11話「命の灯」
絵コンテ:朝倉カイト
演出:イシグロキョウヘイ、川越崇弘

アバン:ヒーロー有馬
A:(有馬に対する)周囲の認識変化と瀬戸さんとの再会
B:瀬戸さんとの回想と有馬の告白



脚本・構成・演出

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内容としては、生まれ変わりつつある有馬公生がそこにはいて、それを支えているものは紛れも無く宮園かをりと有馬の母親であることが分かる。有馬の変貌に驚く周囲。ここでするべき描写とは、「(演奏の上手下手に関係なく)有馬公生の話ばかりしている周囲」であり、それが少し不足気味だったのが物足りなかった。審査員長の激怒、聴衆の「評価がとてもむずかしいが、すごいような気がする」という困惑・当惑さをもっと出すべきだと思った。

そして、(母親の友人でピアニストの)瀬戸さんとの再会。

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教えを請う有馬。この辺はとても良かったと思う。等身大の有馬公生と、精一杯やりきったという感じが描写されていて個人的には良かった。欲を言えば、テンポは欲しい。後は、ラストの線路沿いの描写。


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もう言わずもがなだと思うので、言わないでおこう。ただやり切っていないようにも感じる。


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Aラスト線路は、(一点透視図法だけど)上下線どちらも映すのではなく、一本の線路のみで地平線まで描くべきであると思う。そうして、初めてオマージュは完遂したといえる。これでは少し曖昧・中途半端のような気がしてしまって仕方がない。


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Bラストは、想像していたのと大分違っていて、原作はこんなんだったけと読み返してしまった。あの音楽の入り方では、少なくとも僕は没入できなかった。もっと静かに描くべきだった。音響が目立つべきシーンではなく、視聴者の心が映像に浸っていくべきシーンなので、もっと想像の余地があるようにすべきだったと思う。実際、この後は宮園が寂しげなセリフを言うので、尚更そう思う。





作画・レイアウト

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アバンやAの爆発はとても良かった。エフェクト好きではあるけれど、この「四月は君の嘘」でまさか爆発が見られるとは夢にも思っていなかった。

他はBにおいての、瀬戸さんのコーヒーの鏡像であるとか、宮園の「君はどうするの?」のシーンとか(※ここは演出の力も大きい)。そういったところぐらいだと思う。