
ただ、高畑さんは、自分がそのアイデアに自分が乗り気でなくても面白い事を言い出す人なのです。ある時、僕に聞いてきたのです。「かぐや姫は、月の人でしょう。数ある星の中で、なぜ地球へやってきたんですか」と。こう言われると、答えが出ない。「なんで、ですかね。難しいですね」と。その後に、「なんで一定期間いて、月に戻ったんですか?」という。これもわかんない。そうかと思うと「地球へ来て、彼女はどんな気持ちで、毎日をどう生きてたんですか?」って言われたのですよ。これも、また、わからないのです(笑)。最後に高畑さんが言い出したのが、「そもそも地球へやってきたのは、彼女が、地球に憧れたからじゃないか」と。それで、「月の人が地球に憧れる事は罪だろうと。だから罰として地球へ送り込まれたんだろう」と。「では、なんで、また元に戻らなければならなかったのか。多分、もう一つ、本当の罰があったのかな?」という。こんな事を言われると、「面白そうですね」という事になるわけですよ(笑)。
才能がありすぎますね、高畑さんは。
こんな発想できないですよ。
中でも、「本当の罰があったのかな?」という部分は気になります。
それは、それこそ高畑勲にしか分からんわけですけど。
僕も自分なりに考えてみたんですけどね。
地球人的な考え方をしてしまったから月から追放されたんじゃね?とか。
実は偉い人(地球で言うトコの天皇とか)の子どもなんだけど、出生がよくなくて(側室の不倫の子どもとか)、そういった後継者の候補からは外されてた、とか
でも、実際には月で戦争が始まってしまって、他の王子や王女たちは皆死んでしまって、追放したはずの「かぐや姫」を取り戻さなくてはならなくなった、とか
ある特定の子孫でないと、動かせない機械、機構、組織があるだとか。
全然及びませんね…
「かぐや姫の物語」は11月公開。
楽しみです。