2021年05月

■講師の話の続き

で、まあ、名講師、県に一人いるかいないかのレベルの講師になってくると、今度は悪い問題が起きてしまう。それは「能力が足りない人を受からせてしまう」ことですね。地頭もなく努力も不器用、だけれど、公立入試、私立入試の傾向を完璧に掴んで、ここさえやっとけば得点ができるような授業ができてしまう。案の定、その生徒はその高校や中学でついていけないわけです。これが大きな問題点ではあります。

これがなぜできるかというと、賢い生徒だけを見てないんですよ大概の名講師は。すんげえバカも見てる。みんなが思っているようなバカっていうのは勉強しない人だと思うんだけど、そうじゃなくて、勉強してるけどできない人とか、中学生なのにひらがなすら覚束ない、そういう本当に教育に困っている人を見てきた経験がある人っておおよそ素晴らしい講師になるんですよ。

賢い子っていうのは、まあちょっとだけ悪いクセを直してやれば、あとは自分で解決できますので。そこでだいたいの講師は、自分の指導が上手いと勘違いするんです、能力もないのに。そういうにじみ出る横柄さが鼻について、だいたいの指導者に対して尊敬の念をもったことがない。ああ、これは自分の能力をきちんと把握できていない講師だなあ、と認識をする。自分の能力すら把握できないのに、どうして他人の子供の学力を完全に掌握できるわけもなく。



■アニメ・漫画

じけんじゃけん!」という本を配信で教えてもらって読みました。良かったですよ。作画の人は、自分の画力に自信がないようでしたが、ぼくからすれば画力(※ちょっと言い方が難しい)がなくてよかったです。画力というか、絵の艶というか、そういう部分があると、あの先輩はえっちすぎてお話に入っていけないだろうし。解剖学的だなあと思うことは多々ありました。筋肉や骨から真面目に書こうとしているのは読み取れましたね。まあ、だからこそ、えっちにならないんですが。

記事かくかもしれないので、このていどで。

あとはリハビリとして見るアニメをぼちぼち決めていこうかなと。
今季だと目ぼしいのは何点か見繕っていまして、(4/3に決めてる)

・やくならマグカップも
公式PVの服のしわが良い
しわが良いアニメは基本、画面に外れがありません

・究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
このタイトル見る気起きねえな何だこれ
これは公式サイトのトップ画像がアダルトアニメみたいだったからですね、選定理由は。次のPoro作品ですって言われても信じてしましまいそうなぐらい、アダルトちっくなキャラデ。


・えとたま ~猫客万来~
えとたまは神。たぶん。しらんけど。



あとエウレカの最初のやつ(たぶんテレビ)を今更見る予定
・エウレカ
・エンジェルビーツ
・ひだまりスケッチ

このへん!!!!

( ^ω^)・・・

「エウレカ見ないで柿田とか村木のこと語ってたの!???」

( ^ω^)そうだが??
( ^ω^)聞いてくれ、これは仕方のないことなんだ

アニメーターを一人(きわめて執着をもって)追っていくということは、すなわち、テレビアニメやOVAの「どこかの話数のみ」を見る作業を繰り返すことになる。つまり、すべては見ない。話も分からない。すべて見てたら時間など足りん。そういうやり方で3年ほどやったので、染み付いてしまった。マアもともと、お話なんてさほど興味がない。

他におすすめあったら教えてください。常に募集してます。

今週もいただきました( ^ω^)
ありがとうございます。


アスリートの新型コロナのワクチン摂取・東京五輪開催の是非などに対する態度・オピニオンについての整理
http://royal2627.ldblog.jp/archives/58014149.html

同意です。巧妙に脱政治化された発信ばかり持て囃されるのはもううんざり。
(FC2拍手より)
まあ、こればっかりはもう多くの人(?かな)が思っていることですね。いただいたコメントでは、巧妙にという表現が素晴らしく適切かなと思います。
”脱政治化”された発言というのは、たとえば、今回でいうと、

・「いま争っている場合ではない、国民みんなで五輪を頑張ろう!
建前:争いはよくない、五輪を頑張ろう
本音:政府を批判するな

・「医療の現場はいま逼迫している、枝野さんも政府と一丸になるべき
建前:医療現場の逼迫を混乱させるべきではない
本音:野党は政府対策に対して批判をしてはならない


こういった本音と建前がまったく違うもの。つまるところ、「最初から本音を言え」と言いたくなるような、あくまで中立的立場な保って行う党派性のある発言です。マアこれは卑怯ですよね、自分の立場をまさしく”巧妙に”隠したままで、批判の非難を行うわけですから。

