
これまでの話数でまさしく、ピカイチだった。すごすぎた。
アバン:有馬と母親の過去
A:演奏開始~演奏ストップまで
・音符が消える表現
・渡「すげえ…」
・水に浸かる有馬
B:宮園演奏再開~ラスト喝采まで
・怒涛のラスト
・春が来た
脚本・作劇・構成
![29]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/7/b7654b3d-s.jpg)
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/9/794bef77-s.jpg)
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![29]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/8/f/8f5723e2-s.jpg)
まず、アバンの過去回想は良かった。なぜ有馬公生がああいう風に(3話のように)呼ばれていたか、それが母親に依拠するということを執拗に描写してきたのだけども、この話数では表現手法が少し変わって、セリフが多くなっている。これが後半のAにおける、4段階ポン寄りのシーン(※車いすの母親が見えるところ)で素晴らしく活きてくる。ここは、色々なエフェクト(フォギー、パラ、ボカシ)がかかってる分、そのホラーチックに画面が仕上がっていて、一見幻想シーンの方が怖いと思うんだけど、シークエンスで見ると、何も存在してない方の画面が怖く感じるように仕組まれている。
![37]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/d/9db5753a-s.jpg)
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/4/e4825cdc-s.jpg)
![51]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/e/fe1c7e80-s.jpg)
![53]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/2/429ba066-s.jpg)
アバンではあれだけのセリフの文量で、有馬の暗い過去を描くんだけど、4段階ポン寄りのシーンでは一切のセリフなく、ただ音楽の高まりと共にシーンが進行していく。このシーンから(今まで明示されてこなかった)有馬の主観(※スポットライトはその示唆)へと没入していく。鍵盤を叩いても音が出ない、音符が消えていく、まるで海の底にいるような息苦しく・どうしようもない感じ、それら全てをセリフと音楽、そして映像で感じさせている。
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![16]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/4/74ffc0aa-s.jpg)
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有馬の必死な形相とその言動、そして示される映像の息苦しさと苦痛。「叩いても音が出ない苦しみ」、それがどんなモノかというのはイメージBG的な手法で(※抽象的に)表現するのかと思っていたんだけど、イシグロ監督はまさに「実直に」有馬の苦痛を具体的で明確に表現しているので、ここは喝采すべきところだと思う。 有馬の向き合ってきたモノがどれだけ恐ろしく、それだけ苦痛に溢れているかが素晴らしく分かるシークエンスだった。
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![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/2/42ae8e20-s.jpg)
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シーンは現実(客観)へと帰り、有馬はピアノの演奏を中止する。これは宮園に迷惑をかけてはダメだという判断から。だけど、その宮園も演奏をやめてしまう。有馬と一応の会話(※いや感情的な機微の交換か)を交わし、有馬もそれを受け取る。そうして、宮園は「旅に出よう(※スヌーピーからかな)」と言い、演奏を再開する。しかし、演奏再開できない有馬。
![34]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/9/19d1bdd7-s.jpg)
![37]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/1/611436da-s.jpg)
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![27]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/3/93c5e1c5-s.jpg)
有馬は相変わらず海の底で苦しんでいるのだけど、ようやっと辛い記憶のリフレインではない、母親との記憶を思い出す。演出的にはここが素晴らしかった。ここまで、有馬と母親の過去回想では全てモノトーンに仕上げてきたからこそ出来る、対比的な「カラー(※色彩的・明度的)」による柔らかさ・優しさ・安心の表現。「母さんからもらった全てをぶつける」という意志の元、有馬は演奏にのめり込む。それが、3枚目のカット、有馬の目線の動きを描写したカットに表れていたり、4枚目の逆光のカットでも(※宮園から見た有馬として)有馬の本来持つポテンシャルが示されている。
![21]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/3/1399ca31-s.jpg)
![40]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/8/988ca6a5-s.jpg)
![43]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/4/74aae4bc-s.jpg)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/1/f132545d-s.jpg)
そして、演奏終了。終了に至るラストスパートは、画面も光源が強調されたモノとなっており、明度も上がっている。もがき苦しんでいた有馬に、わずかながら見いだせた希望の表現であり、宮園との演奏が楽しいという表現でもある。そして、有馬の主観(※未来)へと画面はジャンプカットし、ピアノ演奏の感情の再確認と同時に有馬の一つの思い出となっていることが分かる。 素晴らしい話数だった。
作画・画面構成
素晴らしかった、以上。
というのは流石に冗談(※冗談でもないか)ですが、これ以上は文量が多すぎる(※時間も足りない)ので、また別記事にでもするかも。簡単に言うと、序盤の演奏シーン、ラスト演奏シーン、控室での有馬のカチコチのシーン、ここらへんは何も言わずとも分かるように、素晴らしかった。濱口明はどこでしょうね、それは少し気になる。
以上です。
四月は君の嘘 3話「春の中」 感想(2014秋アニメ)
![15]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/f/afde1081-s.jpg)
ちょっとアク強かった。これは賛否分かれるだろうなあと録画見ながら思ってたら、一週間が風のように過ぎ去っていきました。遅れてゴメンネ。4話もすぐに(三連休には…)記事にする予定。(※メソッドはまだ見てない。見る気も起きない。)
アバン:カフェで食べる2人
A:トゥインクルと有馬がピアノ弾けなくなった原因
・グラフィニカいいなあ
・有馬の受賞歴については、もっと演出で盛り上げて欲しい
・伴奏に任命
B:伴奏への強制と走りだす有馬
・楽譜の貼り方よかった
・テンポもよかった
・明暗の表現(キリ
・二人乗りに厳しい世の中
脚本・作劇・構成
![36]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/c/ccf29947-s.jpg)
![18]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/6/2684072e-s.jpg)
![59]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/3/5312ffa3-s.jpg)
![02]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/a/eaeb7da7-s.jpg)
有馬が何故ピアノが弾けなくなったのか、ということが判明する回でした。で、そこから宮園にピアノ伴奏に任命され、伴奏をやるように椿共々言われまくるわけですが。一向に「してみようかな」というアクションすら見えない、社交辞令でもその場しのぎの発言でも全く言えない。だから、彼にとっては、ピアノを再開することは「絶対あり得ないこと」なんですね。
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![05]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/d/bdd92c22-s.jpg)
それは例えば、このカフェでの表現でも示されています。
このカッとショックを受ける感じ。巧いですよね。タイミングも良かった。
![56]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/d/dd5f349f-s.jpg)
後は伏線としてのバスの宮園かをりですね。
ここは原作よりも巧いと思う。
![08]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/d/bd39018e-s.jpg)
![20]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/1/41414a17-s.jpg)
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![02]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/8/9869b93f-s.jpg)
![14]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/2/129fe04f-s.jpg)
![15]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/3/5365621e-s.jpg)
屋上での明暗シーンは誰にでも分かるような演出だったので、今一度ぼくが改まっていうことでもないと思うのですが。有馬が深い暗闇の中にいて、椿や宮園は明るい日の下にいるというのが表面的な表現です。ですが、ここはレイアウトでの演出を少し解釈したい。ここでこれだけ左に配置されているのは、誰しもが「有馬公生の立場になりうる」ということの示唆だと思います。つまり、その個々人の立場というものは非常に不安定で、固定的ではないということです。
作画・画面設計・カメラワーク
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A1はキャラ絵がすごく安定しますね。今回は、というか4話まででもほぼ全く崩れてない。それがいいことかどうかは分かりませんが、まあ大変なことで労力もかかっているだろうと思います。こういうことを軽視する人が大多数ですけど、この絵を保つのって大変ですよ。びっくりするほど崩れない。もっと輪郭なんて簡単に崩れるのに(※むしろ崩れろ、と思う。僕としては、いろんな人の「動く」絵が見たいので、総作監制度がいいシステムとはあまり思えません)。
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「ほらやっぱり幸せなピアノじゃない」のシーンは宮園かをりTBしながら、(OLしながら)有馬にTUしてもらいたかった。というか、その画面しか想定してなかった。このシーンの宮園にTBやTUしなかったというのはぼくにとっては非常に意外で、何でかというと、その次に弾けなくなるシーンとの「画面の硬度」によって、対比ができると思っていたから。
