さて、新fateが始まった。僕はさして見る気は無かったのだけど、「DEEN」版との比較というのは面白そうだし、「ufotable」版に期待を持って見るべきだろうと思い、感想を残そうと思い立った。前期の終わりでの発言は、全て忘れてもらいたい。アニメに限らず、何事も始まってみないと分からない。(※今更気づいたことは、謝罪しかない。ごめんなさい。毎回やってるね、これ。)
まずこの#00は、「プロローグ」という体である。衛宮士郎がセイバーを召喚するまでの、凛主観(目線)の物語であり、当然ながら「DEEN」版とは違った印象を与えている。これは、視聴者に対する配慮ともとれる。いきなり本編からでは、「DEEN」版との比較に溺れてしまう人が多いと想定したのだろう。そこで、「これは、全く違うリメイク作なのだ」ということを印象付けるための、#00であると感じる。
47分と約2話分あるが、殆どは凛による「fate」舞台の説明である。「fate/zero」との繋がりを意識しているようにも感じる。アバンでは、凛パパ(遠坂時臣)との回想を。Aパートでは、凛の基本的な説明と、人間関係、無人の学校と、ワカメと。Bではアーチャーの登場とイチャイチャを。Cでは転換としての、ランサーの登場。Dでは、セイバーの登場での引き。順を追って見ていく。
アバン+α
アバンは、「fate/zero」からの繋がりを持たした構成になっている。
![33]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/a/7ada4aac-s.jpg)
![41]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/d/9d635ca7-s.jpg)
遠坂時臣と凛の回想をストロボのように演出することで、凛の夢でありながら、視聴者はスムーズに物語に入っていける。これはおそらく「fate/zero」視聴組を意識しての演出。というか大半は、そういった人だろうし。プラス、凛のお目覚めシーン。布団の動きが何か良かったです。けたたましいアラームは、物語の「起」。
Aパート
ロングショットを多用することで、#00は落ち着いた話数になっている。特にAパートでは顕著。同時に伏線としての、ロングショットでもあり、Bパートから活かされることになる。
![53]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/1/d1545ab1-s.jpg)
![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/0/c0a2cd22-s.jpg)
![43]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/1/61a1408f-s.jpg)
![00]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/7/0756c09f-s.jpg)
![02]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/9/79557d17-s.jpg)
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/3/63bc44be-s.jpg)
ここからどのように展開されていくかは不明だが、おそらく衛宮士郎視点だろう。それが次の#01であり、#00との時間的重なり(時間軸の違い)を見せることで、「点」が繋がって「線」へとなっていく。まさにトレースオン。
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/0/70f24c52-s.jpg)
![38]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/a/9a6df88a-s.jpg)
![44]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/2/92c63db5-s.jpg)
![52]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/5/95808e2b-s.jpg)
ワカメ他、登場人物の紹介と描写。シロウの顔(目)を隠すことで、他のキャラとは一線を画していることを描写する。凛主観ならではの描写。他には、桜の紹介や、モブの紹介等ありましたが、さして言うことなし。桜は、そういえば、学校では、「遠坂先輩」っていう呼び方でしたかね。「DEEN」版は、遥か彼方に記憶があるので、見直さなくては…
Bパート
![16]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/4/94d62605-s.jpg)
![18]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/9/b9e34549-s.jpg)
![25]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/5/7530e971-s.jpg)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/a/aac01420-s.jpg)
綺礼からの留守電シーン。ちょっと面白いものになっている。当然、ここでは、凛の右横に固定電話がある。そして、凛が右に向き直し、留守電の再生を押す。そうして、留守電にポン寄りするが、これが面白い。ここまでのシーンはほぼ全て客観的な視点であったが、凛の目線で描くことにより、ここで初めて純粋な凛主観になる。 そうして、物語の「承」を告げる。
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/e/9e29d341-s.jpg)
ちなみに、その次のカットがこれ。上の留守電アップが無くても、一連のシーンとしておかしくはないだろうと思う。ただあそこに、強い凛主観のカットを入れることで、「変化」をもたらしている。今までのは前座にすぎない、という感じの変化をもたらす。
![34]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/6/b6be54bc-s.jpg)
そうして、アーチャーの召喚に至る。部屋をハチャメチャにする、登場というのは昔からあるやり方で、とても面白い。「異物が物語に入ってきた」というのがすんなり分かる。その他、イチャイチャは割愛。両者とも、性格が気難しいことの描写、だと思う。
Cパート
![47]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/c/3c0b070e-s.jpg)
![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/4/54af70a2-s.jpg)
![02]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/9/294e051f-s.jpg)
![12]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/a/ea5b2dd5-s.jpg)
そんで、違和を覚えたのがこのシーン。まあイマジナリーラインの問題なんでしょうか。凛とアーチャーの位置関係を示すのに、この一連のカットはちょっとダメな気がする。
ちょっと図解。
このシーンを俯瞰で見ると、多分こんな感じ。(※凛の左は階段)
で、イマジナリーラインは、こういう風に想定されるはず。

