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I LOVE U,I KILL U

カテゴリ: 2019年アニメ

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──自分の時代ならば、緒方理珠に対しては京大理学部(理数特化)や東工大の受験を考えます。なぜなら、それらは入試制度上、彼女に有利に働くからです。いちぶの”天才”ならば、数学、物化の三科目など絞った科目数で受験して、大学院進学の際にそれぞれの希望に進めば良い・・・



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というのは、あくまでも「こちらの理想」にしかすぎません。そして、それを彼女たちに選択肢として示すことはいいのですが、「国家の損失」だの「人生として間違っている」など、そういったことを言い出すと、押し付けになってしまう。なにがあるかわからない人生ですから、本当に正しい道かどうかはわからない。というか、正しい道かどうかなんて本人たちにはいっさい関係がない。


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後悔なく生きたい。素質があるかどうかではなく、やりたいことを諦めたくない。あとでやっておけば、となりたくない。「やりたいならばやってみればよい」、その手助けをするのが教育者である、それは間違いないはず。だから、「現代人は間違いやミスを過剰に恐れすぎているのではないか?」というものをテーマに据えた作品だと思う。

どうせ失敗しないことなんてないのだから、失敗も含めて勉強であるはずだ。1話のヒロイン二人に対する成幸のやり取りも上手くはいってないですよね。そういう感じだろう。



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ただ、ポンコツ先生の意見も理解はできるところで。本人に合ってもいない道を応援することが教育者のやることなのか、それで失敗して道を違えて苦しむことになっても自分には責任が取れない。そういう苦い経験のもと、ポンコツ先生は殆ど最後まで成幸くんと対立します。この辺は上手でした。



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このようにテーマは素晴らしかったけれど、コアとなるラブコメの部分、つまるところ成幸くんのリアクションは良くなかった。お約束ごとが発生するのはいいけれど、成幸くんはだれかに惚れたそぶりをいっさい見せなかった。エッチな意識をするだけで特に恋心やそれに近しいものを抱かない。諸星あたると同じレベル。ラムちゃんに電撃されてちゃんちゃんみたいな。だから、小美浪先輩に「たらしやろう」と呼ばれるわけですが。正直、同じことの繰り返しで飽きてしまう。


★★
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そう、小美浪先輩。別名・あしゅみー先輩(かわいい)のインパクトがいなかった見れなかったところは正直あります。彼女だけでも、いや彼女がいたからこと、このアニメは見る価値があるだろう、そのぐらいの影響があるキャラクターでしたよ。


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高校生活、大学進学に現役志向が強まる現代社会の中で、浪人生を出した作品には久々会ったような気がする。パッと思い浮かぶのは「めぞん一刻」の主人公とかですよね。浪人生というのは、もう存在がネガティブなので、これは設定が上手かった。ウマすぎた。


★★★
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「国公立医学部志望+メイド喫茶バイトで予備校費を稼ぐ」、ロリ小悪魔。完璧、1000点。医学系は浪人している原因として最高に素晴らしい!琴線に刺さるキャラでした、本当に素晴らしい。本音を言うと、2浪して涙目になりながら成幸に依存するようになり、ぐちゃぐちゃな感情になりながら恋かどうかも分からぬ感情を抱いて3浪して最後には駆け落ちして欲しかった。

( ^ω^)・・・

まあ流石にそこまで言うのは「押し付け」がましいですね。ともかく、高校生も読むであろうジャンプ漫画でよく浪人生を出せたと思います。

でも、1人ぐらいは落ちても良かったのでは?と本当に思ってしまう。だって、人生に絶対はなく、進んだ道が合っているかどうかはわからない、そういったメインテーマの中で、全員受かってしまうのは少し腑に落ちないところではある。俺が浪人したとかは関係ないんや。



追記】作画 8話
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OP以外だったらここ。水しぶきの発生から消えるまでの一連(佐々木政勝)



あ、今回、琴線を引いたものがもう一つあります。OP曲の「セイシュンゼミナール」です。これすげえ良い曲ですよヤバい。よく出来すぎている。

◆セイシュンゼミナール ★★★

(作曲者:山田高弘

作曲者の山田高弘さんが他に手掛けた楽曲には、ラブライブの「Snow halation(スノハレ)」など。ドラムとベース主体のメロディラインが小気味よい。音楽はきわめて疎いので誰かに補足していただきたいですが、2番のサビ前のつなぎ方、特殊すぎて面白かった。なんでこれでつながってしまうんだ?となってしまう。サビの入り方も(なんでこれで入るんだ?と)よく分かんないけど、気持ちいいですね。