弾けなくなるシーンでは有馬公生がビクッとするわけですが、そういった「硬さ」を画面でも出してもらいたくて、対して、弾けているシーン(店員や子ども、宮園が幸せなシーン)では「柔らかさ」を画面で表現して欲しかった。この2つの対比があると想定していたので、特にカメラ指示が無かったのは本当に意外でした。
今回はこれぐらいでしょうか。後、暴力ヒロイン云々で騒ぐ輩がいますが、それはまた別の記事で(次の4話ででも)言及したいと思います。「うる星やつら」とか「鋼の錬金術師」、「らんま1/2」とか有名ドコロでもあるんですけど、何故かこの辺はスルーされるのに苛立っています。あのフレーズは、作品のアジテートのためとしか思えないんですけどね、今のところ。
後これはどうなんだろう。
![49]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/d/cda660f8-s.jpg)
完全対称ではないんですが、それが合ってるのがどうかイマイチ分からない。鏡像はもっとベターと平面的になるべきな気がしますが。まあ些細なところなので、どうでもいいかもしれませんが。右目が映ってると何か少し違和があります。
Fate stay/night(UBW) #03(第4話) 感想(2014秋アニメ)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/4/d48cafe7-s.jpg)
戦闘の巧さはコマ数がおそらくそう思わせてる。
アバン:戦闘開始の前に(3話の続き)
A:教会前での戦闘~教会の綺礼まで
・ufotable巧い
・作画がずば抜けている、というわけではない
・特効、画面処理、撮影がいい
B:教会~墓地での戦闘
・作画リソースの配分が巧い
・碇谷さんすげえ描いてると思う
・CGとの融合
脚本・作劇・構成
![21]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/5/b57c4d85-s.jpg)
![29]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/f/cf1ae3bf-s.jpg)
![10]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/5/1578e5ed-s.jpg)
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/b/7b0a4146-s.jpg)
Fateも4話。
お話の方で言うことは特になし。戦闘回ですし。イリヤとバーサーカーが攻めてきて、それとアーチャーとセイバーが共同戦線を敷いて戦う。それぐらいですからね。強いていうならば、士郎の性格というものがよく分かる回だったのではないでしょうか。自己への責任感・一貫性が強すぎるからこそ、凛の「逃げなさい」という忠告にも従わず、セイバーと共に戦おうとする。彼のキャラを装飾するには、十二分なほどよく描写されてたと思います。イリヤに関しても、ミステリアスさを保ちつつ、大人びた感じを描いてた。
作画・画面設計
![51]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/8/2853e5bd-s.jpg)
![39]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/a/4ae87979-s.jpg)
![58]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/4/a4edebc7-s.jpg)
![42]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/8/4/84e36c66-s.jpg)
![34]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/d/cda1eb4d-s.jpg)
![08]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/8/78996d03-s.jpg)
「作画がスゴイ」というよりは、「画面づくりがスゴイ」といった方が正確な気がします。碇谷、阿部さんの作画が良いのは分かるんだけど、それと同じくらいCGとの組み合わせで画面全体の密度(=画面の情報量)を増してる。これは、2話ぐらいで述べたと思うんだけど、ufotableの得意分野なんですね。作画とCGの融合、という点においては、多分ufotableが一番優れてる。
碇谷さんに関しては、おそらく墓場での戦闘シーン。
特にこの辺。
![58]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/a/fad5a5b8-s.jpg)
![14]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/c/5c8341f2-s.jpg)
阿部さんに関しては…正直分からん。CGエフェクトばっかだったし。
まあでも、やはり墓場での戦闘シーンなのかなあ、そこはよく分かんないです。
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![56]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/6/b6404348-s.jpg)
後は、瞬間的な速さを出すための、1カットにおける計算されたコマのやり方ですね。瞬間的な速さ、というのは他だと3k(3コマ)ぐらい使うと思うんですが、ufotableの場合は1~2kでやってる。だから、戦闘自体が板野サーカス的な誇張された表現になっているのかもしれない。金田作画とはまた違うコントロールの仕方で、スッとした感じ、急速に移動する感じを表現してる。画像においては、2コマおいてスクショしてる。
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![12]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/6/d62acab1-s.jpg)
![18]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/8/f/8f6db50f-s.jpg)
![20]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/e/1e6469ce-s.jpg)
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![23]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/5/e594fcdc-s.jpg)
後は、アーチャーの宝具か何か分かりませんが、この飛んで行く弓矢の描写が上手かった。ちゃんと段階踏んで、瞬間的な時間のシーンを少し引き伸ばして見せ場にしてる。何かやけに丁寧でしたね。
ここからは、金田エフェクトについて(ほぼ趣味です)。こんなにガッツリ、どんな作品でもやってますっけ。金田光(広義)や板野光がやけに目に留まったので、色々とスクショして確認。金田光は、十字と丸で構成されるので、レンズフレアとかハレーションの誇張表現なのですが、まあ至る所にあったので、ufotableってそんな『グレンラガン』みたいなことすんのかなあって疑問に思った次第です。
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![45]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/d/3d614ca8-s.jpg)
![14]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/0/70050580-s.jpg)
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![43]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/c/4c600119-s.jpg)
![33]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/a/3ad00844-s.jpg)
![39]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/f/bfee2fc6-s.jpg)
![01]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/1/d1405a2f-s.jpg)
鍔迫り合いでも、魔術での爆発でも、弓矢の発射でも、凛の宝石魔術でも何でも見境なしに使ってますからね。ぼくがただ単に見てないだけで、最近のアニメでは(ごくふつうに)頻繁に使用されているのかもしれませんが。ちなみに、十字単体はクロスフィルター(典型的な例は、砂浜におけるキラキラシーン)の誇張表現かもしれないということです。推測で申し訳ないんですけど、CG班ってやっぱり撮影からの人も多いイメージ(カラーの瓶子さんとか)でして、こういったカメラ的な表現(ハレーション、レンズフレア、クロスフィルターなど)をアニメに落とし込もうとしてるのかな、なんて思ったりしています。ただまあ画面はキレイになりますよね。
そうそう!
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![34]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/3/e3bf3fbf-s.jpg)
これは中野フラッシュと呼んでいいのか分かりませんが、まあそれっぽい奴が随所に使われていたりと。このシーンでは別にあってもなくても大丈夫ですからね、多分。撮影・CG班はやはり、こういうのが好きな人が多かったりするのかもしれません。
そんな感じです。
グリザイアの果実 4話 感想(2014秋アニメ)
今までの話数の中では演出的には一番よくできてる、と思う。すごい。
![08]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/e/fedb6cec-s.jpg)
アバン:死についての会話(ミチルとユウジ)
A:宿舎でのそれぞれ、ミチル中心
・マグロマンでお腹痛い
・ミチル回
・雷と停電
・時々変なことをするミチル
B:ミチルの人格
・丘でミチルとユウジの会話
・二重人格ミチル
・キス
・その後ツンデレ・ミチルと接吻未遂
・口へのアプローチでの差異
C:黒猫の死
・アバン、Bからの伏線回収
・血のエフェクト上手い
脚本・作劇・構成
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/2/920590e2-s.jpg)
グリザイアもとうとう4話。今回はミチル回。
そして、ミチルは二重人格者ということが判明したわけなんですけど、そこにおける描写の精密さが心地いい。「二重人格者」というキャラクターに必要な「パーツ」とか「要素」といったものは昔から存在していて、それが明らかな「静」と「動」によるものだったり、『妄想代理人』だと、外面的な姿見に依拠している。ミチルも、そういった基本的な二重人格のテンプレートは抑えつつも、「注目すべきポイント」を小粋に演出してるのが素晴らしかった。
![00]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/6/f68a1176-s.jpg)
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/c/dce38b55-s.jpg)
![46]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/4/a49eb471-s.jpg)
![39]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/1/1111b714-s.jpg)
ミチルを見分ける方法は(確実性に欠けるが)「口元」であり、これはおそらく意識的に作画も描画してる。ツンデレ・ミチルの時は、口元に色気がない。対して、悟った・ミチルの方は、口元にやけに艶があり、ツンデレ・ミチルとの比較対象となっている。 これ自体はなんてことは無いんだけど、この思考へ持ってくる演出がうまい。序盤から、「紙パックジュース」「フレーバー」という要素や、「キス」というシチュエーションによる、口元への視線・思考誘導が至妙だった。
