やあやあ、元気?/コメ返2章01(32)
■悩殺とはこの事?
難儀な人生だなあ、と11月は思う。あまり身体はきれいに動かないんですけど、もうちょっと頑張らないといけない。キングリーがいなかったら、ぼくは簡単にダメになっていたろう。キミには感謝しかない。あ、あとブログ読者も…(ついでではないのです、忘れていたわけでもないのです)
UMAの配信によく来てくれる、Dさんからのコメント。
まあ、かれはいろいろと広くよく嗜む人だと思っているので;90年代から今のアニメも全部ね。すごいよね。尊敬する。まあでも、けっこう文学的なコメントだよね。ほわあああっとしてる。
「曖昧に」かー。うーむ、どうなんだろう。アニメへの入り方が特殊だった影響のため、ボクはそもそも自分の好みをよく分かっていなかったタイプ。8年ぐらい経って、やっと分かってきたな、という感じ。
ボクの好みは、一言でいえば「先が読めない・読みにくい」モノ。次の展開が、次のカットが、次のショットがどうなるか、予想ができない。そういうものは好きです。ありきたりで、「思考するまでもなく」読めてしまうのはまったくキライ。
まあ、これは具体的な文章にしていなかっただけで、さんざん言ってきた感じもする。
下地には野球とよくワカラナイ洋画と、教育家庭と、あと難儀な性格があるんだから、仕方もなきことではなかろうか。
んで、次に大事になるのは、好みが分かった後、その好みからはまったくずれているのに大好きになってしまうものだ、と思うんだよね。それがボクにとっては、ストパンであり、エイラ・イルマタル・ユーティライネンである。ボクの好みのキャラクターは、ショートカットがおそらく基本にある。エイラはそれを颯爽と突き抜けてきた。
ブロードアピール、スゴイ脚!だが、前までは…[根岸ステークス/2000年]

( ゚д゚)ハッ!これ、キャラクターの好き嫌いだ!
質問者がふわっとしてるから、おれもふわっとしました。まあそういうのもいいんじゃないかね。師走にもなったし。きらいなキャラクターというのは、まあ考える時間ももったいないが、無思考系のキャラクターかな。ジャンケットバンクの主人公、みたいな。
話を戻そう。「一つの作品として、自分の好みとは、大きくズレているけれど好きな作品」を改めて探すと、何か役に立つものがありそうではないか。そういう話をしていた。なんかあるかなあ。ストパンなんて、だいたい分かりきった物語の連続でしょう。自分の好みとはいっさい違う。ストーリーもそんなに覚えてないし、キャラクターが占める割合が大きいのではなかろうかね。
こう考えていくと、作品の好みは、キャラクターだったり、声優だったり、ショットの方法だったり、カメラワークだったり、いろいろ要素が多すぎて掴みにくい。純粋にストーリー、物語で考えた方が良さそう。
あ、コメントに対する自分の考えを一応。
作品の好き嫌いに対する濃淡は、年をとることで曖昧になる…ということは自分にはありません。個々人に依存しそうな問題かなあとか思っちゃう。ただ、ティーンエイジャーでしか出来ない、作品への激しい憤りをもった接し方はあるから、「庵野4ねと思うほどに昔はニガテだったけど、ちょっとまあエヴァ見てやってもいか」みたいな柔らかくなるのが通常なのかもしれない。それが、作品の好き嫌いの曖昧さにつながっていくのかも。
正直、いまの段階ではワカランね笑
■ジャンケットバンクは…

