追記・修正・訂正済み(2017-07-28)
失礼しました


■超獣機神ダンクーガ(1985/TV)01.02話

爆発1
20170604162517
[01.02話の回想に使われていた(5話以降もあるかも)]


爆発2★★
20170604162518

[追記その2]
「爆発2」「爆発3」あたりは、鶴山修(つるやまおさむ)さんらしい。
(※Twitter上で新井淳さんからご指摘ありました。ありがとうございます)

このシーンが圧巻。高温、強光の中心部において、画面がモノクロになる。ビームがその場全体を押しつぶしていく、戦車がぐしゃあと壊れていく。ミサイル打つ所は上に剥がれていくし、タイヤはわずかに地面にめり込む。緻密だなあ。そして球形の爆発へと繋がる。いやあ、このカットはマジでスゴイ。
上妻晋作 S Kozuma‏ @kozuma_           
@arasansan @iguchi190 1話で戦車が吹き飛ぶ所を鶴山くんが一コマ作画でやった影響かな…密度の濃さにラッシュで観てた人間が「おおっ!」となった。

新井淳 @arasansan              
@kozuma_ @iguchi190 凄いですよね~ 1話の超リアルで細かいメカ描写。ああいうのは鶴山修さんが現代兵器の写真集買い込んで作画されたらしいですね。1話は3ヵ月かかったとか?
ダンクーガ - togetterまとめ より一部引用。新井、上妻さんらの会話の一部)

上下2シーンは、ダンクーガにおいて特殊・異質だと思う。なぜかというと、本編や回想の他のシーンでは、もっぱらに爆発は金田系エフェクト中心だったから。ここまで球形爆発を全面に持ち込んだものは、この時代ではあまり見られないと思う。球形爆発は、マクロスに代表される、板野一郎がおそらく生み出したもので、その他は庵野秀明、増尾昭一がこういった作画をした。他にもいるかも。



金田系、金田調(もしくは山下系)っていうのは下記のような作画(同01話)
20170604165921

「へ」の字型のような煙や、直線ばった形の煙が多くある。あとは、まあタイミングが、球形爆発のようにじんわりとした感じではない。ガッガッがという感じで、止まっては進んでを繰り返す感じ。



爆発3★
20170604165919

戦闘機が壊れて爆発と上がっていく。写実的


回想以外だと1話では他にも。


爆発4★
20170604165920

こういった作画も見受けられた。ひしゃげていく戦闘機、ビームによって分解されるパーツの破片描写が美しい。そして、ここでも爆発は球形。


53]

2話以降も金田系じゃないエフェクトは見受けられますが、だいたいが劇画タッチなエフェクトで、1話のような写実カットは少ないと思う。1話クレジットでは、福島喜晴らが参加。ぶっちゃけ、福島さんしか分からん。福島さんも名前知っている程度だしで、知人に尋ねたところ、この時期の福島さんはバリバリの金田系らしい。なんでか聞くまでは根拠もないのに、「これが福島作画か!」って勝手に思い込んでたんご。

[追記]
01話の敵の奇襲シーンは羽原信義さんらしい(情報いだたきました)、失礼しました。羽原さんって金田エフェクト描くイメージだった。(誤解を招くといけないんで、福島喜晴さんの年表は別記事に移動じゃー)。とにかく、ここの爆発めっちゃ良くない?カッチョええ。

思い込みには気をつけよう!


[追記その2]
上記で一応、訂正しましたが再度
「爆発2」「爆発3」は、羽原信義さんではなく、鶴山修(つるやまおさむ)さんです。今度はたぶん大丈夫だと思います。何度も間違えてすいません。ちょっと情報の精査が甘かったかなと思います。何か不備などありましたら、指摘してくださると助かります。