GOMISTATION.DK

2025+1.0

2021年07月

2部構成( ^ω^)

その1じゃぞ( ^ω^)

[修正済]
コメント主です。
詳細な解説を頂いきありがとうございます。
イアキさんが好きなアニメのエフェクトを解説して頂ければと思いコメントしたのですが、1*まさか自分が貼った動画を直々に解説して貰えるとは思いませんでした。

2*コメントを改めて読み返すと言葉遣いがフランク過ぎて「誰だよテメーは」みたいに感じてしまっていたら恐縮です。

金田系っぽいビームは特徴あるので解っていたのですが
3*他は「言われて見ればそうである」という具合で、逆に言うなら言われなければ何度見ても自分は分からないと思います。(実際この動画は今まで何度も見ています)

4*アニメを見たあとで作画wikiを見て「あ、その人がいたか」となることも多いです。

5*結局の所は自分がアニメのどの部分に興味があるかということに終始するのだと思います。
ボンズは超高速のサーカスは村木靖でとにかく凄いところは中村豊というぐらいならわかるのですが。
コメント返信その13/エフェクト作画の見方
(※旧題;エフェクト解説夏期ゼミ/5つのポイントで楽しく見れる)
http://royal2627.ldblog.jp/archives/58278608.html

1*
まずは貼ってもらった動画が予想以上に良かったのと、自分が選んでしまうと好き嫌いのような偏りが出てしまうかもなと思ったので該当動画を採用しました。たぶん貼ってもらった動画を解説した方が「ぼくはこんな感じで見てます」とダイレクトに伝えられると思ったので。

・・・というのはまあ後付で。ぶっちゃけなにも考えずに動画のスクショ取って、どっか分かりやすいところないかな~みたいなノリでやっただけですね。ちょっと正直、どうしようかな~と考えていて取り掛かるまでに時間がかかりました。もう少し分かりやすくできるとおもうので、第二弾を出そうと思っていたところにコメント4件で二度見しました。ありがとうございます。



2*

こういうこと?( ^ω^)

(※30秒あたりからのおめえも~のところ、完コピしようと配信で練習している)


いえいえ!まったくそんなことはないですよ!
逆に、「丁寧な言葉遣いだったら相手をどこまでも追い詰めてもいい」みたいな思想の人々もはてブとかTwitterにたくさんいるんで、今のインターネッツは。そういう方が僕はめっちゃイヤですね。そういう対外イメージを意識したテキスト・第三者を意識した言動、トーンポリシングみたいなことで損してきている人生なんで、余計にそう思うのかもしれません。んで、それって2chではいっさい起きないんです。どんだけ厳しい・汚い言葉を使っても、重視されるのは内容なんで、「キレイな言葉使ってないからキミ減点ね^^」みたいなことが議論中(もしくはレスバ中)に起きたのを見たことがないですね。だからこそ、2chはなんだかんだ好きですよ。他のサイトにはない実直さ・正直さがある。


( ^ω^)脱線失礼



3*
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この辺はどうなんだろうか…慣れの面が大きいと思いますけどね。
もちろん、2時間ずっとこんな風に画面を見たりはしませんよ。もうブログをやっているせいもあって、クセになっている感じはしますけれど。気になったところだけ、集中して繰り返して見ているみたいな。

とある良いエフェクトA」があってスタートするんですよ。あっこのエフェクトすごい良いな、だれが描いたんだろう。んで、すぐに特定はぼくの知識量では不可能なんですよ。いまもむかしも。ですので、論理的に、地道に、こう一つ一つの形、タイミングを追うことを繰り返します。

それで!エフェクトはとくにカゲのディテールが重要だと考えているのでぶっちゃけ8割方そこばっかり見てます笑。エフェクト作画のスタートはカゲの模様です、個人的に(※これを前回言い忘れました。ちょっと、かっこつけましたね前回は)。爆発、煙表面のディテール、模様はどうなっているのか、そういった部分をトコトン追う感じですね。そこで差が出たり、似通っていたりするので。





4*
ぼくもです( ^ω^)
(※そろそろ、ぼくもですイラストを作ろうと思っている、思っているだけで終わりそう)

さいきんでは、ずっっっっっと村木サーカスだと思っていた、「マクロスプラス」のガルドがゴーストと戦闘するシーンが板野一郎作画だということに気付いて、ああなんでこんな思い込みをしていたんだろうと謎でした。まあ、人間そんなもんです。そんなもんですわ。