OPとロリ小悪魔メイド、これだけで見れる
2期もあるらしいオススメ


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#3

アニメで「DUO 3.0」が登場するとは思ってもみなかった。受験図書としてはさほど知名度が高くなかったイメージなので、ようやくメジャーになってきたようで。原作で描写がありますね。まあ、うるかに勧めるのはどうかと思うけど・・・もう片一方は「即ゼミ 英頻」でしょう。ロングセラー実践問題集。なんかZ会っぽい表紙ですが。昔は英頻だと駿台のヤツと2冊でどっちのだみたいな話もあった。

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■単語集
単語集にも流行りがあって、
1990年代「英単語ターゲット1900」/「ピーナツ」
1990年代後半「速読英単語」
2010年代「システム英単語」/「キクタン」/各出版社図書
直近「鉄壁」

こういうイメージで流行ってきたかなあ。アホみたいに流行ったのはターゲットと速単とシス単の3つだと思う。あとはそれぞれの宗派による。「DUO 3.0」は効率的ですが、例文を覚えさせるので英語を苦手としている受験生には向いてない。そして、たいていやり切れない。大学受験向けに出版されていなかったので、社会人TOEIC受験から輸入された感じ。

さいきんだと、「鉄壁」という参考書がアホみたいに流行ってます。進学校専門予備校・鉄録会が出版したけど、当初はさほど受けていなかった。よく見るけど1割もやり切れてないと思う。700ページもあるので。東大という言葉に押されているのかなにかあったのか、まあよくわかりません。

僕なら「シス単 BASIC」を勧める。そこそこ得意なら「速単」だろう。なんにせよ、英語ができない、うるかに「DUO 3.0」の選択肢はいっさいない。成幸は無能。というよりは、参考書の数が多すぎて何を選んだらいいのか分からないのが現状でしょう。今年から共通学力テストに変わりますしおすし。



■こういう系の”教師役”
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#1

五等分の花嫁01  僕べん01-01
(「五等分の花嫁」5巻/「ぼくたちは勉強ができない」1巻)

オリジナルテキストや問題集を作ってしまう。教えることに対する情熱や貢献・献身を、ひいては彼自身の努力家なところ、面倒見が良いところを示すためなんでしょう。演出の理屈はわかりますよ。それを差し引いても、フィクションだとしても、こういうのは物理的に不可能だと感じるので受け付けられない。まあフィクションだからという理由で流しますけど、やはり違和感を抱くところで。

こういうところから思うのは、「天才ではない秀才」を、あるていどのリアリティをもって描くのは非常に難しいことなんだなあと。ラブコメという前提がある以上、フータローや成幸くんにベタ惚れする部分がないといけないわけです。それは読者に対しても。だから、こういった「不可能だけど彼女たちのために頑張る」部分が必須になる。

ああ、これならおれの好きな三玖もフータローにやってもええわな、「これだけ頑張っているなら」みたいな話になる。それが、オリジナルテキストやプリントといった不可能なものを読者が受け入れられる要因になるわけです。でもまあ、不自然さは拭えない、というのが正直なところ。だって、一日でオリジナルテキストとか無理だもん。それなのに、ちょっと真面目に勉強を教えている描写があると困る。つまり、デフォルメとリアル、どっちに振りたいんだ?、どこまでマジなんだ?となってしまう。

チーズタルトのくだりとか、作者設定忘れてんのか?とか思ったくらい、よくわかんないですよ俺は。まあラブコメだから、という一言ですべて流したほうがいいんです、こういうのは。

僕べんに関しては8話ぐらいまで見ました。いい感じじゃないでしょうか。OPの吉成鋼については触れるまでもあるまい、当時話題になったはず。あとは、汗の描写が面白かったかな。



勉強系ラブコメについては、野崎くんの一言が刺さる
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昨年2019にTRIGGER最新作として公開された、「プロメア」は意欲作でしょう。

カメラは終始ぐるぐる回転していて、ジェットコースターかよと思う感じの酷さ。あと前半の色指定はパステルカラーにパステルを乗せて(爆発したりで)白く発色しちゃってみたいな感じだったので、見にくかった。けれど、その辺は今石&サンジゲンのチャレンジだと受け取っている。