後は、構成が巧いですね。1話で全体像を紹介し、2話はサカキ、3話は天音、4話でミチルと。それぞれのキャラに焦点を当てることで、「このキャラを掘り下げる」という考えが明確で分かりやすく、自然と画面へと没入しやすい。これと対極にあるのが、『天体のメソッド』ですね。
作画・画面設計
![11]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/e/6edb3013-s.jpg)
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/3/a3cb9684-s.jpg)
クレジットを見るまでは、まさか全員3文字原画とは分かりませんでした。レベル上がってますね、驚きました。「ぎこちない動き」というのは強いていうならば挙げられる程度で、そこまで違和のある動き・キャラ絵というのは存在しなかったように思います。総作監・作監のおかげも当然あるでしょうけど、すごいですね。特に、Bのミチルの接吻未遂シーンあたりが上手かった。3コマ作画(非金田系)的なノリで。Aのツンデレ・ミチルが帰ってきた後の作画も良かった、ぬるんとしてた。
後、シネスコについてですが―
![26]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/8/1/81b650f6-s.jpg)
![36]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/b/2b716fa7-s.jpg)
![57]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/8/686ee9f6-s.jpg)
![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/7/47c53b6d-s.jpg)
こういった画面を監督がやりたい為に、もしくはエロゲー画面の意識からシネスコを採用したのではないでしょうか、と思っています。ビスタだと2枚目みたいなのは、どうしても画面が詰まってしまうし、「隙間としての空間(余白的な空間)」というのを演出したいように感じます。
という感じでしょうか。
ちなみにエイトビットはサテライトからの派生スタジオで、今年5年目の新規スタジオです。
![08]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/e/fedb6cec-s.jpg)
アバン:死についての会話(ミチルとユウジ)
A:宿舎でのそれぞれ、ミチル中心
・マグロマンでお腹痛い
・ミチル回
・雷と停電
・時々変なことをするミチル
B:ミチルの人格
・丘でミチルとユウジの会話
・二重人格ミチル
・キス
・その後ツンデレ・ミチルと接吻未遂
・口へのアプローチでの差異
C:黒猫の死
・アバン、Bからの伏線回収
・血のエフェクト上手い
脚本・作劇・構成
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/2/920590e2-s.jpg)
グリザイアもとうとう4話。今回はミチル回。
そして、ミチルは二重人格者ということが判明したわけなんですけど、そこにおける描写の精密さが心地いい。「二重人格者」というキャラクターに必要な「パーツ」とか「要素」といったものは昔から存在していて、それが明らかな「静」と「動」によるものだったり、『妄想代理人』だと、外面的な姿見に依拠している。ミチルも、そういった基本的な二重人格のテンプレートは抑えつつも、「注目すべきポイント」を小粋に演出してるのが素晴らしかった。
![00]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/6/f68a1176-s.jpg)
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/c/dce38b55-s.jpg)
![46]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/4/a49eb471-s.jpg)
![39]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/1/1111b714-s.jpg)
ミチルを見分ける方法は(確実性に欠けるが)「口元」であり、これはおそらく意識的に作画も描画してる。ツンデレ・ミチルの時は、口元に色気がない。対して、悟った・ミチルの方は、口元にやけに艶があり、ツンデレ・ミチルとの比較対象となっている。 これ自体はなんてことは無いんだけど、この思考へ持ってくる演出がうまい。序盤から、「紙パックジュース」「フレーバー」という要素や、「キス」というシチュエーションによる、口元への視線・思考誘導が至妙だった。
後は、構成が巧いですね。1話で全体像を紹介し、2話はサカキ、3話は天音、4話でミチルと。それぞれのキャラに焦点を当てることで、「このキャラを掘り下げる」という考えが明確で分かりやすく、自然と画面へと没入しやすい。これと対極にあるのが、『天体のメソッド』ですね。
作画・画面設計
![11]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/e/6edb3013-s.jpg)
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/3/a3cb9684-s.jpg)
クレジットを見るまでは、まさか全員3文字原画とは分かりませんでした。レベル上がってますね、驚きました。「ぎこちない動き」というのは強いていうならば挙げられる程度で、そこまで違和のある動き・キャラ絵というのは存在しなかったように思います。総作監・作監のおかげも当然あるでしょうけど、すごいですね。特に、Bのミチルの接吻未遂シーンあたりが上手かった。3コマ作画(非金田系)的なノリで。Aのツンデレ・ミチルが帰ってきた後の作画も良かった、ぬるんとしてた。
後、シネスコについてですが―
![26]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/8/1/81b650f6-s.jpg)
![36]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/b/2b716fa7-s.jpg)
![57]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/8/686ee9f6-s.jpg)
![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/7/47c53b6d-s.jpg)
こういった画面を監督がやりたい為に、もしくはエロゲー画面の意識からシネスコを採用したのではないでしょうか、と思っています。ビスタだと2枚目みたいなのは、どうしても画面が詰まってしまうし、「隙間としての空間(余白的な空間)」というのを演出したいように感じます。
という感じでしょうか。
ちなみにエイトビットはサテライトからの派生スタジオで、今年5年目の新規スタジオです。
グリザイアの果実 3話 感想(2014秋アニメ)
もうとっくの昔に見てるんですが、感想を残す気になれなかったという。
(何か「ああ…」という感じで、有益なものが残せそうにない。)
アバン:エッチなお姉さん(野中)
A:何でも屋メイド他
・周防天音の交通事故と失語症(ミサトさんかな)
・ミチルとのくだらない作戦(テンポいい)
B:睡眠の重要性!
・ヤブイヌさんポーチ
・野球
・天音を保健室に連れて行く速水
・裏がありような告白
・おねえちゃんになってあげるよ→は?
脚本・展開・作劇
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/a/3a62205e-s.jpg)
![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/9/b98ea218-s.jpg)
![44]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/d/fdafb34b-s.jpg)
![12]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/c/4c3ce944-s.jpg)
今回の主題は、「周防天音という人物」でしょうね。過去に何かあった反動でとか、まさしくミサトさんっぽいんですけど、まあ開幕オナニーは予想できない。サカキという人物は、やはり最初から狂言回しとしての役割を持ち、ストーリーを展開させてますね。「あなたを含めて」とか「まともな人間なんていない」とか。 ストーリーテラーとは少し違うと思う。
周防天音はどちらかというと、かき回していくキャラで、出来事を主体としてる。オナニーシーンもそうだけど、彼女は、保健室だとか、そういうシチュエーションでのキャラ。だから、状況がないと、このキャラは活きてこない。他のミチルとかメイドとかは違うと思うんだけど。
周防天音というのは多分正ヒロインであると思うし、物語の核のような人物である気もする。なんでかというと、他のキャラに比べて、彼女を象徴するような要素や部品がないから。ミチルはツンデレ、メイドはメイドで大体、既存的なキャラづくりがあるんだけど、周防天音には強烈なそれが存在していない。それゆえ、彼女は他のキャラに比べて、内面的な特徴付けが必要になってくる。内面的な問題は、大きく扱うことが多いので、やはり正ヒロインだと感じる。
作画・レイアウト・画面設計
そういえばOPに触れてなかった。OPは全体的になんとなしに「ペルソナ」っぽいんですが、まあそう足らしめていう部分はテロップでしょうかね。よくわかんないけど。
野中パートについてですが、おそらく原画はこの2カットと思う。
![13]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/a/3a2b021f-s.jpg)
![39]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/4/b41d360a-s.jpg)
いや、右(2枚目)は違うような気もするけど。
共同作監なだけあって、大分混沌としてる。
ここも(OP1カット目)微妙ですが、少し野中っぽい。
![28]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/1/016e4726-s.jpg)
まあ作監なので言い出したらキリないですね。
野中っぽさが全面ではないですが、それなりに出てるOPだと思います。
アバンの変態性
![16]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/4/648379fd-s.jpg)
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/a/3a62205e-s.jpg)
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/d/0da12aeb-s.jpg)
これは内容ではなく。野中の話。
アバンは間違いなく、誰が見ても野中なんですが、これすさまじいですよね。
周防天音の忍び寄る動きの柔らかさとか、「もう!」ってただ立ってる時の揺れ方とか、首を振って周囲を伺う姿とか、三枚目の(おそらく2コマ打ちによる)下半身の色っぽさとか。もう分けわからんという感じで。
上2枚については基本3コマ打ちで、時折2コマを混ぜつつやってると思う。中割りは基本的に少ないんですが、それでも何故かぬるっと感じる。というか野中は中割りで、こういうことやってるのかどうかよく分からない。3コマ打ちで中割りの多寡で表現してるのか、2コマ、1コマを混ぜて原画主導でやってるのか、よう分からんのです。そこら辺は、もう少し時間があるときにしっかり見て考えたいんですが。
という感じです(45m)
(何か「ああ…」という感じで、有益なものが残せそうにない。)
アバン:エッチなお姉さん(野中)
A:何でも屋メイド他
・周防天音の交通事故と失語症(ミサトさんかな)
・ミチルとのくだらない作戦(テンポいい)
B:睡眠の重要性!
・ヤブイヌさんポーチ
・野球
・天音を保健室に連れて行く速水
・裏がありような告白
・おねえちゃんになってあげるよ→は?
