2015年07月

久々の増尾爆発特集

まずは、この爆発を見てくれ こいつをどう思う?

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すごく良いです…
冗談はさておき、この爆発すげえ良いよね。巨大ビームからの全面透過光のじんわり爆発
じわあっと広がっていきながら、トゲっぽい触手煙も伸びてる

これはとある90年代後半の増尾爆発なんだけど、
なんで分かったかというと、旧劇エヴァの増尾爆発とクリソツだったんですよ



・「新世紀エヴァンゲリオン Air/まごころを君に(1997/劇場)」 増尾爆発
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これこれ 
戦略自衛隊がネルフ本部を攻撃をしているところの1カット
左PANしながらの爆発がいい。タタキとか白コマもすげえ上手く乗っかってる
(※ちなみに、旧劇はこれ以外も戦自がらみの所を多数やってると思う)

分かりやすいように、比較画像~(テッテレー

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この時期(95-00前半)は、こんな風にお団子が一杯乗っかってる爆発フォルムが特徴ですね
後は白コマとタタキの多用が特徴的



 
で、一番最初に載っけた爆発、何の作品か分かりますかね
「マイナーなOVA作品?」「なんかのゲームのOP?」とか思うじゃないですか
これだけ世に出てないと

なんとですね、





これポケモン映画なんですよ!

「嘘つくな、夢でも見てんのか」と言われそうですが、
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なんとポケモン映画の2本目「幻のポケモン ルギア爆誕」の中に出てくるんですね~この爆発

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(※余談だけど、お話もめっちゃ良かった)


・「劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕(1999)」
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しかもね、このシーンは、ルギアがサトシを背中に乗せて飛んでる所に、
敵のおっさんの妨害があって、もがいてビームを放つので盛り上がるシーンで…

要するに、めっちゃ見せ場なわけです
すごくないですか 一番の見せ場のシーンに、こんなカッコ良い増尾爆発あるのよ!
増尾爆発ハンパねえ 全国のちびっ子に爆発を刻み込んでいる


ちなみに、ルギア増尾はこの辺もやってると思う

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ビーム発射からルギアが海に落ちるまで、くらいかなあ
この辺もすごく良い


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ナディアとちょっと比較
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泡の影の付け方がすごい特徴的ですよね
外側の輪郭線に沿って付ける影が一番分かりやすいと思うんですけど
三日月っぽい影が何個も重ねられてる



「白コマ多用は、この時代の増尾爆発の特徴」と先ほど述べましたが、
かの有名な「ポリゴンショック」が1997年に起こっているので、
ポケモン映画では使いたくてもちょっと使えなかったのではないのかなと
(※その代わりに、透過光を全面に押し出して使ったかなと思ったりもする)

この増尾爆発はホントいい
ルギアと旧劇借りてきてみんな見よう! 

新人声優が主人公の音響現場アニメーション 制作はゴンゾ
「咲-Saki-全国編」以来、佐々木政勝がっつり参加作品

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Aモヤモヤ主人公、声優スタジオへ
B初現場、迷走しまくり いちごちゃんカワイイ


[おはなし]

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要求される仕事とは別の方向への努力ばかりを重ね、迷走している様を1話ではメインに(これからもきっと大部分はそうだろうけど)。現場で求められるのは高度な役作りではなく、ある程度の演技を要求してるんだけど、主人公は緊張も相まってズレが生じてる。


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冒頭は、声の演技・声優に関しての情報をインプットしすぎている様を描いてて。
本もこだわってますね、「声優になりたい」感じがすげえ上手い。『知識や情報をいくら溜め込んでも、昇華・出力できなきゃ何の意味もないことが分かっていない』という事を上手く演出してる。

コロリちゃん、これはもう業界アニメではストーリーテラーとして必須です。
めっちゃ脚本うまい人なら何とか人形なしで組み込めそうな感じもするけど、アニメについて説明するならこっちのほうが簡単で分かりやすい。


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1話で良かったのは、この凡人ライバル(いちごちゃん)の存在。
中盤、音響監督から台本の修正が入るわけですが、ここに至ってもいちごちゃんの仕事っぷりはほぼ完璧。


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「巨乳ぽい感じで」と音響監督から芝居指導されてからは、困惑しまくり。これが良かった。
「知識」というのはネットが普及した今ほとんど困ることはないと思うんですが、その一方で実践的なことは経験ないと難しい。


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主人公は気持ちばかり先行して、知識も経験も追いついてないわけですが、いちごちゃんはちゃんと真面目だから押さえる所は押さえている。そこが良い。いちごちゃんカワイイ。


ちょっと思うのは、主人公のメガネ。正直なところ、これカワイイんかなあと思ってしまう。髪も大人しめなので、真面目なキャラの印象を狙いとしているのかも。でも、もうちょっと可愛くてもええんやないかなあと自分は思います。

もしかしたら、メガネを外してからが第二形態で本番かもしれない。




[作画]

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雨宮さんは、メカとか野球のとこかなあ。
やっぱタイミング上手いっすよね。ちょっと見ただけですが、グレンラガンでの雨宮エフェクトもカッコ良かった記憶。



