さて、「うる星サーカス」から大分経ちましたが、ようやくあのパートの結論が出せそうです。ホロホロさんコメントで色々と教えてもらって、本当にありがたかったです。A子とかイクサーとかナンジャラホイって感じだったので。この場を借りてお礼を。
まあ、もう本当に大分経ってしまって申し訳ないですが…
リンクも一応貼っておきます。
1、「うる星」庵野サーカス
2、増尾爆発と庵野爆発について
3、増尾パートを色々探検してきた 80年代編
まずは、「A子」の増尾パートを見ていくとします。
■「A子」増尾サーカス
増尾爆発。まん丸球形の爆発+破片の細かさが際立っています。ペプシが飛んでたりしますが、今回は、関係ないので置いとく。ここでまずは、「POP」「イクサー」と比較して、増尾さんの特徴を画像で簡単に紹介。
増尾爆発の作画特徴集

破片は細かく少なめ、独立した球体を描かない。これら2つは、前回の記事でも触れましたね。前回は、こっちの言葉足らずで、増尾爆発のフォルムの特徴の一つ「カエルの水かき」というのが分からなかったと思う。今回はバッチシ画像も用意したので、きちんと説明します。
増尾爆発の外のラインの描き方

こういう感じです。なんとなく分かるかなあ。
爆発の外のラインを1色で繋げたがるのが、増尾爆発(85-87)の特徴だと僕は感じる。外のラインを一色でつなぐエフェクトを全く描かないアニメーターはいないだろうけど、この時期の増尾さんは、この手法を頻繁に使ってるので特徴になります。
今回新しく発見したのは、爆発の球体の内側に、三日月状のカールしてる線(※以下、ムーンライン)があるということです。庵野さんも時々その線を描く時があるんですが、ちょっと違う。ホロホロさんのコメントの太さ細さもそうですけど、もっと根本的な違いがあります。
ムーンライン(増尾さんの場合)




上下で連動してるので、見比べてみてね。
ムーンラインを描く時は、三日月ドーナツ(参照:図2)か、細長い三日月カール(参照:図3)を入れる。(※もしくは、その両方を使って描く)
ムーンラインの具体例




増尾さんは、こんな感じに描きます。
ムーンライン(庵野さんの場合)


庵野さんは、さほど爆発にムーンラインみたいなディテールを加える人ではない、というのがまず最初にあります。描くとしても三日月ドーナツ(図2)の方であり、細長いムーンライン(図3)の方に関しては、ほとんど爆発の中に入れません。
もう一つの大きな違いとして、庵野さんが、ドーナツ三日月(図2)でムーンラインを描くときに、時々短くクワガタ状になるというものです。要するに、爆発の球体の中で、一部分だけにムーンラインを描くということです。(参照:図4)
庵野特有のムーンライン


■「メガゾーン」庵野爆発
また、このクワガタ三日月は、増尾さんのムーンラインと違い、爆発の中で動き回ります。
逆に言うと、こんな作画を増尾さんは絶対しません。ムーンラインを描くなら描くで、きちんと細長いヤツ(図3)を入れてきます。
■「A子」戦闘機の増尾爆発
上のgifから抜き出した金田調のエフェクトカット


そんでイクサーを調べている時は微妙だった、金田調のエフェクトカットについて。「POP」「イクサー」「A子」と3つの増尾さん初期参加作品で、ここまで多く見られると、この時期(85-87)増尾さんが金田系のカットインをエフェクトに使っていたことは確定のようです。
増尾爆発の金田調エフェクトカット集


(「イクサーⅠ」より)


(「イクサーⅢ」より)


(「POP」より)
増尾、庵野爆発の個数比較

また、この時期の増尾さんは、比較的爆発を描いても、球形の個数が少ないのも特徴です。
庵野さんが6、7個平気で描くのに対し、増尾さんは3個が一番多い印象があります。
以上の事を踏まえて、もう一度問題となった作画を見てみましょう。
■「うる星156話」サーカスと連続爆発


問題の作画です。結局このパートは誰が描いたのか?
結論から言うと、庵野秀明だと思います。
当時、庵野さんは板野一郎の影響を受けて、リアルに傾倒していた時期です。とにかくリアルに、写実的な作画を目指していました。目指す途中で、細長いムーンライン(図2)みたいなものは、描きたくなかったのではと思います。その証拠に、「超時空要塞マクロス」「メガゾーン23」や「風の谷のナウシカ」の中で、庵野さんは爆発にディテール(ムーンライン等)を殆ど加えていません。
庵野作画 爆発集




これは僕の推測ですが、写実性を目指す中で一体どんな風に描けばいいのだろうかと、試行錯誤の時期だったように感じます。副産物として、大量の破片の描き込み、タイミングのセンス等が磨かれました。
■「メガゾーン23」庵野爆発

■「風の谷のナウシカ」庵野爆発
「王立」の時期になると、庵野爆発の写実は黄金期を迎え、爆発は細かくリアルに描かれています。 余計なディテールは、爆発をむしろデフォルメにしてしまうので、それを避けたかったのではないのかなあと。
つまり、「うる星サーカス」が描かれた1983.4年当時は、庵野爆発はまだ未完成であり、しかも写実にこだわったので、爆発を細かく描けなかった(※爆発に余計なディテールを足すことが出来なかった)時期だと思うんです。そういう理由で、このサーカスと連続爆発は、庵野秀明の作画だと思います。

増尾さんだったら、この爆発内部にムーンラインを少なくとも一本は入れるだろうし、それをしないのならばドーナツ三日月をすると思う。こんだけ、中身スカスカにして描かない。

後は、やはり破片の大きさですね。
こんなに大きな破片を、増尾さんが描くとは思えない。
Q、あの「金田っぽい」カットインは何だったのか?


