[管理人]
著者:イアキ(伊秋秀治)/iakingly

[弊ブログの概要]
8年ほど、アニメーションについての様々な記事を書き続けています。
特に注力しているのは、エフェクト作画と呼ばれるカテゴリです。エフェクト作画、すなわち、爆発、煙、水、光、炎などの作画について、取り上げることが多いです。これ以外では、アニメ演出の批評(具体的には「画面全体/レイアウトの演出」についての批評)、映像シークエンスの分析・比較、カメラワークについての分析、カット割りがもたらす効果の分析などを行うことが多いです。


書いた記事の中で多くの方に読んで頂いたもの
(2015年)Bookmark/590、Tweet/2.0k

(2014年)Bookmark/360、Tweet/0.4k

(2016年)Bookmark/230、Tweet/1.3k

(2017年)Bookmark/150、Tweet/1.0k


それ以外の多くのアクセスを頂いた記事は下記リンクからご覧ください




実際のワーク :来歴・実績

2015年
MdN 映像エフェクト特集 ご依頼
(※当時ミスマッチしたため、断念しました)
・某雑誌 映像特集 編集協力 /坂井清ニ 名義

2016年
アニメスタイル008(株式会社スタイル)
執筆協力(「ガッチャマン クラウズ インサイト」リード文ほか)/坂井清二 名義
・C92同人誌 構成/編集協力

2018年
・C94、C95
同人誌 構成/編集協力

2019年
・C97 ネオ・ユートピア
作画に関する文章の寄稿/(新刊61号「特集=大長編ドラえもん」/木上益治 特集) !NEW


お仕事を依頼される方への注意点

粗雑な編集者・編集部の方とのお仕事はご遠慮します
:お互いに気持ちよく仕事ができない限り、良い記事・コラムはできないと考えています
:以前にとある編集者の方とトラブルがあので、真摯に対応できる方と一緒にお仕事をしたいです
(僭越ながら、この辺はやや偉そうで申し訳ございません)


訂正・修正して欲しい箇所は遠慮なくおっしゃってください
:「ここのニュアンス少し違うんだけどな…」「ここちょっとテーマとズレているかな」と思われたら、(些細な部分であっても)そのニュアンスごとこちらに送ってくだされば、訂正して再度送らせていただきます。疑問点などございましたら、お気軽にご連絡ください。


★結論がある前提の記事はご遠慮ください
:そういったものを、ライターさんに振る理由もよくわかりません。ご自身でどうぞ。


編集作業のお仕事を依頼されたい方は下記メールアドレス、もしくはツイッターアカウントまでご連絡ください(※ツイッターアカウントの場合は、お手数ですがいったんフォローしていただきDMを送ってくださいませ)。





昨日、公開初日、8時初回、ワーナー 某劇場で見てきました。

まず僕ら観客、視聴者、受け手は、出されたものを受け取るしかないってことです。
それが嫌なら目をつぶり隅っこで固まってるか、自分で作るしかない。

さて、本題に入りましょう。
僕が予想していた内容と360度回って540度違ってると言っても過言ではないです。 


大きく分けると、①14年後の設定 ②ヴィレという新組織 ③シンジくんへの否定の3つのグループになります。

①14年後の設定について

どこかの手品師がアフレコ話を暴露してましたね。多分あの後怒られたんじゃないかと思います。
これは、メタ的な面のことが大きいのと、お話を"急展開”させるための措置でしょうね。

まず旧劇場版の最後の映画、デスリバとAIR、まごころをまとめて公開されたのが、1998年の3月7日です。
そしてQ公開が2012年11月17日。きっかり14年後ですね。
2012y11m18d_180933747

で、パンフにも載ってましたが、声優陣の実年齢になるべく近づけたのも一つ。

んでもってお話を急展開させて、シンジくん=観客にするための設定だと解釈しております。



②ヴィレについて。

正直何のために出したのかは、よく分からんです。
空白の14年間の説明が殆どありませんから、仕方がないっちゃ仕方ないんですけど。

推測するならば、旧劇場版よりも早い段階でミサトがネルフに疑問をいだき、新組織を作ってぶっ壊してやる!!といった感じでしょうか。どうやって他のメンバーを納得させたのか…?加持さんが絡んでそうですね。

まあヴンダーはナディアのセルフオマージュの面もあると思います。後はヤマトとか。
動力源が、初号機でしたっけ?その設定は凄くいいです。
なぜかと言ったら、エヴァの世界ってエヴァ以外にオーバーテクノロジーがあってはならないと思ってるんです。
じゃあ別にエヴァ使わずに、それで倒せばいいじゃん(笑)って思うので。
結局のところ、エヴァに頼るしかない、パイロットに頼るしかないってとこがいいんです。


③シンジくんへの否定について。

シンジくんは序、破で自分はいいことをしたと思っています。(実際そうですし。)
エヴァのパイロットで怖くても頑張る、そうして褒められる、認められる。まず自分が悪いことをしたとは思っていません。

そこに、ミサトやリツコから激しい拒絶と、否定をされます。
「お前が皆を殺したんだ。」「サードインパクトを起こしたんだ」という風に辛辣にされます。
何かが14年の間にあったとしか思えません。
(誰からか嘘の情報を刷り込まれている可能性も…?)