5*
DgJCbLWUcAEiwe-

まさしく!その通りだと思います!
ぼくはキャラクターの記号的な部分(手首、太もも、ふくらはぎの造形、耳の形など)にいっさいの興味がないので、たとえば、藤井慎吾は足首の作画もいいよね~とかに共感できないんですよ。キャラクター、アクション作画はタイミングと関節でしか基本は見てないです。そこにしか興味がいかないですね。いま興味をもてないものも、将来は興味を持つかもしれないので、捨てずに放置してます。

自分の関心範囲外にも、興味を持つことはもちろん重要ですが、収入があることではないので。仕事だったら、とうぜん関心範囲外のものもきちんと見ます。でもこれワークじゃねえから!ワーカホリックでもねえから!って感じでスルーしてきましたね。さいきんは、それなりには見ています。でもワーカホリックじゃ(ry (※あと、アダルトアニメだとまたちょっと変わります)








二部構成、その2
( ^ω^)じゃぞ
6*もしかしてイアキさんは何度も画面を止めて見ているのでしょうか?

私はアニメ本編は一度しか見ないことがほとんどですが、
7*原画集が好きで暇さえあれば見ているタイプなのでそこから判別する事が多いです。
原画なら絵をじっくり見れますし、番号の書き方や影の塗り方も特徴が出て、アニメーターの個性が際立つので分かりやすいです。
ガイナックスは原画集をたくさん出してくれるのでかつてはアニメーターのパートと話数を諳んじて言える程でした(隙自語)

そもそも
8*原画からアニメーターを判別してる人っているのでしょうか?
ネットは広大と言えどそのような解析をしてる人はまだ見たことないのですが、イアキさんはご存知でしょうか?
昔、9*アニメーターの作画MADを投稿しており、番号の書き方から推測して作画wikiにも載っていない作品も入れていたりしていたのですが、今思うと番号の書き方ぐらい似てる人もいるかもしれないし軽率な判断だったかもしれないと思っています。
引用元;同上


6* ★★
doyagao

そうですね。気になったカット、シーンについては、際限なく止めます。何度も止めて、5秒戻ってまた見て、止めて、コマ送りしてみたいな。というか、止めないとよく分かんない…( ^ω^)コマ送り多用人間ですね、あとはもう気になったらひたすら繰り返し見ます。10秒シーン、4カットくらいだったら、気になるカットを20~30回ぐらいはリピートするんじゃないんかな。数えたことないから分かんないですけど、「あ!こういう感じか(感じなのかも?)」っていう感触が掴めるまではリピートとコマ送りと止めをして映像を見ます。




7*
原画集とは熱心だなあ、すごい( ^ω^)
よほど執着している、たとえばぼくでいえば、増尾昭一さんくらいに行き着かないと原画集にはいかないですねえ。その原画集に載っている原画は、とうぜん線画工程に行く前の「劣化していない最高の状態のもの」なので、好きな人のだったら見たいな、くらいの感覚ですね。

線画工程って劣化の工程なんですよ。全原画でもそう。劣化の工程。「エヴァ序」の増尾昭一原画なんてもう凄まじいのに、映像になったらあれですよ。あんなにひどい。原画ではこんなにすごいのに、ここの大事な線が無くなっていたり、細く・太くなっていたりして劣化している。だから、みんな大好き吉成鋼はぜーんぶ仕上げまで自分でやるじゃないですか。あれは極力、原画の劣化を防いでいるんですよ。言ってしまえば、自分の描いた原画の意志は第三者には完璧に伝わらないじゃないですか。自分が思い描いている色調や雰囲気、そういった意志・意図の漏れが劣化につながってしまう。だから、第三者にそれを任せるのを辞めて自分でやった方が劣化を防げるということですよね。

あとは、映像と紙という媒体の違いで、ちょっと脳内で誤差が生じてしまう、みたいにはちょっといま思いました。その、発見した特徴に(異なる媒体のせいで)差が出てしまうと思う。紙ではこういう感じだったけど、映像だとああいう感じになってて、みたいなちょっと面倒くさいことになってしまいそう。ぼくは、の話ですよ。