完全なる推測で申し訳ないんですが、これって作監とか演出の人が足したんじゃないのかなあと思います。(そういうことは、ありえるんですかね?)前回の記事で、この2枚を抜いても違和感無くみれることは明らかでしたね。80年代後半~90年代は、やっぱり金田作画イケイケの時代だったと思うんですよ。だから、演出の人が「この爆発は、金田さん(もしくは山下)みたいなカットにしろ」 とか言って、ああなったんじゃないのかなあと。全部推測ですよ!
今回ほぼゼロから増尾作画を調べて、スゴい苦労しました。(※gif作っちゃ見て確認、お仕事他に無いか確認、スクショしたのをWFVで見て確認とか…動研の人はすげえなあと改めて思ったよ…)けど、「お!なんだかこの人の作画の特徴が分かってきた!」 みたいな快感を得られるのが楽しくてですね、やってよかったなあと(*´∀`) 庵野爆発についても、分かりきってる感じだったんですが、全然知らないことばっかりで、むしろ覚えた方の事が多いですね。
こんな過疎作画ブログですけど、30人くらいは見てくれてるということで、この「うる星サーカス」一連記事については、お疲れ様でした。途中で、gifのサイズ変更とかで見難い箇所もあったかと思いますけど、そこは勘弁を。いろいろと試してるので…まあ本当にお疲れ様でした。
まあ、もう本当に大分経ってしまって申し訳ないですが…
リンクも一応貼っておきます。
1、「うる星」庵野サーカス
2、増尾爆発と庵野爆発について
3、増尾パートを色々探検してきた 80年代編
まずは、「A子」の増尾パートを見ていくとします。
■「A子」増尾サーカス
増尾爆発。まん丸球形の爆発+破片の細かさが際立っています。ペプシが飛んでたりしますが、今回は、関係ないので置いとく。ここでまずは、「POP」「イクサー」と比較して、増尾さんの特徴を画像で簡単に紹介。
増尾爆発の作画特徴集

破片は細かく少なめ、独立した球体を描かない。これら2つは、前回の記事でも触れましたね。前回は、こっちの言葉足らずで、増尾爆発のフォルムの特徴の一つ「カエルの水かき」というのが分からなかったと思う。今回はバッチシ画像も用意したので、きちんと説明します。
増尾爆発の外のラインの描き方

こういう感じです。なんとなく分かるかなあ。
爆発の外のラインを1色で繋げたがるのが、増尾爆発(85-87)の特徴だと僕は感じる。外のラインを一色でつなぐエフェクトを全く描かないアニメーターはいないだろうけど、この時期の増尾さんは、この手法を頻繁に使ってるので特徴になります。
今回新しく発見したのは、爆発の球体の内側に、三日月状のカールしてる線(※以下、ムーンライン)があるということです。庵野さんも時々その線を描く時があるんですが、ちょっと違う。ホロホロさんのコメントの太さ細さもそうですけど、もっと根本的な違いがあります。
ムーンライン(増尾さんの場合)




上下で連動してるので、見比べてみてね。
ムーンラインを描く時は、三日月ドーナツ(参照:図2)か、細長い三日月カール(参照:図3)を入れる。(※もしくは、その両方を使って描く)
ムーンラインの具体例




増尾さんは、こんな感じに描きます。
ムーンライン(庵野さんの場合)


庵野さんは、さほど爆発にムーンラインみたいなディテールを加える人ではない、というのがまず最初にあります。描くとしても三日月ドーナツ(図2)の方であり、細長いムーンライン(図3)の方に関しては、ほとんど爆発の中に入れません。
もう一つの大きな違いとして、庵野さんが、ドーナツ三日月(図2)でムーンラインを描くときに、時々短くクワガタ状になるというものです。要するに、爆発の球体の中で、一部分だけにムーンラインを描くということです。(参照:図4)
庵野特有のムーンライン


■「メガゾーン」庵野爆発
また、このクワガタ三日月は、増尾さんのムーンラインと違い、爆発の中で動き回ります。
逆に言うと、こんな作画を増尾さんは絶対しません。ムーンラインを描くなら描くで、きちんと細長いヤツ(図3)を入れてきます。
■「A子」戦闘機の増尾爆発
上のgifから抜き出した金田調のエフェクトカット


そんでイクサーを調べている時は微妙だった、金田調のエフェクトカットについて。「POP」「イクサー」「A子」と3つの増尾さん初期参加作品で、ここまで多く見られると、この時期(85-87)増尾さんが金田系のカットインをエフェクトに使っていたことは確定のようです。
増尾爆発の金田調エフェクトカット集


(「イクサーⅠ」より)


(「イクサーⅢ」より)


(「POP」より)
増尾、庵野爆発の個数比較

また、この時期の増尾さんは、比較的爆発を描いても、球形の個数が少ないのも特徴です。
庵野さんが6、7個平気で描くのに対し、増尾さんは3個が一番多い印象があります。
以上の事を踏まえて、もう一度問題となった作画を見てみましょう。
■「うる星156話」サーカスと連続爆発


問題の作画です。結局このパートは誰が描いたのか?
結論から言うと、庵野秀明だと思います。
当時、庵野さんは板野一郎の影響を受けて、リアルに傾倒していた時期です。とにかくリアルに、写実的な作画を目指していました。目指す途中で、細長いムーンライン(図2)みたいなものは、描きたくなかったのではと思います。その証拠に、「超時空要塞マクロス」「メガゾーン23」や「風の谷のナウシカ」の中で、庵野さんは爆発にディテール(ムーンライン等)を殆ど加えていません。
庵野作画 爆発集




これは僕の推測ですが、写実性を目指す中で一体どんな風に描けばいいのだろうかと、試行錯誤の時期だったように感じます。副産物として、大量の破片の描き込み、タイミングのセンス等が磨かれました。
■「メガゾーン23」庵野爆発

■「風の谷のナウシカ」庵野爆発
「王立」の時期になると、庵野爆発の写実は黄金期を迎え、爆発は細かくリアルに描かれています。 余計なディテールは、爆発をむしろデフォルメにしてしまうので、それを避けたかったのではないのかなあと。
つまり、「うる星サーカス」が描かれた1983.4年当時は、庵野爆発はまだ未完成であり、しかも写実にこだわったので、爆発を細かく描けなかった(※爆発に余計なディテールを足すことが出来なかった)時期だと思うんです。そういう理由で、このサーカスと連続爆発は、庵野秀明の作画だと思います。

増尾さんだったら、この爆発内部にムーンラインを少なくとも一本は入れるだろうし、それをしないのならばドーナツ三日月をすると思う。こんだけ、中身スカスカにして描かない。

後は、やはり破片の大きさですね。
こんなに大きな破片を、増尾さんが描くとは思えない。
Q、あの「金田っぽい」カットインは何だったのか?