そして、①で述べたように、観客に何の説明も無しにお話をすすめることで、よりシンジくんにシンクロさせる。そういう狙いがあるようにも思います。

そのおかげで、シンジくんへの否定がダイレクトに自分に来ているかのように感じます。
それが凄く賛否を分けるポイントなんだと思います。


僕みたいに、シンジに自分を重ねてTV版、旧劇場版を見ている人間としては、すごく辛いもんがあります。 
もうシンジくん頑張らなくてもいいよ。もう世界壊しちゃいなよ(笑)とか思っちゃうわけです。

でもシンジくんとしては、トウジの制服なんかを見て、自分がこんな風に世界を壊してしまったと自分を攻めつづけるわけです。
そこに暗黒ホモ カヲルくんが「救いはあるよ。いい方法があるんだ」と来ます。
例えれば、大事なモノを壊してしまって皆から責められてる時に、「それ簡単に直せるよ」と言われるもんなんですね。
実際その前にカヲルはDATを簡単に直してます。それが余計にシンジくんにカヲルという存在を信じこませてしまった。
だからシンジは、カヲルの制止を聞き入れなかった、と思っております。



私事で大変恐縮なのですが、夜寝れないでバイトに寝坊するぐらいのダメージを受けました(笑)  
アニメ映画ごときに、ダメージを受けるほうが駄目なんでしょうけど…

 
それから旧劇場版と似ているという人が、ちらほら見受けられますが、少し違う点があります。

それはシンジくんがすべてを諦めてるか、そうでないかという点です。

旧劇場版、TV版20話後(レイが三番目になったり、アスカが精神汚染されたり) のシンジくんは、もうすべてを諦めてるんです。
この世界に希望はない。もう何もかも面倒くさい。 
そういった感じが新劇場版のシンジくんにはない。諦めてないんです、まだ。(最後の方は、また少しアレですけど。。。) 



とにもかくにも、最終的な判断は完結編に持ち越されると思います。
いつ出来るのかなぁ…(笑) 



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メインHN:iaki(;イアキ、iaki_suomusu,eira)
イアキという名前は故・いーむす・アキ先生から取らせていただきました。ぼくは、氏の漫画の大ファンだったのです。80年代から成人漫画のシーンを引っ張ってこられて、今でも通用していた普遍性のある耽美な、湯気的な描写で、今の成人漫画の基礎/土台を作られた方、だと認識しています。

特に好きなのは、まあいろいろありますが、やはり「アネキあそび」でしょうか。傑作だと思っています。まあこれは別記事で深く語りましょう。

suomusu,eiraはストライクウィッチーズのエイラ・イルマタル・ユーティライネンからきています。スオムスという語感が好きなので、もっぱら最近はこれですね。





で、ゲーム用のアカウントとしてはサブのHNを持っています。

サブ:dk_ainen

dkは好きな馬、いや、ぼくが生涯で最も愛した馬、今後かれ以上に愛す馬はたぶん出てこないでしょう。ダノンキングリーですね。かれの仔が競走馬として見れるのは最短でも2025年の6月から。だいぶ待ちますが、かれが生きていて、種牡馬(種馬)として余生を過ごせているのは喜ばしい限りです。



では、「ainen」とはなにか。ainenは、これまたエイラから来ています。

エイラ・イルマタル・ユーティライネン
Eila Ilmatar Juutilainen

Juutilainen
Juutil ainen

ということでエイラのラストネーム(ファミリーネーム)から取っています。ぼくはエイラが大好きなので。あまりアニメグッズを買わないことで有名なアニメブロガーですが、エイラだけは集めています。それぐらい好き。スピンオフもだいぶ読んだ。502は惜しいでき、扶桑のよくわからないアレよりも、直ちゃんを主人公にしたほうが良さげです。ロスマン先生も好き。

こうみていくと、だいぶサブHNは好きなものの集合体で出来ていますね。メインはまあ、適当に決めたんで、ここまで多くの人に使われるとは思ってもみませんでした。まあ、そういうものでいいんじゃないでしょうかね。


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