基本的に映像スタートなので、映像で比較してやるほうが楽かなと。まあ面倒くさがり屋なだけです。いちいち原画集とにらめっこしながら特定作業なんて、やっぱりサラリーもらわないとやりたくないです。あ、コメントされている方の否定ではないですよ!そういう方法もあるとは思うけれど、僕にはとうていやれないな~という感じ。原画集から判定する人も少なくはないので。




8*
アニメ映像の「原画」ってことですかね?それでも原画集の原画ですかな?( ^ω^)
うーん、どうなんだろう。
前者だったら、動画も含めてですけど、たくさんいると思う。ということは後者なのかな。後者の場合も、それなりにいるとは思うけれど…ここは申し訳ないけれど、詳しくもう一度質問してもらいたい。ここだけ!



9*
昔、アニメーターの作画MADを投稿しており、番号の書き方から推測して作画wikiにも載っていない作品も入れていたりしていた


( ^ω^)…え?


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(※じけんじゃけん!01巻32頁)

いやもう大先輩やん( ^ω^)
ぜったい「あんていなふあんていなダイアリー」とかの時代の人やん。今の作画文化を作り上げた人やん。パイオニアやん。やべえよやべえよ…


いやあ、まあでもけっきょくのところ、自分の推測(目)がすべてですからねえ。作画wikiなんてミスも多いし、放置されている箇所も多いし、検証されていない箇所なんて数え切れないほどあるだろう(※検証したのか議論ページとか欲しいけど、もうその役割はbooruで済みそうですね)し、そんなに確信をもってはぼくは見てないです。

なにが言いたいかというと、推測で間違っていたとしても、それはそれで仕方のないことだし、作画wiki記載は別に確定しているわけではないだろうし、自分がこれだ!と思って選んだ作品を入れたのは自分なりの根拠を信じた勇気ある行動とぼくは思います。




9** ★★

それで、もう間違えることは仕方ないんですよ。専門家じゃないんだから。誰かに迷惑をかけるために、わざと間違えているわけでもないので。これは別に開き直っているわけじゃなくてね。

楽園追放のエフェクトを取り上げたときに、「ぜんぶ橋本敬史作画」って書いちゃって、京田監督から怒られたんですけど(とうぜんですネ)、もうそれは謝る以外ないじゃないですか。それで、いまはこういうネット社会ですぐに訂正ができるから、「すんませええん!」ってすぐに訂正しましたよ。その上で、京田監督から「ここはこのひとだよ~」って丁寧に教えてもらって、ああこれはこのひとが書いてんねやなあ…すごいなあ…となったので、僕にとってはありがたい限りでした。

京田監督にはとても紳士的な対応をしていただいた。おそらく関係者各位に迷惑はかけてしまったけれど、すごく大きな事故・事件(※デマの広がりは最小限に抑えた/デマの放置には繋がらなかった)にはならなかってよかったなあという感じ。にしても、これぜんぶ橋本敬史作画はなにがあったんだろう…( ^ω^)とうじのおれ。流石にそれはダメだろう、それは。いま書いてて汗ダラダラぞ。



話を戻します。とうぜん、ものごとは失敗した・間違えた後が大事です。上記のようなことがあった後に、懲りもせずにテキトーにやってたらダメですけど、それなりに精査するように改善はされた(※と思う)。それでしか、人間は成長できないんですよ。やけに作ヲタ(※いや日本人特有の性質ですね)は間違いやミステイクに厳しいですけど。仕方ないじゃん、ミスはつきもの。事故は起こるさ。そういう精神でやらないと、もうキツイでしょう。意図的(※つまり、ネガティブフェイクニュースのようなもの)じゃなかったら別にいいと思うけど。間違いを恐れたら、結果的に発展しないんですよ。

もしエウレカセブンを全部見れないなら48話『バレエメカニック』だけでも観て欲しい。
当時視聴していた10代の私はストーリーが全く理解出来ずただ何となく流し見していただけでしたがこの話数だけは強烈に覚えているほど良い話です。
ベタなストーリーなのでここだけ観ても多分理解出来ます。

と言っても1*社会人ともなればたった一話見るだけでも気が重いのが現状でしょうし、劇場版のアクションシーンがほぼ全部入ってるお得な公式PV(約3分)も貼ります。
https://www.youtube.com/watch?v=TEV85faqXYk

2*エフェクト見分けるの苦手なので個人的にいろいろ解説して欲しいです。


稲作変身9/4クールは罪づくり+板野サーカスすこし
http://royal2627.ldblog.jp/archives/58172896.html
※旧題;エフェクト解説夏期ゼミ/5つのポイントで楽しく見れる
(※代ゼミ風に仕上げたのに誰もシェアしなくて悲しくなって変えました)

1*
( ^ω^)まあ1話ぐらいなら見れるでしょ→_(:3」∠)_)→いろいろ→_(´ཀ`」 ∠::)_
先見の明があるネ!

