さて、きたる10月31日には、
重要なイベントが2つあります
1つ目は、もちろん天皇賞・秋です。こちらは「ウマ」ですね。しかし、ぼくの大好きな、この世でこれ以上愛す(愛した)馬が出ないので、さほどの興味はありません。
2つ目は、第49回衆議院議員選挙です。
*P1
まず、政権交代よりも目指す(優先する)べきは「投票率の増加」です。今回、最低でも55%以上。ふつうの感覚ならば、貧困と行動制限と、さまざまな不祥事に苦しんだ2年間を通して、結果はどうであれ、60%以上は欲しい。いやいや、立憲民主党に入れろ、ということではないのです。
*やっぱリベラルの「投票しろ」って「おれが支持する政党を投票しろ」
https://anond.hatelabo.jp/20211027164102
かれの意見はまったく間違っています。なぜならば、現与党における政治において、多くの国民の生活は楽にはなっていない。むしろ、苦しみが増えている。どれだけの企業が倒産して、どれだけの解雇者がいて、どれだけの貧困があるのか。株価だけが上昇を続け、実体経済とは真逆になっている。
ということで、別の選択肢である、野党政党に票を入れるのは自然な流れです。これがたとえば、2~3年の短期政権であれば、長い目で見るべきですが、もう9年も続いている。もう少し言えば、この30年にわたって自民党政権は、約27年政権を担ってきました。かれらの政党が、経済政策において、少しばかりでも成功しているのであれば、「失われた20年」などという言葉は発生していないはずです。
じっさい、1990年~98年は長期の不況から脱出ができていません。消費税の発生による、消費の急激な落ち込みと阪神淡路大震災の影響もあり、地銀(兵庫銀行)の一つが消滅し、その後に、山一證券の破綻につながったのです。
その後、小泉内閣による、構造改革が行われます。構造改革というのは、とてもかんたんです。国がやっているサービスを民間に完全に任せることで、国の負担を減らせる。市場でかってに動いてください、というスタイルに基づくものです。小さな政府ですね。
市場原理主義というのは、まあ自由な(政府の介入がほとんどない)市場にすべてを委ねる「思想」です。各個人が利益を最大限に追い求めるのであれば、市場にほぼ介入されることはなく、自然にコントロールされるであろう・競争が活発になるであろう、というもの。新自由主義を圧倒的に推進した流れ。で、この新自由主義は圧倒的にうまくいっていないのが現在の日本経済です(※いや、米国もですね、これは)。
*P2
ゴタゴタ言いましたが、ぼくが主張したいのは、
「経済政策ならば、自民党が抜きん出ている」というもっぱら一般化した考えについては誤謬があるだろうということです。そもそも、自民党の経済政策は、大企業・富裕層向けです。まあ、中間層が失われたら、大企業も没落するというのは想像に堅くないのですが、昨日のトヨタ労組の態度(自民党への媚売り)には、はっきり言って呆れました。そこまで保身に走るか。
長らく日本の政治は、議会制民主主義とは程遠く、二大政党制すら達成できていなかった。その中で、経済政策について実行できるチャンスすらなかったわけです。二大政党制を見据えて、民主党を起こした。そして、やっとこさ政権交代をしたら、畜生の類いのバッシングでたった3年で引きずり落とされた。イメージ先行、ポピュリズム、インプレッシブですべてを決められてしまった。そんな3年間でした。最低としか言えない。
2009年総選挙マニフェスト 実績検証について
https://www.dpj.or.jp/download/8708.pdf
75%ほどは達成されているようで、こういう検証については、現状の立憲民主党(旧・民主党)は必ず議事録を残し、検証もする。東日本大震災の議事録もすべて残していますよ。どれだけ透明性をもって政治をやろうとしたかが分かる。
さまざまに自民党には汚職などが転がっていますが、
1、政府の私有地問題(森友・加計問題)
2、公文書改ざん
3、黒川・検事長の定年延長問題
(https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/document/opinion/2020/opinion_201117_2.pdf)
※政府による、独立した機関でなければならない司法への介入を許してしまうため
※当時の閣僚は、すべてこれを閣議決定しようと賛成した
4、小渕優子の政治資金規正法違反の証拠隠滅問題
5、甘利明(幹事長)のUR機構への口利き問題
6、安倍内閣時代における、不透明なあっせん・利権・利益供与の問題
7、桜を見る会の問題
8、広島における河合夫妻の選挙収賄1,5億の問題
9、Twitterアカウント「Dappi」による、ネットによる世論の印象操作
(ステイル・ネガティブキャンペーン)
ざっと挙げただけでこの数
これだけの権力暴走の中でも、やはり人として、いっさい許しがたいのは
10、1の果てに、同じ日本国民(近財・赤木氏)が自殺を余儀なくされたこと
※そして、通称「赤木ファイル」はいまだ開示もされない
です。人として、この良心をもって、ぼくは自民党を断固支持しません。
立憲民主党を支持します。
*立憲民主党の経済政策
https://change2021.cdp-japan.jp/seisaku/
police2より引用
前回の参院選は、知性と倫理が求められました。投票率が過去最低というのは、もっともひどい結果でした。おそらく、大半の日本国民は、「対岸の火事」と思っていたはずですので。今回は、自分たちがこれ以上辛い目にあわない、ひどく言えば「奴隷にならない/新しい選択ができる」という確固たる信念と、人としての良心が求められる、と考えています。
ウマの方は、まあコントレイルとカレンブーケドールでいいんじゃないすかね。
