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2025+1.0

カテゴリ: 原画マン

なんにもできなかった1年だなあブログは( ^ω^)
まーじですまそ( ^ω^)

◆ブログと今年1年
まじでなんもしなかったですね。馬のことしか書いてない。
なんかやりたいことが絞れてないんだろうね。勉強もしたいし配信もしたい、ゲームもしたけりゃブログも書きたい。馬も見たいし書きたい。で、「やりたいこと」以外には「やらなきゃいけないこと」もある。

アニメの表現特集などを期待された方にはごめんねとしか言えないお。もう「なんとかの特集やる予定」とか約束できない、2年続けてこれだからね。2023~24はマジで多忙を極めた。まあ言い訳ですね。野中だけはやりたい。そうだ、野中っぽいタイミングがあったので共有。



■TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」続編制作決定PV

・野中ライクな喜多川海夢
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このパカパカ感(*)!
まさしく2014年あたりの出始めのころの野中正幸。でも今の野中さんはこういう事しないのでフォロワーでしょうね。

振り返った勢いで画面右に動いたあと、その反動で画面左に体が戻る。注目したいのは、右肩・左手先の動きと顎のリアクション。もう1点は髪の毛のリアクションが落ち着いているのが意外やね。こういうのは勢いでぶわっとさせがちですが、画面内の情報量をコントロールした結果だと思う。


( ^ω^)だれだ!?
野中ファンボーイだろ!?
( ^ω^)手を挙げて出てこい!!!!!


*パカパカ感…野中正幸のなんとも言えない、中のポーズを抜いたタイミングのこと



◆「界隈」という言葉
なんとか「界隈」という言葉がとても多く使われた印象です。もともとは、「クラスタ」とかそういう感じの方が流行ってた記憶。作画界隈は過疎村どころじゃなく人はいなくなったんじゃないか。過疎で呼び込みしてたら、いつのまにかそういった人も消えていった感じ。もうそろそろ家屋も飲み込まれていく。

Discordとか流行ってますからね。そのサーバー内で好きなものだけ語っておわりっていう感じになってる。まあ誰だって作画パートの判定であーだこーだ言って100トンの斧で集団リンチには合いたくないわけです。なんであんな文化になってしまったんだろう。

あとは高齢化
グレンラガン世代という作画界隈のボリュームゾーンはもう仕事として中堅プレイヤーあとは結婚などに大変でしょう。いや関係ないか。世代交代が進まなかったのも一つの問題。まあ短命な界隈ですね。



◆オフ会などの参加
2013年ぐらいからブログをしているわけですから、オフ会とかも誘われたり、コミケ後の打ち上げなどにも誘われたりすることは多々あるのですが、ほぼすべてお断りをしていました。コミケに至っては、行ったこと未だにないしなあ。

まず根底として、ネットの自分≠リアルの自分という風に分けているんですよ。ネットの人格だけ見るとキチガイのそれですからね。いや、別にリアルもそんな変わらんのですが。自分の癇癪な部分とかキチゲエっぽいところを見ながら、なんで友人を続けてくれているのか分からない。そこが一番疑問なところです。慣れなんですかね。それはリアルの友人にも言えることですが。

そんな自分も今年、2回ほどオフ会に参加してきました。まったく別のコミュニティです。
すんげえ緊張しましたよ。でもみんな優しくて、楽しかったです。本当にね。
1つは新潟旅行。4月に行きました。アイビスSDも見れてよかった。いやー新潟県はご飯が美味しいです。言うまでもなく日本海側、お魚のジャンル、料理の種類の豊富さ、安さ、どれをとってもすごかったです。最初にいった居酒屋さんがいちばんかもなあ。

2つ目は館山旅行。これは大人数でしたね。グランピング?だったのかな。BBQなどしました。全体的にはボードゲームとマザー牧場が楽しかったです。最年長なのにいちばんはやく(˘ω˘)スヤァとしていました。体力ねえな。


来年はどんな年になるかな~
っていうのは決まっていまして

( ^ω^)ダノンキングリー産駒がデビューします!
( ^ω^)最短で2025年6月!!!!!
( ^ω^)決まったら絶対に府中にいく!!!!!!!!!!!!!


