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I LOVE U,I KILL U

カテゴリ: 競馬

アグネスタキオンが最強馬と信じてやまないので初投稿です。

「ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉」、ようやく見ました(1*)。


決心がついたので。
なんの決心かって?

アグネスタキオンが走れない姿を見る決心
です。


─当時の背景から述べましょう。
2001
(2000年:日本ダービー)

アグネスタキオンが皐月賞を取る1年前、日本ダービーでは河内jと武豊jで猛烈なデッドヒートを繰り広げていました。河内洋は当時45歳でしたが、まだ日本ダービーを取れていなかった。その河内が乗っていたのが「アグネスフライト」という馬です。

アグネスフライトとエアシャカールの叩き合いは最後のゴール板にまでもつれ込み、武豊騎乗のエアシャカールはハナ差の2着に敗れた。結果として、河内洋はデビューから27年目にしてようやく悲願の日本ダービー制覇を成し遂げます。

管理していた長浜調教師をして、アグネスフライトの全弟(父も母も同じ)である、アグネスタキオンは「兄よりもさらに強い」と言わしめた。


その後は皆さんもご存知の通り、アグネスタキオンは圧倒的なパフォーマンスで4連勝します。

ラジオたんぱ杯(現行:ホープフルS)ではジャングルポケット、クロフネに完勝
弥生賞では不良馬場の中でミスキャスト、マンハッタンカフェに7馬身差。
皐月賞では
その強さから単勝1.3倍の支持を受けて、あっさりとクラシック戴冠。


タラレバが許されない競馬の中で、「もし走れていたら…」という想像・妄想は矛盾の塊ではありますが、つまるところ、ロマンの思考なのです。ボクは見たかった。スズカでさえも復活レースに出たんだから、アグネスタキオンも走ればよいのだ。


しかし、現実はそうもいかなかった


■ 劇場版『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』予告【5月24日(金)公開】


PV段階から画面に押されているのはジャングルポケット。なぜジャングルポケットなのだ。かれは確かにダービー馬であるし、ジャパンCにも勝ったが、勝ち鞍はそれだけ。この馬にフューチャーする理由があまりない。TVシリーズで何かしているのかもしれないけれど。

スタッフは豪華、作画は素晴らしい、ストーリーは賛否が分かれる。というか、これはストーリーがあるものなのか。タキオンは後方で見つめているだけ、自分が走れない悔しさを心の奥底で噛み締めながら、他馬である彼らの「可能性」を個々に表現していくだけ。


これは令和のプロジェクトA子ですわ。くだらない。
え?プロジェクトA子ってなんですかって?宮崎駿に一蹴された若者たちの作画アニメ(※映像だけすごく良く、ストーリーはないようなもの)だと思ってください。興味がある人だけ調べたらいいよ。




あのですね。アグネスデジタルもそうなんですが、
ボクは走る姿が見たかったのです。競走馬なのですから。で、アニメーター界の重鎮たる吉成鋼まで招牌したのですから、すんげえ映像は絶対に作れるはず。しかし、タキオンは走らなかった。フジキセキ(朝日杯勝利後、屈腱炎のため引退)まで調教とはいえ走ったのに。嫌がらせかよ。





なんとなくの物語はわかりますよ。これ以上走ったら自分の脚は壊れてしまう、科学者として「設定された」タキオンにはそれが分かった。だから、皐月賞後は自室に引きこもった。ジャンポケは食い下がるけれど、一向に出る必要がないと言い張るタキオン。

ジャンポケを主役に置き、あくまでもタキオンはライバルまで。IFを描くのがウマ娘の存在意義だと思っているんですけどね。「忠実な再現」ほど、この世の中で面白くないものはありません。

だから1期のサイレンススズカの出走から復活は盛り上がったんでしょう。あそこで退場させるのが筋ですよ。史実どおり描くならね。でもそれはくだらない。それが分かっていた。


タキオンのダービーの走りをどうしても見たかったんです。いち競馬ファンとして、いちアグネスタキオンファンとして。皐月賞の後、怪我がなければどんなレースをしたんだろう。どんな走りをしたんだろう。かれはどんな競走馬になったであろう、どんな影響を与えたであろう。どれだけの人たちを魅了しただろう…。



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けっきょくタキオンが皐月賞以降に走ることはなかった。なんだこの日和った映像は。
繰り返しますが、「忠実な再現」ほど面白くないものはないんです。それはすでに当時、ドラマチックに走っているわけなので。その追体験なんてしても仕方ないんですよ。その熱量まで再現をしきれるはずもなく。

少なくとも、当時の史実を追うだけで、あの時の熱量をもった映像ではなかった。なんか今後もウマ娘というコンテンツを忘れないでね、みたいなついでの映像。IP活動としての映像。そんな映像が人の心を揺さぶられるわけもないわけです。砂遊び(2*)に使われてしまったことももの悲しかった。




1*…見たのは2024年の秋くらいだっけ…流石に今じゃない。
2*…「砂遊び」「砂場」とは、作画スラングの一種である。世界観に合わない作画(※たとえば、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」において、「NARUTO」のような走りをする作画を披露することだ。幸いなことにエヴァーガーデンには存在はしてない。)をしたり、個性といいつつ中村豊の再現をひたすらに行う、そういった作画の実験や理想の再現に留まる(向上心もなく無思考な)変な「砂の遊び場」になってしまうことを指す。

一言でいえば、メインストリートに立てないアニメーターのオナニーだと思ってください。

師走も終わりですね、もう
そういえば、ドウデュースという馬が最近強いらしいです。


*[UMA]朝日杯回顧/この男を、この馬を、この馬主を、軽んじていた
https://royal2627.ldblog.jp/archives/58825815.html

おおよそこのブログの読み物は面白いなあと自画自賛して読み直すのですが、これはちょっとくどいですね。知識バイアスによる偏重の怖さについて2度言及しているところがくどい。

それはそうと、2年前に武豊に朝日杯をもたらしたウマがここまでの存在になるとは思ってもみませんでした。やはりハーツクライ産駒は5歳で進化しますね。



**

…というところまで書いて一時保存をしていました。
ワクワクしてたときですよね、この書き方は。

1枠2番ドウデュース
(https://tospo-keiba.jp/breaking_news/53182から引用)


