なんでこれ話題になってないんだろう不思議
(2016/06/12追記済み)
■「翠星のガルガンティア 〜めぐる航路、遥か〜(2014/OVA)」01巻

ヘドロと水泡が混ざった感じの煙エフェクト
ポワンっという煙の発生や、広がっていくタイミングが見事だなあ
漫画のトーンみたいに水泡表面に1色、深いカゲとしてもう1色の合計2色のカゲ
スロー)
ディテールは少なめに、線とカゲで煙の広がり・膨張を表現している
これ素晴らしいと俺は思うんだけどなあ
なんで話題にならなかったんだろう。
まあOVAってのもあるとは思いますけど
このシーン全体は、ある船をサルベージしようとしているシーンです。
最初に、母体となる船を固定するためにアンカーフックというのを海底に打ち付けます。
・アンカーフック部分からの予兆

鷲のツメみたいなのが、母体となる船(上の赤いやつ)を固定しているアンカーフックですね。
このシーンでは、危険(海底の脆さ)の予兆で、泡をごぽっと出している
そんで、最初のような海底の崩壊に繋がるわけです
・さらに広がっていく煙

いやあ上手い。まずは、最初に膨らんでいく煙に注目してもらいたい。膨張面にある「瓦」のような形の線を動かしたり拡縮したりすることで、煙の膨張と広がりをうまく表してる。
[「瓦」の形をした線の移動]
![11]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/2/f2fd3672-s.jpg)
![15]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/0/90b35656-s.jpg)
赤ペンで囲ったとこに注目して下のgifを見ると、「瓦」の移動が分かると思う
すごくないすかコレ
これだけのディテールで「煙が膨らんで広がっていく」様子が分かる
線の移動もそうですけど、白いカゲの線を入れてたりと工夫が感じられるのがいいですね。
これは相当念入りに作画していると思う。
誰が作画したんだろうか、テロップ見たけどさっぱりです
枡田さん原画クレジットじゃないしなあ 誰だろう?
【追記 2016/06/12】
桝田さんにブログを見ていただいたようで(ありがとうございます)
この一連のシーンについては、なんとほぼ全て桝田さんによる作画。いやあ、やはり素晴らしいです。
(2016/06/12追記済み)
■「翠星のガルガンティア 〜めぐる航路、遥か〜(2014/OVA)」01巻

ヘドロと水泡が混ざった感じの煙エフェクト
ポワンっという煙の発生や、広がっていくタイミングが見事だなあ
漫画のトーンみたいに水泡表面に1色、深いカゲとしてもう1色の合計2色のカゲ
スロー)

ディテールは少なめに、線とカゲで煙の広がり・膨張を表現している
これ素晴らしいと俺は思うんだけどなあ
なんで話題にならなかったんだろう。
まあOVAってのもあるとは思いますけど
このシーン全体は、ある船をサルベージしようとしているシーンです。
最初に、母体となる船を固定するためにアンカーフックというのを海底に打ち付けます。
・アンカーフック部分からの予兆

鷲のツメみたいなのが、母体となる船(上の赤いやつ)を固定しているアンカーフックですね。
このシーンでは、危険(海底の脆さ)の予兆で、泡をごぽっと出している
そんで、最初のような海底の崩壊に繋がるわけです
・さらに広がっていく煙

いやあ上手い。まずは、最初に膨らんでいく煙に注目してもらいたい。膨張面にある「瓦」のような形の線を動かしたり拡縮したりすることで、煙の膨張と広がりをうまく表してる。
[「瓦」の形をした線の移動]
![11]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/2/f2fd3672-s.jpg)
![15]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/0/90b35656-s.jpg)
赤ペンで囲ったとこに注目して下のgifを見ると、「瓦」の移動が分かると思う

すごくないすかコレ
これだけのディテールで「煙が膨らんで広がっていく」様子が分かる
線の移動もそうですけど、白いカゲの線を入れてたりと工夫が感じられるのがいいですね。
これは相当念入りに作画していると思う。
誰が作画したんだろうか、テロップ見たけどさっぱりです
枡田さん原画クレジットじゃないしなあ 誰だろう?
【追記 2016/06/12】
桝田さんにブログを見ていただいたようで(ありがとうございます)
作監でこの辺りほぼ全部描いたんです。
— 桝田浩史 (@hiropumimasuda) 2016年6月10日
大変だったし結構悔いの残る仕事の上に作品自体があまり話題にもならなかったんだよね~。
でもやって良かったー゜゜(´O`)°゜
この一連のシーンについては、なんとほぼ全て桝田さんによる作画。いやあ、やはり素晴らしいです。