それを持て囃すのもありえません。感動を届けようとか、そういった薄っぺらいスローガンにじつはプロパガンダが含まれている。利益誘導がなされている。そういう実態のないものが日本は得意になりすぎました。残念としかいいようがない。



こういった発言によって、ぼくは反日左翼だとか、売国奴とかよく言われるんですが、マアいっさい構いませんね。冷笑主義・ニヒリズムや「だれかがどうにかしてくれるだろう」みたいな思想では、物事はまったく解決しないとわかってしまった、それがコロナ禍における不幸中の功績です。

ぼくの友人も国体に出ようとしていて驚きましたよ。自分本位でしかない。ここまでくると笑ってしまう。まるで政治の世界が、ぼくらが生きている世界とは別のどこかで行われているような、そういった言動なんですよね。なにも考えていない。すごいですよ、いまの20代後半は。自分の体が直接ガソリンで燃やされてもギリギリ気付かなさそう。そういった思考しか見えない。



<コーチング・講師について>
塾の子のコーナー( ^ω^)

やたらめったらコーチングという言葉をさいきん耳にします。
まあ何らかのスポーツなどにおいて、指導者が選手に教える、というだけなんですけど、あまり上手くいっている例を見ない。というのも、塾業に少しばかりでも携わっていると、

・もともと生徒側に素質があった(こちらサイド0)
・こっち側で改善を行い生徒も能力を上げて、結果が残せた(こちらサイド30)
・能力がなく、無理やり結果を残した(こちらサイド100)

という感じにだいたい3パターンに分けられるので、結果だけだと分からないんですよ。
「このコーチの指導力が素晴らしい」みたいなのってわからないんですよ。いっさいね。それはコーチングしている側も気付いているはず。厳しく指摘すればいいわけではないし、かといって甘やかせばいいわけでもない。途中で生徒を投げている例をみるとコーチングなんて名乗るなよと言いたくなりますよ。だから、指導って世間が思っているより難しいんです。


講師って、お師匠さまですから。なにをもって講師と呼ぶかなんですけど、やはり「確固たる信頼」を得ないとダメなんです。青少年期の少年少女というのは、両親いがいに信頼たる大人を作ることが難しいのです。人生の岐路に立ち、人生に関する相談までする、それぐらいの信頼です。


世の中の人は、講師を舐めすぎているといのが今回の本題。だから、平気で先生になったり、アルバイトで塾講したりするじゃないですか。ありえないですよ、塾の子としては。もしかしたら自分が教えたことによってとても悪くなってしまうことがあるかもしれない。人生に大きな影響を及ぼすかもしれない。もちろん、それが誤解で直すことができれば問題ないんですが、基本的に塾講って期間限定なので。それを放置したまま、ルンルンとアホ面で帰っていくわけです。

おれは教えたぞ、と。そんで、ちゃんとした”講師”がその尻拭いをするんですよ。


セバスチャン・ベッテル(33歳/ドイツ)
F1レーシングドライバー/現・アストンマーティン所属
※史上最年少ワールドチャンピオンを含む4度のチャンピオン(2011-2013)
「バーレーンでワクチン接種を受けるというオファーがあったけど、まだ自分の番ではないのでワクチン接種を控えさせてもらった」とセバスチャン・ベッテルは RTLnに語った。

「僕が使わなかったワクチンが他の誰にメリットをもたらすかどうかは分からないけど、僕にとっては原則の問題だ。ワクチン接種を希望する人はたくさんいる多くの人が待っているか
若い人は年配の人ほど危険にさらされていないので、自分の番になったときに接種しようと思っている

引用元:セバスチャン・ベッテル、新型コロナのワクチン接種の機会を断る
https://f1-gate.com/vettel/f1_61765.html

ここ近年、レーシングドライバーとしてはパフォーマンスを落としてしまっているベッテルだが、意見は明確だ。自分よりも年配者(重篤の可能性が高い)を優先する/して欲しいし、多くの人が待っているので、今は打てないという態度。




新谷仁美(33歳/日本)
陸上競技/長距離(3000m~10000m、マラソン)
※興譲館(岡山)の傑物
※10000m走の日本記録保持者、同競走の記録はアジア歴代5位
※新谷さんは陸上競技では知らない人がいないくらいだろうの怪物。とくに岡山・興譲館高校時代は「3年連続区間賞」という前代未聞の記録も達成。近年は故障してしまい一時は引退までもしたが、2018年から現役に復帰。2020年の競争において女子10000mの日本記録を叩き出した。