あー、「ジャンケットバンク」は、ぶっちゃけダメだねw ぜんっぜんダメ。
これは、昨今流行っている「なろう系ギャンブル漫画」です。命名します。このジャンルには「カケグルイ」とかが入ります。
結果主義すぎるんですよ、このジャンルって。1対1のギャンブルなんて、心理戦がいちばん大切なのに、心理戦なんて一律に同じものしか描かない(つまりいっさい描いていない)。最終盤で、「勝つと決まった」ギャンブラーが「はいこれで勝ちー^^」と「勝つ内容」を楽しそうに説明するだけ。なんだ?自我をもって、ヤクをキメた取扱説明書でも読んでるのか?っていう気分になる。
過程をもっと緻密に書かないと、「好み」ではない。というか、「キライ」な方だね。
「ギャングは終わってから、殺したっていうモンだぜ」ってブチャラティも言ってたでしょ?そういうこと。始まる前にすでに結果は出ているものなんてのはつまらないものです。設定はいいんだけど、それだけ。ボクにとっては、エンバンメイズの方が真摯に感じた。
でも、嘘喰いとかアカギとかって、本当は売れ線じゃないんでしょう。こっちの方向は、大衆向けではない。それは同時に思う。
これなら、5000億倍「エンバンメイズ」の方がうまくいってた。
エンバンメイズは、同じ作者の田中一行が描いた、「ダーツ」しか出てこないギャンブルマンガだけど、主人公や、ルールの穴(そして、それは誰にでも気付けるていどのもの)を付いた作戦が魅力的なんですよ。キャラクターに血が通ってる。血が通ってるし、ギャンブルで最も面白い心理戦を、明確に緻密に、丁寧に積み重ねている。描き方も、ミステリー小説風に言えば「フェア」な範ちゅうだしね。
ジャンケットバンクは「アンフェア」すぎて、いっさいダメ。「読者には、情報を提供していないけれど、わたしはこの作戦で勝ちました。すごくない?」というアンフェアさ。そりゃあ、作中内で明示してなかったら、読者には何も分からないので、凄く見えちゃうんですよ。
おれはアホらしって思うだけだけど。そういうのが多すぎて読んだのを後悔した。ギリギリ2巻までは許せる。でも、これも世界観ありき。設定が斬新だっただけ。あと、命が軽すぎる!こんなに軽いと薄っぺらいよ!アカギだって、アルツハイマーには勝てなかったろう?ヤクザに肩を刀で切られているときの、死なないと分かっている(スピンオフなので)のに、生死がせめぎ合ってるのが良いんですよ。
覚悟の準備をしてください!そうでないと、ギャンブル漫画は面白くならない。
まあ、この続きは書くよ。おれの「好み」と一緒にね。
難儀な人生だなあ、と11月は思う。あまり身体はきれいに動かないんですけど、もうちょっと頑張らないといけない。キングリーがいなかったら、ぼくは簡単にダメになっていたろう。キミには感謝しかない。あ、あとブログ読者も…(ついでではないのです、忘れていたわけでもないのです)
1. 名無しさん 2022年11月24日 21:12年とともに好きと嫌いの境目が曖昧になっていく不思議
UMAの配信によく来てくれる、Dさんからのコメント。
まあ、かれはいろいろと広くよく嗜む人だと思っているので;90年代から今のアニメも全部ね。すごいよね。尊敬する。まあでも、けっこう文学的なコメントだよね。ほわあああっとしてる。
「曖昧に」かー。うーむ、どうなんだろう。アニメへの入り方が特殊だった影響のため、ボクはそもそも自分の好みをよく分かっていなかったタイプ。8年ぐらい経って、やっと分かってきたな、という感じ。
ボクの好みは、一言でいえば「先が読めない・読みにくい」モノ。次の展開が、次のカットが、次のショットがどうなるか、予想ができない。そういうものは好きです。ありきたりで、「思考するまでもなく」読めてしまうのはまったくキライ。
まあ、これは具体的な文章にしていなかっただけで、さんざん言ってきた感じもする。
下地には野球とよくワカラナイ洋画と、教育家庭と、あと難儀な性格があるんだから、仕方もなきことではなかろうか。
んで、次に大事になるのは、好みが分かった後、その好みからはまったくずれているのに大好きになってしまうものだ、と思うんだよね。それがボクにとっては、ストパンであり、エイラ・イルマタル・ユーティライネンである。ボクの好みのキャラクターは、ショートカットがおそらく基本にある。エイラはそれを颯爽と突き抜けてきた。
ブロードアピール、スゴイ脚!だが、前までは…[根岸ステークス/2000年]

( ゚д゚)ハッ!これ、キャラクターの好き嫌いだ!
質問者がふわっとしてるから、おれもふわっとしました。まあそういうのもいいんじゃないかね。師走にもなったし。きらいなキャラクターというのは、まあ考える時間ももったいないが、無思考系のキャラクターかな。ジャンケットバンクの主人公、みたいな。
話を戻そう。「一つの作品として、自分の好みとは、大きくズレているけれど好きな作品」を改めて探すと、何か役に立つものがありそうではないか。そういう話をしていた。なんかあるかなあ。ストパンなんて、だいたい分かりきった物語の連続でしょう。自分の好みとはいっさい違う。ストーリーもそんなに覚えてないし、キャラクターが占める割合が大きいのではなかろうかね。
こう考えていくと、作品の好みは、キャラクターだったり、声優だったり、ショットの方法だったり、カメラワークだったり、いろいろ要素が多すぎて掴みにくい。純粋にストーリー、物語で考えた方が良さそう。
あ、コメントに対する自分の考えを一応。
作品の好き嫌いに対する濃淡は、年をとることで曖昧になる…ということは自分にはありません。個々人に依存しそうな問題かなあとか思っちゃう。ただ、ティーンエイジャーでしか出来ない、作品への激しい憤りをもった接し方はあるから、「庵野4ねと思うほどに昔はニガテだったけど、ちょっとまあエヴァ見てやってもいか」みたいな柔らかくなるのが通常なのかもしれない。それが、作品の好き嫌いの曖昧さにつながっていくのかも。
正直、いまの段階ではワカランね笑
■ジャンケットバンクは…