ボクはニュースの第一報を友人からLINEで聞きました。「ドウデュース!」とだけ送られたメッセージで十分だったんでしょう。暇さえあれば見ている競馬サイトを開くと、そこには出走回避の文字がありました。久しぶりにショッキングな感情を持ってしまいました。久々ですね本当に。


いろんな意見を見ましたが、どれも理屈は分かるが、ボクの主張とはいっさい異なりました。
反吐が出ますね。表層的な子どもみたいな感想だけ。
他人からの目線しか考えていないのではないか。


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競走馬とは、「レースで早く走るために、人間が勝手に配合を考え作り出した経済動物」です。地球上において、生物のトップに立った人類は他の動物を家畜化しましたよね。であるならば、そのすべての家畜について責任を取るべきです。つまるところ、好き勝手に振る舞えば良い

例えば、畜産において特殊な個体が発生したとしても、それを「特別だから」といった理由で屠殺しないわけはないんですよ。過剰な数になれば何十匹とヒヨコをミキサーにかけるし、病気で手遅れになった個体には安楽死などの措置を取り出荷しません。現場の無念さはいかほどのものか。


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(2022年北九州記念:研屋助手 / 梅田厩舎)


経済動物である競走馬はこのような馬産という観点では、少し異なるかもしれませんが、おおよその理屈は構造として同じはずです。極端なことを言うと、どのレースに出しても、そこで予後不良になる可能性はあるんですよ

競争能力喪失になる可能性もある。
どんなに繊細に扱っても、サラブレッドの脚はガラスです。
例えるならば、人間の頭がクツになっていると思えば良い。
そういう状態で走っています。


グレートマジシャン
(2022年関越S)


何が言いたいか。ここで出走させないなら、3歳でダービーを取ったときに引退させればいいじゃないですか。これ以上は、予後の可能性は高まるばかり。レースに出る以上は、どんなことがあるかわからない。不良馬場であった凱旋門賞を、3歳という若駒で走った方がよっぽど馬の心体にはリスキーです。

これは明け4歳時のドウデュースに価値が少ないって言ってるのと同じなんですよ。京都記念勝っただけの馬で、ドバイターフは跛行と球節炎で取り消し。ここで引退させなかったのは、陣営側もファンも、「まだ走れる」と思ったからですよね?「まだタイトルが欲しかったから」ですよね?

秋の始動戦は秋天、JC、ともにイクイノックスの前に惜敗。武豊と再び組んだ有馬記念でタイトルホルダーを交わして勝ち。



ここでも引退のチャンスはありますよ。種馬としての価値は高い。
2歳:朝日杯
3歳:日本ダービー
4歳:有馬記念

十分な実績です。これ以上のタイトルはなくても良い。
でも陣営側は走らせました。「まだ走れるから」ですよね?ドバイターフは2着、宝塚は惨敗。繰り返しますが、跛行(歩様に乱れが見られること)がなくとも、競走馬は常に故障とのリスクの戦いです。レースに出る以上、他馬との接触リスクも落馬危機もある。なんなら走らなくても簡単に死にますからね。


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(2019年ダービー勝ち馬:ロジャーバローズ)


最初から、「早期引退」の主張であれば納得いくんです。ヨーロッパでは散見されますが、英ダービーと凱旋門賞(もしくはキングジョージ)を勝って引退する馬はナンボでもいます。ほとんどの名馬は4歳、遅くとも5歳で引退します。それがつまらないから、ボクはレースに出るリスクを取る日本競馬が好きなんです。

でも事情が変わったんでしょ?もちろん、理解してますよ
秋天勝って、JCも勝ちきった。そうなると、今までにありえないくらいの価値になってしまった。もはやドウデュースは、友道調教師、馬主で扱える存在ではなくなってしまった。社台SS、ノーザンファームという大牧場、大生産者によって、馬産として、種馬として、経済動物として、高度に政治的な存在になってしまった。かれはもう背負っている金額の桁が違いますからね、11桁以上。それが今回の出走回避の真相だと考えています。

だから武豊j、友道調教師も「仕方がない」と言う他ない。理解はできますけど、もうどうしようもない。イクイノックスのような引退が世間として認められるのであれば、早期引退が流行れば、レースを使わない競走馬が増えれば、「生きているだけで素晴らしい」という理解もしてない言説が流行ってしまえば、それだけ日本競馬にしかない価値は確実に大きく減少します。無念です。

<収支>

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いけるやん!
トータル:80レース / 投資金額475,300円 / 回収率105%

これは競馬上手い人ですわ( ^ω^)


大きかったのは7月の17万円でしょうね。これがなかったら、ドマイナス。

中京記念(小倉・芝1800m)
https://db.netkeiba.com/race/202410030811/

これがすごかった!
人々様々な意見がある中で競馬をやってきた人にはある程度わかると思うんですが、横山典弘jの好悪というのは凄まじく分かれます。ノームコアの札幌記念→エリ女の流れをリアルタイムで体感している人間としては、馬乗りとして「勝ってはいけない人物」と思いますよ。

それも含めてノリ、と言われればそうなのですが、ジジイが談合みたいに3人固まってジャスティンミラノ潰しに行ったりね、好きじゃない。だいたいもう栗東所属みたいなもんだから、所属も移したらいいのに美浦に残してる。そういうキッパリじゃないところも好きじゃない。


で、中京記念は、この横山典というjが勝ちました。ボクは負けました。セオに賭けてたからですね。岩田jと相性が悪い。今日も三連単を取り逃したし。そんなことより、ボクは激昂したわけです。こんな、あんなジョッキーが勝っちゃいけないと。雄叫びを上げたわけです。

日本人はエモーショナルな生き物じゃないですからね。
本当に雄叫びを上げていましたよ。





そうです。
怒りの12Rです。


狙ったのは福島。
3歳以上1勝クラス(芝/右2600m) 12頭
https://race.netkeiba.com/race/shutuba.html?race_id=202403020812

考えていくと、これ実は6頭立てじゃないか?と天啓下る。
ジャポネ、ラムゼイテソーロは血統的に短距離向き、スペシャリストは初芝、血統的にも不向き、サハラとオウケンムーンアイはタイムオーバー寸前の離され方が続いている。