2*
エフェクト作画は、基本的に5つ*の要素に分けることによって処理しています。

0:そもそも、爆発か煙か?
1:フォルム(全体)はどんな感じか
2:ディテール/特にカゲ、ハイライト、透過光はどのように入るか
3:タイミングはどんな感じか
4:破片など(その他のディテール)はどれくらい大きさと量か

*増えに増えて5つになりました、最も大事なのは0、1、2です

ぼくはまあ正直にいえば、このエフェクトすごいなああ?ってなってから調べるので多くを見分けられることに意味は感じません。ですが、見分けるのであれば、この記号的な処理でおそらくできるようになると思います。


映画『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』 KAGAMI「Tiger Track」 PV


( ^ω^)このアネモネって娘かわいい


良いPVですね!テンションも上がる

煙1
a001

普段どのように見ているかヴィジュアル的に説明していきますね~


a001

まずは煙のカゲの付け方/付き方を見ます。
ディテールはもっとも個人の特徴が出やすい部分であり、そういった面ではキャラクターよりも記号的なパターンで分類しやすいです。あとこういうミサイルの後ろの排煙っぽいものは、煙の伸び方にも注目して見ています。どれくらいの速さ(タイミング)、どんな風に形(フォルム)が変化するのか。



煙2
a002

次はこれ( ^ω^)
考えていこう




kai002-2

ここは煙の大きな塊が2つくらいあるな程度でおk
右端にも一つあるけど、そういうのはイラストでいじった後にもよく見つかるのでキリがない

形(フォルム)がでこぼこしてるな~くらいには捉えましょう
ここは感覚的にでいいような気がする、そこまでカッチリとフォルムで追えるアニメーターは板野系の人々か金田系の人々のみ。要するに、けっこう極端じゃないと無理なので。それなりにボコボコしてるなっていう感じ。




ビームっぽいもの1
a004
ここはもう2点しかない



kai004
はい( ^ω^)

ここはビームの形とタイミングが特徴的でした
こういう金田系な感じでやる人はそんなに多くないので、けっこうこの段階で絞れますね。
形→タイミングと、「これを連続でやるのはこの人しかいねえ!」で絞れる場合はけっこうある


煙と爆炎1
a006a007

ここ普通にすごかった
(※まあエウレカで良くないエフェクトカットを探すほうが困難でしょうたぶん)


kasietu006-1kaisetu006-2

青はフォルム、緑が表面のディテール(カゲ)、赤は表現的に良かったところ
けっこう青で区分していますが、これぐらいで分けて見ているときもある。あったりなかったりしろ。緑は基本的に十字みたいなディテールを囲んでいます。このひとはこういうの多用するのね、みたいな、そういうふんわり感

表現的にすごいのは、真ん中の爆炎が上昇してくる際に、サイドの煙が影響を受けて光ることですね。これはお見事。つまり、まあこういうめんどうくさいカット/表現まで一切手を抜かない、妥協をしないっていう姿勢も特徴として同時に掴むことができると思います(適当)



煙とビーム
a009
なんかすごい( ^ω^)



kaisetu009

ビームの反射光が煙に映ってますね、ピンクのやつ
あとはなんだろう…もこもこした煙がちょっと階層的になっている感じが少しありますよね。そこはちょっと特徴っぽい。ぼくならこの段階で、この煙には「もこもこクリームパン」って名前をつけます。自分なりに分かりやすい特徴名をつけておくと、他の映像を見た時に思い出しやすい。

青色で斜線入れてる部分は、全体カゲを入れているからですね。
特徴かも!みたいな仮定を立てることも大事


もこもこクリームパンをバカにしたキミ、先生怒らないから前に出なさい( ^ω^)