完全なる推測で申し訳ないんですが、これって作監とか演出の人が足したんじゃないのかなあと思います。(そういうことは、ありえるんですかね?)前回の記事で、この2枚を抜いても違和感無くみれることは明らかでしたね。80年代後半~90年代は、やっぱり金田作画イケイケの時代だったと思うんですよ。だから、演出の人が「この爆発は、金田さん(もしくは山下)みたいなカットにしろ」 とか言って、ああなったんじゃないのかなあと。全部推測ですよ!
今回ほぼゼロから増尾作画を調べて、スゴい苦労しました。(※gif作っちゃ見て確認、お仕事他に無いか確認、スクショしたのをWFVで見て確認とか…動研の人はすげえなあと改めて思ったよ…)けど、「お!なんだかこの人の作画の特徴が分かってきた!」 みたいな快感を得られるのが楽しくてですね、やってよかったなあと(*´∀`) 庵野爆発についても、分かりきってる感じだったんですが、全然知らないことばっかりで、むしろ覚えた方の事が多いですね。
こんな過疎作画ブログですけど、30人くらいは見てくれてるということで、この「うる星サーカス」一連記事については、お疲れ様でした。途中で、gifのサイズ変更とかで見難い箇所もあったかと思いますけど、そこは勘弁を。いろいろと試してるので…まあ本当にお疲れ様でした。
ロケット打ち上げシーン爆発・煙、4例見比べ
★王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987/劇場):庵野秀明
写実黄金期の庵野爆発&煙。
煙に対して4色を使用。破片も細かく。
地味に中央のハイライトがいい味を出している。
★プラネテス(2003/TV):橋本敬史
OPでの橋本作画。橋本さんらしく、煙は少し写実的。
ノンクレ版あったかなあ。
★キルラキル(2013/TV):吉成曜(※推測)
フォルムは完璧に吉成。もしかしたら、すしおかもしれない。
でも総作監だったら、こんなの描く余裕ないっすよね。
デフォルメ調なんだけど、タイミングは凄くリアルに。
最近のお気に入り。
★キャプテン・アース(2014/TV):柿田英樹
一枚絵でも、柿田と分かる作画。
タイミングから作画まで、すんげーデフォルメ。
一回爆縮するときは、スゴい良いと思う。
後は、「FREEDOM」とかにあったような気がします。
確か、あれは橋本さんだったかなあ。
探せば、こういう打ち上げシーンの煙はもっとあると思います。
写実黄金期の庵野爆発&煙。
煙に対して4色を使用。破片も細かく。
地味に中央のハイライトがいい味を出している。
★プラネテス(2003/TV):橋本敬史
OPでの橋本作画。橋本さんらしく、煙は少し写実的。
ノンクレ版あったかなあ。
★キルラキル(2013/TV):吉成曜(※推測)
フォルムは完璧に吉成。もしかしたら、すしおかもしれない。
でも総作監だったら、こんなの描く余裕ないっすよね。
デフォルメ調なんだけど、タイミングは凄くリアルに。
最近のお気に入り。
★キャプテン・アース(2014/TV):柿田英樹
一枚絵でも、柿田と分かる作画。
タイミングから作画まで、すんげーデフォルメ。
一回爆縮するときは、スゴい良いと思う。
後は、「FREEDOM」とかにあったような気がします。
確か、あれは橋本さんだったかなあ。
探せば、こういう打ち上げシーンの煙はもっとあると思います。
エヴァQ:エフェクト担当者別整理/アバン+Aパート
gifにも慣れてきたので、そろそろ作ろうかなあと思い立った次第。
ま、エヴァにしか興味がない人も見てみると案外面白いと思いますよ。
(※一部訂正あり 2017年2月27日追記)
(※再訂正あり 2021年1月30日追記)
この記事とても容量が大きいので動画化したいけど、カラーさんほか色々な場所から怒られそうなので多分しません
ようやく届きました。いやー庵野爆発だけで、4,000円の価値はあります。
ここでは尼載っけてますが、買いたい人はエヴァストアで買いましょう。
こんなテンプレでやってます。
★カット、パートの名称:原画担当者名
(※毎度のことながら、原画マンは推測です。)
■弐号機左腕破壊の爆発(メカはCG):橋本敬史


冒頭から橋本さん大活躍です。
のりだーエフェクトは分かりやすいですね。
メカとの相性もいいですね。
■集中攻撃を受ける弐号機(メカはCG):庵野秀明

序や破では、数枚の原画でしたが、このカットは50枚を超える全原画。
原画で見ると、いまいちよく分かんない。これ本当に爆発描いてんのってなる。
だけど、繋げるときれいな爆発になっちゃう。それが庵野爆発。
追記/2021/01/30
公式からも言及されました
※CGメカニックは岩里昌則、デジタル調整は小林浩康
■改弐号機が出る時の水中での気泡:橋本敬史(※推測)

(※情報いただきました。橋本さんではないとのこと、誰なんだろう?)
スケダンOPがいい判断材料になりました。
のりだーは、水作画の方が格段に上手い気がしますね。
2021/01/30追記
やはり橋本敬史作画では?
すしお担当はエンジン始動の際の、ぶくぶく泡のところだったとおもう
■ケーブルが燃えるシーン:増尾昭一

ここは微妙です。
何となく橋本さんの炎って、右いって左いってみたいなイメージがあるので。
そういうイメージで判断しました。
[追記]
白コマの感じ見ると、増尾さんかもしれない
[再追記]
やっぱりこれ増尾さんだと思う
L/Oは摩砂雪さんというTweet(カラー2号機)があったが現在は削除
(※仮にも法人公式SNSとしてどうなってんねや!)
■フライホイールの爆発:庵野秀明

リアルな爆発と煙。タイミングが上手い。
原画の線の描き方と、爆発の写実性から判断しました。
後ろの左右の煙は、増尾さんではないかと。
■ヴンダー発進時の押し寄せる波:橋本敬史

この波の感じは橋本さんっぽい。
原画集見ると、波にアイウエオと振っていたのでそれも込みで。
■人工使徒に攻撃を食らうヴンダー:庵野秀明

「ナウシカ」を思い出すような爆発。
小さい球体から始まる爆発は、やはり古い人がやってる印象。
ここは庵野さんだとおもう
■Mark9への砲撃:?→伊藤秀次(推測)