自分が打たないことで他の人に危険が及ぶのであれば打ちます。打ったことでの症状は異なっているので、そういう面では、正直なところ恐怖もある。症状がどう出るかは分からないので、打ちたくないなという気持ちはあります。アスリートにワクチンを打つのは、個人の意見ですが、どの命に対しても、大きい、小さいは全くない。アスリートだけが、五輪選手だけがというのは、私としてはおかしな話だなと思う。優先順位をつけること自体がおかしな話。国民であっても、五輪選手であっても、アスリートであっても、そこは平等に、どの命も守らないといけない。平等に考えていただきたいなと思っています」。

陸上新谷仁美「五輪選手だけ おかしな話だなと」 ワクチン無償提供に
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/athletics/news/202105080000596.html

オピニオン・態度はとても丁寧かつ明確
ワクチンに対して他人にへの感染という可能性があれば打つと明言。ワクチンの副作用に対する恐怖も実直に述べている。その上で、アスリート・五輪選手のみがワクチンを優先するのはおかしいと明確に発言している。陸上競技選手は、有森裕子の時代から意見をハッキリと言う傾向にありますね。




桐生祥秀(25歳/日本)
陸上競技/短距離走(100m、200m、4*100mリレーなど)
※日本人初の9秒台到達者
「高齢者の方が優先だと思う」とした上で「自分の意思のしっかりもってどこかで発言できるようにしたいと思います」
(引用元は新谷の項と同じ)

ご存知、日本陸上短距離界の星、桐生君
オピニオンを考えている中でも、丁寧に発言。高齢者が優先という態度。自分の意思を考えて明確にしたいという思いを発言する誠実さも垣間見える。陸上競技はハッキリとタイムが出て評価も決まるので、そういった点でこういうアスリートが多いのかもしれません。

短距離走は、正直に言えば、選手寿命がとても短いです。万が一感染した場合は、最盛期・ピークのパフォーマンスを発揮するのはほぼ不可能。そして、五輪が延期された場合でも、パフォーマンスの低下は避けられない。その中でのこの発言はぼくとしてはとても評価したい。立派としか言いようがない。




大坂なおみ(23歳/日本・アメリカ)
※全豪・全米オープン優勝者
英BBC放送のインタビューで新型コロナウイルス禍での東京五輪開催が適切かと問われ「正直、はっきりとは分からない」と答えた。「私は選手で、もちろん五輪でプレーしたい」としつつ「でも人間としてパンデミック(世界的大流行)の中にいる。人々の健康が脅かされ、安全でないと感じるのであれば、それは本当に大きな懸念材料となる」と話した。

 9日には記者会見で「人々を危険にさらし、非常に不安な思いをさせるのであれば、話し合いがなされるべきだ」と語っていた。

大坂なおみ、五輪への葛藤明かす
https://this.kiji.is/764723592532639744
冷静ですね
選手として:五輪でプレーはしたい
人間として:人々の健康が脅かされている中では懸念となる
この2つに分けてしっかりと意見表明をされている

その上で、不安な思いが解消されないのであれば、議論が必要だ、という問題提起までしている。完璧ですね。




錦織圭(31歳/日本)
テニスプレイヤー
※日本人最高の世界ランキング4位
※アジア出身として史上初のグランドスラム決勝に進出(2014)


前述の大坂なおみのインタビューの内容を受けて、
東京五輪開催について「(新型コロナで)死者がこれだけ出ているということを考えれば、死人が出てまでも行われることではない」と、疑問符を投げかけた。

錦織は、昨年8月に、拠点とする米フロリダで新型コロナに感染。味覚異常が続いた経験を持つため、「究極を言えば、(五輪期間中に)1人でも感染者が出るなら、気は進まない。コロナが患者が出ない時にやるべきかなとは思う」と強調する。

もちろん、「アスリートのことだけを考えれば、やれた方がいい」と、五輪出場が悲願の選手たちに理解は示す。ただ、「どのような話し合いが行われているのか、どんな(感染対策の)バブルができるのかが分からない」と、東京都や組織委員会から発信が少ないことに戸惑いは大きい。

錦織圭が東京五輪開催に疑問符「死人が出てまでも行われることではない」
https://www.nikkansports.com/sports/news/202105100001053.html



これは動画を見たほうがいいですね。日刊スポーツは要約もまともにできない。

かれは今イタリア国際に出ているわけです。「五輪には反対するのに、自分は大会に出てるじゃないか」とかトンチンカンな文句が出てくるのは分かりきっているわけで。その辺をまとめていない。