船と爆発と破片と
a016a017

ここは2つほど
煙以外で




kai016kai017
はいそうです

尾っぽ煙(ピンクのヤツ、※一時期、触手煙って呼んでた…( ^ω^))
あとは、中央の破片ですね

破片は3番目くらいに特徴が出やすいかも?
破片でめっちゃわかるひともいるし、そこまでじゃない人もいる。けど、やっぱり破片は個性の出どころの一つだと考えています。だから、個人的には要素の一つとして独立させてますね

破片は、
:どんな形か
:どれくらいの大きさか
(できれば):その場に留まるか留まらないか、落下するならどれくらいか

程度で大丈夫かと

( ^ω^)細かく見るのは良いことだけれど、細かく見すぎるとノイローゼになる
( ^ω^)いちばんはたのしくたのしく





破片2
a018

( ^ω^)だんだん分かってきたんじゃないかあ!?






kai018

( ^ω^)これもこもこクリームパンじゃない?
感触としてけっこう似てる
※感触・感覚はすごく大事にしよう、それを言語化するのは大変なときもあるから「イメージの感触」のようなものを持とう。

あと破片でかい、めっちゃでかい
「棒状+まあまあでかい」破片、これで絞れる。けっこう絞れる



エフェクト^実践編
a019

まあこれは経験値でわかるひとがいる爆発





kai019

村木靖作画

どこで見分けたかというと
フォルム=球形・円形
ディテール=ジャギってる周りの尾っぽ煙

ここで99%村木判定になります( ^ω^)





エフェクト^実践編2
a020

なんか練習問題みたいになってる…( ^ω^)




kai020

はい、最初のがうまくいかなかった人も今度はたぶん大丈夫
村木靖作画

村木靖の爆発は、球形・円形を重ねて、こう、全体のフォルムが「ぶどう」みたいな形になることが多いですね。ちなみに村木靖は煙もいいから、暇さえあれば見たほうが良い。見て欲しい。見てくださいなんでもしますから。

村木はサーカスばかり注目されますが、エフェクトが本当にええのよ…( ^ω^)
90年代から今にわたって、最前線で活躍してるの普通にバケモノじゃない????



エフェクト^実践編3
a024a025

フォルムでだいたい分かる、けどこれは慣れやな
これはタイミングも大事(動画では1m50sあたり)





kai021kai022

泡のようなフォルムが迫りくる
ビームが船を突き破って、円形に穴が空き、溶けた部分がいちぶ空へと舞う
この連続パターンが重要なんじゃ~
(ダブラシのジャギってる煙にも注目です)

( ^ω^)ちなみに先生は経験値で特定しました
( ^ω^)これは卑怯




※なんと13年前の投稿動画

あっ!これ見たことある( ^ω^)
ってやつですね、溶け方も溶けた部分の散り方も似てる!!
庵野秀明をこよなく愛するアニメーター、柿田英樹作画でした
柿田英樹は一時期、気が狂うほど見てましてね。もう柿田作画特定においては、ぼくに敵う人間はいないのではないかとおも…


あれ??( ^ω^)

kai022

この緑色で囲った「ジャギってるダブラシ」をぼくは柿田の特徴として捉えたことがない。
というか、知らないわよこんなの

「ジャギってるダブラシ」…( ^ω^)あっ…!




このカットめっちゃいいな~と気になっていたんだけど、もしかして柿田作画じゃない??
でも、煙が柿田作画のそれじゃないんだよな。他にジャギってるダブラシを使う人が思い浮かばない( ^ω^)田中宏紀とか?15年くらい経てば、また使う人も現れるのかな。

ぜんぜん柿田特定において最強じゃなくてワロタァ!( ^ω^)

…という感じに何年経っても新しい発見があり、なにかと繋がるときあるのが、エフェクト作画、ひいては作画の楽しみ方の一つだったりもします。調べれば調べるほどに、見れば見るほどに、アニメの世界は広く感じ、すべての作画を見分けることなど到底できないだろうけれど、新しい発見が一つでもあってこういう風につながると、やっぱり楽しいなあという気持ちにさせてくれます。エフェクト作画はとても楽しい。


ざっと書いたので、わからないところがあればコメントで

映画館で見ると分からなかったけどパソコンのモニターで見るとはっきり分かるほど特徴ありますね
これ自分だけでしょうか?