ここすごい上手いんですけど、誰か分からない。
若干阿部とかに似てる気がする。もっと似てる人がいたんだけどなあ…誰だっけ。
温度変化の表現がリアル。でも爆発のフォルムはアニメ調。
[追記]
伊藤秀次かもしれない微妙。情報求む。
■逃げるMark9の煙:井上俊之?すしお(確定)
「妄想代理人」の最終話のエフェクトから判断。
もう本当それだけ。根拠が薄すぎますね。
[追記/2021/01/30]
すしお作画でした。訂正してお詫びを
やっぱここ上手いよなあ
すしおエフェクトもっと知りたい
クセがある人が多いので、増尾特技監督は意味をなしてないような気も。
そもそも特技監督って、特効足したりするだけな役目だったりするんでしょうか…
自分は、全体のエフェクトを整える役目だと思ってるんですが…またちょっと調べてみます。
まあデジタルエフェクトの第一人者でもあるので(※序時代で、AfterEffectsとか使って色々既にやってた)、庵野さんには色々その事に関してアドバイスはしてるんだろうけど。
Bパートはまた今度。
ま、エヴァにしか興味がない人も見てみると案外面白いと思いますよ。
(※一部訂正あり 2017年2月27日追記)
(※再訂正あり 2021年1月30日追記)
この記事とても容量が大きいので動画化したいけど、カラーさんほか色々な場所から怒られそうなので多分しません
ようやく届きました。いやー庵野爆発だけで、4,000円の価値はあります。
ここでは尼載っけてますが、買いたい人はエヴァストアで買いましょう。
こんなテンプレでやってます。
★カット、パートの名称:原画担当者名
(※毎度のことながら、原画マンは推測です。)
■弐号機左腕破壊の爆発(メカはCG):橋本敬史


冒頭から橋本さん大活躍です。
のりだーエフェクトは分かりやすいですね。
メカとの相性もいいですね。
■集中攻撃を受ける弐号機(メカはCG):庵野秀明

序や破では、数枚の原画でしたが、このカットは50枚を超える全原画。
原画で見ると、いまいちよく分かんない。これ本当に爆発描いてんのってなる。
だけど、繋げるときれいな爆発になっちゃう。それが庵野爆発。
追記/2021/01/30
公式からも言及されました
(株)カラー 2号機@khara_inc2
ここの爆発は #庵野秀明 原画
2021/01/29 21:10:14
#ヱヴァQ #エヴァQ https://t.co/QlE9KrbjYu
※CGメカニックは岩里昌則、デジタル調整は小林浩康
岩里昌則 イワサトマサノリ@key_sky2016
CGアニメーションは僕、爆発は庵野さん小林さん、リテイク時のライティングは学君でした。懐かしい。。 https://t.co/Vf1T8YGlQj
2021/01/29 22:09:58
■改弐号機が出る時の水中での気泡:橋本敬史(※推測)

(※情報いただきました。橋本さんではないとのこと、誰なんだろう?)
スケダンOPがいい判断材料になりました。
のりだーは、水作画の方が格段に上手い気がしますね。
2021/01/30追記
やはり橋本敬史作画では?
すしお担当はエンジン始動の際の、ぶくぶく泡のところだったとおもう
■ケーブルが燃えるシーン:増尾昭一

ここは微妙です。
何となく橋本さんの炎って、右いって左いってみたいなイメージがあるので。
そういうイメージで判断しました。
[追記]
白コマの感じ見ると、増尾さんかもしれない
[再追記]
やっぱりこれ増尾さんだと思う
L/Oは摩砂雪さんというTweet(カラー2号機)があったが現在は削除
(※仮にも法人公式SNSとしてどうなってんねや!)
■フライホイールの爆発:庵野秀明

リアルな爆発と煙。タイミングが上手い。
原画の線の描き方と、爆発の写実性から判断しました。
後ろの左右の煙は、増尾さんではないかと。
■ヴンダー発進時の押し寄せる波:橋本敬史

この波の感じは橋本さんっぽい。
原画集見ると、波にアイウエオと振っていたのでそれも込みで。
■人工使徒に攻撃を食らうヴンダー:庵野秀明

「ナウシカ」を思い出すような爆発。
小さい球体から始まる爆発は、やはり古い人がやってる印象。
ここは庵野さんだとおもう
■Mark9への砲撃:?→伊藤秀次(推測)

ここすごい上手いんですけど、誰か分からない。
若干阿部とかに似てる気がする。もっと似てる人がいたんだけどなあ…誰だっけ。
温度変化の表現がリアル。でも爆発のフォルムはアニメ調。
[追記]
伊藤秀次かもしれない微妙。情報求む。
■逃げるMark9の煙:
「妄想代理人」の最終話のエフェクトから判断。
もう本当それだけ。根拠が薄すぎますね。
[追記/2021/01/30]
すしお作画でした。訂正してお詫びを
スシオグミカンパニー🌻@sushio_
0号機が飛んでったとこのエフェクト庵野さん褒めてくれた
2021/01/29 21:40:53
(੭ु Ꙭ )੭ु⁾⁾
やっぱここ上手いよなあ
すしおエフェクトもっと知りたい
クセがある人が多いので、増尾特技監督は意味をなしてないような気も。
そもそも特技監督って、特効足したりするだけな役目だったりするんでしょうか…
自分は、全体のエフェクトを整える役目だと思ってるんですが…またちょっと調べてみます。
まあデジタルエフェクトの第一人者でもあるので(※序時代で、AfterEffectsとか使って色々既にやってた)、庵野さんには色々その事に関してアドバイスはしてるんだろうけど。
Bパートはまた今度。
増尾パートを色々探検してきた 80年代編
結構苦労しました…作画wikiの情報を中心に調べた次第
まずは、「超獣機神ダンクーガ(TV/1985)」から。
これはOPタイトルの金田エフェクトカットと黒騎士ロボの立ち絵前の2カット
爆発がないので参考にならないという本末転倒
でもOPカッコイイっす
次は、
「戦え!!イクサー1 Act.I(OVA/1985)」
苦労しましたが、ようやく発見できました。
あんま関係ないですけど、主人公ちょろイン過ぎやしませんかね
どんな動機付けで戦ってんだよ…
増尾パートは「イクサーロボとディロスθの戦闘」という風にwikiには大雑把に載ってたので、
その中で爆発・煙をピックアップ
「イクサー」戦闘①
エフェクトには絡んできませんが金田調のカットが
煙の方は、「POP」と比較しても、増尾さんっぽいカットですね
煙の中のカゲが、他に比べると多少薄いか
イクサー戦闘②
ちょっとタイミング早かった感が…後で作りなおすかも
金田っぽいエフェクトですが、このイクサー戦闘の中では唯一このエフェクトだけが異色
そして、破片も爆発のフォルムも増尾ではない感じがします
増尾さんは、こんな乱雑に破片を飛ばさない
なんだろう、これは?
イクサー戦闘③
イクサー戦闘④
この二つについては、破片の雰囲気がほんの少し増尾っぽくない
煙はカンペキに増尾さんですけどね
イクサー戦闘⑤
これは確実に増尾さんと言える
煙と煙の境界線といい、破片といい、増尾作画です。
イクサー戦闘⑥
これも同じく増尾さんと確定
今回でようやく増尾爆発が掴めてきたような気がします
別記事(「POP」や「イクサー」「A子」での比較)で詳しく説明しますが、
ポイントはそれぞれの煙と煙(もしくは爆発と爆発)の間の描き方が特徴
★簡潔に、増尾爆発の特徴