つまり、
マグマオーシャン:丸山
オーパンバル:田辺
ハイラント:菅原明
オリエンタルナイト:戸崎圭
モルトマエストーソ:柴田大
カーメルタザイト:松岡

そして、カーメルタザイトは1800mの新葉勝ちはあれど、距離延長が上手く行っていない。ドゥラメンテ産駒モルトマエストーソは一番怖かったが、柴田大知で突っこんで来たなら仕方ない。そう割り切って、

02マグマオーシャン:丸山
08オーパンバル:田辺
05ハイラント:菅原明
12オリエンタルナイト:戸崎圭

この4頭で勝負。

そうすると、1人のハイラントが飛んでしまって、


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こうなるワケ



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そんでもってこう



競馬が上手いなあ、いやあ上手い。
さすがの自分も驚きましたテヘ
20万円近くの払い戻しは2019年フェブラリーS以来


まあ6月に11万円消えているんですけどね、何があったんだろう…

昨日もエプソムCからタイムトゥヘヴンを信じていた。


京成杯AH
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このUMAはエプソムCからずっと入れてるんですよ。2年間ですよ、2年間
12レースかな?この馬が出るたびに「末脚だけはあるから」と、どんな競馬場でも入れてた。それぐらい、追い込み馬は穴あけ要員なんですよ。まあ偶然なんですが。

要するに、どれだけ自分と馬を信じられるか、これに尽きるわけです。UMAっていうのは。世界が崩れそうになっても、クソみたいな事が続いても、これだけは変わらぬ事実。


つまるところ、「」です。
愛はすべてを解決する。
ラブ&ピース!中居さんありがとうー!
柴田善臣は神。
戸崎圭太は神。
野中正幸も神。


ダノンキングリー産駒もセリで好調です。
このままの調子で競馬でメシを食っていきたいですね。

とりあえず、時間はそれなりにあるんですが、いっさい更新する気も起きないのでリハビリ雑記。UMAのことを書こう。

< けいばのちょうし >

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調子に乗っていたら、ダービー以降あたりがないです。 

ちょっとこう穴馬に偏りすぎているのか微妙ですね。先週は、七夕賞だったんですけど、いっさい荒れずでね。こんな七夕賞きいてないよ!って感じ。まあマイラーさえ抑えておけば勝てるレースだったんです。ノッキングポイントを軽視しすぎましたね。

いやどうせみんな血統もUMA自身にも興味ないからいいんだ…セレクトセールだって気にならないんだ…2年連続で有給取って見たのに。


< セレクトセール >

セレクトセールは良血馬のセリだと思ってください。
平均価格2,000万円くらい。2,000ならお買い得、6,000でも安い。そういうセリです。

ダノンキングリー産駒はそこそこ良い感じ(3頭)。
当歳だから、まったくわかんないですけどね。かわいいヨゥ。

ロードカナロア産駒は期待されすぎでは。この前の新馬結果を見ると、サートゥルナーリア産駒のほうがいいなあという感触。キタサンブラック産駒もそう。今年の重賞勝ち馬ゼロなのに、セレクトセール史上2位の59,000万円という超高額で落札。

新興馬主の台頭もあり、セレクトセールの売上は最高額を更新。140億ぐらい。バブルバブルぅ!

セレクトセールは成金馬主がアホみたいなギャンブルするのがいいんですよ。その上で名馬を見抜けない人間の浅さが醸し出されていいんです。タイトルホルダーなんて誰も競らなかった、2,000万円で終わり。いいよなあ。この人間の何も見抜けない愚かさが良い!


血統整理

シンボリクリスエス(死去)
ールヴァンスレーヴ
ーエピファネイア
ーーエフフォーリア

キングカメハメハ(死去)
ーロードカナロア
ーーサートゥルナーリア
ールーラーシップ
-ドゥラメンテ

ディープインパクト(死去)
ーキズナ
ーコントレイル
ーダノンキングリー

ブラックタイド
ーキタサンブラック
ーーイクイノックス

ハーツクライ
ージャスタウェイ
ースワーヴリチャード
ーサリオス

ダイワメジャー
ーアドマイヤマーズ

Storm Cat
ーブリックスアンドモルタル
ードレフォン

セールに出た馬の血統はだいたいこんな感じ。系統ごとに特色が出て、それが子孫にもつながっていく。そこが面白いポイントです。血統なんて難しくないんですよ。半年もやったら自然と覚える。「サロミナ」が血統図にいたら、近親サリオスだなみたいなのは、もう手癖みたいなもんなんです。ドバイマジェスティも同じこと。(※ボクからすると芸能人の親子関係を知ってる人が多いことの方がまったく意味不明!興味を持っても仕方ないでしょう)

ボクはいたく2019年世代、ロジャーバローズ世代。この世代が好きで、子どもの走りも期待しています。ああ、本当にロジャーに関しては残念でした。こんなに早いとね。ダービーの続きをおめえさあ、決着が付けれねえじゃん。っていう。人が4ぬより、すごい悲しい。

元気でいてもらいたいものです。とうとう来年、2025年6月以降の新馬戦ではダノンキングリー産駒が走ります。ボクはこの前、夢を見まして、ダノンキングリー産駒がケンタッキーダービー(アメリカのダービーです)を川田jで勝つ夢を見た笑。

正夢になって欲しいですネ。とりあえずは、函館を当てたいものです。

ことしもおつかれサマー( ^ω^)
アニメの話はあとで!