で、各カットごとに検討していくと。

![47]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/c/3c0b070e-s.jpg)

![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/4/54af70a2-s.jpg)

というような感じ。だから、やっぱりイマジナリーラインを超えて、カット割りをしちゃってる。最初は、イマジナリーラインの奥側でカット割りをしているのだけれど、最後のカットで手前側に来ちゃってる。代案としては、①奥側の通路から、ラストのカットのようにやるか、②凛をなめてアーチャーを映すかの2つだと思う。
①

②

きたねえ。まあ多分言いたいことは分かってもらえると思う。
綺礼の公式ネタ化は何だか、ちょっといただけない気がします。まあ「fate/zero」でも少しあったんですが、今回はモロですよね。綺礼は真面目にやってるだけで面白いので、安易にネタ要員にするまでもないと思ってます。それが綺礼のシリアス・ギャグだと思うし、作為的なキャラ作りはさほど必要じゃないと。まあでも、プロローグですから、そんなね、真剣にならなくてもということかもしれません。
Dパート
![20]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/e/0e5d86a4-s.jpg)
![21]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/2/b2292e18-s.jpg)
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/e/fed0eb05-s.jpg)
ここから、前述した通り、Aパートでのロングショットが活きてきます。上手いですね。この背景描写は。「ケとハレ」的な対比構造が逆転してるのも面白い。普段は、生徒がたくさん登校している風景が当たり前(=ケ)なのに、この#00では、ハレになってる。それは先に、ハレ(=珍しい)であるはずの「無人の学校」を見せてるから。面白い。
まあ後は、ランサーと戦闘したり、セイバーに出会ったりで終わります。戦闘シーンは、ちょっと速かったかなあ。ああいうスピードでもいいんですけど、もっと決めコマ的なものが個人的には欲しいです。ああいうの見ると、動体視力はよくなると思いますけど。
ufotableは、夜のバチバチっとした火花が上手いですね。あれですごく画面の情報量が増すので、一挙にリアルに近づく。後は、どうでもいいんですが、ランサーってあんなゲス顔するサーヴァントだったんですかね。
という感じで、「fate stay/night #00」の感想終わり。次回からは、シロウ目線だと思いますが、詳細を調べてないので、凛目線かもしれません。まあ、どちらにしろ少し楽しみです。
まずこの#00は、「プロローグ」という体である。衛宮士郎がセイバーを召喚するまでの、凛主観(目線)の物語であり、当然ながら「DEEN」版とは違った印象を与えている。これは、視聴者に対する配慮ともとれる。いきなり本編からでは、「DEEN」版との比較に溺れてしまう人が多いと想定したのだろう。そこで、「これは、全く違うリメイク作なのだ」ということを印象付けるための、#00であると感じる。
47分と約2話分あるが、殆どは凛による「fate」舞台の説明である。「fate/zero」との繋がりを意識しているようにも感じる。アバンでは、凛パパ(遠坂時臣)との回想を。Aパートでは、凛の基本的な説明と、人間関係、無人の学校と、ワカメと。Bではアーチャーの登場とイチャイチャを。Cでは転換としての、ランサーの登場。Dでは、セイバーの登場での引き。順を追って見ていく。
アバン+α
アバンは、「fate/zero」からの繋がりを持たした構成になっている。
![33]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/a/7ada4aac-s.jpg)
![41]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/d/9d635ca7-s.jpg)
遠坂時臣と凛の回想をストロボのように演出することで、凛の夢でありながら、視聴者はスムーズに物語に入っていける。これはおそらく「fate/zero」視聴組を意識しての演出。というか大半は、そういった人だろうし。プラス、凛のお目覚めシーン。布団の動きが何か良かったです。けたたましいアラームは、物語の「起」。
Aパート
ロングショットを多用することで、#00は落ち着いた話数になっている。特にAパートでは顕著。同時に伏線としての、ロングショットでもあり、Bパートから活かされることになる。
![53]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/1/d1545ab1-s.jpg)
![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/0/c0a2cd22-s.jpg)
![43]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/1/61a1408f-s.jpg)
![00]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/7/0756c09f-s.jpg)
![02]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/9/79557d17-s.jpg)
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/3/63bc44be-s.jpg)
ここからどのように展開されていくかは不明だが、おそらく衛宮士郎視点だろう。それが次の#01であり、#00との時間的重なり(時間軸の違い)を見せることで、「点」が繋がって「線」へとなっていく。まさにトレースオン。
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/0/70f24c52-s.jpg)
![38]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/a/9a6df88a-s.jpg)
![44]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/2/92c63db5-s.jpg)
![52]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/5/95808e2b-s.jpg)
ワカメ他、登場人物の紹介と描写。シロウの顔(目)を隠すことで、他のキャラとは一線を画していることを描写する。凛主観ならではの描写。他には、桜の紹介や、モブの紹介等ありましたが、さして言うことなし。桜は、そういえば、学校では、「遠坂先輩」っていう呼び方でしたかね。「DEEN」版は、遥か彼方に記憶があるので、見直さなくては…
Bパート
![16]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/4/94d62605-s.jpg)
![18]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/9/b9e34549-s.jpg)
![25]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/5/7530e971-s.jpg)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/a/aac01420-s.jpg)
綺礼からの留守電シーン。ちょっと面白いものになっている。当然、ここでは、凛の右横に固定電話がある。そして、凛が右に向き直し、留守電の再生を押す。そうして、留守電にポン寄りするが、これが面白い。ここまでのシーンはほぼ全て客観的な視点であったが、凛の目線で描くことにより、ここで初めて純粋な凛主観になる。 そうして、物語の「承」を告げる。
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/e/9e29d341-s.jpg)
ちなみに、その次のカットがこれ。上の留守電アップが無くても、一連のシーンとしておかしくはないだろうと思う。ただあそこに、強い凛主観のカットを入れることで、「変化」をもたらしている。今までのは前座にすぎない、という感じの変化をもたらす。
![34]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/6/b6be54bc-s.jpg)
そうして、アーチャーの召喚に至る。部屋をハチャメチャにする、登場というのは昔からあるやり方で、とても面白い。「異物が物語に入ってきた」というのがすんなり分かる。その他、イチャイチャは割愛。両者とも、性格が気難しいことの描写、だと思う。
Cパート
![47]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/c/3c0b070e-s.jpg)
![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/4/54af70a2-s.jpg)
![02]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/9/294e051f-s.jpg)
![12]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/a/ea5b2dd5-s.jpg)
そんで、違和を覚えたのがこのシーン。まあイマジナリーラインの問題なんでしょうか。凛とアーチャーの位置関係を示すのに、この一連のカットはちょっとダメな気がする。
ちょっと図解。
このシーンを俯瞰で見ると、多分こんな感じ。(※凛の左は階段)
で、イマジナリーラインは、こういう風に想定されるはず。

