秋華賞 / 阪神・芝2000(右・内)/ 10月16日(日)

最後の牝馬クラシックを獲ったのは、

優駿牝馬2着、スターニングローズ号(坂井瑠星j)
父 キングカメハメハ 母父 クロフネ


・ロゼカラー牝系図
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祖母はローズバド(オークス、秋華賞2着)
曾祖母はロゼカラー(秋華賞3着)

近親はローズキングダム(勝ち鞍:朝日杯’10、ジャパンC’11、ダービー2着)
   ローゼンクロイツ(菊花賞3着;同期ディープ)



よく「薔薇一族」と呼ばれる、ローズバド牝系ですが、そもそも「薔薇」はどうして競馬で重要な存在なのか?それはケンタッキーダービーの優勝レイ、ひいてはアメリカ競馬から来ています。

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画像引用元:http://youyou-tanaka.blog.jp/archives/1238911.html

この優勝レイのために、ケンタッキーダービーでは、レースニックネームのような形で、「The Run For The Roses(バラのために走る)」と付いています。日本競馬では恐れ多くも、その名前を付けた馬主がいるんですけどね…ランフォザローゼス

ロゼカラーは曲名(中山美穂)ですので、そうなると、ローズバドは明らかに意識をした馬名です。米国三冠馬・サンデーサイレンスとの配合となったローズバドには、アメリカ競馬の強さを込めた意味合いが含まれているに違いない。ローズは薔薇、バド(bud)はつぼみ。

つまり、ローズバドは薔薇のつぼみ、お嬢さんだったわけですね。


ローズバドのつぼみは、スタニング(見事)に満開の薔薇が咲いたはずです。
というか、こんなウンチク、どうでもいいです。

スタニングローズ号、そして坂井瑠星騎手、初G1、おめでとう!



そして、牝馬三冠ならずのスターズオンアース(ルメールj/父ドゥラメンテ)は出遅れすべてか。油断してたなあ。アーモンドアイとグランアレグリアじゃあねえんだぞ。

ポジションを取りに行かないと阪神内回りは勝てない。まあプレサージュリフト(戸崎圭j)が外から締めていたのも辛かったが。それでも、ポジションを無理にでも、「無理矢理にでも」取りに行かないと勝てないもの。川田なら取りに行っていたよ、断言できる。川田に乗り代わって欲しい。

惜しかったが、驚異の末脚であった。阪神内回り2000mを少しでも知っている人であれば、この現象は起きない。やばすぎる、言葉を失う。

参考例:阪神2000m

2022年 マーメイドステークス
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2022年 大阪杯
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2019年 鳴尾記念
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2020 チャレンジカップ
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いずれもペースが違うので、一概には言えないが、先行ド有利、中段差し優勢という競馬場。
後ろからの上がり3ハロンは34.0がおおよその最高基準。これ以上は基本的に出ない。


はい、今回の秋華賞
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!?WW?W?W??W?!??!W?W?W??W!

最後方追走、33.5の豪脚。ブエナビスタかな?

2020 大阪杯
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カデナは届かない4着でしたが豪脚は見せた
ダノンキングリーでクソ騎乗した横山典弘もいますね。この世代は強かった…

あ、スターズオンアースに戻ろう。
彼女のベストは2000~2500、JCよりも有馬で見たいですね、こういうタイプは。

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