【フェブラリーS  / 東京・ダ1600m / 晴・良】
レモンポップ:坂井瑠星(1人)
(父レモンドロップキッド 母父ジャイアンツ・コーズウェイ)

日本では活躍馬が出ていなかったレモンドロップキッド産駒だが、傑物登場。南部杯では果敢に逃げて、大差勝ち。母父の存在も、ダーレー・ジャパンでの種牡馬入りは確実なものにするだろう。


【高松宮記念 / 中京・芝1200m / 小雨・不良】
ファストファース:団野大成(2人)
(父ロードカナロア 母父サクラバクシンオー)

団野jは初G1制覇。若い世代の中心となれるか。
ロードカナロア産駒は久々のG1勝利。陰りは見えるが、まだ短距離では健闘できるか。
所有者:安原浩司さんも初G1勝利。
(※ボクは彼の勝負服がいたく好きでとても嬉しい)


【桜花賞** / 阪神・芝1600m / 晴・良】
リバティアイランド:川田将雅(1人)
(父ドゥラメンテ 母父オールアメリカン)

去年に引き続き、ドゥラメンテ産駒が桜花賞を連覇
(昨年はスターズオンアース)
圧倒的な末脚で最後方から全馬を抜き去った。
ラストクロップは2022年生産馬(2023年現在1歳)で、後継の誕生が待たれる。


【皐月賞* / 中山・芝2000m / 晴・重】
ソールオリエンス:横山武史(2人)
(父キタサンブラック 母父モチベーター)

弱い弱いと言われ続けた今年の3歳世代(2024年では明け4歳)、やはり弱いと思う
今年のキタサンブラック産駒はイクイノックスとソールオリエンスの2頭だけだったか。
割りとソールオリエンスは重馬場でも、時計がはやい馬場でも対応ができるけれど、本質的には2000mで重たいのが合ってそうではある。


【天皇賞・春 / 京都・芝3200m / 曇・稍】
ジャスティンパレス:C.ルメール(1人)
(父ディープインパクト 母父ロイヤルアンセム

3年ぶりとなった京都開催での春天。
ディープインパクト産駒はこれで13年連続のG1勝利を飾った。あまりにも偉大。
後継種牡馬はコントレイルかキズナか、それともダノンキングリーか。

母父ロイヤルアンセムは2000m以上の距離で活躍した欧州馬。
来年以降も中長距離路線における活躍を期待したい。



【NHKマイルC* / 東京・芝1600m / 雨・稍】
シャンパンカラー:内田博幸(9人)
(父ドゥラメンテ 母父レックレスアバンダン)
ドゥラメンテ産駒、3歳G1で活躍し過ぎ問題。
さほど馬場を選ばないのも良い。
内田博jは2018年フェブラリーSのノンコノユメ以来のG1勝利。


【ヴィクトリアマイル* / 東京・芝1600m / 小雨・良】
ソングライン:戸崎圭太(4人)
(父キズナ 母父シンボリクリスエス)
SS3*4

まとめますが、安田記念は2年連続の勝利。
VM→安田記念の連覇は、ウオッカ以来であった。
[※安田記念 / 曇・良:戸崎圭太(4人)]


【オークス** / 東京・芝2400m / 晴・良】
リバティアイランド:川田将雅(1人)

ドゥラメンテ産駒が桜花賞に引き続き、オークスも連覇。牝馬2冠を2年連続で達成した。これは日本競馬史上初。ディープインパクト産駒においても、ジェンティルドンナとミッキークイーンの2頭が別年(2012、2015)で2冠を達成しているのみであった。

ただ、ドゥラメンテ産駒はキンカメ×サンデーサイレンス×トニービンと日本競馬の主要血統が濃く入っているので、インブリードがきつい。そこが難点か。


【日本ダービー* / 東京・芝2400m / 晴・良】
タスティエーラ:D.レーン(4人)

サトノクラウン産駒は初重賞・初G1勝利。なお、勝ち上がり。
D.レーンjは日本ダービーを初制覇。
タスティエーラの近親にはトーセンホマレボシなど。
母父マンカフェはそこそこやれるのかも?

横山武jはこれで2年連続ダービー2着。父親似ですね。

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☆スキルヴィング号の予後不良が話題となった。もちろん悲しく、珍しい事象ではあるが、レースに出ることすら叶わず屠殺される馬がたくさんいると思うと、良い死に方だと思う。
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【宝塚記念 / 阪神・芝2200m / 曇・良】
イクイノックス:C.ルメール(1人)
(父キタサンブラック 母父キングヘイロー)

言うまでもなく。大外から強襲、最後方からの大まくりを見せた。
強い馬の条件は、やはり「勝ち切ること」。負けないことだなと再確認した次第。


【スプリンターズS / 中山・芝1200m / 曇・良】
ママコチャ:川田将雅(3人)
(父クロフネ 母父キングカメハメハ)

なんかあまり記憶にないレース。ナムラクレアはもうワンパンチ足りないのか。来年の宮杯でしっかりと勝ちきってほしいが、こういう馬はなかなかなあ。時計がかかればチャンスか。


【秋華賞 / 京都・芝2000m / 晴・稍】
リバティアイランド:川田将雅(1人)

至上7頭目の牝馬3冠を達成。ここ5~6年は本当に牝馬が強いですねえ。
来年のローテは、ドバイシーマ→VM→宝塚記念とかかな?
いちばん強いのは、マイル~2000mだと思う。

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☆秋華賞はもう少しどうにかならないか?問題
タフな府中2400mをクリアしたあとだと、京都2000mなんてラクショーすぎる。これだと3冠を測るレースとしては、やや物足りない。中山2200mもしくは阪神2200mとか、もう少しやり方はあるような気もするが。とにかく、京都2000mは府中2400mのあとでは意味がない。
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【菊花賞 / 京都・芝3200m / 晴・良】

ドゥレッツァ:C.ルメール(4人)
(父ドゥラメンテ 母父モアザンレディ)

またドゥラメンテだ!だれだよ!(またピネだ
言い切りますが、今まで見た菊花賞の中でいっちゃん意味不明だった。
なにこのレース…???まだよく分かんない。
母父モアザンレディはスプリンターとして活躍しました。どういうこっちゃ。


【天皇賞・秋 / 東京・芝2000m / 晴・良】
イクイノックス:C.ルメール(1人)

だれも勝てない、だれも追いつけない。
なにもかも異次元。そう思わされるような衝撃のレース。
前半3ハロン34.9、1000m通過は57.7のハイラップ。その3番手に付けたにも関わらず、イクイノックスは終始何事もなかったかのようにゴール板を駆け抜けていきました。
そら、2000万円スタートも納得です。


【エリザベス女王杯  / 京都・芝2200m / 曇・良】

ブレイディーヴェーグ:C.ルメール(1人)
(父ロードカナロア 母父ディープインパクト)