シン・エヴァ追告Bのエフェクト作画について
http://royal2627.ldblog.jp/archives/57980927.html

なんかトリビアの泉を思い出すようなテイスト。
これってトリビアの種になりませんか?みたいな、そういう平成を思い出すコメントをいただきました。断っておきますが、バカにはしておりません。


そもそも映画館・シアターなどの施設のライトは、とても暗く設定されていますよね。というか、真っ暗。大きな画面だけれど、発光加減などで白く飛んでしまう(※つまり見えにくい)部分もあるとおもう。これが家だと、部屋の中のライトは自分で変更できる。暗くも明るくもできる。モニターも同じく、明度や彩度を変えることすらできる。

つまり、視聴環境+視聴デバイスの2つにより、映画館では気付かなかったけれど、家の中のモニターで見ると、「こんなに違ったのか!こんなにはっきりしていたのか!」という現象が起きるのだと思います。


あと、個人的にですが、映画館のような密閉空間は緊張しがちで、そういった面も含めて見落とすということは往々にしてありえます。

七夕にはいっさい間に合いませんでした( ^ω^)

>(※13号機のこういうぼかし発光ってなんていうんでしたっけ…?)
特定の色の明るさ以上に適応しているので、「ディフュージョン効果」ですかね

似ていてちょっと違う効果がありまして
・発光物に適応する場合、ブルーム効果
・明度関係なく無差別にする場合、グロー効果

と言ったりします
ただ、1*もしかしたら業界や会社さんによっては言い方が違う場合もあるかもしれないです

シン・エヴァ追告Bのエフェクト作画について
http://royal2627.ldblog.jp/archives/57980927.html

はえ~すっごい詳しい・・・( ^ω^)
丁寧なコメントいただきました。ありがとうございます。

1*…いい加減、業界内で統一してください、今すぐ
これ別にアニメじゃなくても思うんですよ。衣服もそうでしょ?こっちのLとあっちの店のLは違うとかやってられない。統一規格つくって、自分たちのLでブランド化するんなら分かるけどさ。なんで服も統一規格ないの?アホなん?いちいち試着するのもめんどい。


( ^ω^)ふう…
そうだそうだ、ディフュージョン効果とかありましたね。すんんんごい前にちょっとだけ触れた気がする。

このあたりはたぶん業界内でもごちゃごちゃしてそうですねえ。いい機会なので、ぼくがふだんどんな風に調べていたりするのかを記事にしてみよう。脳内を記事に出すから、ふだんとはちがってちょっとアレだけど。まったく解決してませんからね、コレ今。書いてる途中でも解決してない。



さて、まあこういうときはきちんと語義からいきましょうか
(※けっきょく、丁寧にやるしかないのだ)

#ディフュージョン(diffusion;名詞)…拡散、普及
#グロー(glow;動詞、名詞)...輝く、白熱する
#ブルーム(bloom;動詞、名詞)…(花が)咲く


はい( ^ω^)
まずざっくりと。
(※腹が立つのはこういう用語で動詞を使うのか、名詞を使うのか統一されていないことですね)

ここでわかるのは、ディフュージョンが他のもの影響を与える感じで、グロー、ブルームは自発的な感じ。いいですか、何度も言いますが、まだざっくりとです。ここで煮詰めようとするとかえって理解が悪くなる。まだ煮詰めてない。

ということで、
グループ1:ディフュージョン(他に影響するのがメインっぽい
グループ2:グロー、ブルーム(自発的に光りそう

と仮に分けます( ^ω^)




( ^ω^)馬男検索中…





( ^ω^)ハハア…
(※クソみたいなサイトしかなくて切れている図)
(※CLIP STUDIOはこれで分かりやすいとか思ってんのか?)


そうだ!こういうときはCGWORLDの用語辞典が役に立つかも!
CG系だから撮影にも強いはず
sirabe01


なんの成果もなかった…( ^ω^)
なんなん…それでも映像専門雑誌・サイトかお前!!!
なにが日本一や! あ ほ く さ


( ^ω^)calm down...calm down...

いやいちおうあった
#ディフューズ→拡散反射光
https://bit.ly/3rppkBP

CGWORLDの気持ちも分かる。他の効果は動詞なのに、なんでこれだけ名詞なんだよカスってことでしょ?だからディフューズ表記なんでしょうね。でもディフューズから拡散反射光へのリンクはないし、ぶっちゃけ拡散反射光の記述もわかりにくい。というか、これで分かる人はいない。


M.S.Cへいくぅ

あるじゃあん。M.S.C最強!