やあおひさおひさ、おひたし( ^ω^)

上妻晋作さんの作画ってなんかすごいけど、派手じゃないからなにがすごいのかわからない、タイミングが抜群なんだと思うけど、やっぱりよくわからない、言語化して欲しいっす  
元記事:「チェンソーマン」1話の演出と、上妻晋作作画と、あと食パン

記事要望(?)いただきました。
しかし、

少なく見積もっても、6ヶ月全力奴隷映像視聴メモマンは必要です。
お給金もらいたいレベル。

マア、6ヶ月で到達できるとも思えない。
おっしゃるとおり、上妻作画の「独特なタイミング」があります。

ただ、ぶっちゃけだいぶ言語化できています。
できている方なのよ(´・ω・`)

金田系から直系の発展として歩んだのが、山下将人だとすれば、発展系としては異色の存在である上妻作画。本人の独特な(金田系以外からルーツを得た?)タイミングが混在している。元からあったのかもね。「幽遊白書(1992)」や「餓狼伝説 -THE MOTION PICTURE-(1994)」などが特徴的かと思われます。

最近だと、「神撃のバハムート(2017)」や「ニンジャスレイヤー(2015)」かな?

まあでもかれの言葉を思い出してみれば、ボクに求められるのは「ルーツの探求」ではなく、それがどうしてこうなったか、どういう振る舞いをしているか、といった言語的な解説の方ですよね。それは理解しているつもり。



少しだけ述べるのであれば、かれのタイミングには「間」があります。ボケとかツッコミとか、そういう漫才的な間が近いといったらよいか。要するに、空気・雰囲気を作るタイミングがある。

・なにかのアクションをしている最中
・アクションが終わったあと

ニンジャスレイヤーなんかは特に顕著ですよね。立ち上がりアクションの所作じたいがちょっと変わってて、普通のポーズトゥポーズ(キーとなるポーズの原画からポーズの原画へと移る)ではない。でも、ストレート・アヘッド(原画を頭から書き下すこと)かと言われると違うと思う。

いま見直して思うことは、ポーズトゥポーズの「ポーズ」部分が違うんじゃね?って感じ。空中跳びとか、ガニ股とかそういう典型的な金田系のポーズではなくて、「ポーズをさらに割っている」といったらいいのかな、細分化している感じがある。

ニンジャスレイヤーを例に取ると、
(赤い方の忍者)
立ち上がり(腰ジャンプ)→着地→将棋キック→余韻→エフェクト



という構成になっていますよね。将棋キックのところで、一つ「上妻式の間」を作ってゆったりとさせて、吹き飛んだあとにまた一つ間を作って煙(エフェクト)が出てくる。


この「上妻式の間」の研究と、「上妻式ポーズ」の2つに大別されると思う。言語化するなら。

kouzuma


でもさあ、それ以上に今回思ったのはさあ、

上妻作画って改めて見ると、マジで異質でセクシーだねw
こういうタイミングを取り入れている(なおかつじっさいにアニメーションでその思想を実現している)人は、上妻さんと野中さんぐらいじゃないかな。ぼくが知っている範疇では。

「チェーンソマン」、始まりましたね。制作はMAPPA。監督は中山竜。
キャラデは杉山和隆、悪魔デザインには押山清高が並んだ。

公式サイト
https://chainsawman.dog/


原作:藤本タツキ、「チェーンソマン」、毎週大人気で幕を終えました。いまは2期目に入ってるんだっけ?1期だけ読みましたよ~とても良かった。マキマさんすこなんだ。

1話については、緊張度合いが高く、ダレ場なく。やや退屈なフィルムに映りました。まあそこはいいにしても、「画面の緊張からの解放」がなかったのがあまり良くなかったかなあ。ヤクザゾンビを、すべて倒しきった後のデンジくんすら苦しそうなのは論外。論ずるに値しない。




マアそれは置いといて、本題にいきましょう。


上妻晋作さん参加と聞いて飛んできました。
パートはよく分からなかったけど、ここかなあ~と
※作画シーンはすべて推測です




・ゾンビヤクザ日本刀グサー
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上妻晋作作画(※推測)

刺されてから、一瞬おくれるデンジくんの反応
ゾンビヤクザは日本刀を普通に持ちながら、顔面は平行に虚ろに(カメラ方向に)

(ここのTBは何でしたのかよく分からない…)