で、各カットごとに検討していくと。

![47]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/c/3c0b070e-s.jpg)

![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/4/54af70a2-s.jpg)

というような感じ。だから、やっぱりイマジナリーラインを超えて、カット割りをしちゃってる。最初は、イマジナリーラインの奥側でカット割りをしているのだけれど、最後のカットで手前側に来ちゃってる。代案としては、①奥側の通路から、ラストのカットのようにやるか、②凛をなめてアーチャーを映すかの2つだと思う。
①

②

きたねえ。まあ多分言いたいことは分かってもらえると思う。
綺礼の公式ネタ化は何だか、ちょっといただけない気がします。まあ「fate/zero」でも少しあったんですが、今回はモロですよね。綺礼は真面目にやってるだけで面白いので、安易にネタ要員にするまでもないと思ってます。それが綺礼のシリアス・ギャグだと思うし、作為的なキャラ作りはさほど必要じゃないと。まあでも、プロローグですから、そんなね、真剣にならなくてもということかもしれません。
Dパート
![20]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/e/0e5d86a4-s.jpg)
![21]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/2/b2292e18-s.jpg)
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/e/fed0eb05-s.jpg)
ここから、前述した通り、Aパートでのロングショットが活きてきます。上手いですね。この背景描写は。「ケとハレ」的な対比構造が逆転してるのも面白い。普段は、生徒がたくさん登校している風景が当たり前(=ケ)なのに、この#00では、ハレになってる。それは先に、ハレ(=珍しい)であるはずの「無人の学校」を見せてるから。面白い。
まあ後は、ランサーと戦闘したり、セイバーに出会ったりで終わります。戦闘シーンは、ちょっと速かったかなあ。ああいうスピードでもいいんですけど、もっと決めコマ的なものが個人的には欲しいです。ああいうの見ると、動体視力はよくなると思いますけど。
ufotableは、夜のバチバチっとした火花が上手いですね。あれですごく画面の情報量が増すので、一挙にリアルに近づく。後は、どうでもいいんですが、ランサーってあんなゲス顔するサーヴァントだったんですかね。
という感じで、「fate stay/night #00」の感想終わり。次回からは、シロウ目線だと思いますが、詳細を調べてないので、凛目線かもしれません。まあ、どちらにしろ少し楽しみです。