あー、「ジャンケットバンク」は、ぶっちゃけダメだねw ぜんっぜんダメ。
これは、昨今流行っている「なろう系ギャンブル漫画」です。命名します。このジャンルには「カケグルイ」とかが入ります。
結果主義すぎるんですよ、このジャンルって。1対1のギャンブルなんて、心理戦がいちばん大切なのに、心理戦なんて一律に同じものしか描かない(つまりいっさい描いていない)。最終盤で、「勝つと決まった」ギャンブラーが「はいこれで勝ちー^^」と「勝つ内容」を楽しそうに説明するだけ。なんだ?自我をもって、ヤクをキメた取扱説明書でも読んでるのか?っていう気分になる。
過程をもっと緻密に書かないと、「好み」ではない。というか、「キライ」な方だね。
「ギャングは終わってから、殺したっていうモンだぜ」ってブチャラティも言ってたでしょ?そういうこと。始まる前にすでに結果は出ているものなんてのはつまらないものです。設定はいいんだけど、それだけ。ボクにとっては、エンバンメイズの方が真摯に感じた。
でも、嘘喰いとかアカギとかって、本当は売れ線じゃないんでしょう。こっちの方向は、大衆向けではない。それは同時に思う。
これなら、5000億倍「エンバンメイズ」の方がうまくいってた。
エンバンメイズは、同じ作者の田中一行が描いた、「ダーツ」しか出てこないギャンブルマンガだけど、主人公や、ルールの穴(そして、それは誰にでも気付けるていどのもの)を付いた作戦が魅力的なんですよ。キャラクターに血が通ってる。血が通ってるし、ギャンブルで最も面白い心理戦を、明確に緻密に、丁寧に積み重ねている。描き方も、ミステリー小説風に言えば「フェア」な範ちゅうだしね。
ジャンケットバンクは「アンフェア」すぎて、いっさいダメ。「読者には、情報を提供していないけれど、わたしはこの作戦で勝ちました。すごくない?」というアンフェアさ。そりゃあ、作中内で明示してなかったら、読者には何も分からないので、凄く見えちゃうんですよ。
おれはアホらしって思うだけだけど。そういうのが多すぎて読んだのを後悔した。ギリギリ2巻までは許せる。でも、これも世界観ありき。設定が斬新だっただけ。あと、命が軽すぎる!こんなに軽いと薄っぺらいよ!アカギだって、アルツハイマーには勝てなかったろう?ヤクザに肩を刀で切られているときの、死なないと分かっている(スピンオフなので)のに、生死がせめぎ合ってるのが良いんですよ。
覚悟の準備をしてください!そうでないと、ギャンブル漫画は面白くならない。
まあ、この続きは書くよ。おれの「好み」と一緒にね。
自分の好み、世界観整理
自分には「好き」がない、ということにようやく気付いた
アニメーション
★メトロポリス(ぜんぶ好き)
★バグズライフ(ラセターの最高傑作、評価しないアメ公はクソ)
・ファンタジア2000(これで育った)
★Rhapsody in Blue
・ビアンカの大冒険(勇気の物語、面白いアイデアだよなあ)
・パンダコパンダ(ゆったりとしている、水の透明感でこの作品に敵うものない)
★未来少年コナン(これとマトリックスでエフェクトに目覚めた)
・ドラえもん劇場作品(やはりトップは、夢幻三剣士と銀河超特急か)
・ゼロの使い魔(はじめて見た、深夜アニメ系?)
・アカギ(続いて見たもの;麻雀が好きだったので)
・とらドラ(岡田麿里作品は、teenじゃないと見れない)
・IS(インフィニット・ストラトス;ゆかな枠)
★未確認で進行形(荒井チェリー先生を信じろ)
★ストライク・ウィッチーズ(ドハマリしたが、作品としては…どうだろうね?)
★新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に(現行、これ以上の劇場作品はない)
★STEINS;GATE(傑作;このおれにゲームを2作ともやらせた)
邦画
★復讐するは我にあり(傑作;緒形拳さんは名役者と知った)
(おそらく、今村昌平作品は見たほうがいいんだろうね)
・切腹
★容疑者Xの献身(ラストのスノーボールのなめた構図、くっそ好き)
★おくりびと(傑作;仕草と所作の一つ一つが素晴らしい)
洋画
★バニラスカイ(トム・クルーズでおそらくいちばん最初に見た作品)
★太陽がいっぱい(リプリー/マッド・デイモン版/これすらないNetflixさん…)
・ザ・フライ(後世のハリウッドはすぐにザ・フライオマージュやりたがる)
・セブン
★羊たちの沈黙(初代が最高、ホプキンスに対して、この映画のイメージが強い人は多いでしょう。ぼくもその一人です)
・裏窓(ヒッチコック/これコマ撮りみたいなところが面白いんだよな)