脚本・展開・作劇
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/a/3a62205e-s.jpg)
![54]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/9/b98ea218-s.jpg)
![44]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/d/fdafb34b-s.jpg)
![12]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/c/4c3ce944-s.jpg)
今回の主題は、「周防天音という人物」でしょうね。過去に何かあった反動でとか、まさしくミサトさんっぽいんですけど、まあ開幕オナニーは予想できない。サカキという人物は、やはり最初から狂言回しとしての役割を持ち、ストーリーを展開させてますね。「あなたを含めて」とか「まともな人間なんていない」とか。 ストーリーテラーとは少し違うと思う。
周防天音はどちらかというと、かき回していくキャラで、出来事を主体としてる。オナニーシーンもそうだけど、彼女は、保健室だとか、そういうシチュエーションでのキャラ。だから、状況がないと、このキャラは活きてこない。他のミチルとかメイドとかは違うと思うんだけど。
周防天音というのは多分正ヒロインであると思うし、物語の核のような人物である気もする。なんでかというと、他のキャラに比べて、彼女を象徴するような要素や部品がないから。ミチルはツンデレ、メイドはメイドで大体、既存的なキャラづくりがあるんだけど、周防天音には強烈なそれが存在していない。それゆえ、彼女は他のキャラに比べて、内面的な特徴付けが必要になってくる。内面的な問題は、大きく扱うことが多いので、やはり正ヒロインだと感じる。
作画・レイアウト・画面設計
そういえばOPに触れてなかった。OPは全体的になんとなしに「ペルソナ」っぽいんですが、まあそう足らしめていう部分はテロップでしょうかね。よくわかんないけど。
野中パートについてですが、おそらく原画はこの2カットと思う。
![13]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/a/3a2b021f-s.jpg)
![39]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/4/b41d360a-s.jpg)
いや、右(2枚目)は違うような気もするけど。
共同作監なだけあって、大分混沌としてる。
ここも(OP1カット目)微妙ですが、少し野中っぽい。
![28]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/1/016e4726-s.jpg)
まあ作監なので言い出したらキリないですね。
野中っぽさが全面ではないですが、それなりに出てるOPだと思います。
アバンの変態性
![16]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/4/648379fd-s.jpg)
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/a/3a62205e-s.jpg)
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/d/0da12aeb-s.jpg)
これは内容ではなく。野中の話。
アバンは間違いなく、誰が見ても野中なんですが、これすさまじいですよね。
周防天音の忍び寄る動きの柔らかさとか、「もう!」ってただ立ってる時の揺れ方とか、首を振って周囲を伺う姿とか、三枚目の(おそらく2コマ打ちによる)下半身の色っぽさとか。もう分けわからんという感じで。
上2枚については基本3コマ打ちで、時折2コマを混ぜつつやってると思う。中割りは基本的に少ないんですが、それでも何故かぬるっと感じる。というか野中は中割りで、こういうことやってるのかどうかよく分からない。3コマ打ちで中割りの多寡で表現してるのか、2コマ、1コマを混ぜて原画主導でやってるのか、よう分からんのです。そこら辺は、もう少し時間があるときにしっかり見て考えたいんですが。
という感じです(45m)
Fate stay/night(UBW) #02(第3話) 感想(2014秋アニメ)
なかなか良い説明回。
アバン:(戦闘終了後の)凛、士郎会話
A:聖杯戦争の説明
・凛による説明
・凛ケツ
・エセ神父の説明
B:言峰による説明(続く)
・zeroとの絡み
・ちょろ凛
・イリヤ登場で引き
令呪の説明他、聖杯戦争による説明。ということで、あまりストーリーに関しては言うことなし。ただ、「DEEN」版との違いは、「zero」との絡みを強く感じたことぐらい。言峰の悔しそうな手の握り方とか。 後は、イリヤの登場をもうちょっと衝撃的なものにして欲しかったなあ。士郎のキャラは立ってきました。
作画・レイアウト・画面設計
![14]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/1/517ea5f9-s.jpg)
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/c/1c8ac14d-s.jpg)
![52]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/2/42ec88d6-s.jpg)
![15]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/5/354fed48-s.jpg)
前回に続き、机にこだわって少し考える。
凛による聖杯戦争の仕組み説明において、衛宮邸の机はそこまで違和なかった。
というか画面作りに関しては、よかった気がする。
ちょっと2話と比較。
![25]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/e/ce53cfa1-s.jpg)
![14]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/1/517ea5f9-s.jpg)
(左:2話 右:3話)
若干、3話は俯瞰で画面を作っていることがわかると思います。
2話のように、べったりした画面ではないし、少し引いてる(ロングにしてる)。
机自体も若干小さくなってるかなあ。
で、ストーブの配置が最高にいいんですね、このレイアウトは。
このストーブで画面がきゅっと締まる。
ストーブという要素は、他の意味もありまして。
「現在の衛宮邸は安全圏である」ということを、強く印象付けています。
外にいるアーチャーとの対比構造です。
![52]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/2/42ec88d6-s.jpg)
![13]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/f/7fa9b869-s.jpg)
外は危険で、中は安全、ということをとても上手く演出してる。温度差、光の有無も含めて。
まあ当たり前のことかもしれませんが、ここでのストーブの役割は想像以上に大きいです。
後は凛ケツ。
![17]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/f/0f6cd94f-s.jpg)
![19]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/7/c799aeeb-s.jpg)
いい。良いケツ作画だと思う。ただポン寄りの画面は惜しい。
尻作画で一番大事なのは、作画本体ではなくレイアウトという持論があります。
こちらの画像を参照されたい。
![36]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/6/c6f56fab-s.jpg)
(『超時空世紀オーガス』 2話)
完全に尻に焦点が行きますよね。
この画面作り!作監は上野ケンさんなんですよ、こりゃあ上手い。
この話数は、上野ケンさん初作監回で本谷さん原画参加回でもあり、この尻の他にもメカであったり、キャラの芝居であったり、本谷爆発であったりと、見どころたっぷりの話数です。是非ご覧あれ。
![35]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/b/0baab10c-s.jpg)
![45]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/4/6416c95f-s.jpg)
まあラストはイリヤと出会い終わりという感じで。
ここは、もう少し衝撃的でも良かった。再三いうけど。
優等生的な演出な感じを受けたりしてます。まあufotableってそういうの多いですよね。
そんなところです。(30m)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/4/f46c4c61-s.jpg)
これは「読む」アニメということに気付きました。
アバン:シオネ(青髪ヘッドホン)の昔に対する描写
A:オリエンテーション前半
・柚季(リュック)と湊太(双子兄)の対抗
・シオネとノノカのすれ違い・勘違い
・ノノカとこはる(看板娘)とユズキが仲良しに
B:オリエンテーション後半
・いなくなる汐音
・探すノノカ
・戻ってくる汐音
・追いかけるノエル
・円盤=ノエル
という感じ。
この「天体のメソッド」という作品は、どうにも「読みにくい」「見にくい」アニメだと思っていたんですが、1話で人間が処理できる範疇を超えて、色々とやりすぎなことに気付きました。僕は、「円盤」というものを中心に展開されていくと思ったんですが、決してそうではなく、過去の回想を含めた青春群像をまばらに意図的に描いています。チャレンジャーですね。
「わかりにくさ」には、何点も起因するところがあるのですが、特にそう足らしめている部分を列挙すると次のようになります。
・ノノカに対する主要キャラクターの記憶の差異
・主要キャラクター5人の現在と過去(回想)での描写+ノエル
・1話数に様々な要素を詰め込みすぎている
・呼び方が安定せず、キャラクターの把握がしづらい
・ノノカ自身の記憶の不明瞭さ
まず1点目についてですが、ノノカに対する記憶の違いというのは、「ノノカがこの街に昔いたかを覚えているかどうか」という部分です。こはる、柚季、湊太に関しては、ノノカを「転校生」「観光客さんじゃなかったんだ」という風に捉え、回想で描写された過去に関してはすっかり忘れているようです。しかし、汐音ただ一人だけは、「ノノカはこの街に過去にいた」と確実に記憶しており、こういった部分で少し錯綜している感じがします。
そして2点目ですが、これは1話に関して。アニメ作品における1話というのは、登場人物の紹介とキャラ付けと認識しています。しかし、この「天体のメソッド」では、「ガキ6人+過去回想での5人+円盤」というてんこ盛り具合で、1度の視聴では全体的な把握は困難を極めます。これは、次の3点目にも言えることですが、要素を入れすぎていて、主眼・焦点への視線誘導ができていないように感じます。要素詰め込むので一杯一杯みたいな。
3点目。前述の2点目に付け加えて、各キャラの心理描写と円盤がこれに相当します。主要キャラクターのノノカへの感情をそれぞれ丁寧に描いているという印象はなく、3話で柚季・ノノカ・こはるがそこそこ親密になっていたりと、絶望的に描写が足りません(※最低でも、オリエンテーションに行く班決めのシーンは欲しかった)。「キャラクターが友好的になっていく」という描写が少なく、ノノカとこはるの仲睦まじい様子は素っ頓狂な感じがします。つまりは、必要不可欠な描写の絶望的な欠如がストーリーの把握を困難なものにしています。 昨晩Twitterで申し上げた「回想・伏線のレンジが狭い」というのは、「回想シークエンスの長さ・描写が足りていない」、ということです。それ故、短い描写・回想で理解をしていくしか無いのです。特に、汐音のノノカに対する否定的感情はどこから発現しているのかということは、描写されなければならないような気がします。