ステップ・トライアルレースを使ったにも関わらず、他のレースに出る場合は、繰り上げ当選を行ってもいいと思う。それぐらいしないとこういう使い分け・星の分け合いは止まらないでしょうね。ローカナ産駒は2020年以来の複数G1制覇。


【マイルCS / 京都・芝1600m / 晴・良】
ナミュール:藤岡康太(5人/当日R.ムーアの代打)
(父ハービンジャー 母父ダイワメジャー)

大外追い込みは藤岡康jに合ってましたね。上がり3ハロンは33.0!
ハービンジャー産駒は、2019年VMノームコア以来のG1制覇。


【ジャパンC / 東京・芝2400m / 晴・良】

イクイノックス(1人)

もはや語るべき言葉をもたない。
1000m通過は57.6、2000m通過は1:57.7。とてもタフなレース。
リバティアイランドもよく頑張りました。


【阪神JF** / 阪神・芝1600m / 晴・良】

アスコリピチェーノ:北村宏司(3人)
(父ダイワメジャー 母父デインヒルダンサー)

北村宏司は、2015年以来8年ぶりのG1勝利。
(これ以外に言うことがなくて草)


【朝日杯* / 中山・芝1600m / 晴・良】
ジャンタルマンタル:川田将雅(1人)
(父パレスマリス 母父ウィルバーン)

強奪ジョッキー、ここにあり。こういうのが競馬を面白くなくする。
今年はジャニーズといい宝塚といい、「ムラ社会」がトピックでしたから。
来年以降、少しずつでも改善されていくといいですね。
期待はしないでおこうね。ファッキン。

父パレスマリスは、ベルモントS勝ちの米国ダート馬。春天を制したジャスティンパレスの半兄。カーリアン系が微妙かなあ。米国ダートのリーディングサイアーは、イントゥミスチーフ(ストームキャット系)。


【有馬記念 / 中山・芝2500m / 晴・良】
ドウデュース:武豊(2人)
(父ハーツクライ 母父ヴィンディケーション)

スローペースで、タイトルホルダーを誰もつつかなかった。スターズオンアースに競らなかった。
もうこれはそういうレースだよなあ。どスローすぎて競馬になってない。最後はまくりから、急坂に強いドウデュースが勝ち切る形に。たぶん、レースとしては面白くないw
武豊が勝って、良かったなあくらいにしか思ってない。
未だにレース見てないですよ。

ヴィンディケーションはBCジュベナイル勝ち馬。
あとは久々に朝日杯、クラシック、古馬(になってから)G1の勝ち馬が出ました。
1冠馬に限ると、ロゴタイプ以来9年ぶり。
まるでグラスワンダーみたいですねえ。急坂が得意だし、似てるかもね?



【ホープフルS / 中山・芝2000m / 晴・良】
レガレイラ:C.ルメール(2人)
(父スワーヴリチャード 母父ハービンジャー)
SS3*4

新馬で圧巻の走りを見せた、レガレイラちゃんがホープフルSを勝ちきり。ラジオたんぱ杯が2000mに延長されてからは、初のメス馬勝利。暮れの中山はハーツクライ系が圧倒しました。皐月賞への出走も示唆しているので、これからが楽しみ。距離は延長した方が良さそう。皐月→オークス?ですかねえ?牡馬がだらしねえな♂ならば、ダービーも予定しているでしょう。


回収率?しらん!
今年はあんまりおもしろくなかったシーズンですね、競馬は。


まずはカメラワークから直してもらいたいものです。


とうとう、今年も一年の締めくくりである、有馬記念が終わった。

▼有馬記念(2022/中山・2500m[右・内])


イクイノックスの圧勝に中山は湧いた。予想以上だった。中山は皐月賞でジオグリフの2着、ダービー以外2400mの経験はない馬が、中山2500mであんな勝ち方をするとは思ってもみなかった。最終コーナーで堂々と先行馬をまくっていく。それも、”もったまま(1*)”で。

ルメールjは少し促しただけ、他馬がガシガシと押されステッキが何発も入っているのを、さっと抜き去っていって3馬身差の圧勝。

(1*)もったまま、馬なり
…ジョッキーが強く促すことなく、馬自身がさっと自分から走ること

父はキタサンブラック、母の父はキングヘイロー、祖母の父はトニービン。血統だけみれば、「まあ距離はこの辺がなんとかしてくれるだろう」という感じではあるが、ここまで強いとは思っていなかった。来年は海外遠征を中心に行うらしい。ドバイSC→サウジ?→宝塚記念かな。


でも、なんだろう、面白みがない。イクイノックスがすごい馬であるのは間違いない。それは認めている。でも、心は踊らない。例えば、リスグラシュー。例えば、クロノジェネシス。もしかしたら、ここ5年はある種、競馬史上に残る名馬だらけだったせいで、感覚が麻痺しているのかもしれない。


その名馬たちを彷彿とさせるのは、有馬記念にはいなかった。
──では、どこにいるのか?
かれは、中山にいた

ホープフルステークス(12/28・中山2000m)に出走する、ミッキーカプチーノだ。かれは有馬記念の3週前の中山にいた。葉牡丹賞(葉牡丹は、この寒い冬から春にかけて咲く花である。縁起の良いレース名だ)の勝ち方、これは紛れもなく、他の名馬よりも圧倒的に印象に残った。強かった。吠えた。

競馬の興奮を少し失っているものに、活力を与えるような勝利。ぼくは、こんな葉牡丹賞を見たことがない。

▼葉牡丹賞(中山・2000m)

(赤帽・馬番5番)
中団からするっと3コーナーから進出すると他馬を寄せ付けずに3馬身差の楽勝。

ぼくは馬の強さを表現するときに、みんなが使う「最強」という言葉を最大値にしていない。
そうだな、グランアレグリアを見たときに感じたのは「恐怖」だ。こんな馬に勝てるわけがない。こんな馬が存在してはいけない。そういった恐怖。

ミッキーカプチーノに恐怖はまだあまり感じないが、なんだろう、底知れない恐ろしさがある。どこまで成長するのか楽しみだ。

父はエピファネイア、母父はネオユニヴァース。祖母父はブライアンズタイム。
SS(サンデーサイレンス)の4*3、Roberto(ロベルト)の4*4

母父ネオユニヴァースの代表産駒は、アエロリット、ルヴァンスレーヴ。どちらもスピードとパワーを兼ね備えた馬だ。牝系[22-d]は、どちらかといえばマイラー感が強いが、この馬は距離が伸びても大丈夫そうな感じがする。馬体重は500キロ超え、グラスワンダーみたいだな!