ディフュージョン・フィルター…画面をにじませる効果
凡例も載っていて分かりやすいが、もうちょっと厳密さが欲しい。光源、光に対する文章が欲しい。なんでこんなどこも中途半端なんだ。ぜんぜん最強じゃない。

sirabe2

まあでもこういうコンセプトだから、M.S.Cは。厳密さを求める場所じゃない。



( ^ω^)でも、じゃあぼくはどこにいけばいいんですか???





( ^ω^)
(※めんどうくさすぎてイライラしてクソが代と連呼している男の図)



最終手段を出すしかない
撮まや!撮ま!


( ^ω^)…ウソでしょ…撮まにもディフュージョンしかない

( ^ω^)ぶっちゃけブルームは初めて聞いたからいいけど、グロー効果も載ってないのはマジで意外。けっこうびっくり。まあこれは業界内できちんと定義してやろうっていうコンセプトだから…



( ^ω^)じゃあ!おれはどこで探せばいいんだよ(2度目)

おっなんか良いサイトが

ブルームエフェクト
https://developer.playcanvas.com/ja/user-manual/graphics/posteffects/bloom/



ふむふむ( ^ω^)
でもこれって、グローと一緒じゃない???違いはなんなんだよ
あとはブルームってゲーム畑くさい用語が。調べるとUnityがいっぱいひっかかる。


グロー効果の他のキーワード

しらべ02
sirabe03


( ^ω^)アイビス…?
( ^ω^)まさか、あの夏競馬名物、新潟千直(※1000m直線)の

202107250411_01

(引用元:https://www.keibalab.jp/topics/40848/)

( ^ω^)アイビスサマーダッシュのことか!?
(※ちなみに今週末です


…という風に、こういう定義系を調べているときは特に、よく脳内で脇道を繰り返します。脳みそが逃げたがっているんでしょうね。






いったん整理

ディフュージョン効果
(;ディフュージョン・フィルター[略称:DF]、拡散反射光)
効果内容:画面全体をにじませるような撮影技法
画面?物体?:画面全体、まじで時々物体
(※というかディフュージョンはフィルターで使われることがたぶん多いので、基本は画面全体でしょうね)
使用目的:画面をにじませることによって、夕方や回想などの本筋とは別のシーン描写を行う


グロー効果
効果内容:被写体/セルの明るい部分に、なんどもぼかしを入れることで、光をにじませる
使用目的:いい感じにする

ブルーム効果
効果内容:わからん、グローと変わらん感じがする
使用目的:いい感じにする


後者が載ってないサイトが本当に多い。
というか、効果の内容と、使用目的を区分しているところがそもそもあんまない


あと、そもそも、にじませるってなんだ??
nametenn

( ^ω^)なめてんのかテメエ


まあ、なじませる/薄く塗って均等にするって感じなんでしょうね。
次回に続く

( ^ω^)神様に返信するわけではないです。
( ^ω^)こんかいは言葉を調べる時間がないのじゃ



さいしょに。細田作品は例年ジブリとならんで作品公開前に放映されることが多く。とくに大ヒットした「サマーウォーズ」の後、それはそれは大変な期待をもって迎えられた「おおかみこどもの雨と雪」がなんと賛否を分けてしまった。そのために、初稿から8年経つ今でもコメントをもらう。

8年もだぞ8年。どういうこっちゃねん。まあ、これは残念ながら、その後の細田作品が世間が期待したほどではなかったこと、が影響しているんでしょうね。ぶっちゃけサマヲの時にはポスト宮崎駿、これから最高の作品が続いていくだろう、みたいな大きな期待に包まれていましたので。無敗の三冠馬だけど、春天にも宝塚にも出ないコントレイルかな?