簡単に言うと、増尾爆発は球形に分かれる煙と煙の間を上みたいに繋げる
カエルの水かき部分みたいな感じ
爆発に関しても、多分同じだと思う
★「戦え!!イクサー1 Act.I(OVA/1985)」に関してのまとめ
確定的に増尾パートだと言えるのは⑤⑥
80%で増尾パートなのは、①③④
別の人が描いたと思うのは②
次に、「戦え!!イクサー1 ACT.III 完結編(OVA/1987)」から。
この増尾パートはwikiでも憶測と書いてあったので、慎重に調査
イクサー戦闘⑦
一見増尾さんっぽいですが、微妙
破片と爆煙のフォルム共々あまり似てないような気が
これクレジットも調べなきゃ駄目ですね
イクサー戦闘⑧
うーん…ここは増尾さんじゃないと思うなあ
⑦と同じ人のような気もするが…
イクサー戦闘⑨
イクサー完結編では、唯一これだけが増尾さんだと確定で言える
フォルム、破片ともに増尾爆発
しかも金田エフェクトらしきものも入ってる
★戦え!!イクサー1 ACT.III 完結編(OVA/1987)まとめ
増尾パートで確定的なのは、⑨
微妙なのは、⑦⑧
続いて、コメントでも指摘があった
「プロジェクトA子(劇場/1986)」
今、映像を比較検討中 多分次の増尾記事になる
最後に「帝都物語(OVA/1991)」なんですが、一体どこのパートなのかも不明
全部観ようとすると特定にも時間がかかるので、流石にスルー
で、そっからはクレジットのみで確定ソースがないアニメが続く。
泣きそう
次は、多分「POP」「イクサー」「A子」の比較でやると思うよ
つづく(ダダダンダン!

まずは、「超獣機神ダンクーガ(TV/1985)」から。
これはOPタイトルの金田エフェクトカットと黒騎士ロボの立ち絵前の2カット
爆発がないので参考にならないという本末転倒
でもOPカッコイイっす
次は、
「戦え!!イクサー1 Act.I(OVA/1985)」
苦労しましたが、ようやく発見できました。
あんま関係ないですけど、主人公ちょろイン過ぎやしませんかね
どんな動機付けで戦ってんだよ…
増尾パートは「イクサーロボとディロスθの戦闘」という風にwikiには大雑把に載ってたので、
その中で爆発・煙をピックアップ
「イクサー」戦闘①
エフェクトには絡んできませんが金田調のカットが
煙の方は、「POP」と比較しても、増尾さんっぽいカットですね
煙の中のカゲが、他に比べると多少薄いか
イクサー戦闘②
ちょっとタイミング早かった感が…後で作りなおすかも
金田っぽいエフェクトですが、このイクサー戦闘の中では唯一このエフェクトだけが異色
そして、破片も爆発のフォルムも増尾ではない感じがします
増尾さんは、こんな乱雑に破片を飛ばさない
なんだろう、これは?
イクサー戦闘③
イクサー戦闘④
この二つについては、破片の雰囲気がほんの少し増尾っぽくない
煙はカンペキに増尾さんですけどね
イクサー戦闘⑤
これは確実に増尾さんと言える
煙と煙の境界線といい、破片といい、増尾作画です。
イクサー戦闘⑥
これも同じく増尾さんと確定
今回でようやく増尾爆発が掴めてきたような気がします
別記事(「POP」や「イクサー」「A子」での比較)で詳しく説明しますが、
ポイントはそれぞれの煙と煙(もしくは爆発と爆発)の間の描き方が特徴
★簡潔に、増尾爆発の特徴



簡単に言うと、増尾爆発は球形に分かれる煙と煙の間を上みたいに繋げる
カエルの水かき部分みたいな感じ
爆発に関しても、多分同じだと思う
★「戦え!!イクサー1 Act.I(OVA/1985)」に関してのまとめ
確定的に増尾パートだと言えるのは⑤⑥
80%で増尾パートなのは、①③④
別の人が描いたと思うのは②
次に、「戦え!!イクサー1 ACT.III 完結編(OVA/1987)」から。
この増尾パートはwikiでも憶測と書いてあったので、慎重に調査
イクサー戦闘⑦
一見増尾さんっぽいですが、微妙
破片と爆煙のフォルム共々あまり似てないような気が
これクレジットも調べなきゃ駄目ですね
イクサー戦闘⑧
うーん…ここは増尾さんじゃないと思うなあ
⑦と同じ人のような気もするが…
イクサー戦闘⑨
イクサー完結編では、唯一これだけが増尾さんだと確定で言える
フォルム、破片ともに増尾爆発
しかも金田エフェクトらしきものも入ってる
★戦え!!イクサー1 ACT.III 完結編(OVA/1987)まとめ
増尾パートで確定的なのは、⑨
微妙なのは、⑦⑧
続いて、コメントでも指摘があった
「プロジェクトA子(劇場/1986)」
今、映像を比較検討中 多分次の増尾記事になる
最後に「帝都物語(OVA/1991)」なんですが、一体どこのパートなのかも不明
全部観ようとすると特定にも時間がかかるので、流石にスルー
で、そっからはクレジットのみで確定ソースがないアニメが続く。
泣きそう
次は、多分「POP」「イクサー」「A子」の比較でやると思うよ
つづく(ダダダンダン!