・狼たちの午後(名作;社会派アニメなのでさほど受けはよくなく)
★ゴッドファーザー1、2(ぼくはアル・パチーノファンなのです)
★セント・オブ・ウーマン(全部すき/劇伴が素晴らしい)
・街の灯(チャップリン/サイレンス映画/とある劇伴が出てくる関係で見たけど、素晴らしかった)
★Catch Me If You Can(ぼかあねえ、こういうの好きなんだよ)
★マトリックス(初代以外さほど記憶なく、エアポートでGO)
・ジョン・ウィック(1,2は良い;要はヘッショが気持ちいいのだろう)
・リベリオン
★ロボコップ(1、2;1は言うまでもなく、2はあのコマ撮りかVFXがいい)
・ボーン・アイデンティティー(これはカーアクションの撮り方が画期的だった記憶)
★ターミネーター2(牛乳シャキン)
おそらく、お乳の代わりに、マトリックスとロボコップで育ったのが、好きという感情をなくした原因です。
アニメーション
★メトロポリス(ぜんぶ好き)
★バグズライフ(ラセターの最高傑作、評価しないアメ公はクソ)
・ファンタジア2000(これで育った)
★Rhapsody in Blue
・ビアンカの大冒険(勇気の物語、面白いアイデアだよなあ)
・パンダコパンダ(ゆったりとしている、水の透明感でこの作品に敵うものない)
★未来少年コナン(これとマトリックスでエフェクトに目覚めた)
・ドラえもん劇場作品(やはりトップは、夢幻三剣士と銀河超特急か)
・ゼロの使い魔(はじめて見た、深夜アニメ系?)
・アカギ(続いて見たもの;麻雀が好きだったので)
・とらドラ(岡田麿里作品は、teenじゃないと見れない)
・IS(インフィニット・ストラトス;ゆかな枠)
★未確認で進行形(荒井チェリー先生を信じろ)
★ストライク・ウィッチーズ(ドハマリしたが、作品としては…どうだろうね?)
★新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に(現行、これ以上の劇場作品はない)
★STEINS;GATE(傑作;このおれにゲームを2作ともやらせた)
邦画
★復讐するは我にあり(傑作;緒形拳さんは名役者と知った)
(おそらく、今村昌平作品は見たほうがいいんだろうね)
・切腹
★容疑者Xの献身(ラストのスノーボールのなめた構図、くっそ好き)
★おくりびと(傑作;仕草と所作の一つ一つが素晴らしい)
洋画
★バニラスカイ(トム・クルーズでおそらくいちばん最初に見た作品)
★太陽がいっぱい(リプリー/マッド・デイモン版/これすらないNetflixさん…)
・ザ・フライ(後世のハリウッドはすぐにザ・フライオマージュやりたがる)
・セブン
★羊たちの沈黙(初代が最高、ホプキンスに対して、この映画のイメージが強い人は多いでしょう。ぼくもその一人です)
・裏窓(ヒッチコック/これコマ撮りみたいなところが面白いんだよな)
・狼たちの午後(名作;社会派アニメなのでさほど受けはよくなく)
★ゴッドファーザー1、2(ぼくはアル・パチーノファンなのです)
★セント・オブ・ウーマン(全部すき/劇伴が素晴らしい)
・街の灯(チャップリン/サイレンス映画/とある劇伴が出てくる関係で見たけど、素晴らしかった)
★Catch Me If You Can(ぼかあねえ、こういうの好きなんだよ)
★マトリックス(初代以外さほど記憶なく、エアポートでGO)
・ジョン・ウィック(1,2は良い;要はヘッショが気持ちいいのだろう)
・リベリオン
★ロボコップ(1、2;1は言うまでもなく、2はあのコマ撮りかVFXがいい)
・ボーン・アイデンティティー(これはカーアクションの撮り方が画期的だった記憶)
★ターミネーター2(牛乳シャキン)
おそらく、お乳の代わりに、マトリックスとロボコップで育ったのが、好きという感情をなくした原因です。
[UMA]血統のふしぎなところ / アスクビクターモア[2022菊花賞 回顧]
強かった。いや、ぼくが思ったよりもはるかに強かった。
それがレース映像を見たときの率直な感想だ。
2022 菊花賞(阪神・芝3000m)
前半1000mは57.8、一瞬、耳を疑うようなペースに先行馬はすべて潰れた。ただ一頭を除いて。番手で競馬を進めた、アスクビクターモア(父ディープインパクト / 田辺裕信 騎手)は、4コーナーで早めに先頭立つと、ボルドグフーシュの猛追をしのぎ切り、菊花賞を制覇。田辺裕信 騎手は2016年のロゴタイプでの安田記念以来、6年ぶりの芝G1勝利である。
アスクビクターモアの血統構成を見ていこう