重要なイベントが2つあります
1つ目は、もちろん天皇賞・秋です。こちらは「ウマ」ですね。しかし、ぼくの大好きな、この世でこれ以上愛す(愛した)馬が出ないので、さほどの興味はありません。
2つ目は、第49回衆議院議員選挙です。
*P1
まず、政権交代よりも目指す(優先する)べきは「投票率の増加」です。今回、最低でも55%以上。ふつうの感覚ならば、貧困と行動制限と、さまざまな不祥事に苦しんだ2年間を通して、結果はどうであれ、60%以上は欲しい。いやいや、立憲民主党に入れろ、ということではないのです。
*やっぱリベラルの「投票しろ」って「おれが支持する政党を投票しろ」
https://anond.hatelabo.jp/20211027164102
かれの意見はまったく間違っています。なぜならば、現与党における政治において、多くの国民の生活は楽にはなっていない。むしろ、苦しみが増えている。どれだけの企業が倒産して、どれだけの解雇者がいて、どれだけの貧困があるのか。株価だけが上昇を続け、実体経済とは真逆になっている。
ということで、別の選択肢である、野党政党に票を入れるのは自然な流れです。これがたとえば、2~3年の短期政権であれば、長い目で見るべきですが、もう9年も続いている。もう少し言えば、この30年にわたって自民党政権は、約27年政権を担ってきました。かれらの政党が、経済政策において、少しばかりでも成功しているのであれば、「失われた20年」などという言葉は発生していないはずです。
じっさい、1990年~98年は長期の不況から脱出ができていません。消費税の発生による、消費の急激な落ち込みと阪神淡路大震災の影響もあり、地銀(兵庫銀行)の一つが消滅し、その後に、山一證券の破綻につながったのです。
その後、小泉内閣による、構造改革が行われます。構造改革というのは、とてもかんたんです。国がやっているサービスを民間に完全に任せることで、国の負担を減らせる。市場でかってに動いてください、というスタイルに基づくものです。小さな政府ですね。
市場原理主義というのは、まあ自由な(政府の介入がほとんどない)市場にすべてを委ねる「思想」です。各個人が利益を最大限に追い求めるのであれば、市場にほぼ介入されることはなく、自然にコントロールされるであろう・競争が活発になるであろう、というもの。新自由主義を圧倒的に推進した流れ。で、この新自由主義は圧倒的にうまくいっていないのが現在の日本経済です(※いや、米国もですね、これは)。
*P2
ゴタゴタ言いましたが、ぼくが主張したいのは、
「経済政策ならば、自民党が抜きん出ている」というもっぱら一般化した考えについては誤謬があるだろうということです。そもそも、自民党の経済政策は、大企業・富裕層向けです。まあ、中間層が失われたら、大企業も没落するというのは想像に堅くないのですが、昨日のトヨタ労組の態度(自民党への媚売り)には、はっきり言って呆れました。そこまで保身に走るか。
長らく日本の政治は、議会制民主主義とは程遠く、二大政党制すら達成できていなかった。その中で、経済政策について実行できるチャンスすらなかったわけです。二大政党制を見据えて、民主党を起こした。そして、やっとこさ政権交代をしたら、畜生の類いのバッシングでたった3年で引きずり落とされた。イメージ先行、ポピュリズム、インプレッシブですべてを決められてしまった。そんな3年間でした。最低としか言えない。
2009年総選挙マニフェスト 実績検証について
https://www.dpj.or.jp/download/8708.pdf
75%ほどは達成されているようで、こういう検証については、現状の立憲民主党(旧・民主党)は必ず議事録を残し、検証もする。東日本大震災の議事録もすべて残していますよ。どれだけ透明性をもって政治をやろうとしたかが分かる。
さまざまに自民党には汚職などが転がっていますが、
1、政府の私有地問題(森友・加計問題)
2、公文書改ざん
3、黒川・検事長の定年延長問題
(https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/document/opinion/2020/opinion_201117_2.pdf)
※政府による、独立した機関でなければならない司法への介入を許してしまうため
※当時の閣僚は、すべてこれを閣議決定しようと賛成した
4、小渕優子の政治資金規正法違反の証拠隠滅問題
5、甘利明(幹事長)のUR機構への口利き問題
6、安倍内閣時代における、不透明なあっせん・利権・利益供与の問題
7、桜を見る会の問題
8、広島における河合夫妻の選挙収賄1,5億の問題
9、Twitterアカウント「Dappi」による、ネットによる世論の印象操作
(ステイル・ネガティブキャンペーン)
ざっと挙げただけでこの数
これだけの権力暴走の中でも、やはり人として、いっさい許しがたいのは
10、1の果てに、同じ日本国民(近財・赤木氏)が自殺を余儀なくされたこと
※そして、通称「赤木ファイル」はいまだ開示もされない
です。人として、この良心をもって、ぼくは自民党を断固支持しません。
立憲民主党を支持します。
*立憲民主党の経済政策
https://change2021.cdp-japan.jp/seisaku/
police2より引用
前回の参院選は、知性と倫理が求められました。投票率が過去最低というのは、もっともひどい結果でした。おそらく、大半の日本国民は、「対岸の火事」と思っていたはずですので。今回は、自分たちがこれ以上辛い目にあわない、ひどく言えば「奴隷にならない/新しい選択ができる」という確固たる信念と、人としての良心が求められる、と考えています。
ウマの方は、まあコントレイルとカレンブーケドールでいいんじゃないすかね。