実は、今年はホープフルステークスを楽しみにしていたのだ。有馬よりも。
2歳の王者、そして、クラシックへの大事なG1レース。

本当に恐ろしい馬はホープフルステークスにいる。
今のぼくは、少なくともそう確信している。

強かった。いや、ぼくが思ったよりもはるかに強かった。
それがレース映像を見たときの率直な感想だ。

2022 菊花賞(阪神・芝3000m)


前半1000mは57.8、一瞬、耳を疑うようなペースに先行馬はすべて潰れた。ただ一頭を除いて。番手で競馬を進めた、アスクビクターモア(父ディープインパクト / 田辺裕信 騎手)は、4コーナーで早めに先頭立つと、ボルドグフーシュの猛追をしのぎ切り、菊花賞を制覇。田辺裕信 騎手は2016年のロゴタイプでの安田記念以来、6年ぶりの芝G1勝利である。

アスクビクターモアの血統構成を見ていこう
asuku

母父 Rainbow Questは米国生産、欧州で走った。クラシックはいずれも惜敗、英2000ギニー(1600m)は4着、仏ダービーは3着、愛ダービーは2着。負けた相手は同じ、El Gran Senorだった。3歳で凱旋門賞に出走するも、Sagaceの18着に破れる(※同期にSadler's Wells)。

4歳になってから、コロネーションCでG1初勝利を収めると、勢いそのままに前年敗れたSagaceを破り、見事に凱旋門賞を制覇した。父としては、日本ではサクラローレルを輩出。サイアーラインはつながらなかった。それは、サクラローレルの産駒がいまいち振るわなかったのと、サクラセンチュリーが予後不良してしまったためだ。そのため、血統としては、母系での活躍が多い。

血統がすこぶるいいんダロウナ~と思う諸君、Night Shift(ナイトシフト/1980年生まれ)という馬に注目していただきたい。左から3番目、下から2番目の馬だ(母母父)。実はこの馬、いっさい活躍していない。なんとダート1200mの未勝利戦しか勝っていない

(言い方は悪いが)どうして、こんな馬が種牡馬になれたのか?それは全姉である、Fanfreluche(ファンフルルーシュ/ノーザンダンサーの2世代目)の影響が大きい。マニトバダービー(準重賞/ダ1800m)、アラバマステークス(ダ2000m/※1973年からG1へ)などを勝ち、1970年のカナダ年度代表馬、エクリプス賞最優秀3歳牝馬を獲得した。

このつよつよお姉ちゃんの結果、Night Shiftの種牡馬入りが決まったのだ。そして、種牡馬としては秀でた活躍を見せる。2005年にバゴを破り、キングジョージ6世を制したAzamour(アザムール)などを輩出。ただし、強い馬は(アザムールも同様に)牝馬が多かったため、父系・サイアーとしてはつなぐことが難しかった。そのため、血統表には母系に残ることとなる。


似たような例はさいきんでも多くある。

リアルスティール、ラヴズオンリーユーなどを輩出した一大牝系、ラヴズオンリーミーの牝系だ。ラブリオンリーミーは競争未出走、その母Monevassia(モネンバシア/1994年生まれ)も未勝利で引退。牝馬の繁殖入りは牡馬のそれに比べると多いが、流石に理由が気になる。それは、世界的名種牡馬、kingmambo(キングマンボ)の全妹であったからだ。

まったく走らなかった馬であっても、血統的な根拠を元に、繁殖に上げたり、種牡馬にしたりする。逆によく走った名牝、たとえばウマ娘でも人気である、スイープトウショウの子どもはぜんぜん走ってなかったり(OP馬1頭のみ)するのは、また有名な話。これが競馬の奥深さであるとも思う。



チカレタ…( ^ω^)
さて、話は長くなったが2部構成、ディープ産駒のクラシック成績について。



ディープインパクトは2019年に亡くなってしまった。そのため、現2歳(2020年生産)がラストクロップ(※最後の産駒/わずか12頭であり、6頭が海外)である。そのラストクロップである、オーギュストロビン(Auguste Rodin)が欧州で全13世代G1勝利(※生産した全ての世代で、子どもがG1を取った)を収めた次の日には、12世代連続で牡牝クラシックを果たした。

日本競馬を変えた、サンデーサイレンスの異常とも言える記録を次々と塗り替えていく、こんな種牡馬はもう出ないだろう、と思う。


ディープインパクト産駒のこれまでのクラシック成績を振り返ってみよう。


2011 マルセリーナ(桜花賞 )(a*/b/,F a*...連続記録,b...通算記録,F...初達成)

2012 ジェンティルドンナ(桜花賞 2*/2、オークスF、秋華賞F)、ディープブリランテ(日本ダービーF)

2013 アユサン(桜花賞 3*/3)、キズナ(日本ダービー 2*/2)

2014 ハープスター(桜花賞 4*/4)、ショウナンパンドラ(秋華賞 /2)

2015 ミッキークイーン(オークス /2)

2016 ディーマジェスティ(皐月賞F)、マカヒキ(日本ダービー /3)、シンハライト(オークス 2*/3)
         ヴィブロス(秋華賞 2*/3)、サトノダイヤモンド(菊花賞F)

2017 アルアイン(皐月賞 2*/2)

2018 ワグネリアン(日本ダービー /4)、フィエールマン(菊花賞 /2)

2019 グランアレグリア(桜花賞 /5)、ラヴズオンリーユー(オークス /4)ロジャーバローズ(日本ダービー 2*/5)、ワールドプレミア(菊花賞 2*/3)

2020 コントレイル(皐月賞 /3、日本ダービー 3*/6、菊花賞 3*/4)

2021 シャフリヤール(日本ダービー 4*/7)、アカイトリノムスメ(秋華賞 /3)

2022 アスクビクターモア(菊花賞 /5)