増尾爆発と庵野爆発について
★増尾昭一の簡易的な来歴(※超個人主観)
・スタジオジャイアンツ→グラビトン→ガイナ→カラー(多分)
・80~90年代は、爆発とメカ(メカバトルの方が多い?)
・00年代になると、立体的な煙が中心?
・でもやっぱ煙の人の印象
・爆発つかめてない誰か助けて
「POPCHASER(1985) ※以下『POP』」は、くりいむれもんシリーズの一作品、OVA。
そうそうたるメンバーで作画されたことで有名な18禁アニメ。作画マニア界では、今更言うまでもないだろうが、僕はタイトルしか知りませんでした。
【参考資料】
第283回 『美少女アニメ くりぃむレモン PoP CHASER』
キャッシュ(※昨日は確実に見れてたのになあ、何故だ)
北久保監督のツッコミも掲載。
僕は作ヲタではないので…
でも、まあ結構違いますよね。
そんでもって80年代は、おそらくこれと「メガゾーン23(一部)」「初代マクロス(部分)」「王立」「AKIRA」「トップをねらえ!」ぐらいしか分からないという泣きたくなるような惨状。
まあとにかく、見なきゃどうにもならんということで、「POP」増尾パートのバズーカ背動部分を30回ぐらい見ました。
本編は1回。(アイちゃんとかいうビッチ)
……難しい!
・板野からの流れは分かったと思う
・庵野爆発とそこそこ似てる
・爆発の特徴掴むのに苦労したけど、何となく分かった
・破片はそんな多くない
・この時期は、増尾が金田ってると確定的な判定が下せない(※資料が少ない)
・イクサーとA子の増尾パートが欲しい(※資料が少ない)
で、「POP」のエフェクトオンリー動画作りました。
(※動画追いつかず。後で。)
オンリーといいつも、 リオのバイクシーンとか気持ちいいなあと思ったシークエンスも入っていたり。
gif?ちょっと待ってください。結構大変なんだから…
「POP」増尾パート(バズーカ背動)
ついでに、
「POP」庵野パート
小黒さんが庵野パートと勘違いした理由は多分色の入れ方だと思う、上手く言えないけど。初見の時はかっけー!で終わっちゃった。すごいすね、これ。爆発は全部で5回ぐらい。背動はメーターが遊びたがると噂に聞いていたんですが、どうやらあながち嘘でもなさそう。
増尾爆発の特徴ですが、まず一つとして庵野に比べ破片が細かい+少ない。これは2000年以後も変わらずある増尾の破片の特徴です。庵野がやたらめったら爆発、爆煙の中に破片を散らすのに対し、増尾はそこまで散らさない。というのも、庵野は自主制作やDAICONのときから王立に至るまで、破片大好きっ子ですから。そこが違う。(参考:図1)ちなみに、新エヴァ「序」の庵野爆発では、逆に増尾さんに破片ガヤを足してもらうというエピソードもある。

もう一つは、庵野爆発が爆発の球形をいくつか分けて表現するのに対し、増尾爆発では爆発どうしの境界線が曖昧。つまり、増尾はあまり独立した爆発の球体を描かないということです。爆発と爆発の境界が曖昧で、ふわふわしてる感じ。(参考:図2)こういう点では、むしろ政勝さんに近いかもしれない。

この2つが、今回僕が「POP」を何十回か見て思った増尾爆発の特徴です。
①破片が庵野に比べて、細かい+少ない
②爆発同士の境界が曖昧で、独立した球体にならない場合が多い
金田エフェクトが入ってるかどうかですが、これはさっぱり僕には判断が下せません。
二枚くらい金田っぽいのは入ってますけど、そこまで金田でもない。
前述した通り、背動は遊びたがるので、そういった面でああいうのを入れてきたんじゃないのかなあという可能性もないわけではないので…
上記を考慮に入れて、「うる星」の例のパートと比べてみると、爆発のフォルムと破片ともにが大きく違うのが分かると思います。(参考:図3)

あと気になったのは、爆煙のカゲの落とし方ですね。(参考:図4)

「POP」だけなので、あれなんですけど。庵野爆発は、爆発と爆発の間のカゲ(※さらにいうと、一番暗いとこのカゲ)を描写するのに対し、増尾爆発ではあまり見られない。王立での庵野煙が代表的だと思うんですけど、庵野さんは煙に対して3~4色ぐらい使って、一番暗いとこのカゲを表現しようとする。(参考:図4a~c)



これぐらいかなあ…
「POP」を見ての増尾爆発の印象は以上です。
まあぼちぼち「POP」以外の、増尾さんのお仕事も見て行きたいなあと思っとります。流石に一つではムリ!
後、 全く関係ないんですが、80年代のメカとか機械類のこういう塗り方が個人的にグッとくるので、ちょっと掲載。

ハイライトと黒色の使い方サイコーです。
これはDAICONでも見たような気がするなあ~
・スタジオジャイアンツ→グラビトン→ガイナ→カラー(多分)
・80~90年代は、爆発とメカ(メカバトルの方が多い?)
・00年代になると、立体的な煙が中心?
・でもやっぱ煙の人の印象
・爆発つかめてない誰か助けて
「POPCHASER(1985) ※以下『POP』」は、くりいむれもんシリーズの一作品、OVA。
そうそうたるメンバーで作画されたことで有名な18禁アニメ。作画マニア界では、今更言うまでもないだろうが、僕はタイトルしか知りませんでした。
【参考資料】
第283回 『美少女アニメ くりぃむレモン PoP CHASER』
キャッシュ(※昨日は確実に見れてたのになあ、何故だ)
北久保監督のツッコミも掲載。
佐倉 大 (北久保弘之)@LawofGreen
http://bit.ly/jrH98y
2011/06/11 18:56:03
↑@animesama 小黒くんへ。作品の批評は当然甘んじて受けますし言い訳する気はサラサラ無いが、ことアニメのライターが作画の担当者間違えるってどうなのよ?21分37秒~45秒までの背景動画はあんのさんじゃ無くてぬるちひるこさんの仕事。
佐倉 大 (北久保弘之)@LawofGreen
@animesama あんのさんの前後に挟まれてるから、って言うのは単なる言い訳で、爆煙のフォルムやショックのフォルム観ればあんのさんの仕事じゃ無いのは作ヲタでも解る筈。幸い出版物じゃ無いのでWEB上の訂正は容易いでしょうから担当者のぬるちひるこ(増尾昭一)&あんのさんに詫びて。
2011/06/11 19:03:55
僕は作ヲタではないので…
でも、まあ結構違いますよね。
そんでもって80年代は、おそらくこれと「メガゾーン23(一部)」「初代マクロス(部分)」「王立」「AKIRA」「トップをねらえ!」ぐらいしか分からないという泣きたくなるような惨状。
まあとにかく、見なきゃどうにもならんということで、「POP」増尾パートのバズーカ背動部分を30回ぐらい見ました。
本編は1回。(アイちゃんとかいうビッチ)
……難しい!
・板野からの流れは分かったと思う
・庵野爆発とそこそこ似てる
・爆発の特徴掴むのに苦労したけど、何となく分かった
・破片はそんな多くない
・この時期は、増尾が金田ってると確定的な判定が下せない(※資料が少ない)
・イクサーとA子の増尾パートが欲しい(※資料が少ない)
で、「POP」のエフェクトオンリー動画作りました。
(※動画追いつかず。後で。)
オンリーといいつも、 リオのバイクシーンとか気持ちいいなあと思ったシークエンスも入っていたり。
gif?ちょっと待ってください。結構大変なんだから…
「POP」増尾パート(バズーカ背動)
ついでに、
「POP」庵野パート
小黒さんが庵野パートと勘違いした理由は多分色の入れ方だと思う、上手く言えないけど。初見の時はかっけー!で終わっちゃった。すごいすね、これ。爆発は全部で5回ぐらい。背動はメーターが遊びたがると噂に聞いていたんですが、どうやらあながち嘘でもなさそう。
増尾爆発の特徴ですが、まず一つとして庵野に比べ破片が細かい+少ない。これは2000年以後も変わらずある増尾の破片の特徴です。庵野がやたらめったら爆発、爆煙の中に破片を散らすのに対し、増尾はそこまで散らさない。というのも、庵野は自主制作やDAICONのときから王立に至るまで、破片大好きっ子ですから。そこが違う。(参考:図1)ちなみに、新エヴァ「序」の庵野爆発では、逆に増尾さんに破片ガヤを足してもらうというエピソードもある。