母父 Rainbow Questは米国生産、欧州で走った。クラシックはいずれも惜敗、英2000ギニー(1600m)は4着、仏ダービーは3着、愛ダービーは2着。負けた相手は同じ、El Gran Senorだった。3歳で凱旋門賞に出走するも、Sagaceの18着に破れる(※同期にSadler's Wells)。
4歳になってから、コロネーションCでG1初勝利を収めると、勢いそのままに前年敗れたSagaceを破り、見事に凱旋門賞を制覇した。父としては、日本ではサクラローレルを輩出。サイアーラインはつながらなかった。それは、サクラローレルの産駒がいまいち振るわなかったのと、サクラセンチュリーが予後不良してしまったためだ。そのため、血統としては、母系での活躍が多い。
血統がすこぶるいいんダロウナ~と思う諸君、Night Shift(ナイトシフト/1980年生まれ)という馬に注目していただきたい。左から3番目、下から2番目の馬だ(母母父)。実はこの馬、いっさい活躍していない。なんとダート1200mの未勝利戦しか勝っていない。
(言い方は悪いが)どうして、こんな馬が種牡馬になれたのか?それは全姉である、Fanfreluche(ファンフルルーシュ/ノーザンダンサーの2世代目)の影響が大きい。マニトバダービー(準重賞/ダ1800m)、アラバマステークス(ダ2000m/※1973年からG1へ)などを勝ち、1970年のカナダ年度代表馬、エクリプス賞最優秀3歳牝馬を獲得した。
このつよつよお姉ちゃんの結果、Night Shiftの種牡馬入りが決まったのだ。そして、種牡馬としては秀でた活躍を見せる。2005年にバゴを破り、キングジョージ6世を制したAzamour(アザムール)などを輩出。ただし、強い馬は(アザムールも同様に)牝馬が多かったため、父系・サイアーとしてはつなぐことが難しかった。そのため、血統表には母系に残ることとなる。
似たような例はさいきんでも多くある。
リアルスティール、ラヴズオンリーユーなどを輩出した一大牝系、ラヴズオンリーミーの牝系だ。ラブリオンリーミーは競争未出走、その母Monevassia(モネンバシア/1994年生まれ)も未勝利で引退。牝馬の繁殖入りは牡馬のそれに比べると多いが、流石に理由が気になる。それは、世界的名種牡馬、kingmambo(キングマンボ)の全妹であったからだ。
まったく走らなかった馬であっても、血統的な根拠を元に、繁殖に上げたり、種牡馬にしたりする。逆によく走った名牝、たとえばウマ娘でも人気である、スイープトウショウの子どもはぜんぜん走ってなかったり(OP馬1頭のみ)するのは、また有名な話。これが競馬の奥深さであるとも思う。
チカレタ…( ^ω^)
さて、話は長くなったが2部構成、ディープ産駒のクラシック成績について。
ディープインパクトは2019年に亡くなってしまった。そのため、現2歳(2020年生産)がラストクロップ(※最後の産駒/わずか12頭であり、6頭が海外)である。そのラストクロップである、オーギュストロビン(Auguste Rodin)が欧州で全13世代G1勝利(※生産した全ての世代で、子どもがG1を取った)を収めた次の日には、12世代連続で牡牝クラシックを果たした。
日本競馬を変えた、サンデーサイレンスの異常とも言える記録を次々と塗り替えていく、こんな種牡馬はもう出ないだろう、と思う。
ディープインパクト産駒のこれまでのクラシック成績を振り返ってみよう。
2011 マルセリーナ(桜花賞 )(a*/b/,F a*...連続記録,b...通算記録,F...初達成)
2012 ジェンティルドンナ(桜花賞 2*/2、オークスF、秋華賞F)、ディープブリランテ(日本ダービーF)
2013 アユサン(桜花賞 3*/3)、キズナ(日本ダービー 2*/2)
2014 ハープスター(桜花賞 4*/4)、ショウナンパンドラ(秋華賞 /2)
2015 ミッキークイーン(オークス /2)
2016 ディーマジェスティ(皐月賞F)、マカヒキ(日本ダービー /3)、シンハライト(オークス 2*/3)
ヴィブロス(秋華賞 2*/3)、サトノダイヤモンド(菊花賞F)
2017 アルアイン(皐月賞 2*/2)
2018 ワグネリアン(日本ダービー /4)、フィエールマン(菊花賞 /2)
2019 グランアレグリア(桜花賞 /5)、ラヴズオンリーユー(オークス /4)ロジャーバローズ(日本ダービー 2*/5)、ワールドプレミア(菊花賞 2*/3)
2020 コントレイル(皐月賞 /3、日本ダービー 3*/6、菊花賞 3*/4)
2021 シャフリヤール(日本ダービー 4*/7)、アカイトリノムスメ(秋華賞 /3)
2022 アスクビクターモア(菊花賞 /5)
★記録室★
・桜花賞 5
・オークス 4
・秋華賞 3
・皐月賞 3
・日本ダービー 7(連続は4連勝)
・菊花賞 5(連続は4連勝)
牡牝クラシック 27勝
もはや、言うまでもなく、アンタッチャブルな記録である。そんな、ディープが亡き今、サンデー孫(特にディープ仔)の種牡馬競争は熾烈だ。キズナ、サトノクラウン、リアルスティール、ダノンプレミアム、そしてコントレイルか。
まあ、僕の愛する、ダノンキングリー産駒がそれらすべてを颯爽と交わしていく姿は想像に難くないのだが。かれは牝系もすこぶる良いし、なにより最もディープに似ている。その凄まじい切れ味で、生産者は驚くだろう。予言しておこう
↓キングリーが勝つためにも、ブログ継続のために、よろしく頼みたい
★ 欲しいものリスト ★
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/335C4VIWR7XKF?ref_=wl_share
それがレース映像を見たときの率直な感想だ。
2022 菊花賞(阪神・芝3000m)
前半1000mは57.8、一瞬、耳を疑うようなペースに先行馬はすべて潰れた。ただ一頭を除いて。番手で競馬を進めた、アスクビクターモア(父ディープインパクト / 田辺裕信 騎手)は、4コーナーで早めに先頭立つと、ボルドグフーシュの猛追をしのぎ切り、菊花賞を制覇。田辺裕信 騎手は2016年のロゴタイプでの安田記念以来、6年ぶりの芝G1勝利である。
アスクビクターモアの血統構成を見ていこう