吐血するデンジとポチタ ★
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上妻晋作作画(※推測)

吐血のエフェクトがブロック状なのが面白い

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きれいに消えていきますね~上妻さんの炎はもっと溜めてから消えるので、
血はもっと速く落下して画面から消えるという感覚なんだろうか




・デンジくんダウン ★
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上妻晋作作画(※推測)

いっしゅん踏ん張るが、耐えられず膝が折れる
膝が折れて地面に着くまでの溜めがうまい で、連動して動くデンジの髪の毛
頭まで垂れるタイミングはパッキリと、明らかに再起不能という感じ

ここは後ろのゾンビの動きにも注目
刀を抜いてから、だらあ~っと下がる右腕と頭、肩
身体上半身の脱力感をここまで出せるか





あと、食パン

Bパート明け、デンジ回想シーンの食パンの作画は上手かったですね~


・食パンポチタ
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ポチタの飲み込んで、食べる所作、かわいい





以上です。

繰り返しになりますが、本編の演出は、フィルムが緊張していた印象でした。「チェンソーマン」という物語はとても分かりやすく、「欲求と本能」と捉えていますので、その部分が演出されていなかったのはもったいなかったかな~と個人的には思います。「抱かせろ」はもっと猥雑でもいいよね~っていう話。原作の良い下品なところが出てなかったし、画面はあまりにも暗すぎた。

ただ、マアこれからだと思うので、マアそこはかとなく期待していきたい~



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五周忌、間に合わず。




──イクサー1act3の増尾昭一といえば、FJ-Ⅲ(富士3号)の爆発シーンが有名ですが、それ以外にもあるので掲載していこうかなと。(※Act.Ⅲの増尾昭一さんは、「ぬるちひるこ」名義)



・イクサー2(手前、赤髪)とのバトルシーン
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増尾昭一作画(推測)

約8コマに渡る、怒涛の白黒入り交じるショックコマ
そこから広がる爆煙と昇っていく炎、後者はちょっとめずらしい感じのタッチ
破片の飛び方は言うまでもなく、美しい…特に三角破片の飛ばし方に注目


重ね白コマ、白コマについての参照記事



・サー・バイオレットとの最終決戦
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この辺も増尾さんっぽいかな~
重ね白コマと画面をはみ出すような放電の描き方
エフェクトのフォルムは言うまでもなく、復習としてですが、この時期の増尾エフェクトのディテールとしてカゲが三日月になりやすい


カゲ三日月についてはこちらを参照
→庵野爆発・増尾爆発の続きと「うる星サーカス」の話
http://royal2627.ldblog.jp/archives/38191471.html




以上。ここだけじゃなくて、もうちょっとやってはいると思うけれど、自分の持ってるフィルムの状態が悪いのでここまで。まあでも、後半部分ですね、増尾さんは。



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つづくと思わないシリーズほどつづくというもの

前回(2020冬アニメ)は◎だけかな
◎ID:INVADED→すっごい良かった、最高
◯ソマリと森の神様→見てないけど、レイアウトは良いと思う 内容はどうでも良さそう
▲ドロヘドロ→見てない
▲虚構推理→3話あたりで脱落して怒られた

△映像研には手を出すな!→見てないけど、たぶん趣味じゃないけど大衆受けはしてる
△恋する小惑星→見たいけど見てない、多分いい
☆痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います→大沼心をもってしても、カスだった
★押しが武道館いってくれたら死ぬ→見てないけど、良作との呼び声高し



今回は4作、印は絞りました

▲:であいもん


はい、みなさん( ^ω^)
突然ですが、ここからよく読んでください

夢に敗れて、地元に戻ってきた20代後半・アラサー男と、小学生女子の組み合わせは、まごうことなく最強の配合・パターンです。ディープ×Storm Cat並(*)。2400点。

(*父ディープインパクト×母父Storm Catという組み合わせの馬たちはG1戦線でとても活躍しました。キズナ、サトノアラジン、エイシンヒカリ、リアルスティールなど、そしてダノンキングリーです)


定義するならば、

1⃣夢に敗れ  2⃣田舎に戻るアラサー男 + 3⃣小学生女子 (ジト目;あればなお)

=W I N

この公式は出ないわけないだろお!
大事なんだからぁ!