もっと単純にアニメは作れるっていうものが理想にあるんだと思う。色や線が多すぎる、もっと減らせる、面も減らせる、みたいな。



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フル3DCG

キャラやメカの色と爆発などの閃光の白色とが上手くマッチしていなかった前半だったが、夜のシーンになっては打って変わってバッチリに。がむしゃらな力と力のぶつかり合い。リオ竜がタワーに襲いかかってから、白い炎をぶわあとするところがいちばん良い。夜の空間と白い炎、この対比がええんじゃ。

[*]手前の黒い建物や破片の舞ってからの落下も地味に、いや実にいい。




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作画→フル3DCG

リオくんつながりでもう一つ
スライディングからのタイヤ切りまで、これはCGでうまくやってるな~と。初見は作画かと思った。嘘パースな超広角レイアウトのアクションつなぎ。ダイナミックでなおかつテンポがいいですよね。そこまですごい速いテンポでくるので、最後の後ヅメがスゴく目に残るんですわ。


あと音楽はもう素晴らしかったです、言うことなし。あとはクレイを演じた堺雅人です、前半はどうしてもクレイではなくかれの俳優としての演技になってしまっていたけれど、後半クレイが本性を見せてからの演技は圧巻。「違うなァ?救ー世ー主だよお゛お゛」はこの作品においてベストな声でした。まあでも急いで見る必要はとくにない、レンタル準新作ぐらいになってから見るくらいがハードルも下がっていいと思います。

ある日、女子高生・紗倉ひびきはダイエットのためにシルバーマンジムに通い始める。ジムで同級生や先生と出会い、ときにはよく分からないライバルとぶつかりながら、初めてのジムに戸惑いながらも筋肉を鍛えていく青春群像劇。という感じの物語。


画面雑感の前に、スタッフについて少し

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監督:山﨑みつえ
キャラクターデザイン:菊池愛
脚本・シリーズ構成:志茂文彦
制作:動画工房

脚本家の志茂文彦(しもふみひこ)さんは、ここ20年ぐらいずっと最前線にいる感じですね。近年だと、「NEW GAME!(2016)」「りゅうおうのおしごと!(2018)」「すのはら荘の管理人さん(2018)」などでシリーズ構成・脚本を担当。気になった方は過去作を見ることを推奨。
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画面・作画についてですが──やはり特筆すべきは、あのことですよね。お分かりの方も多いと踏む。









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ジーナが可愛かった!(完)
いやあ、やっぱねえ。アルビノ、ショートカット・ボブ、ツリ目。これでほぼ120点。ストレートヘアーで50点。ボブ×ストレートヘアーだと掛け算になるので6000点。とにかく、かわいい。他のキャラとかどうでも良くなってしまった。世界史の先生は好きだよ!やっぱり…ショートカットを最高やな!


ジーナの服/ファッション
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目を引いたのは11話のジーナの服。かわいいよね~


最近のリアルな流行としては、ボア素材のパーカーやジャケットがあるんですが、これがまあ小汚くて辟易していた。

クソダサボア

基本的にダルダルなのでスタイルがよく見えない、清潔感がない、使い古した人形みたいな色合いが多くて暗い印象を与えるの三重苦。センスもクソもあるかいな。世の女性はジーナ・ボイドを見習え。


2009
(だらしないひびきとの対比)


11話のジーナは、
・スキニーパンツ/濃い目のカーキ
・首元にワンポイントの無地インナー/オレンジ
・ややショートなジャケットコート/濃い目の赤



シンプルな色合いとスキニーのタイトさにより、スタイルがよく見えて濃い赤がキレイに映える。全体的に落ち着いた雰囲気になり、他の3人と比べると大人っぽくなる。
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ジャケット・コートの参照例
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これはちょっと長めだけどやっぱ胴回りのスタイルがよく見えますね
5000円って安いな~良い


こうなると、足元も気になってくるのが自然の摂理ですが、
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スニーカーかなあ、ちょっと厚底なローファーな気もする。でも、ジーナってロシア(モスクワ)に住んでたじゃん。じゃあ、けっこうしっかりした防寒靴を履いていたのではないか。つまり、ショート・ブーツの線が濃いと思う。朱色のソックスも見えてないしなあ、けっこう深めな感じ。どうだろう?