4点目。これは個人的な問題かもしれませんが、「呼称の違い」というのは、ただでさえ覚えにくいアニメキャラクターの名前というものをさらに複雑化しているように感じます。特に3話が顕著。ノノカが汐音を呼ぶときに、「トガワさん」「シオネさん」と使い分けています。名前の使い分け、というよりも、その後に対する敬称の付け方が同じなので、脳内で違和が生じているんだと思います。「シオネちゃん」「トガワさん」と分けてくれた方が個人的には良かった。
5点目。1~3話まで観直しましたが、ノノカの記憶に関する描写も少ないんですよね。ノノカはどこから何処まで覚えてるとか、セリフ・回想で出てこない。回想では思い出すんだけど、それも唐突さがすごくあって。「子どもの頃のことはね、ほとんど覚えてないの」っていう風なシーンを挟むだけで全然変わってくると思います。
3話は、どうだったかというと。
![27]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/9/d98495b8-s.jpg)
2話からの時間経過が分からないオリエンテーション。もっと柚季やこはるとの親密さを増す回を入れても何とも思わないし、そうしてもらわないと「何でこいつらこんな仲がいいんだ」と腑に落ちない。
![07]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/e/2e8da284-s.jpg)
![46]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/3/43d6058f-s.jpg)
汐音のノノカに対する累積した負の感情は、当然その原因は推測することができます。円盤を呼んだのに、その後いなくなったとか。円盤を呼んだ張本人のくせにとか。しかし、絶望的に描写が足りてない。アンジャッシュ的なすれ違いにもなってない。「勘違いしている」描写があるから、その怒りも分かるというもので。汐音のその描写が存在していないのは、何ともいただけないなあと。だから、回想で「何で引っ越しちゃったのよ!何も言わずに」とか、そういった感じの場面をインサートすれば全然問題なかったと思う。
対して、円盤に対する描写は良かった気がします。
![11]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/0/10f069ff-s.jpg)
![01]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/6/5663d62d-s.jpg)
こういう角度まで決まった煽りの画面設計は上手い。特に、左は1話にも同じ画面があって、円盤が存在する以前・以後の画面作りは意図的にやっているだろうし、そこは思惑どおりに反映されてると思う。
こんなとこです。(1h20m)
アバン:(戦闘終了後の)凛、士郎会話
A:聖杯戦争の説明
・凛による説明
・凛ケツ
・エセ神父の説明
B:言峰による説明(続く)
・zeroとの絡み
・ちょろ凛
・イリヤ登場で引き
令呪の説明他、聖杯戦争による説明。ということで、あまりストーリーに関しては言うことなし。ただ、「DEEN」版との違いは、「zero」との絡みを強く感じたことぐらい。言峰の悔しそうな手の握り方とか。 後は、イリヤの登場をもうちょっと衝撃的なものにして欲しかったなあ。士郎のキャラは立ってきました。
作画・レイアウト・画面設計
![14]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/1/517ea5f9-s.jpg)
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/c/1c8ac14d-s.jpg)
![52]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/2/42ec88d6-s.jpg)
![15]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/5/354fed48-s.jpg)
前回に続き、机にこだわって少し考える。
凛による聖杯戦争の仕組み説明において、衛宮邸の机はそこまで違和なかった。
というか画面作りに関しては、よかった気がする。
ちょっと2話と比較。
![25]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/e/ce53cfa1-s.jpg)
![14]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/1/517ea5f9-s.jpg)
(左:2話 右:3話)
若干、3話は俯瞰で画面を作っていることがわかると思います。
2話のように、べったりした画面ではないし、少し引いてる(ロングにしてる)。
机自体も若干小さくなってるかなあ。
で、ストーブの配置が最高にいいんですね、このレイアウトは。
このストーブで画面がきゅっと締まる。
ストーブという要素は、他の意味もありまして。
「現在の衛宮邸は安全圏である」ということを、強く印象付けています。
外にいるアーチャーとの対比構造です。
![52]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/2/42ec88d6-s.jpg)
![13]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/f/7fa9b869-s.jpg)
外は危険で、中は安全、ということをとても上手く演出してる。温度差、光の有無も含めて。
まあ当たり前のことかもしれませんが、ここでのストーブの役割は想像以上に大きいです。
後は凛ケツ。
![17]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/f/0f6cd94f-s.jpg)
![19]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/7/c799aeeb-s.jpg)
いい。良いケツ作画だと思う。ただポン寄りの画面は惜しい。
尻作画で一番大事なのは、作画本体ではなくレイアウトという持論があります。
こちらの画像を参照されたい。
![36]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/6/c6f56fab-s.jpg)
(『超時空世紀オーガス』 2話)
完全に尻に焦点が行きますよね。
この画面作り!作監は上野ケンさんなんですよ、こりゃあ上手い。
この話数は、上野ケンさん初作監回で本谷さん原画参加回でもあり、この尻の他にもメカであったり、キャラの芝居であったり、本谷爆発であったりと、見どころたっぷりの話数です。是非ご覧あれ。
![35]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/b/0baab10c-s.jpg)
![45]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/4/6416c95f-s.jpg)
まあラストはイリヤと出会い終わりという感じで。
ここは、もう少し衝撃的でも良かった。再三いうけど。
優等生的な演出な感じを受けたりしてます。まあufotableってそういうの多いですよね。
そんなところです。(30m)
天体のメソッド 3話「記憶のありか」 感想(2014秋アニメ)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/4/f46c4c61-s.jpg)
これは「読む」アニメということに気付きました。
アバン:シオネ(青髪ヘッドホン)の昔に対する描写
A:オリエンテーション前半
・柚季(リュック)と湊太(双子兄)の対抗
・シオネとノノカのすれ違い・勘違い
・ノノカとこはる(看板娘)とユズキが仲良しに
B:オリエンテーション後半
・いなくなる汐音
・探すノノカ
・戻ってくる汐音
・追いかけるノエル
・円盤=ノエル
という感じ。
この「天体のメソッド」という作品は、どうにも「読みにくい」「見にくい」アニメだと思っていたんですが、1話で人間が処理できる範疇を超えて、色々とやりすぎなことに気付きました。僕は、「円盤」というものを中心に展開されていくと思ったんですが、決してそうではなく、過去の回想を含めた青春群像をまばらに意図的に描いています。チャレンジャーですね。
「わかりにくさ」には、何点も起因するところがあるのですが、特にそう足らしめている部分を列挙すると次のようになります。
・ノノカに対する主要キャラクターの記憶の差異
・主要キャラクター5人の現在と過去(回想)での描写+ノエル
・1話数に様々な要素を詰め込みすぎている
・呼び方が安定せず、キャラクターの把握がしづらい
・ノノカ自身の記憶の不明瞭さ
まず1点目についてですが、ノノカに対する記憶の違いというのは、「ノノカがこの街に昔いたかを覚えているかどうか」という部分です。こはる、柚季、湊太に関しては、ノノカを「転校生」「観光客さんじゃなかったんだ」という風に捉え、回想で描写された過去に関してはすっかり忘れているようです。しかし、汐音ただ一人だけは、「ノノカはこの街に過去にいた」と確実に記憶しており、こういった部分で少し錯綜している感じがします。
そして2点目ですが、これは1話に関して。アニメ作品における1話というのは、登場人物の紹介とキャラ付けと認識しています。しかし、この「天体のメソッド」では、「ガキ6人+過去回想での5人+円盤」というてんこ盛り具合で、1度の視聴では全体的な把握は困難を極めます。これは、次の3点目にも言えることですが、要素を入れすぎていて、主眼・焦点への視線誘導ができていないように感じます。要素詰め込むので一杯一杯みたいな。
3点目。前述の2点目に付け加えて、各キャラの心理描写と円盤がこれに相当します。主要キャラクターのノノカへの感情をそれぞれ丁寧に描いているという印象はなく、3話で柚季・ノノカ・こはるがそこそこ親密になっていたりと、絶望的に描写が足りません(※最低でも、オリエンテーションに行く班決めのシーンは欲しかった)。「キャラクターが友好的になっていく」という描写が少なく、ノノカとこはるの仲睦まじい様子は素っ頓狂な感じがします。つまりは、必要不可欠な描写の絶望的な欠如がストーリーの把握を困難なものにしています。 昨晩Twitterで申し上げた「回想・伏線のレンジが狭い」というのは、「回想シークエンスの長さ・描写が足りていない」、ということです。それ故、短い描写・回想で理解をしていくしか無いのです。特に、汐音のノノカに対する否定的感情はどこから発現しているのかということは、描写されなければならないような気がします。
4点目。これは個人的な問題かもしれませんが、「呼称の違い」というのは、ただでさえ覚えにくいアニメキャラクターの名前というものをさらに複雑化しているように感じます。特に3話が顕著。ノノカが汐音を呼ぶときに、「トガワさん」「シオネさん」と使い分けています。名前の使い分け、というよりも、その後に対する敬称の付け方が同じなので、脳内で違和が生じているんだと思います。「シオネちゃん」「トガワさん」と分けてくれた方が個人的には良かった。
5点目。1~3話まで観直しましたが、ノノカの記憶に関する描写も少ないんですよね。ノノカはどこから何処まで覚えてるとか、セリフ・回想で出てこない。回想では思い出すんだけど、それも唐突さがすごくあって。「子どもの頃のことはね、ほとんど覚えてないの」っていう風なシーンを挟むだけで全然変わってくると思います。
3話は、どうだったかというと。
![27]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/9/d98495b8-s.jpg)
