる、チサトとタキナの強さの違い


*タキナの装填(リロード)シーン
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いっさいの無駄なく、マガジンをカバンから取り出しリロード
小気味よく4カットに分けて、正確さと早急さが強く映る

いっけん誰よりも強そうですが、


*アバンのDA
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そう!これはDAにとっては当たり前のこと
手際がとても良く、スムーズに制圧する
いっさいの無駄のなさが、逆にすごく不気味さを煽る

これを序盤から繰り返し映していた




それでは一方、チサトはというと、

*チサトの装填(リロード)シーン
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DAに比べると圧倒的に、ゆっくり・ゆったりと
(細切れなカットにはならない、これは完全にDAやタキナと差別化してる)

この戦闘シークエンス全体を見ると、タキナにとっては軽いお散歩のような感じ
チサトはDAとはまったく違う」、そういう風に映る


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佐藤もそう言っとる( ^ω^)
(ファブル7巻123頁)





*身体を動けなくしてからのワイヤー弾 ★★
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付けPAN(チサト)→(ワイヤー?)
チサトが近寄りながら非殺傷弾でザコの動きを「ゆっくりと」止めた後、ワイヤーガンで拘束をする


なんてことはないようなカットだけど、
これはふつうカット分けて2つのカットでやるんじゃないのかな~と
途中から、カメラがチサトのPOVに変化してるんですよ


うむ?なに?ムズカシそう?
ここからじっくりと解説するから安心シタマエ( ^ω^)



よく分かるカイセツ!
<カメラワーク>
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(※手前の青いのはカメラです)
最初はチサトが非殺傷弾でザコの動きを止めるところ、
つまり、2人を客観カメラで映していますが、



チサトが画面外に行くと、
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こういう風になりますよね。
だからこれって、途中からチサトはザコと対面する立ち位置に回った。で、そこから、ワイヤーガンを打ったと考えるのが自然。前後のカットを見てもそう。

すごいのは、途中から、カメラがチサト(もしくはチサトの銃)の主観視点(POV)になっているところ。1つのカット内で、カメラの視点が変わるのは珍しい気がする。あんまり見ないなあって、こういうカット。ふつうは2つのカットに分ける気がする。



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んで、こんなめんどくさいカットにした理由を考えたい

こんなの必須ではないですから。

このシークエンス全体を通して、チサトはDAとはいっさい違うアクションを見せます。それを踏まえて考えると、ガンアクション特有の爽快感は持たせつつ、チサトの「ゆっくり・ゆったりとした感じ」をキープするために、こういうカメラワークにしたのかな、と。そう感じる。

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