母父 Rainbow Questは米国生産、欧州で走った。クラシックはいずれも惜敗、英2000ギニー(1600m)は4着、仏ダービーは3着、愛ダービーは2着。負けた相手は同じ、El Gran Senorだった。3歳で凱旋門賞に出走するも、Sagaceの18着に破れる(※同期にSadler's Wells)。
4歳になってから、コロネーションCでG1初勝利を収めると、勢いそのままに前年敗れたSagaceを破り、見事に凱旋門賞を制覇した。父としては、日本ではサクラローレルを輩出。サイアーラインはつながらなかった。それは、サクラローレルの産駒がいまいち振るわなかったのと、サクラセンチュリーが予後不良してしまったためだ。そのため、血統としては、母系での活躍が多い。
血統がすこぶるいいんダロウナ~と思う諸君、Night Shift(ナイトシフト/1980年生まれ)という馬に注目していただきたい。左から3番目、下から2番目の馬だ(母母父)。実はこの馬、いっさい活躍していない。なんとダート1200mの未勝利戦しか勝っていない。
(言い方は悪いが)どうして、こんな馬が種牡馬になれたのか?それは全姉である、Fanfreluche(ファンフルルーシュ/ノーザンダンサーの2世代目)の影響が大きい。マニトバダービー(準重賞/ダ1800m)、アラバマステークス(ダ2000m/※1973年からG1へ)などを勝ち、1970年のカナダ年度代表馬、エクリプス賞最優秀3歳牝馬を獲得した。
このつよつよお姉ちゃんの結果、Night Shiftの種牡馬入りが決まったのだ。そして、種牡馬としては秀でた活躍を見せる。2005年にバゴを破り、キングジョージ6世を制したAzamour(アザムール)などを輩出。ただし、強い馬は(アザムールも同様に)牝馬が多かったため、父系・サイアーとしてはつなぐことが難しかった。そのため、血統表には母系に残ることとなる。
似たような例はさいきんでも多くある。
リアルスティール、ラヴズオンリーユーなどを輩出した一大牝系、ラヴズオンリーミーの牝系だ。ラブリオンリーミーは競争未出走、その母Monevassia(モネンバシア/1994年生まれ)も未勝利で引退。牝馬の繁殖入りは牡馬のそれに比べると多いが、流石に理由が気になる。それは、世界的名種牡馬、kingmambo(キングマンボ)の全妹であったからだ。
まったく走らなかった馬であっても、血統的な根拠を元に、繁殖に上げたり、種牡馬にしたりする。逆によく走った名牝、たとえばウマ娘でも人気である、スイープトウショウの子どもはぜんぜん走ってなかったり(OP馬1頭のみ)するのは、また有名な話。これが競馬の奥深さであるとも思う。
チカレタ…( ^ω^)
さて、話は長くなったが2部構成、ディープ産駒のクラシック成績について。
ディープインパクトは2019年に亡くなってしまった。そのため、現2歳(2020年生産)がラストクロップ(※最後の産駒/わずか12頭であり、6頭が海外)である。そのラストクロップである、オーギュストロビン(Auguste Rodin)が欧州で全13世代G1勝利(※生産した全ての世代で、子どもがG1を取った)を収めた次の日には、12世代連続で牡牝クラシックを果たした。
日本競馬を変えた、サンデーサイレンスの異常とも言える記録を次々と塗り替えていく、こんな種牡馬はもう出ないだろう、と思う。
ディープインパクト産駒のこれまでのクラシック成績を振り返ってみよう。
2011 マルセリーナ(桜花賞 )(a*/b/,F a*...連続記録,b...通算記録,F...初達成)
2012 ジェンティルドンナ(桜花賞 2*/2、オークスF、秋華賞F)、ディープブリランテ(日本ダービーF)
2013 アユサン(桜花賞 3*/3)、キズナ(日本ダービー 2*/2)
2014 ハープスター(桜花賞 4*/4)、ショウナンパンドラ(秋華賞 /2)
2015 ミッキークイーン(オークス /2)
2016 ディーマジェスティ(皐月賞F)、マカヒキ(日本ダービー /3)、シンハライト(オークス 2*/3)
ヴィブロス(秋華賞 2*/3)、サトノダイヤモンド(菊花賞F)
2017 アルアイン(皐月賞 2*/2)
2018 ワグネリアン(日本ダービー /4)、フィエールマン(菊花賞 /2)
2019 グランアレグリア(桜花賞 /5)、ラヴズオンリーユー(オークス /4)ロジャーバローズ(日本ダービー 2*/5)、ワールドプレミア(菊花賞 2*/3)
2020 コントレイル(皐月賞 /3、日本ダービー 3*/6、菊花賞 3*/4)
2021 シャフリヤール(日本ダービー 4*/7)、アカイトリノムスメ(秋華賞 /3)
2022 アスクビクターモア(菊花賞 /5)
★記録室★
・桜花賞 5
・オークス 4
・秋華賞 3
・皐月賞 3
・日本ダービー 7(連続は4連勝)
・菊花賞 5(連続は4連勝)
牡牝クラシック 27勝
もはや、言うまでもなく、アンタッチャブルな記録である。そんな、ディープが亡き今、サンデー孫(特にディープ仔)の種牡馬競争は熾烈だ。キズナ、サトノクラウン、リアルスティール、ダノンプレミアム、そしてコントレイルか。
まあ、僕の愛する、ダノンキングリー産駒がそれらすべてを颯爽と交わしていく姿は想像に難くないのだが。かれは牝系もすこぶる良いし、なにより最もディープに似ている。その凄まじい切れ味で、生産者は驚くだろう。予言しておこう
↓キングリーが勝つためにも、ブログ継続のために、よろしく頼みたい
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[UMA]最後の1冠には、見事に薔薇が咲いた。 / 阪神内回り33.5の衝撃【秋華賞 回顧】
秋華賞 / 阪神・芝2000(右・内)/ 10月16日(日)
最後の牝馬クラシックを獲ったのは、
優駿牝馬2着、スターニングローズ号(坂井瑠星j)
父 キングカメハメハ 母父 クロフネ
・ロゼカラー牝系図