2話からの時間経過が分からないオリエンテーション。もっと柚季やこはるとの親密さを増す回を入れても何とも思わないし、そうしてもらわないと「何でこいつらこんな仲がいいんだ」と腑に落ちない。
![07]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/e/2e8da284-s.jpg)
![46]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/3/43d6058f-s.jpg)
汐音のノノカに対する累積した負の感情は、当然その原因は推測することができます。円盤を呼んだのに、その後いなくなったとか。円盤を呼んだ張本人のくせにとか。しかし、絶望的に描写が足りてない。アンジャッシュ的なすれ違いにもなってない。「勘違いしている」描写があるから、その怒りも分かるというもので。汐音のその描写が存在していないのは、何ともいただけないなあと。だから、回想で「何で引っ越しちゃったのよ!何も言わずに」とか、そういった感じの場面をインサートすれば全然問題なかったと思う。
対して、円盤に対する描写は良かった気がします。
![11]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/0/10f069ff-s.jpg)
![01]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/6/5663d62d-s.jpg)
こういう角度まで決まった煽りの画面設計は上手い。特に、左は1話にも同じ画面があって、円盤が存在する以前・以後の画面作りは意図的にやっているだろうし、そこは思惑どおりに反映されてると思う。
こんなとこです。(1h20m)
四月は君の嘘 2話「友人A」 感想(2014秋アニメ)
ちょっと今回からタイトルも追加してみました。
作劇・脚本・展開。
アバン:コンサート会場へ急ぐ一同
A:宮園かをり演奏
B:演奏終わり、後日談
![45]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/5/45294e43-s.jpg)
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/6/f6f0347a-s.jpg)
今回は宮園かをりの演奏の素晴らしさと聴衆への訴求性。同時にその演奏によって心揺さぶられる有馬公生。この2つを中心に描かれていました。ラブアンドコメディとボーイ・ミーツ・ガールの中間的作品ですが、今回(前回も)はどちらかというとラブコメ調ですね。
全体的には、良かったけれども、演奏終わりの有馬・渡・宮園の三人の演出はいただけないような気がします。Aは素晴らしかった。Bはね、作画も含めて、あんまり良くなかった。
![47]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/c/3cca8049-s.jpg)
![49]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/c/fc25ddc4-s.jpg)
![10]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/3/33d49360-s.jpg)
![12]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/a/0ac9352d-s.jpg)
どう具体的に良くなかったかというと、「有馬の宮園を迎えに行くような動き」ですね。これは、原作読んでるからかもしれませんが、誤解を生みますよ。そもそも、原作では有馬は本当に蚊帳の外という感じで、迎えに行こうとすらしていない。それなのに、アニメでは一歩踏み出してしまって、何か宮園に声をかけにいくような様を描いてる。違うんですよ、ここでは有馬はそんな意識すらなく、自分から蚊帳の外に行ってると思うんですよ。
「映画のワンシーンのようだ」と有馬が再三言っていたように、有馬はこのシーン(宮園かをりと渡が再会するシーン)を客観視してるんですよ。ああ、すごいなって。でも僕は脇役でしかないっていう卑屈・陰鬱さを持って。それなのに、何故か一歩踏み出して行っちゃってる。ここはねえ、有馬にそういう希望(好かれてるかも)とかいう感情は多分一切無いし、関わりを持とうとも思ってない。それは前述したとおり、この場面・状況を客観視してるから。だからこの2話は惜しい。
作画。
アバンの歩き、Aの演奏、CGピアノ。良かったですね。
Bはちょっとヘタった感じがありましたけど、あれは作画配分の問題でしょう。
で、海外サイト(国内もかな)では、このシーンに対する酷評が多く。
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/7/774941ef-s.jpg)
![23]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/a/9a1dbfb4-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/e/4e6d75db-s.jpg)
あんまり酷いとは思わないんですけどね。
「拡大作画にして」とまでは思わない、大変だろうし「これぐらい別に」と思う。
ただ、譜面が消えてしまってるのは、もったいないですね。
これはおそらく演出・作監・動検のミスですが、しょーもないミスを責めるのは酷でしょう。
ラッシュの段階で制作側もわかってるだろうし。そこら辺は、寛大にいきたい。
![45]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/5/45294e43-s.jpg)
![06]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/8/18e16cd6-s.jpg)
![50]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/4/645cea44-s.jpg)
![59]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/4/f40e69bf-s.jpg)
対して、Aの演奏は良かったですねえ。
後ろのピアノ伴奏の戸惑ってる感じも素晴らしかった。基本2コマで。
(2枚目は、1コマでしたが、ここも譜面めくる等芝居が細かく描かれてた)
4枚目のピアノ・手CGは素晴らしかった。
サンジゲンに追いつくような勢いのCGですね。良かった。
これ音合せも相当頑張ったんじゃないのかなあ、すごかったですよ。

後は、コンサートホールに入る瞬間のエフェクトが素晴らしかった。
閉塞的な空間に新鮮な空気が入っていくと同時に、その空間内との温度差とかそういったモンを表現してる気がします。後、ホコリの感じとか。すんごい上手くないすか。エフェクト好きなので、特に良かったです。
こんなとこです。(17m58s)
作劇・脚本・展開。
アバン:コンサート会場へ急ぐ一同
A:宮園かをり演奏
B:演奏終わり、後日談
![45]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/5/45294e43-s.jpg)
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/6/f6f0347a-s.jpg)
今回は宮園かをりの演奏の素晴らしさと聴衆への訴求性。同時にその演奏によって心揺さぶられる有馬公生。この2つを中心に描かれていました。ラブアンドコメディとボーイ・ミーツ・ガールの中間的作品ですが、今回(前回も)はどちらかというとラブコメ調ですね。
全体的には、良かったけれども、演奏終わりの有馬・渡・宮園の三人の演出はいただけないような気がします。Aは素晴らしかった。Bはね、作画も含めて、あんまり良くなかった。
![47]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/c/3cca8049-s.jpg)
![49]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/c/fc25ddc4-s.jpg)
![10]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/3/33d49360-s.jpg)
![12]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/a/0ac9352d-s.jpg)
どう具体的に良くなかったかというと、「有馬の宮園を迎えに行くような動き」ですね。これは、原作読んでるからかもしれませんが、誤解を生みますよ。そもそも、原作では有馬は本当に蚊帳の外という感じで、迎えに行こうとすらしていない。それなのに、アニメでは一歩踏み出してしまって、何か宮園に声をかけにいくような様を描いてる。違うんですよ、ここでは有馬はそんな意識すらなく、自分から蚊帳の外に行ってると思うんですよ。
「映画のワンシーンのようだ」と有馬が再三言っていたように、有馬はこのシーン(宮園かをりと渡が再会するシーン)を客観視してるんですよ。ああ、すごいなって。でも僕は脇役でしかないっていう卑屈・陰鬱さを持って。それなのに、何故か一歩踏み出して行っちゃってる。ここはねえ、有馬にそういう希望(好かれてるかも)とかいう感情は多分一切無いし、関わりを持とうとも思ってない。それは前述したとおり、この場面・状況を客観視してるから。だからこの2話は惜しい。
作画。
アバンの歩き、Aの演奏、CGピアノ。良かったですね。
Bはちょっとヘタった感じがありましたけど、あれは作画配分の問題でしょう。
で、海外サイト(国内もかな)では、このシーンに対する酷評が多く。
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/7/774941ef-s.jpg)
![23]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/a/9a1dbfb4-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/e/4e6d75db-s.jpg)
あんまり酷いとは思わないんですけどね。
「拡大作画にして」とまでは思わない、大変だろうし「これぐらい別に」と思う。
ただ、譜面が消えてしまってるのは、もったいないですね。
これはおそらく演出・作監・動検のミスですが、しょーもないミスを責めるのは酷でしょう。
ラッシュの段階で制作側もわかってるだろうし。そこら辺は、寛大にいきたい。
![45]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/5/45294e43-s.jpg)
![06]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/8/18e16cd6-s.jpg)
![50]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/4/645cea44-s.jpg)
![59]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/4/f40e69bf-s.jpg)
対して、Aの演奏は良かったですねえ。
後ろのピアノ伴奏の戸惑ってる感じも素晴らしかった。基本2コマで。
(2枚目は、1コマでしたが、ここも譜面めくる等芝居が細かく描かれてた)
4枚目のピアノ・手CGは素晴らしかった。
サンジゲンに追いつくような勢いのCGですね。良かった。
これ音合せも相当頑張ったんじゃないのかなあ、すごかったですよ。

後は、コンサートホールに入る瞬間のエフェクトが素晴らしかった。
閉塞的な空間に新鮮な空気が入っていくと同時に、その空間内との温度差とかそういったモンを表現してる気がします。後、ホコリの感じとか。すんごい上手くないすか。エフェクト好きなので、特に良かったです。