本編の野中ですが、さっぱり分からん。
何回か観直しましたが、やっぱここ辺りではないかと。


オペレーター声収録シーン1
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野中作画(※推測)
野中さんというと、やはり首から肩にかけての動きが良い。首の動きに連動する形で、肩や腕が自然と動くんですよね(逆もまた然り)。これが上手い。最近は(「天体のメソッド」とか)、もうちょっと枚数多くして柔らかく動かしてたと思うんですけど、デレマスからちょっとシャキシャキ動かす初期(「ゼロ魔F」とか)に戻ってきた感じがする。

うーんでも、どうなんだろう。自信ないです。北川さんもいるし、正直よく分からんです。北川さんも上手いですよね。ロボガZのイメージしかなくてアレなんですが…



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それ以外だと、後はこのバス停のシーンと主人公がマイクに進んでいくとこですかね。バス停のシーンは、重心移動が上手かった。ぐっと沈みこんでるんですよねえ、上手い。


だいたいこんな感じですね
エンディング良いです めっちゃ良い キルミー並に良い(適当)
あの人形劇はどうやってんのかなあ

謎エフェクトに期待したい
咲-Saki-みたいな 

■夏アニメ、はじまる

君嘘の余韻がようやくとれてきたような感じがする。今思い出しても良かったなあ。あとは旧作とかも見たいの溜まってて結構アレな感じ。まあ夏アニメは1、2本見て感想残す予定です。


[ちゅうもくどころ]

★それが声優
監督:博史池畠(「ロボットガールズZ」監督)
キャラクターデザイン・総作監:佐々木政勝(「咲-Saki-シリーズ」キャラデ・総作監)

政勝枠。台本とか爆発して謎エフェクト出てこねえかなあ(願望)
1話から野中いてびっくりした。しかしさっぱり分からん。


★WORKING!!!(3期)
監督:鎌倉由実(「世界征服~謀略のズヴィズダー~4話絵コンテ」)
キャラクターデザイン・総作監:足立慎吾(「ソードアート・オンライン」キャラデ・総作監)


後は「GATE」のエフェクト良さそうなので追っていきたい。OPの爆発、もうちょっと尺欲しかったけど格好良かった。大体こんなとこ。

フリッカーの追加参照例です。
(※俺しか興味ない感少しあるな!)

前記事では、フリッカー・ブレ作画って希少価値が高いかなあと思っていたけれど、よくよく考えればコマ数操作なので、頻出してますね。よく見るのはやはり鍔迫り合いとか、悶えるシーンだったり、怒りを堪えるシーンだったりなので、「拮抗」って言葉がフリッカーにとっては重要な気もする。笑いブレなんかはちょっとまた違いますけどね。あれは多分(他のブレに比べると)レア度高い。



■「HELLSING」 13話 (2001/TV) 
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セラスが攻撃された後のところ。アーカードに弾丸を渡そうと必死に手を伸ばしている。
ここのフリッカーなんかはすごく上手い使い方だと思う。腕がピクピクと震えるところは、画としては3枚だけなんだけど、これだけで画面にすごい緊張感が走る。


■「それが声優!」 OP (2015/TV)
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佐々木政勝作監OP。これは上手い笑いブレ。
こういったブレ作画の一番のいいところは、肩の動きが小気味よくなるんですよね。「ハッハッハッ」と強く笑うと、肺が膨らんで胸が押し出されて、結果的に肩が動く。そういった部分がすごくリアルで、笑いブレのベストなところと思う。


■「幽玄会社」 02話 (1994-95/OVA) 
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妖魔が暴走して、クククッとした怖い動きで少女(奈々美ちゃん)を襲おうとしている所。
何かクモみたいで気味悪く、ホラーチックな動きになってますよね。不気味さという点でもフリッカーが効果的なのは、前回述べた通り。滑らかにあえてしないことで、不気味になる。


■「サマーウォーズ」 (2009/劇場)
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栄おばあちゃんに斬ってかかられるシーン。ユパさま並に痛そう。
グググッと、両者が拮抗してますよね。ここの拮抗は力というよりは、思い。侘助はこの前のシーンでギャグみたいにすっ転んでるわけですが、このシーンを堺に一挙にシリアスになる。一番大切に思ってる人に、自分のして来た行いが認められないことの苦痛な思いのぶつかりみたいな。そんなものが表されているように感じる。


後はTwitterでぼちぼち見かけたのが、キャラが驚いてる時に起こる瞳孔の動きとかがフリッカー(ブレ)の一種かもなあということで。言われてみれば確かに…という感じで。このサマヲとかが分かりやすいと思うんですけど、これはいろんなとこで見かけますね。

瞳孔ブレ
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これは物語ラストの方で、OZの暗号を暗算で解いてるところ。
まあこれはフリッカーというよりは、単純なブレ作画なのかなあと。瞳孔の他には、影とかでブレさせるヤツもありますけど、あれも多分フリッカーよりはもっと単純。フリッカーっていうと、もっとこうグググッとした感じで、ジグザグに中割り(そこそこ複雑なシート操作を)してる気がする。広義だと、こういうブレも全部含むのかもしれないけれど。

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