イタリア国際は選手100人ていどの小さな大会で感染防止を徹底したテストのような大会である一方、五輪では1万人規模の選手が世界各国から集まり、選手村で同居すると述べている。そこでバブル形式(*)の対策ができていたとしても極めて厳しいし、できていなければ集団感染が起きてしまうリスクは跳ね上がるだろうと。だから、今の日本(※医療逼迫、医療崩壊のような国民の健康危機)状況では、五輪開催は難しいのではないか。そこまでして、開催する意義とはなんなのか。そう述べていますよね。

(*)バブル形式の対策
選手を外界と遮断「バブル」方式、スポーツ大会に定着
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODH252SM0V20C21A1000000/

選手および関係者の外部との接触を極力遮断する、という感染対策の形式を指します


新谷から錦織圭すべてに共通するのは、本質的な論点に絞って意見を表明していることです。アスリートが可愛そうとか、これまでの練習が無駄とか、辞退云々という枝葉ではなく、五輪開催もしくはワクチン接種について、いちアスリートかつ国民の立場として発言している。そこが議論を複雑化させていなくて良いですよね。とてもスマートな態度で意見発信をされている。

この取材の半分が海外(BBC)によるものというのも今のマスコミの機能不全を表しているんじゃないんでしょうか。本当は日本国内のメディアがやることですよね。情けない。



**なんかなあ|4/13
http://royal2627.ldblog.jp/archives/56642111.html


昨年述べた通り、やはり「意見・態度・オピニオン」を明確に出していかないとだんだんと信頼がなくなっていく世の中に変わりつつあると思います。沈黙や曖昧な態度をもってして、これまでは対応できていました。なにも言わないひとは、なにかを言う人に比べてリスクがありませんから。ただ、そういった人たちにもマイクが差し出される段階になってきた。もうなあなあな態度でいることは許されない。

いい傾向だと思います。そのときに意見をもっていなかったとしても、思考力と良識をもって、一つの問題についてトコトン考えること。そして、自分の意見を発信すること。もはやニヒリズムや事なかれ主義では解決できないと分かったからですね、そういうことがコロナ禍で判明してしまった。

爆発のリハビリをする



・追告 B『シン・エヴァンゲリオン劇場版』


上記動画より




火花・ガヤ
001
このあたりのシーンはショックコマ入れすぎていて、画面がピカピカしすぎていた 惜しい



002
ここは、発光表現と白コマのタイミング
すばらでした 本当に
(※13号機のこういうぼかし発光ってなんていうんでしたっけ…?)


003
ちょっと火花を過剰に入れすぎな印象もある
高速回転する歯車で切っているので、けっこう入れても良さげなのかも?



004
ここの一連の火花、お見事でした
中央の重要箇所は大きく火花が発生しており、部分によって明らかな差が見られた
これこそまさにディテール表現だなと




さて爆発にいきましょう



敵艦隊からの攻撃1
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庵野秀明作画(※推測)

この爆発は、割と特殊かなあと思います
手前で一旦小さい爆発が起き、その後に2回ほどにわけて大きな振動ともに広がっていく。ここはとうぜん大きな衝撃・ダメージを表現しているわけだけど、どちらかというと爆発本体よりもヴンダー艦隊が揺れることを強調しているので、相手(冬月副司令)の攻撃力を表現したいのではないか。

あと、庵野秀明って球形にこだわるので、爆発が球形スタートなところが作画の推測点です。



敵艦隊からのからの攻撃2
20210501234129

庵野秀明作画・全原画(※推測)

初弾の爆発からの白コマが入っていく流れが良い。故・増尾昭一さんと勘違いさせるほどの、白コマのタイミングが素晴らしい。これは1コマ単位で撮影スタッフも奮闘したことだろうとおもう。ガヤ・破片などのタタキもいい感じ。




シン弐号機の後ろで起こる爆発
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村木靖作画(※推測)

ヒトデのような爆発(※尖った煙の足が何本も伸びていますよね)が一挙に広がっていき、カメラの前面にまで押し寄せてくる。弐号機を囲い込むように広がるので、割と平面的なエフェクトにもかかわらず立体感が出る。

これだけ球面に対してディテールが少ない爆発が見れるのはレアな感じですね。白コマは庵野秀明の項と同じく。ここまで良いタイミングは中々ない。これには増尾さんも喜んでいることだろう、いや、もっと厳しく1コマずつやるかもしれないけれど。



シン・エヴァ本編のエフェクト作画も良かったです。庵野/村木/金子/橋本と、少数精鋭で綿密なエフェクトがあった印象。CGエフェクトはどうだろう、あまり記憶がない。

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