こんなとこです。(17m58s)
結城友奈は勇者である 1話 感想(2014秋アニメ)
通称『ゆゆゆ』。制作は『咲-Saki-』などで有名なStudio五組。
物語としては、「勇者部」という部に所属する4名の女子高校生がその活動や学校生活を享受しているところに、いつの間にか異空間が現れ、敵らしきモノと戦闘するという感じです。
劣化ビビパンとか、まどマギのパクリとか宣う猿がチラホラいますけど、もうそんなん言うやつにはイクサーロボで殴ってやれば良しです。果ては、『魔法騎士レイアース』でも「突然の異空間」は存在するわけで。自分の無知さを公に表明しているにすぎません。確かに既存的・既知的な展開ではあるかもしれませんが、それは「邪道が王道になっている」というだけのことであり、つまるところテンプレート化しているわけでしかありません。それに対し、やれパクリだのと罵るのは、「無知からくる王道に対する拒絶」であり、いわば高二病のようなものです。異空間に対する意見はこのへんで、長くなってもアレなので。
この1話で一番良かったのは、下半身不随の障害者(原因は精神的衝撃かもしれませんが)であろう東郷の描写。障害者というキャラクターを、アニメですらすらと小川が流れるように描く様は感動を覚えました。(※ナナリーもいいんですけどね、ナナリーはちょっと何か別じゃん。)
例えば、学校でのこのシーン。
![57]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/3/33b5afb1-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/9/59e4fc5b-s.jpg)
![55]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/c/cc919cb9-s.jpg)
![14]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/5/558c2bc2-s.jpg)
生徒たちにとっては「これらは自然なこと」であり、日常生活での円滑さが伺えます。もちろん不便なのは不便なんだろうけど、それが当たり前になっているというか、基本的な行動は健常者に比べ遅くなる分、ホームページ作成という他の分野で補うのもいい。それでいて、何か補助をしてもらう時に傲慢さも何もない。全てが溶け込んでいるのが、いいですね。
当然、本題はここには無いかもしれないけれど、僕は一番良かったです。
作画。
橋口(隼人)さんは、カレー猫を描いたらしく。(カワイイ)
周辺のカットも担当されたのかなあと推測。
![06]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/4/e49e67cc-s.jpg)
![03]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/3/b3945ead-s.jpg)
野中は来ると思ってました。五組とは何だかんだ縁ありますよね。
パートはおそらく、「逃げて!ユウナちゃんが死んじゃう」から「ユウナちゃん!」ぐらいまで。
【追記 2014/10/20】
変身後は野中らしい。(本人ブログに記載あり)
僕の推測したシーンが含まれているかどうかは不明瞭。
![02]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/6/e6334286-s.jpg)
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/2/f2989d94-s.jpg)
![12]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/3/03a54f91-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/1/41f8e610-s.jpg)
ここすんげえ上手かった。
東郷の頭部から肩あたりの動かし方は、すごく良かった。
爆風の衝撃波が来て、それに仰け反るリアクションが緻密。
後、野中エフェクトって単色でやるんですよね。カゲあんまり付けない。
![09]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/1/c1870dc8-s.jpg)
こんな感じに。この作品でもありましたね。

(『さくら荘のペットな彼女(2012)』 8話)
まあ単色でやる人が多いってだけの話なのかもしれませんが。
そんなとこです。
物語としては、「勇者部」という部に所属する4名の女子高校生がその活動や学校生活を享受しているところに、いつの間にか異空間が現れ、敵らしきモノと戦闘するという感じです。
劣化ビビパンとか、まどマギのパクリとか宣う猿がチラホラいますけど、もうそんなん言うやつにはイクサーロボで殴ってやれば良しです。果ては、『魔法騎士レイアース』でも「突然の異空間」は存在するわけで。自分の無知さを公に表明しているにすぎません。確かに既存的・既知的な展開ではあるかもしれませんが、それは「邪道が王道になっている」というだけのことであり、つまるところテンプレート化しているわけでしかありません。それに対し、やれパクリだのと罵るのは、「無知からくる王道に対する拒絶」であり、いわば高二病のようなものです。異空間に対する意見はこのへんで、長くなってもアレなので。
この1話で一番良かったのは、下半身不随の障害者(原因は精神的衝撃かもしれませんが)であろう東郷の描写。障害者というキャラクターを、アニメですらすらと小川が流れるように描く様は感動を覚えました。(※ナナリーもいいんですけどね、ナナリーはちょっと何か別じゃん。)
例えば、学校でのこのシーン。
![57]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/3/33b5afb1-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/9/59e4fc5b-s.jpg)
![55]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/c/cc919cb9-s.jpg)
![14]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/5/558c2bc2-s.jpg)
生徒たちにとっては「これらは自然なこと」であり、日常生活での円滑さが伺えます。もちろん不便なのは不便なんだろうけど、それが当たり前になっているというか、基本的な行動は健常者に比べ遅くなる分、ホームページ作成という他の分野で補うのもいい。それでいて、何か補助をしてもらう時に傲慢さも何もない。全てが溶け込んでいるのが、いいですね。
当然、本題はここには無いかもしれないけれど、僕は一番良かったです。
作画。
橋口(隼人)さんは、カレー猫を描いたらしく。(カワイイ)
周辺のカットも担当されたのかなあと推測。
![06]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/4/e49e67cc-s.jpg)
![03]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/b/3/b3945ead-s.jpg)
野中は来ると思ってました。五組とは何だかんだ縁ありますよね。
パートはおそらく、「逃げて!ユウナちゃんが死んじゃう」から「ユウナちゃん!」ぐらいまで。
【追記 2014/10/20】
変身後は野中らしい。(本人ブログに記載あり)
僕の推測したシーンが含まれているかどうかは不明瞭。
![02]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/e/6/e6334286-s.jpg)
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/2/f2989d94-s.jpg)
![12]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/0/3/03a54f91-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/1/41f8e610-s.jpg)
ここすんげえ上手かった。
東郷の頭部から肩あたりの動かし方は、すごく良かった。
爆風の衝撃波が来て、それに仰け反るリアクションが緻密。
後、野中エフェクトって単色でやるんですよね。カゲあんまり付けない。
![09]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/c/1/c1870dc8-s.jpg)
こんな感じに。この作品でもありましたね。

(『さくら荘のペットな彼女(2012)』 8話)
まあ単色でやる人が多いってだけの話なのかもしれませんが。
そんなとこです。
Fate stay/night(UBW) #01(第2話) 感想(2014秋アニメ)
新fateは第2話へ。(※第2話も2話数分の尺なんですね。)
![08]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/c/9c0ab691-s.jpg)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/2/72bf5cce-s.jpg)
![52]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/e/fed4c310-s.jpg)
![26]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/2/a29ff16b-s.jpg)
まあ#00で言ったとおり、同じ時間軸をどのようにシロウは過ごしているか、というものを描く話数でした。シロウというキャラクターの基本的な性質の描写については、今後もありますが、今のところ「DEEN」版の方が上手く描けているように思います。それは中心キャラクターを少ない人数に絞ったことであるとか、色々起因することはあると思いますが。
でもまだまだ実質1話ですからね、次からどういう風になるのか楽しみ。
アバン:冬木市過去回想~シロウの現在
OP:実写も交えて、カッコイイOP 若干zeroっぽさもある
A:シロウの食卓と学校生活
B:トレース・オンとか、弓道部ワカメとか、人違いとか
C:冬木回想 切嗣登場
D:戦闘に巻き込まれる、セイバー召喚
(パートは前回はきちっと分けたけど、今回は間違ってるかもだから参照程度に)
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/d/4d869167-s.jpg)
![11]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/8/b/8b8cd436-s.jpg)
![28]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/2/7212deeb-s.jpg)
![37]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/5/958617a1-s.jpg)
アバンの「静」的な感じは凄く良かったです。自然であまり意味はないんだろうけど、岩井俊二的な日常生活感が出ててよかった。
小耳に挟んだところによると、「UBW」とはアーチャールートの事であり、すなわち「DEEN映画版」と同じルートという解釈でいいんでしょうかね。型月は化け物コンテンツですが、一方で複雑コンテンツでもあり分かりにくいですね。別のでは、もりやまゆうじさんも参加されてたりした記憶が。
今回は、ufotableのCGについて少し。