はじめまして。
さきほどまで金曜ロードショーを見ておりました。
一言でいえば、つまらないという感想です。

もぞなぎぃさんのコメントにもあるように、1*児童相談所の訪問を悪として描かれていることに強烈な違和感を覚えました。
あの場面では、虐待や育児放棄が疑われてもおかしくない状況だと感じましたが、児童相談所の職員が無表情で、母親を追い詰める存在として描かれているのが不快でした。

また、転校生も雪にしつこく迫り、勝手に怪我をした割には、その点についての言及はなく「おおかみがやった」という中途半端な言い訳をしている点も不満でした。

「おおかみこどもの雨と雪」が面白くない理由
http://royal2627.ldblog.jp/archives/35843350.html



1*
不満点、おおいに同意。
でも、コネとポジショントークしかない、ジャップpoop批評家たちはこれを細田の家族愛の描き方(※噴飯物ですよ)としてみなしたりして鋭くツッコミをしない。分析もしない。構造を考えたり、どのようなものなのかを想定もしない。ここに無思考きわまれり。もっと批評家たちは批判的になれ。当たり前のこと言わすなや。バチバチで戦えよ、クリエイターと評価する側は馴れ合うな。ファック。

(;´Д`)ハァハァ
ふう…失礼( ^ω^)

繰り返しになりますが、金ローで細田作品が放映されるたびに、コメントをいただくことが多いです。エヴァも同様。


「おおかみこどもの雨と雪」はやりたいこと(※世界はとても理不尽で、狼が事故にあったりするのはごくごくあたりまえのこと。そして、その流れの中で生きていくしかないのである)は分かるけれど、それに見合ったことはできなかったという印象。もう正直覚えてねえ。


いちばんは、世界を操作しすぎた感が強い。操作とはなにかというと、児相を露悪的に描きすぎたり、「田舎の頑固者のジジイが実は優しくてマジで田舎幸せハッピー!」ってやりすぎた部分がそうです。これって、そのとある共同体や組織の”良い・ポジティブな”側面(※ないしは、それが過度に誇張されたステレオタイプ;田舎の人・しわくちゃなおばあちゃんは優しい、都会の人は冷たい、ツーブロックの営業マンは怖い)だけを抜き出しているから気色悪く映ってしまうんですよ。

インスタグラムやSNSを皮肉る画像があるじゃないですか

CORV3olUsAAAYDL
(※スペイン出身のラファエル・アルヴァレス氏によるもの)


構造としては、これと同じですよね
投稿だけを見ると、このひとはとてもハッピーそうだけれど、隠された苦しみがある。そういうのをすべて排して、幸せの切り抜きを投稿しているよねっていうのがこの風刺画です。もちろん、人生上ではかならず苦しみも嫌なこともある。

そんで、「どちらかの側面だけを全力で抜き出し・誇張して演出すると、めちゃくちゃ気色の悪い映像になるんだね!」ってことが分かったのが、おおかみこどもの雨と雪の一つです。だから、これは演出ミスなんですよ。内容もそうだけれど、演出の割合が大きいとおもう。

世界を操作しすぎると、中立的にこのフィクションの世界が回っているとは思えない。この世界になにか、世界の外から力が働いているように思う。それが作劇では面白くなくなってしまう部分です。

つまるところ、これは、ご都合主義です。
細田の好きな世界で人形劇が行われているにすぎず、ぼくらを渡った普遍的な世界で描かれていない。

「ご都合主義だよね~」と感じる大半は”世界の無理やりな操作”です。


これはこの前の「エンジェルビーツ」でも同じく。露悪的にやればやるほど、描きたい状況・対象はフラットではなくなります。露悪的に描くことのデメリットは、その対象となる出来事など、たとえば児相、たとえば試験に向かう前の悲惨な列車事故、それらに「必ずこの感情を抱かせる」という強迫観念じみた演出になってしまうこと。いったいだれが、それでフィクションに没入することができるんだ?


理不尽の見せ方というのは、道端で人が死ぬのが画面端に映っても、主人公たちはべつだん気にしない。画面もわざわざそれをピックアップしない。とうぜんのことなのだから。それがとうぜん救いではなく苦しみではあるけれど、もはや慣れてしまった。そういうのが理不尽な世界の作り方なんですよ。わざと痛いところを見せない。

けれど、想像はさせる。エヴァのケーブル焼くところの叫び声とか、ですね。つまるところ、これは演出が上手くいっていないということではないですか?

ぼくらは新宿のヨドバシとかに行く時に架線下高架下のホームレスを目の端に入れますけど、過度にピントをあわせたり、それにフォーカスをあわせたりしないでしょ?だから、あれは仕方のないことだ、と自分たちがそう了承しているわけですよね。そういうのが理不尽の基礎です。

細田守は、この「おおかみこどもの雨と雪」という作品で、「世界の流れには人間は逆らえない」、みたいなことを描きたかったらしい。けれど、それは演出的に失敗してしまった。それだけのことです。

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