もう一つは、庵野爆発が爆発の球形をいくつか分けて表現するのに対し、増尾爆発では爆発どうしの境界線が曖昧。つまり、増尾はあまり独立した爆発の球体を描かないということです。爆発と爆発の境界が曖昧で、ふわふわしてる感じ。(参考:図2)こういう点では、むしろ政勝さんに近いかもしれない。

この2つが、今回僕が「POP」を何十回か見て思った増尾爆発の特徴です。
①破片が庵野に比べて、細かい+少ない
②爆発同士の境界が曖昧で、独立した球体にならない場合が多い
金田エフェクトが入ってるかどうかですが、これはさっぱり僕には判断が下せません。
二枚くらい金田っぽいのは入ってますけど、そこまで金田でもない。
前述した通り、背動は遊びたがるので、そういった面でああいうのを入れてきたんじゃないのかなあという可能性もないわけではないので…
上記を考慮に入れて、「うる星」の例のパートと比べてみると、爆発のフォルムと破片ともにが大きく違うのが分かると思います。(参考:図3)

あと気になったのは、爆煙のカゲの落とし方ですね。(参考:図4)

「POP」だけなので、あれなんですけど。庵野爆発は、爆発と爆発の間のカゲ(※さらにいうと、一番暗いとこのカゲ)を描写するのに対し、増尾爆発ではあまり見られない。王立での庵野煙が代表的だと思うんですけど、庵野さんは煙に対して3~4色ぐらい使って、一番暗いとこのカゲを表現しようとする。(参考:図4a~c)



これぐらいかなあ…
「POP」を見ての増尾爆発の印象は以上です。
まあぼちぼち「POP」以外の、増尾さんのお仕事も見て行きたいなあと思っとります。流石に一つではムリ!
後、 全く関係ないんですが、80年代のメカとか機械類のこういう塗り方が個人的にグッとくるので、ちょっと掲載。