全般的にufotableが得意としているのは、光・破片・火などのエフェクトCGだと思っています。人のモデリング・アクションについては、Aパートの登校風景を見てもらえれば分かるように、おそらく得意分野ではないでしょう。
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/3/13a4b3c0-s.jpg)
![00]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/8/f8f2aaf2-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/a/da0ebaf6-s.jpg)
後は人工建造物でしょうかね、まあ「オレンジ」とか「サンジゲン」にはそこまで及びませんが。この火花、光、炎等のエフェクトに関してはufotableはすごく強いです。画面の情報量のコントロールもしっかりできてると思う。
レイアウト。
まあ「DEEN」版の時とは違い、ロングショット(気味)が多用されている今作ですが、それは屋内でも変わらず存在しています。まあロングというか、少し遠目からの画面が多いということですね。
![25]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/7/676afa6f-s.jpg)
こういう所。で、それ自体はそういう方針だから別段どうでもよくて。
野暮なツッコミかもしれませんが、机の大きさが画面に合っていないような気がする。
なんかね、ビスタ(スタンダード)サイズを制限いっぱいに使ってやろうみたいな。
エロゲー・ギャルゲーの画面意識かもしれませんが、何か少し違和だったので。
![18]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/0/40248567-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/6/3621e34f-s.jpg)
まあでもこういうロングは上手いわけで。
今回は、ロングショット=ホラーとして使用してる感じがありますね。
![28]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/8/c/8c8dfac4-s.jpg)
![44]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/e/7e2eed75-s.jpg)
切嗣のところの演出は良かったと思う。
これは上手かった。 時々ジョージ・クルーニーの顔が脳裏に浮かびますが。
作画。
アクションでは、ここが一番良かった。
![22]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/e/6e5cdc5e-s.jpg)
シロウが踏ん張って、走る方向を変えるシーンね。
ここは上手かったなあ。誰が描いてんのかなあ、良かった。
エフェクトは、ここでしたね。
![35]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/7/a7ebdb5c-s.jpg)
まあもう少し、コマスピード落としても(基本1コマだったので、2コマでやっても)大丈夫な気はしましたが。こういった写実的な煙はいいですね。ここは原付きの挙動も含めてよかった。
後は、OPのここですね。
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/7/f7fa01a2-s.jpg)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/0/902b04b6-s.jpg)
![40]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/9/69a2292f-s.jpg)
![50]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/3/93efe85b-s.jpg)
おそらく阿部望作画。
OPスタッフクレジット何故か無かったと思いますが、まだ未完成なんですかね。
あ、後!
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/c/2c79371a-s.jpg)
中野フラッシュ!
嘘です、ごめんなさい。
といったところで終わり。
![08]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/c/9c0ab691-s.jpg)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/2/72bf5cce-s.jpg)
![52]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/e/fed4c310-s.jpg)
![26]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/2/a29ff16b-s.jpg)
まあ#00で言ったとおり、同じ時間軸をどのようにシロウは過ごしているか、というものを描く話数でした。シロウというキャラクターの基本的な性質の描写については、今後もありますが、今のところ「DEEN」版の方が上手く描けているように思います。それは中心キャラクターを少ない人数に絞ったことであるとか、色々起因することはあると思いますが。
でもまだまだ実質1話ですからね、次からどういう風になるのか楽しみ。
アバン:冬木市過去回想~シロウの現在
OP:実写も交えて、カッコイイOP 若干zeroっぽさもある
A:シロウの食卓と学校生活
B:トレース・オンとか、弓道部ワカメとか、人違いとか
C:冬木回想 切嗣登場
D:戦闘に巻き込まれる、セイバー召喚
(パートは前回はきちっと分けたけど、今回は間違ってるかもだから参照程度に)
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/d/4d869167-s.jpg)
![11]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/8/b/8b8cd436-s.jpg)
![28]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/2/7212deeb-s.jpg)
![37]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/5/958617a1-s.jpg)
アバンの「静」的な感じは凄く良かったです。自然であまり意味はないんだろうけど、岩井俊二的な日常生活感が出ててよかった。
小耳に挟んだところによると、「UBW」とはアーチャールートの事であり、すなわち「DEEN映画版」と同じルートという解釈でいいんでしょうかね。型月は化け物コンテンツですが、一方で複雑コンテンツでもあり分かりにくいですね。別のでは、もりやまゆうじさんも参加されてたりした記憶が。
今回は、ufotableのCGについて少し。
全般的にufotableが得意としているのは、光・破片・火などのエフェクトCGだと思っています。人のモデリング・アクションについては、Aパートの登校風景を見てもらえれば分かるように、おそらく得意分野ではないでしょう。
![32]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/1/3/13a4b3c0-s.jpg)
![43]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/5/3/53b16e10-s.jpg)
![00]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/8/f8f2aaf2-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/d/a/da0ebaf6-s.jpg)
後は人工建造物でしょうかね、まあ「オレンジ」とか「サンジゲン」にはそこまで及びませんが。この火花、光、炎等のエフェクトに関してはufotableはすごく強いです。画面の情報量のコントロールもしっかりできてると思う。
レイアウト。
まあ「DEEN」版の時とは違い、ロングショット(気味)が多用されている今作ですが、それは屋内でも変わらず存在しています。まあロングというか、少し遠目からの画面が多いということですね。
![25]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/7/676afa6f-s.jpg)
こういう所。で、それ自体はそういう方針だから別段どうでもよくて。
野暮なツッコミかもしれませんが、机の大きさが画面に合っていないような気がする。
なんかね、ビスタ(スタンダード)サイズを制限いっぱいに使ってやろうみたいな。
エロゲー・ギャルゲーの画面意識かもしれませんが、何か少し違和だったので。
![18]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/4/0/40248567-s.jpg)
![24]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/3/6/3621e34f-s.jpg)
まあでもこういうロングは上手いわけで。
今回は、ロングショット=ホラーとして使用してる感じがありますね。
![28]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/8/c/8c8dfac4-s.jpg)
![44]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/7/e/7e2eed75-s.jpg)
切嗣のところの演出は良かったと思う。
これは上手かった。 時々ジョージ・クルーニーの顔が脳裏に浮かびますが。
作画。
アクションでは、ここが一番良かった。
![22]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/e/6e5cdc5e-s.jpg)
シロウが踏ん張って、走る方向を変えるシーンね。
ここは上手かったなあ。誰が描いてんのかなあ、良かった。
エフェクトは、ここでしたね。
![35]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/a/7/a7ebdb5c-s.jpg)
まあもう少し、コマスピード落としても(基本1コマだったので、2コマでやっても)大丈夫な気はしましたが。こういった写実的な煙はいいですね。ここは原付きの挙動も含めてよかった。
後は、OPのここですね。
![30]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/f/7/f7fa01a2-s.jpg)
![31]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/0/902b04b6-s.jpg)
![40]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/6/9/69a2292f-s.jpg)
![50]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/9/3/93efe85b-s.jpg)
おそらく阿部望作画。
OPスタッフクレジット何故か無かったと思いますが、まだ未完成なんですかね。
あ、後!
![04]](https://livedoor.blogimg.jp/ouritu_dora/imgs/2/c/2c79371a-s.jpg)
中野フラッシュ!
嘘です、ごめんなさい。
といったところで終わり。
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