例( ^ω^)じゃぞ

・「ばらかもん」
国母した書道家(23歳)+島送り
×
女児(島民/小1)

・「銀のニーナ」
上京夢追い男(27歳)+敗れ実家帰り
×
女児(姪/小5)

このように、典型的なパターンとして存在しております。地元に戻ってきてゆっくりする、というのは、世相の反映のようにも思えますネ。この生き苦しい社会ですから。

では、「であいもん」とは言うと、

上京バンドマン失敗(32)+父(和菓子職人)入院+実家帰り
×
(和菓子跡継ぎとして)責任感の強い女児(小6)+ジト目

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という最強の組み合わせ。ジト目がこりゃあいいですよぉ…
白いハイライトの輪郭は「未確認で進行形」と同じように、雪国の基調表現でしょうかねえ。いいですね。


▲:スパイファミリー
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なんと1250万部も売れているらしい。まあ、あらすじは言うまでもない感じか…

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そりゃあ、このメンツにもなるというもの。
浅野恭司、嶋田和晃を中心に添えて、色彩設定には「パプリカ」など今敏作品で活躍された、橋本賢を起用。さいきんだと、「機動戦士ガンダムUC」「どろろ」などで有名な古橋一浩が監督を務める。

( ^ω^)・・・

( ^ω^)劇場版の製作かな?


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アクションもすごく良さそう( ^ω^)


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ここのナイフの動きはマジで良かった!GIFにしたいくらい


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(※しました)

これは作画かな…?CGかな…?( ^ω^)
たぶん作画だと思うけど、跳ね方が良い。

でも、困ったことにスパイファミリーがあまり内容的に好きではない…( ^ω^)
ですので、個人的な評価はここまで下げました。でも、まあ妥協して見ても良さそうではあります。これは相当に作画や演出がいいだろうな~という思いがあるので。

ナイフの挙動は本当にめっちゃいいですよ、びっくりした



◯:サマータイムレンダ
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タイムリープ系SFサスペンスらしい( ^ω^)


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この辺、こわい( ^ω^)
夜にトイレ行けなくなっちゃう( ^ω^)

なんかまあ「影」みたいな怪異があるっぽいんで、怪異オチじゃね?みたいな感想。ただ、その「影」を見ると、自分の分身ができてオリジナルを56しにくるっぽいんですが、リボルバーとか包丁とか、ちょっと56し方に違いがあるので、その辺にヒントがあるのかな?と推測しながら見たら面白いかな?と思ってます。

でも、こわそう( ^ω^)
でもサスペンスすきだから見ます( ^ω^)



さて、みなさん


本命の時間です( ^ω^)


◎:まちカドまぞく 2丁目
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2期において、いちばん大事なのは、カラー・基調が1期と変わらないことです。あまり変わらずに発展してより良くなるのがいいのです。そこが崩れてなさそうなのが高評価、大本命たる所以。

あとはここですね~漫符や擬音の使い方

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こういうところのニュアンスが、1期よりもさらに洗練されているのがとても良い…
1期にいっさい劣らない、むしろもっともっと、面白さがあるだろうと思える。そういうものをPVで伝えきっていますね。

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2期というのは大体不安視されるものですが、これはまごうことなく、他作品に8馬身差つけるでしょうね。作品とアニメのもってる能力が違う。オルフェのラストラン有馬みたいに。



さて、本来ならば、ここで終わるはずだったのですが──




☆:ブラック★★ロックシューター DAWN FALL


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現状、トップアニメーターの一角である、野中正幸がひさびさに表部隊に出てきました。「エッグプライオリティ」はNCだったので、クレジットされているものだと「五等分の花嫁2期」以来ですかね。


OP/野中正幸作画
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OP。なにかの特徴で、判別できるとかそういうレベルではないですw
(もう、OP映像の画面から一人浮いている)
パソコンを凝視して忙しく進めていたが、気配を察知し、右方向へと目線を配った後に左方向に睨みを効かせる。このことによって、このキャラクターがとても用心深く・思慮深いことが分かります。キャラクターの性質を一瞬で理解させる、きわめて優れた芝居作画です。



マアこのレベルの存在のアニメーターを実質的に飼い殺している、バイブリーアニメーションは罪深いです。業界的な損失を考えてもらいたい。本当にね。以上。

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