ともかくとして、ジーナはとてもかわいかった。良作でした。



画面雑感のはずが、ジーナ雑感になってしまった。

まあ、画面・作画は、
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フォロースルアンドオーバーラッピング・アクションをがっつりと意識して描かれている。このアクションは原則のようなものです。髪の毛が遅れてついてきたり、ポーズを決めたジーナは止まるけど髪の毛は左右に少しだけ動き続ける。そういうことを指します。

1つ目は、顔の前で左手にポーズを決めるじゃないですか。その前の艶やな予備動作がハラショーですよね。2つ目は、関節の動きもタイトな服によって、1つ目より少しだけ重たい感じになっている。1つ目のOPみたいに、いつも滑らかに関節描けばいいとか決して思ってない。ジーナが踏ん張るときに、お腹や左の肩・脇腹あたりが(タイトなジャケットの影響を受けながら)止まらずに少し動き続ける。これスゴイうまいよね。

Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-|https://anime.fate-go.jp/ep7-tv/

飛ぶ鳥を落とす勢いのFGOのアプリセールスによって、アニメ化2作品連続もさもありなんという感じ。

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制作会社は、CloverWorksというA-1Picturesのいちレーベル
2018年1月にレーベル化し上記名称に変更した。代表作に、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」「ダーリン・イン・ザ・フランキス(※TRIGGERと共同制作)」など。

CG制作は「GENBA」
https://www.gemba.co.jp/
https://cgworld.jp/stdatabase/21106.html

「デジタル・フロンティア」の子会社
直近での作品は「いぬやしき(2018)」「荒野のコトブキ飛行隊(2019)」などのCG制作を担当した。

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1話スタッフ
脚本:武井風太 
絵コンテ/演出:赤井俊文
総作画監督/作画監督:高瀬智章

(よく分からない)話はええ!絵はどうなんや!


クソ上手かったのは最初のマシュの駆けつけダッシュ

ぴょんぴょん
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マスターの元に最速で駆けつけるために、マシュが画面左に切れ込みながら走る。右足の踏み込みが強く、バネっぽく跳ねて左足の動きへ。これだけ横に大きく重心をずらす走りは珍しいと思う。


同スロー
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脚の装備が当たらないように、脚同士の間隔を空けてジャンプしているのかも。







あとは全体的に俯瞰のカメラワークが目立った

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締めのローポジから俯瞰へとアングルが変わっていく回り込みCGはやっぱいいですね

すごいなあと感嘆していたんですが、あまり触れられていないので取り上げ


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腰のあたりに注目。エーリカは大きく腕を振って、その勢いのまま前傾重心で全力ダッシュ。一方で、シャーリーはルッキーニをおんぶしながらなので全力ダッシュせずに、後傾重心でエーリカに追いつくように追走している。着地するたびに、腰で重さをキャッチしている感じ。

2人の走りを書き分けていて芸コマ。服のなびきや髪のリアクションもいいなあ。

#6
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これ割と面白かった。輪郭白ライン+クロスフィルター(撮影)で、煙の表面はぼかしテクスチャみたいなのを入れてる。ぼかしテクスチャ流行りそうだな~もう流行ってるかもなあ。


この辺はなんか物足りない、いや十分上手いんですけど
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#7
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奥側の爆発はランダムに表面のディテールが変化する。
イフリートの圧倒的な破壊力を示す場面なので、そういう意図があるのかも。
押し寄せる爆煙は言うことないです、ただカット尻の全セル煙が少し雑。



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シズ涙の蒸発1コマエフェクト、こういうのが好きなんだよなあ



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ハイライトと透過光は分かりますけど、これ暗いところの色はグラデーションですかね。最初は何色も使っているのかと、面白い。フォルムは丸っこいなあ。粘土のようにねっとりと上昇していく。


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対イフリート戦は流線形のエフェクトも散見されました。まあ流石にこの分量は一人でさばけないとおもう。転スラ作画ですが、リムルの動きなんか毎回見ているのに飽きないですね。どっかでずば抜けた作画があったような気はしないですけど、このクオリティをよく保てるなと思う。