★記録室★
・桜花賞 5
・オークス 4
・秋華賞 3

・皐月賞 3
・日本ダービー 7(連続は4連勝)
・菊花賞 5(連続は4連勝)

牡牝クラシック 27勝

もはや、言うまでもなく、アンタッチャブルな記録である。そんな、ディープが亡き今、サンデー孫(特にディープ仔)の種牡馬競争は熾烈だ。キズナ、サトノクラウン、リアルスティール、ダノンプレミアム、そしてコントレイルか。

まあ、僕の愛する、ダノンキングリー産駒がそれらすべてを颯爽と交わしていく姿は想像に難くないのだが。かれは牝系もすこぶる良いし、なにより最もディープに似ている。その凄まじい切れ味で、生産者は驚くだろう。予言しておこう





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秋華賞 / 阪神・芝2000(右・内)/ 10月16日(日)

最後の牝馬クラシックを獲ったのは、

優駿牝馬2着、スターニングローズ号(坂井瑠星j)
父 キングカメハメハ 母父 クロフネ


・ロゼカラー牝系図
rose

祖母はローズバド(オークス、秋華賞2着)
曾祖母はロゼカラー(秋華賞3着)

近親はローズキングダム(勝ち鞍:朝日杯’10、ジャパンC’11、ダービー2着)
   ローゼンクロイツ(菊花賞3着;同期ディープ)



よく「薔薇一族」と呼ばれる、ローズバド牝系ですが、そもそも「薔薇」はどうして競馬で重要な存在なのか?それはケンタッキーダービーの優勝レイ、ひいてはアメリカ競馬から来ています。

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画像引用元:http://youyou-tanaka.blog.jp/archives/1238911.html

この優勝レイのために、ケンタッキーダービーでは、レースニックネームのような形で、「The Run For The Roses(バラのために走る)」と付いています。日本競馬では恐れ多くも、その名前を付けた馬主がいるんですけどね…ランフォザローゼス

ロゼカラーは曲名(中山美穂)ですので、そうなると、ローズバドは明らかに意識をした馬名です。米国三冠馬・サンデーサイレンスとの配合となったローズバドには、アメリカ競馬の強さを込めた意味合いが含まれているに違いない。ローズは薔薇、バド(bud)はつぼみ。

つまり、ローズバドは薔薇のつぼみ、お嬢さんだったわけですね。


ローズバドのつぼみは、スタニング(見事)に満開の薔薇が咲いたはずです。
というか、こんなウンチク、どうでもいいです。

スタニングローズ号、そして坂井瑠星騎手、初G1、おめでとう!



そして、牝馬三冠ならずのスターズオンアース(ルメールj/父ドゥラメンテ)は出遅れすべてか。油断してたなあ。アーモンドアイとグランアレグリアじゃあねえんだぞ。

ポジションを取りに行かないと阪神内回りは勝てない。まあプレサージュリフト(戸崎圭j)が外から締めていたのも辛かったが。それでも、ポジションを無理にでも、「無理矢理にでも」取りに行かないと勝てないもの。川田なら取りに行っていたよ、断言できる。川田に乗り代わって欲しい。

惜しかったが、驚異の末脚であった。阪神内回り2000mを少しでも知っている人であれば、この現象は起きない。やばすぎる、言葉を失う。

参考例:阪神2000m

2022年 マーメイドステークス
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2022年 大阪杯
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2019年 鳴尾記念
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2020 チャレンジカップ
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いずれもペースが違うので、一概には言えないが、先行ド有利、中段差し優勢という競馬場。
後ろからの上がり3ハロンは34.0がおおよその最高基準。これ以上は基本的に出ない。


はい、今回の秋華賞
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!?WW?W?W??W?!??!W?W?W??W!

最後方追走、33.5の豪脚。ブエナビスタかな?

2020 大阪杯
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カデナは届かない4着でしたが豪脚は見せた
ダノンキングリーでクソ騎乗した横山典弘もいますね。この世代は強かった…

あ、スターズオンアースに戻ろう。
彼女のベストは2000~2500、JCよりも有馬で見たいですね、こういうタイプは。

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大逃げのレース…といえば、
ウマムスメが流行った現在では

ツインターボのオールカマーであったり、
サイレンススズカの毎日王冠であったり、
タップダンスシチーの2003ジャパンカップであったり、
セイウンスカイの菊花賞であったり、

そういうのがやはり定番として出ているんでしょう。
しかし、ここまできたら、もうみんなアレを見るべきです。アレがいちばん心に来る。
ぼくが見てきた中で、もっとも感慨深かったそのあのレースとは、


やはり2017年の中山大障害です。中山大障害(J・G1)は平地競走ではありません、障害レースです。

障害レースとは、宝塚記念や有馬記念のように平地競走とは違い、途中にジャンプしなくてはいけない障害がそれぞれ設けられています。生け垣障害であったり、すいごう障害であったり、高低差5mの販路(平地ではせいぜい2mです)、それらをクリアしていく。とてもタフなレースです。これらをすべてこなして走る距離は4250m。タフ!

中山大障害は、障害レースの有馬記念という感じです。
2017年は特に熾烈で、アップトゥデイトオジュウチョウサンのマッチレースとなりました。いや、「マッチレースにさせた」、という言い方の方が的確ですね。



ぼくは競馬史に残るマッチレースだと思ってる

アップトゥデイト騎乗の林満明j(引退)は、ここまでオジュウに3回負けていて、あいつに勝つにはこれしかないと大逃げの手を打った。おそらく当時、最盛期であったオジュウチョウサンに半馬身迫った名レースです。オジュウチョウサン騎乗の石神深一jとお互いの騎手と馬のプライドがバチバチなんですよ。

でもね、レースが終わったあとには、「これには勝てんわw」と馬上で林jが言って、お互いニコニコで会話しててね、もうすごいグッとくるんですよ。直線残り150mまでは、アップトゥデイトが先頭で、もしかしたら…だったかもしれない。しかし、たった半馬身でも負けは負け、勝敗はきちんと決まる。けして悪態をつくことのない潔さが素晴らしく、勝った方は絶対王者としての運命が決まった。