ハイライトと黒色の使い方サイコーです。
これはDAICONでも見たような気がするなあ~
「うる星」庵野サーカス
庵野秀明が原画を担当した作品は、有名どころで行けば「風の谷のナウシカ」であったり、少し最近であれば「フリクリ」「トップをねらえ!2」であると思いますが。
今回は、あまり触れられてない(と思う) 「うる星やつら」の原画について紹介していこうと思います。
(※「うる星やつら」自体は多分みんな知ってると思うので、説明は省きます。 )
さて庵野秀明が担当したのは、156話『ヨロイ娘の恋! 乙女心はグラグラゆれて』のサーカス部分。
お話の内容は、アスカ=男性恐怖症ヨロイ女が、お見合いをする!という所から始まります。
それから色々あって、ヨロイを脱いで、ブラコンで。。。みたいな感じです。
話もいろいろとおかしいんですが、まあ昭和ということで…
作画に入って行きましょう。
サーカス①(約250枚)
2個目が本来の意味でのサーカスですね。
ミサイルの軌道が綺麗ですね。
最近のサーカスは直線的なものが多い印象なんですけど、しっかりと曲げて描いてますよね。
ここにおける「曲げる」というのは、サーカスの追尾で「曲がる」ということではなくて、飛んでいるミサイルの煙の跡にしっかりと空気が感じられるように「ゆらゆら曲げている」ように描いているということです。そこが素晴らしい。
サーカス②と連続爆発
ここも多分庵野さんだと思うんですが(爆発から見て)
サーカスしながらのメカ書き上手いです。
連続爆破と破片が鬼ですね。すごい。
2014-02-15
コメントでご指摘を受けました。
このパートは増尾昭一さんの原画らしいです。
よく見ると確かに金田な感じなカットですね…失礼いたしました…m(__)m
2014-02-15 再追記
ちょっと調べ中です。判明したら追記します。
一応もらったコメントを掲載しておきます。
とても作画に詳しそうな方なので、ありがたいです。
とても参考になりました。
サーカス③と爆発
サーカスの軌道と、どどどんと下からせり上がってくる爆発が素晴らしいです。
破片の散らし方が庵野さんっぽいですね。
ここは庵野さんではありませんが、難しい作画を上手くやってるなあと思ったので。
こういうゆっくりとした動きは、実際書くのは相当難しいようで…
ラムちゃんくるくる
ざっくりとですがこんな感じです。
気が向いたら、後で動画とかスクショを作っときます。
ではでは。
今回は、あまり触れられてない(と思う) 「うる星やつら」の原画について紹介していこうと思います。
(※「うる星やつら」自体は多分みんな知ってると思うので、説明は省きます。 )
さて庵野秀明が担当したのは、156話『ヨロイ娘の恋! 乙女心はグラグラゆれて』のサーカス部分。
お話の内容は、アスカ=男性恐怖症ヨロイ女が、お見合いをする!という所から始まります。
それから色々あって、ヨロイを脱いで、ブラコンで。。。みたいな感じです。
話もいろいろとおかしいんですが、まあ昭和ということで…
作画に入って行きましょう。
サーカス①(約250枚)
2個目が本来の意味でのサーカスですね。
ミサイルの軌道が綺麗ですね。
最近のサーカスは直線的なものが多い印象なんですけど、しっかりと曲げて描いてますよね。
ここにおける「曲げる」というのは、サーカスの追尾で「曲がる」ということではなくて、飛んでいるミサイルの煙の跡にしっかりと空気が感じられるように「ゆらゆら曲げている」ように描いているということです。そこが素晴らしい。
サーカス②と連続爆発
連続爆破と破片が鬼ですね。すごい。
2014-02-15
コメントでご指摘を受けました。
このパートは増尾昭一さんの原画らしいです。
よく見ると確かに金田な感じなカットですね…失礼いたしました…m(__)m
2014-02-15 再追記
ちょっと調べ中です。判明したら追記します。
一応もらったコメントを掲載しておきます。
とても作画に詳しそうな方なので、ありがたいです。
コメントありがとうございます。「サーカス②と連続爆発」の部分に関してはエヴァとも関わりが深い増尾昭一さんの作画だと思います。庵野さんも増尾さんも板野一郎さんの影響を受けた丸い爆発を描かれる(ことがある)方なので、煙から受ける印象が似ているのだと思います。この時期のお二方の煙作画は、増尾さんの方が煙のアウトラインの部分や煙の中で動いている線のような部分が細く、庵野さんの場合だと、そういった部分がより太い線(模様)で表現されているという傾向があるので、その点である程度は判別することができると思います。(分かり辛い表現ですみません)また、この時期の増尾さんに金田伊功さん調(正確に言うと山下将仁さんや田村英樹さん調?)のエフェクトを多用される傾向があるのに対して、庵野さんにはそういった傾向があまりないという点も大きな違いだと思います。「サーカス②と連続爆発」の中だと爆発時に入っている赤い直線的なエフェクトや、一瞬入る黒バックの三日月や円のようなエフェクトがこの金田さん調のエフェクトになっています。
とても参考になりました。
サーカス③と爆発
サーカスの軌道と、どどどんと下からせり上がってくる爆発が素晴らしいです。
破片の散らし方が庵野さんっぽいですね。
ここは庵野さんではありませんが、難しい作画を上手くやってるなあと思ったので。
こういうゆっくりとした動きは、実際書くのは相当難しいようで…
ラムちゃんくるくる
ざっくりとですがこんな感じです。
気が向いたら、後で動画とかスクショを作っときます。
ではでは。
庵野秀明 ナウシカ作画シーン2
この前の続きです。
1、巨神兵ビーム→爆発
この前のコマ追加Versionです。
巨神兵にまとわりつく煙は全部三色。
宮﨑駿に「3色使うと殺す!!」と言われた話は、あまりに有名。

(※ナウシカ、というか一般アニメにおいてそうそう三色の煙はない)

驚くことにこの煙(4本くらいある)全部動かしてるんです。凄い。
どこか一つくらいはbookで置いといてもいいのに…
セル4枚ぐらい重ねている感じがしますが、どうなんでしょう。
ビーム発射シーン

ビームは透過光
逆光に近い感じになっているので、巨神兵の体と煙は影。
それでも動き続ける煙。
ビームによって打ち上げられる王蟲も細かく

細かい!多分気付かない人多しなコマ。
爆発

王蟲の残骸と底に広がる煙。
そして透過光いっぱいの画面。
爆発2

白→赤(そして黄)へと温度の移り変わりもリアルに。
爆発3

ここの小さな球形爆発が素晴らしい。
こっから、これですからね。

底に広がっていた煙は押しつぶされ、爆炎が広がっていきます。
タイミングが上手すぎる。
2、爆発後広がるようすを見るクシャナ
ぐわああとゆっくりと大きくなっていく爆炎。
アニメならではの表現。
それからクシャナのスカートの動きは3枚リピートっぽい。
3、最後に崩れながらも、もう一発打つ巨神兵
どろっと巨神兵の皮膚が崩れ落ちながら、打つ十字ビーム。
庵野さん曰く「口の中にも、もう1色入れたかった」そうな。
ここのどろっと加減が素晴らしい。すげえ。
今までは、どろどろじゃないですか。
それが、ここでは一挙にドロっと崩れていく。
やっぱりタイミングの人だと思います。
こんなところで…
よいお年を。
1、巨神兵ビーム→爆発
この前のコマ追加Versionです。
巨神兵にまとわりつく煙は全部三色。
宮﨑駿に「3色使うと殺す!!」と言われた話は、あまりに有名。

(※ナウシカ、というか一般アニメにおいてそうそう三色の煙はない)

驚くことにこの煙(4本くらいある)全部動かしてるんです。凄い。
どこか一つくらいはbookで置いといてもいいのに…
セル4枚ぐらい重ねている感じがしますが、どうなんでしょう。
ビーム発射シーン

ビームは透過光
逆光に近い感じになっているので、巨神兵の体と煙は影。
それでも動き続ける煙。
ビームによって打ち上げられる王蟲も細かく

細かい!多分気付かない人多しなコマ。
爆発

王蟲の残骸と底に広がる煙。
そして透過光いっぱいの画面。
爆発2

白→赤(そして黄)へと温度の移り変わりもリアルに。
爆発3

ここの小さな球形爆発が素晴らしい。
こっから、これですからね。

底に広がっていた煙は押しつぶされ、爆炎が広がっていきます。
タイミングが上手すぎる。
2、爆発後広がるようすを見るクシャナ
ぐわああとゆっくりと大きくなっていく爆炎。
アニメならではの表現。
それからクシャナのスカートの動きは3枚リピートっぽい。
3、最後に崩れながらも、もう一発打つ巨神兵
どろっと巨神兵の皮膚が崩れ落ちながら、打つ十字ビーム。
庵野さん曰く「口の中にも、もう1色入れたかった」そうな。
ここのどろっと加減が素晴らしい。すげえ。
今までは、どろどろじゃないですか。
それが、ここでは一挙にドロっと崩れていく。
やっぱりタイミングの人だと思います。
こんなところで…
よいお年を。
『王立宇宙軍』庵野エフェクトGIF
©GOMISTATION 2012-2023 All rights reversed