お話はまあ、村が作られていく過程がたぶん面白いのかなあ、転生主人公リムルの物語というよりは異世界全体で動いているような気がする。秘密基地に仲間を集めている感じ。

科学部部長の上野さんが部員である田中に、さまざまなトラップを仕掛けていく、というのが一連の流れのようです。オムニバス形式。

公式サイト 上野さんは不器用


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科学的実験を行うという名目の元、部長が恋愛の駆け引きを行う。思春期の男子が女子のスカートの中身を見る。その覗く行為自体を意識させることで、田中の恥じらう様子を見ようと試みますが、田中は一向に恥じる様子なく敗れてしまいます。


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普段はぼけっとしている田中ですが、変なところで勘が鋭く、デリカシーのなさも相まって思春期女子を完全に圧倒。


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#2においても部長は画策します。衝撃吸収パッドである「一七六防護服」を服に忍び込ませ、それがいったいどの位置であるかを当てさせるという実験を行う。ぼけっとしている田中も思春期男子。否が応でもエッチなこと、特に胸には関心があるという風に想定し、自分の胸の小ささを活かし、明らかにサイズが異なる防護型ブラを装着します。

つまり、普段から見ていれば、部長の胸の大きさは明らかに異なっていることに気付くけれど、それを指摘することは「部長のバストに興味がある/部長のバストサイズを把握している」と言っていることと同義となる。そのため、思春期男子としては、指摘することも触れることもできず、ただひたすらモンモンと部長上野のバストを想像するしかない。

このように部長上野は想定しますが、田中はパッドが装着された部分を「尻」と断定しスパンキング。散々尻を叩いたあげく、「当てたら防護服をプレゼント」という文言を忘れることなく防護服ではないパンツ回収します。いや、デザインセンスのなさに部長に返しましたね。またもや部長の負け。


相手に対しての想定はしっかりしているが、アドリブや単純な接触にきわめて弱く、上野さんは何度も何度も敗北を喫します。相手に意識をしてもらいたい、告白したい、このような感情をただそのまま放出するのではなく、科学技術という文明の利器を使い合理的な方法で、「科学的実験」という大義名分の上に試みます。これほどの方法を取らなければ、田中に対する部長の愛は溢れんばかりのものになってしまう。いわば、科学技術をもって自分の感情を制御しようとしているのですね。それでもなお、溢れてしまい、恥ずかしさに悶える上野さんの姿を見て我々は回顧します。ああ、自分にもこういうときがあったなと。そういう回顧体験的アニメです。


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芹沢優の声は、やや中性的な感じで素晴らしい。擬音とか「ぐぬぬ」みたいな滲み出る感じの声も巧いですよね。自分の中では中原麻衣以来のヒットです。以前、配信で大匙屋さんからオススメされたようなのですが、記憶からすっかり抜け落ちていました失敬。



あと良かったカメラワーク

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TB(上野と田中で異なる速さ)

こういうアニメでこそのカメラショットいいですよね。タイミングに妙あり。

上野さんのスカートから田中の頭をすり抜けて手前まで引いてくる。TBの速さは異なっており、田中の方が遅く上野の方が速い。田中と上野の頭の大きさは異なっていますが、上野ヘッドが入ってからのカットでは同じか上野ヘッドがやや大きいくらいになります。これにより、田中の頭が上野さんを邪魔することなく、恥じらう上野さんをしっかりと映すことができるんですね。



( ^ω^)・・・
( ^ω^)えっタイトル間違えてないかって?
( ^ω^)・・・原作ファンでしたから、かぐや様見ましたけど、1話の記憶がまったくない。どんなカットだったかすら思い出せないってことは価値がないんですよ。レイアウトが特にひどかったなあ。これ以上言うと、よりもい記事のときみたいに、バカなオタクが集まるんでやめときます。まあ、メディアミックスで原作漫画売れたらいいやっていう態度なんでしょうね。だから、ヤンジャンアニメって失敗続きなんだろうなあ。


たまたま見た上野さんの方がしっかり出来ている。少なくとも頭脳戦を仕掛けている。けっしてすごい作画やすごいキャラ絵があるわけではなく、総力戦で演出している。前述のカメラワークをとってもそうですよね、一つ一つが丁寧に作られている。集中線の使い方も、間の作り方も上手い。感服しましたよ、上野さんは真面目に良く出来ている。同じようなホンでも演出次第でこうも変わると、釣りたくなりますよねタイトルで。そのうち直します。

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