2022年、オジュウは再び中山GJを勝ち、J・G1を8個目を獲った。衰えつつある絶対王者・オジュウチョウサンの旅路を、もう少しばかり眺めたい気持ちです。

コロナ禍の影響もほどほどになり、ようやく有観客での久々の日本ダービーである。予想以上の人の多さだった。約7万人が東京競馬場に来場した、テレビで見ていた自分は、その風景に改めて圧倒されてしまった。あまりに無観客競馬に慣れすぎていた。

直感はあった。いちばんの直感には、この馬は確実に思い浮かんだ。「1998年との構図*」が似ていることも自分としては、どこか嘘っぽかった。あまりに直感的すぎるきらいがあるし、スローペースがやや多く見られる近年のダービーだともしかすると前に届かないのでは、差し損ねるのでは、いまさらダービーを53歳の老体で取るのは困難ではないのか。

ああ、ああ、あの皐月賞はまさしく”試走”であった。どれくらい脚が使えるか試した。逆算していた。全てはこの日のために。この熱きダービーの日、いちばん最初にゴール板を駆けるために。

ドウデュース武豊、6回目のダービー制覇。もちろん、史上最多勝利回数である。2位は3回(福永祐一)、3位は2回(四位洋文、横山典弘、M・デムーロ)。2位にダブルスコアである。アンタッチャブルな記録だ、破られることはないだろう。


*似た「構図」
「構図」とはなにか、それは1998年のスペシャルウィーク、武豊ダービー初勝利のときの構図とよくニ似ていたのだ。さて、某アニメ・アプリの影響によって、皐月賞ではスペシャルウィークが3着に敗れたことはみなさんご存知であることと思う。

しかし、「どう負けたのか」までは知らない方が多いのではないだろうか。
説明をしよう。

1998 / 皐月賞 /セイウンスカイ:横山典


セイウンスカイ騎乗の横山典弘jは中山コースの名手であり、巧みなペース取りによって、中山2000mを逃げ切った。つまり、スペシャルウィーク騎乗の武豊からすると、「差し切れなかった」という表現が正しい。

1998satuki

最後の3ハロンの上がり(※最後の600m、末脚)は最速36.1秒を叩き出しながらも、1+1/2馬身差で差し損ねた。後方に位置する馬(※通過の「15」とは前から何番目にいたかを表す指標である)は常にハイリスクである。直線で馬群をさばけなかったり、混雑してしまって外に持ち出しても減速してしまい距離をロスしてしまう場合もある。とかく、後方の馬は勝ち切るのが難しいのだ


さて、それも踏まえて今年の皐月賞を見てもらおう。

2022 / 皐月賞 /ジオグリフ:福永祐


2022satuki

あまりに1998年と似すぎている。ドウデュースは後方すぎて、追い出しが遅れてもっとも外側の馬場を選択せざるを得なかったが、上がり3ハロンは33.8秒と最速だった。勝ったのは先行馬、ジオグリフ。


この構図があまりにも似すぎていた。どれぐらい似ていたかというと、2019年の共同通信杯と2022年の共同通信杯ぐらい似ていた(**後述:ぼくのダービー)。


さて、ダービーである。だいたい諸君も分かってきたはずだろうから、もはや成績表を並べるだけでも良さそうだろう。映像は好きに探せば良い。

1998 / 日本ダービー /スペシャルウィーク:武豊
1998da-bi-


2022/ 日本ダービー /ドウデュース:武豊
2022da-bi-

※通過順がなかったので(無能サイト)補足しておくと、
ドウデュース    15-15-15-14 
イクイノックス   16-16-16-15
アスクビクターモア    2-2-2-2

こんな感じ( ^ω^)




最後はイクイノックスの猛追を凌いで、クビ差圧勝(いや、後200mあっても脚色は同じだったと個人的には思う)。


ダノンベルーガは、やはり、坂に堪えてしまった感じがあり、伸びきれず4着。まあ今から言うが、上位4頭はG1を勝てるだけの能力が十二分にある。

とくに、アスクビクターモアは、面白い馬だ。よくこのハイペースで粘った。2000mが最も合いそう。前目ならば、古馬になってから大阪杯で狙いたい。菊花賞は…2着感がものすごい…

プラダリアはダービーの舞台に3歳新馬からスタートしてよく間に合った。時計がかかるような馬場であれば、良い。距離はわからんなあ。



あ、ドウデュースの血統構成を述べよう

父ハーツクライ 母父Vindication(シアトルスルー系)
Vindication(ヴィンディケーション):ダートマイルを主戦場に早くから活躍した。BCジュベナイル勝ち馬。
参照:https://ahonoora.com/vindication.html

母:ダストアンドダイヤモンズもスプリンター。兄弟馬はぜんいんダート馬だ。
母母父:Gone Westだけ見ると、ダートマイラーが多い傾向にあるので、まあこれはハーツクライとの組み合わせが良い方向に出たというのが今のところ良さそうだ。




**ぼくのダービー:ダノンキングリー
2019/ アドマイヤマーズ:ダノンキングリー
2022/ ジオグリフ:ダノンベルーガ
共同通信杯はこの構図が似ていた( ^ω^)

前述した通り、さいきんのダービーはスローペースも多く、面白くないものが多かったが、2019年は今年と同じくらい熱かった。ぼくが最も愛している馬である、ダノンキングリーは、共同通信杯をベルーガよりも強く勝ってダービーに臨んだ。3番手で競馬を進めて、後は直線で逃げ馬を交わすだけだったが、クビ差と届かずロジャーバローズの2着に敗れた。



ぼくはこの映像を見て、あと一歩だった悔しさがずっとあった。なにも関与していないのに。惰性で続けてきた競馬の中にある違和感・しこりのようなものは、やはりキングリーのダービーの負けがあったのだ。共同通信杯勝ち馬のベルーガにキングリーを重ねてしまった。しかし、もうようやっと本当に憑き物は落ちた、とおもう。本当に落ちた。清々しい気持ちだ。ドウデュースが勝ったダービーはとても気持ちの良いものだった。

武豊のダービー制覇6回目は、気持ちを前進させてくれる希望に満ち満ちている。文句なしのダービーレコードを叩き出した武豊とドウデュースの今後はとても楽しみだ(※まずはキングジョージ6世から!親父の仇を取ろうぜ!)。本当に良いレースでした。良かったです。

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