祖母はローズバド(オークス、秋華賞2着)
曾祖母はロゼカラー(秋華賞3着)
近親はローズキングダム(勝ち鞍:朝日杯’10、ジャパンC’11、ダービー2着)
ローゼンクロイツ(菊花賞3着;同期ディープ)
よく「薔薇一族」と呼ばれる、ローズバド牝系ですが、そもそも「薔薇」はどうして競馬で重要な存在なのか?それはケンタッキーダービーの優勝レイ、ひいてはアメリカ競馬から来ています。

画像引用元:http://youyou-tanaka.blog.jp/archives/1238911.html
この優勝レイのために、ケンタッキーダービーでは、レースニックネームのような形で、「The Run For The Roses(バラのために走る)」と付いています。日本競馬では恐れ多くも、その名前を付けた馬主がいるんですけどね…ランフォザローゼス
ロゼカラーは曲名(中山美穂)ですので、そうなると、ローズバドは明らかに意識をした馬名です。米国三冠馬・サンデーサイレンスとの配合となったローズバドには、アメリカ競馬の強さを込めた意味合いが含まれているに違いない。ローズは薔薇、バド(bud)はつぼみ。
つまり、ローズバドは薔薇のつぼみ、お嬢さんだったわけですね。
ローズバドのつぼみは、スタニング(見事)に満開の薔薇が咲いたはずです。
というか、こんなウンチク、どうでもいいです。
スタニングローズ号、そして坂井瑠星騎手、初G1、おめでとう!
そして、牝馬三冠ならずのスターズオンアース(ルメールj/父ドゥラメンテ)は出遅れすべてか。油断してたなあ。アーモンドアイとグランアレグリアじゃあねえんだぞ。
ポジションを取りに行かないと阪神内回りは勝てない。まあプレサージュリフト(戸崎圭j)が外から締めていたのも辛かったが。それでも、ポジションを無理にでも、「無理矢理にでも」取りに行かないと勝てないもの。川田なら取りに行っていたよ、断言できる。川田に乗り代わって欲しい。
惜しかったが、驚異の末脚であった。阪神内回り2000mを少しでも知っている人であれば、この現象は起きない。やばすぎる、言葉を失う。
参考例:阪神2000m
2022年 マーメイドステークス

2022年 大阪杯

2019年 鳴尾記念

2020 チャレンジカップ

いずれもペースが違うので、一概には言えないが、先行ド有利、中段差し優勢という競馬場。
後ろからの上がり3ハロンは34.0がおおよその最高基準。これ以上は基本的に出ない。
はい、今回の秋華賞

!?WW?W?W??W?!??!W?W?W??W!
最後方追走、33.5の豪脚。ブエナビスタかな?
2020 大阪杯

カデナは届かない4着でしたが豪脚は見せた
ダノンキングリーでクソ騎乗した横山典弘もいますね。この世代は強かった…
あ、スターズオンアースに戻ろう。
彼女のベストは2000~2500、JCよりも有馬で見たいですね、こういうタイプは。
────────────────────────────────────────────
最後の牝馬クラシックを獲ったのは、
優駿牝馬2着、スターニングローズ号(坂井瑠星j)
父 キングカメハメハ 母父 クロフネ
・ロゼカラー牝系図

祖母はローズバド(オークス、秋華賞2着)
曾祖母はロゼカラー(秋華賞3着)
近親はローズキングダム(勝ち鞍:朝日杯’10、ジャパンC’11、ダービー2着)
ローゼンクロイツ(菊花賞3着;同期ディープ)
よく「薔薇一族」と呼ばれる、ローズバド牝系ですが、そもそも「薔薇」はどうして競馬で重要な存在なのか?それはケンタッキーダービーの優勝レイ、ひいてはアメリカ競馬から来ています。

画像引用元:http://youyou-tanaka.blog.jp/archives/1238911.html
この優勝レイのために、ケンタッキーダービーでは、レースニックネームのような形で、「The Run For The Roses(バラのために走る)」と付いています。日本競馬では恐れ多くも、その名前を付けた馬主がいるんですけどね…ランフォザローゼス
ロゼカラーは曲名(中山美穂)ですので、そうなると、ローズバドは明らかに意識をした馬名です。米国三冠馬・サンデーサイレンスとの配合となったローズバドには、アメリカ競馬の強さを込めた意味合いが含まれているに違いない。ローズは薔薇、バド(bud)はつぼみ。
つまり、ローズバドは薔薇のつぼみ、お嬢さんだったわけですね。
ローズバドのつぼみは、スタニング(見事)に満開の薔薇が咲いたはずです。
というか、こんなウンチク、どうでもいいです。
スタニングローズ号、そして坂井瑠星騎手、初G1、おめでとう!
そして、牝馬三冠ならずのスターズオンアース(ルメールj/父ドゥラメンテ)は出遅れすべてか。油断してたなあ。アーモンドアイとグランアレグリアじゃあねえんだぞ。
ポジションを取りに行かないと阪神内回りは勝てない。まあプレサージュリフト(戸崎圭j)が外から締めていたのも辛かったが。それでも、ポジションを無理にでも、「無理矢理にでも」取りに行かないと勝てないもの。川田なら取りに行っていたよ、断言できる。川田に乗り代わって欲しい。
惜しかったが、驚異の末脚であった。阪神内回り2000mを少しでも知っている人であれば、この現象は起きない。やばすぎる、言葉を失う。
参考例:阪神2000m
2022年 マーメイドステークス

2022年 大阪杯

2019年 鳴尾記念

2020 チャレンジカップ

いずれもペースが違うので、一概には言えないが、先行ド有利、中段差し優勢という競馬場。
後ろからの上がり3ハロンは34.0がおおよその最高基準。これ以上は基本的に出ない。
はい、今回の秋華賞

!?WW?W?W??W?!??!W?W?W??W!
最後方追走、33.5の豪脚。ブエナビスタかな?
2020 大阪杯

カデナは届かない4着でしたが豪脚は見せた
ダノンキングリーでクソ騎乗した横山典弘もいますね。この世代は強かった…
あ、スターズオンアースに戻ろう。
彼女のベストは2000~2500、JCよりも有馬で見たいですね、こういうタイプは。
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↓ブログ継続のために、よろしくお願いします
★ 欲しいものリスト ★
★ 欲しいものリスト ★
「チェンソーマン」1話の演出と、上妻晋作作画と、あと食パン
「チェーンソマン」、始まりましたね。制作はMAPPA。監督は中山竜。
キャラデは杉山和隆、悪魔デザインには押山清高が並んだ。
公式サイト
https://chainsawman.dog/
原作:藤本タツキ、「チェーンソマン」、毎週大人気で幕を終えました。いまは2期目に入ってるんだっけ?1期だけ読みましたよ~とても良かった。マキマさんすこなんだ。
1話については、緊張度合いが高く、ダレ場なく。やや退屈なフィルムに映りました。まあそこはいいにしても、「画面の緊張からの解放」がなかったのがあまり良くなかったかなあ。ヤクザゾンビを、すべて倒しきった後のデンジくんすら苦しそうなのは論外。論ずるに値しない。
マアそれは置いといて、本題にいきましょう。
上妻晋作さん参加と聞いて飛んできました。
パートはよく分からなかったけど、ここかなあ~と
※作画シーンはすべて推測です
・ゾンビヤクザ日本刀グサー

上妻晋作作画(※推測)
刺されてから、一瞬おくれるデンジくんの反応
ゾンビヤクザは日本刀を普通に持ちながら、顔面は平行に虚ろに(カメラ方向に)
(ここのTBは何でしたのかよく分からない…)
吐血するデンジとポチタ ★

上妻晋作作画(※推測)
吐血のエフェクトがブロック状なのが面白い




きれいに消えていきますね~上妻さんの炎はもっと溜めてから消えるので、
血はもっと速く落下して画面から消えるという感覚なんだろうか
・デンジくんダウン ★

上妻晋作作画(※推測)
いっしゅん踏ん張るが、耐えられず膝が折れる
膝が折れて地面に着くまでの溜めがうまい で、連動して動くデンジの髪の毛
頭まで垂れるタイミングはパッキリと、明らかに再起不能という感じ
ここは後ろのゾンビの動きにも注目
刀を抜いてから、だらあ~っと下がる右腕と頭、肩
身体上半身の脱力感をここまで出せるか
あと、食パン
Bパート明け、デンジ回想シーンの食パンの作画は上手かったですね~
・食パンポチタ
ポチタの飲み込んで、食べる所作、かわいい
以上です。
繰り返しになりますが、本編の演出は、フィルムが緊張していた印象でした。「チェンソーマン」という物語はとても分かりやすく、「欲求と本能」と捉えていますので、その部分が演出されていなかったのはもったいなかったかな~と個人的には思います。「抱かせろ」はもっと猥雑でもいいよね~っていう話。原作の良い下品なところが出てなかったし、画面はあまりにも暗すぎた。
ただ、マアこれからだと思うので、マアそこはかとなく期待していきたい~
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キャラデは杉山和隆、悪魔デザインには押山清高が並んだ。
公式サイト
https://chainsawman.dog/
原作:藤本タツキ、「チェーンソマン」、毎週大人気で幕を終えました。いまは2期目に入ってるんだっけ?1期だけ読みましたよ~とても良かった。マキマさんすこなんだ。
1話については、緊張度合いが高く、ダレ場なく。やや退屈なフィルムに映りました。まあそこはいいにしても、「画面の緊張からの解放」がなかったのがあまり良くなかったかなあ。ヤクザゾンビを、すべて倒しきった後のデンジくんすら苦しそうなのは論外。論ずるに値しない。
マアそれは置いといて、本題にいきましょう。
上妻晋作さん参加と聞いて飛んできました。
パートはよく分からなかったけど、ここかなあ~と
※作画シーンはすべて推測です
・ゾンビヤクザ日本刀グサー

上妻晋作作画(※推測)
刺されてから、一瞬おくれるデンジくんの反応
ゾンビヤクザは日本刀を普通に持ちながら、顔面は平行に虚ろに(カメラ方向に)
(ここのTBは何でしたのかよく分からない…)
吐血するデンジとポチタ ★

上妻晋作作画(※推測)
吐血のエフェクトがブロック状なのが面白い




きれいに消えていきますね~上妻さんの炎はもっと溜めてから消えるので、
血はもっと速く落下して画面から消えるという感覚なんだろうか
・デンジくんダウン ★

上妻晋作作画(※推測)
いっしゅん踏ん張るが、耐えられず膝が折れる
膝が折れて地面に着くまでの溜めがうまい で、連動して動くデンジの髪の毛
頭まで垂れるタイミングはパッキリと、明らかに再起不能という感じ
ここは後ろのゾンビの動きにも注目
刀を抜いてから、だらあ~っと下がる右腕と頭、肩
身体上半身の脱力感をここまで出せるか
あと、食パン
Bパート明け、デンジ回想シーンの食パンの作画は上手かったですね~
・食パンポチタ

ポチタの飲み込んで、食べる所作、かわいい
以上です。
繰り返しになりますが、本編の演出は、フィルムが緊張していた印象でした。「チェンソーマン」という物語はとても分かりやすく、「欲求と本能」と捉えていますので、その部分が演出されていなかったのはもったいなかったかな~と個人的には思います。「抱かせろ」はもっと猥雑でもいいよね~っていう話。原作の良い下品なところが出てなかったし、画面はあまりにも暗すぎた。
ただ、マアこれからだと思うので、マアそこはかとなく期待していきたい~
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